【ラ・リーガ最終節プレビュー】マドリード2強による熾烈優勝争い! 岡崎ウエスカ残留なるか
2021.05.22 12:00 Sat
先週末に行われた第37節ではアトレティコ・マドリー、レアル・マドリーのマドリード2強が勝利を飾った一方、3番手のバルセロナは痛恨の敗戦。この結果、熾烈を極めた優勝争いは最終節での決着に…。また、残留争いではエイバルの降格が決定し、残留1枠を巡って3チームが運命の一節に臨むことになった。
前節、明確な目標がないオサスナ相手に大苦戦を強いられたアトレティコ(勝ち点83)だが、1点ビハインドで迎えた後半終盤にDFロージの同点ゴール、エースFWスアレスの連続ゴールによって土壇場で試合を引っくり返し、2-1の劇的逆転勝利。7シーズンぶりのリーグ制覇に向けて首位で最終節を迎えることになった。
勝利で自力での優勝を手繰り寄せられる大一番では、逆転残留にわずかな望みを残す19位のバジャドリー(勝ち点31)のホームに乗り込む。レアル・マドリーのレジェンドFWのロナウド氏がオーナーを務める対戦相手は直近3連敗を含め、11戦勝利なし(5敗6分け)と絶不調だ。それだけに普段通りの戦いができれば、容易に勝ち点3を獲得できるはずだ。ただ、手負いの下位チームは決して侮れず、直近のオサスナ戦での明らかに重圧を感じていた戦いぶりを鑑みれば、早い時間帯の先制点が勝敗のカギを握るはずだ。前回優勝時を知るMFコケ、DFホセ・ヒメネスに加え、百戦錬磨のスアレスというベテランの働きに期待したい。
そのアトレティコを2ポイント差で追う2位のレアル・マドリー(勝ち点81)は前節、難所サン・マメスでのアスレティック・ビルバオとのタフなゲームを伏兵DFナチョの値千金のゴールによって1-0の勝利。アトレティコの粘りによって首位浮上を逃すも、逆転での連覇の可能性を残して最終節を迎えることになった。
ただ、最終節の対戦相手は逆転でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を目指す7位のビジャレアル(勝ち点58)。対戦相手は26日にEL決勝を控えており、ターンオーバーを採用する可能性もあるが、いずれにしても前節にセビージャを4-0で破ったエメリ率いるチームは難敵だ。この大一番に向けてはDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランという主力2人が復帰を果たす一方、MFクロースに加えてFWアザールが招集外と手堅い相手に対して攻撃面でのパンチ力不足は懸念材料だ。フランス代表電撃復帰の主砲FWベンゼマに加え、セットプレー時には頼れるカピタンとMFカゼミロの勝負強さが期待される。
FW岡崎慎司を擁するウエスカはすでに残留が確定している13位のバレンシア(勝ち点43)をホームで迎え撃つ。一方、エルチェは同じく明確な目標がない9位のアスレティック(勝ち点46)とのホームとほぼ同条件だ。同時刻開催ということもあり、相手の状況を確認しながらというメンタルに堪える一戦となるはずだ。
また、岡崎を除く日本人3選手は明確な目標が懸かっていないものの、この一戦が所属クラブでのラストマッチとなる可能性が高く、それぞれ有終の美を飾りたい。
前節、無念のセグンダ降格が決定したエイバルではMF乾貴士、FW武藤嘉紀共に退団が有力視されており、ホーム最終戦ではFWメッシ、GKテア・シュテーゲンと複数の主力を欠くバルセロナ相手に意地の勝利を目指したい。
一方、MF久保建英は前節のレバンテ戦で途中出場からチームを残留に導く貴重な加入後初ゴールを挙げて、苦しみ抜いたシーズンの悔しさをわずかながら晴らすことに成功した。この活躍によって最終節ではご褒美のチャンスが与えられる可能性が濃厚となっており、グラナダ相手に来シーズンに繋がるパフォーマンスを見せたいところだ。
その他ではEL出場権が懸かる5位のレアル・ソシエダ(勝ち点59)と、6位のベティス(勝ち点58)の戦いにも注目だ。
《ラ・リーガ最終節》
▽5/21(金)
レバンテ 2-2 カディス
▽5/22(土)
《25:00》
セルタ vs ベティス
エイバル vs バルセロナ
ウエスカ vs バレンシア
オサスナ vs レアル・ソシエダ
レアル・マドリー vs ビジャレアル
バジャドリー vs アトレティコ・マドリー
エルチェ vs アスレティック・ビルバオ
▽5/23(日)
《25:30》
グラナダ vs ヘタフェ
《28:00》
セビージャ vs アラベス
