恨み辛みなし… W杯落選イグレシアス、L・エンリケ監督を絶賛「とんでもない男」

2022.11.28 21:27 Mon
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カタールW杯行きを逃したベティスのスペイン代表FWボルハ・イグレシアスが、ルイス・エンリケ監督へエールを送っている。

イグレシアスはW杯メンバー発表前最後の公式戦となった9月のUEFAネーションズリーグで29歳にしてA代表デビュー。今季のラ・リーガで中断期間までに13試合8得点2アシストと絶好調だったが、最終的にはカタール行きを逃すこととなった。

それでも、自身を選出しなかったルイス・エンリケ監督への恨み辛みはなし。スペイン『ムンド・デポルティボ』のインタビューで同監督の手腕を絶賛し、W杯優勝も十分にあり得ると太鼓判を押した。
「僕には彼(L・エンリケ監督)が天才に見える。会うまでにスーパーな指揮官だとは思っていたが、実際に彼のチームへ行くと、とんでもない男だと感じたよ。各選手が異なるクラブから集まる代表チームを掌握するのは容易ではないと思うけど、彼はやってのけてしまう」

「前回の招集チームでは僕を呼んでくれて嬉しかった。彼は本当に優れたコーチで、彼のために戦いたいと思ったよ。今のチームは優勝に値する能力を持っていて、個人的に最高の選手はペドリだ」

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フェキル代理人、ミランに売り込みか

ベティスのフランス代表MFナビル・フェキル(28)の代理人がミランに売り込みをかけているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ミランは新シーズンに向けてクラブ・ブルージュのMFチャールズ・デ・ケテラエル(21)の獲得を目指しているが、仮にベルギー代表MFを逃した場合に備え、フェキルの獲得を考慮するのではないかと見られている。 フェキルは昨季、ラ・リーガ34試合に出場して6ゴール8アシストと活躍。ベティスの5位フィニッシュ、コパ・デル・レイ優勝に大きく貢献した。 ただ、2026年までベティスとの契約があるフェキルの移籍金は3500万ユーロと高額なため、交渉が進展する可能性は低いと『カルチョメルカート』は結んだ。 2022.07.16 23:45 Sat
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生ける伝説ホアキン、41歳にしてラ・リーガ通算100アシストを達成!

レアル・ベティスの元スペイン代