前節、明確な目標がないオサスナ相手に大苦戦を強いられたアトレティコ(勝ち点83)だが、1点ビハインドで迎えた後半終盤にDFロージの同点ゴール、エースFWスアレスの連続ゴールによって土壇場で試合を引っくり返し、2-1の劇的逆転勝利。7シーズンぶりのリーグ制覇に向けて首位で最終節を迎えることになった。
勝利で自力での優勝を手繰り寄せられる大一番では、逆転残留にわずかな望みを残す19位のバジャドリー(勝ち点31)のホームに乗り込む。レアル・マドリーのレジェンドFWのロナウド氏がオーナーを務める対戦相手は直近3連敗を含め、11戦勝利なし(5敗6分け)と絶不調だ。それだけに普段通りの戦いができれば、容易に勝ち点3を獲得できるはずだ。ただ、手負いの下位チームは決して侮れず、直近のオサスナ戦での明らかに重圧を感じていた戦いぶりを鑑みれば、早い時間帯の先制点が勝敗のカギを握るはずだ。前回優勝時を知るMFコケ、DFホセ・ヒメネスに加え、百戦錬磨のスアレスというベテランの働きに期待したい。
ただ、最終節の対戦相手は逆転でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得を目指す7位のビジャレアル(勝ち点58)。対戦相手は26日にEL決勝を控えており、ターンオーバーを採用する可能性もあるが、いずれにしても前節にセビージャを4-0で破ったエメリ率いるチームは難敵だ。この大一番に向けてはDFセルヒオ・ラモス、DFヴァランという主力2人が復帰を果たす一方、MFクロースに加えてFWアザールが招集外と手堅い相手に対して攻撃面でのパンチ力不足は懸念材料だ。フランス代表電撃復帰の主砲FWベンゼマに加え、セットプレー時には頼れるカピタンとMFカゼミロの勝負強さが期待される。
また、熾烈な残留争いは17位のウエスカ(勝ち点33)、18位のエルチェ(勝ち点33)、バジャドリーの3チームが1つの残留枠を巡って運命の最終節に臨む。ただ、バジャドリーの対戦相手がアトレティコであることを考えれば、実質的にはウエスカとエルチェの一騎打ちとなるはずだ。
FW岡崎慎司を擁するウエスカはすでに残留が確定している13位のバレンシア(勝ち点43)をホームで迎え撃つ。一方、エルチェは同じく明確な目標がない9位のアスレティック(勝ち点46)とのホームとほぼ同条件だ。同時刻開催ということもあり、相手の状況を確認しながらというメンタルに堪える一戦となるはずだ。
また、岡崎を除く日本人3選手は明確な目標が懸かっていないものの、この一戦が所属クラブでのラストマッチとなる可能性が高く、それぞれ有終の美を飾りたい。
前節、無念のセグンダ降格が決定したエイバルではMF乾貴士、FW武藤嘉紀共に退団が有力視されており、ホーム最終戦ではFWメッシ、GKテア・シュテーゲンと複数の主力を欠くバルセロナ相手に意地の勝利を目指したい。
一方、MF久保建英は前節のレバンテ戦で途中出場からチームを残留に導く貴重な加入後初ゴールを挙げて、苦しみ抜いたシーズンの悔しさをわずかながら晴らすことに成功した。この活躍によって最終節ではご褒美のチャンスが与えられる可能性が濃厚となっており、グラナダ相手に来シーズンに繋がるパフォーマンスを見せたいところだ。
その他ではEL出場権が懸かる5位のレアル・ソシエダ(勝ち点59)と、6位のベティス(勝ち点58)の戦いにも注目だ。
《ラ・リーガ最終節》
▽5/21(金)
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エイバル vs バルセロナ
ウエスカ vs バレンシア
オサスナ vs レアル・ソシエダ
レアル・マドリー vs ビジャレアル
バジャドリー vs アトレティコ・マドリー
エルチェ vs アスレティック・ビルバオ
▽5/23(日)
《25:30》
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2022-23シーズンのラ・リーガが全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:テア・シュテーゲン DF:アルナウ・マルティネス、アラウホ、クリステンセン、フラン・ガルシア MF:スビメンディ、F・デ・ヨング MF:久保建英、グリーズマン、ヴィニシウス FW:レヴァンドフスキ GK マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(31歳/バルセロナ) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:18 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのMVP。シーズンを通して抜群の安定感と、驚異的なセービングで幾度もピンチを救い、自身初のサモラ賞を受賞。消化試合となった残り4試合でのチームの緩んだパフォーマンスがなければ、シーズン最多クリーンシート記録、最少失点記録樹立も可能だった。 DF アルナウ・マルティネス(20歳/ジローナ) 出場試合数:33(先発:32)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 総合力高いバルセロナ育ちの俊英。マシア育ちでジローナでトップチームデビューを飾った20歳は、センターバックと右サイドバックを主戦場にレギュラーに定着。昨季のプリメーラ昇格に貢献。今季は右サイドバックで高い身体能力を生かした対人守備、縦への推進力を発揮。さらに、ヤン・コウトが右サイドハーフに定着後は攻撃時にドブレピボーテの右に入るファルソ・ラテラルの役割を担い、バルセロナ育ちらしい戦術理解度の高さやパスセンスを発揮した。 DF ロナルド・アラウホ(24歳/バルセロナ) 出場試合数:22(先発:21)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ワールドクラスの域に到達。シーズンを通してフル稼働が求められるセンターバックで22試合という出場数は物足りないが、出場試合で披露した圧倒的なパフォーマンス、優勝への貢献度を考えると、やはり外すことはできない。以前から卓越した身体能力と守備センスはすでに世界屈指と言えたが、チャビ監督の薫陶によってパスやポジショニング、判断に磨きをかけた攻撃面でも著しい成長をみせ、より弱点が少ない総合力の高いDFに成長。クラシコではすでにお馴染みとなったヴィニシウス対策の右サイドバック起用では世界最高峰のマッチアップも見せてくれた。 DF アンドレアス・クリステンセン(27歳/バルセロナ) 出場試合数:23(先発:22)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの今季ベスト補強に。アラウホ同様に出場数は物足りず、ミリトンやダビド・ガルシア、ル・ノルマンを選出する選択肢もあったが、フリー加入のデンマーク代表DFの期待以上のパフォーマンスをより評価した。チェルシーでの立ち位置を考えると、センターバックのバックアッパー的な起用が予想されていたが、負傷者や右サイドバック不在の歪なチーム事情もあってセンターバックの主軸に定着。アラウホとはかつてのプジョールとピケのような補完性をみせ、安定した守備に持ち味の配球能力を遺憾なく発揮。最少失点の堅守構築に大きな貢献を見せた。 DF フラン・ガルシア(23歳/ラージョ) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 充実のシーズンを過ごして古巣帰還。レアル・マドリーのカンテラ出身でレンタル移籍の翌シーズンにラージョに完全移籍した左サイドバックは、インテンシティの高さに定評があるラージョで今季の全38試合に出場。爆発的なスピードを生かした攻撃参加で、阿吽の呼吸を見せるアルバロ・ガルシアと左サイドの攻撃を活性化。さらに、169cmとサイズには恵まれていないものの、球際の競り合いを苦にしておらず、安定したテクニックと共に総合力の高いサイドバックという評価を確立。来季は買い戻しオプションを行使した古巣への復帰が決定したほか、追加招集ながらスペイン代表初招集と更なる躍進が期待される。 MF 久保建英(22歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:35(先発:29)/得点数:9 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ラ・レアルのベストプレーヤー。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェとレアル・マドリーからの武者修行先ではチームスタイルや指揮官との相性に加え、フィジカル面の未熟さもあって完全な主力にはなり切れず。それでも、昨夏完全移籍したソシエダでは個人としてのパフォーマンス向上はさることながら、ようやく自身の特長を生かせる指揮官、チームメイトと巡り合えた。2トップの一角や右ウイングを主戦場に35試合出場でキャリアハイの9ゴールを記録し、巧い選手から怖い選手に変貌。アシスト数は「4」にとどまったものの、味方が着実に決定機を決めていれば、その数字は少なくとも倍にはなっていたはずだ。卓越したテクニックに加え、スピードとパワーの向上で個での局面打開の場面が増え、シルバを中心に周囲とのコンビプレーも強力で対峙する守備者にとっては抑え込むのが難しい一線級のアタッカーに成長。また、右ウイングが主戦場となったシーズン終盤戦では守備面の貢献度の高さも際立っていた。 MF マルティン・スビメンディ(24歳/レアル・ソシエダ) 出場試合数:36(先発:35)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進ラ・レアルの要。一昨季の主力定着以降、安定したパフォーマンスを継続し、国内屈指のピボーテに成長した。バルセロナがブスケッツの後継者、クラブOBでもあるアルテタ率いるアーセナルも関心を示す逸材は、シーズンを通して躍動。守備では強度の高い対人守備、カバー範囲の広さを生かしてフィルター役を完遂。攻撃では巧みなポジショニングと視野の広さを武器にボールの循環の基準点として機能した。メリーノやブライス・メンデスが一時パフォーマンスを落としていた中、久保と共に安定したパフォーマンスで4位チームを支え続けた。来季も愛するクラブに残り、イジャラメンディの背番号4を継承する見込みだ。 MF アントワーヌ・グリーズマン(32歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:38(先発:31)/得点数:15 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季の最優秀フィールドプレーヤー。得点ランキング4位タイの15ゴールに、最多アシストとなる16アシストを記録し、今季のラ・リーガで最も多くのゴールに関与した。シーズン序盤戦では保有元のバルセロナの契約条項の影響で30分以内限定の起用を強いられたが、クラブ間の交渉がまとまってフル稼働が可能となって以降は不振のチームを攻守に牽引。とりわけ、後半戦ではフランス代表での役割に近いトップ下でフリーロールを与えられると、卓越した戦術眼とテクニック、献身性を遺憾なく発揮し、驚異的なパフォーマンスを披露し続けた。 MF フレンキー・デ・ヨング(26歳/バルセロナ) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前の不当な扱いを乗り越えて優勝の立役者に。自身に何ら非はなかったものの、深刻な財政問題を抱えるクラブ事情でマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を迫られる難しい状況でシーズンをスタート。しかし、開幕からガビやペドリと共にチャビ監督が求めるアグレッシブなスタイルをピッチ上で体現する担い手となり、攻守に八面六臂の活躍を披露。出場試合での存在感ではペドリをより評価する声もあるが、前述のクラブでの扱いや守備時のブスケッツのサポートなど多くのタスクをこなした点を評価した。 FW ヴィニシウス・ジュニオール(22歳/レアル・マドリー) 出場試合数:33(先発:32)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 更なる進化を遂げたエル・ブランコの若きエース。今季記録した10ゴール9アシストは、昨季の17ゴール13アシストをいずれも下回るものになったが、ドリブル成功率や被ファウル、チャンスクリエイトといったスタッツはやはり驚異的だった。今季はベンゼマの不調に加え、常にダブルチームに近い形での徹底マークに遭っており、その中で残した前述の数字は価値があるものだ。背番号7への変更が発表された来季は頼れる相棒ベンゼマの退団によって、正真正銘のマドリーのエースとしての更なる活躍が求められる。 FW ロベルト・レヴァンドフスキ(34歳/バルセロナ) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230613_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦のラ・リーガでいきなりのピチーチ獲得。昨夏、新生バルセロナの目玉補強としてバイエルンから鳴り物入りでの加入となったポーランド代表FW。これまで多くの超一流ストライカーが適応に苦しんだバルセロナだけに一抹の不安もあったが、第2節のソシエダ戦でドブレーテを達成すると、そこからは6試合連続を含めゴールを量産。さすがの存在感でブラウグラナの攻撃をけん引した。中断前後はW杯の疲労や3試合のサスペンションの影響でパフォーマンスを落としたが、終盤戦で再びギアを上げ直した。守備の貢献度や運動量に関してはチームメイトから冗談交じりで注文も付けられたが、さすがの決定力に加えて7アシストと確度の高いポストワークでも存在感を示した。 2023.06.14 18:01 Wed5
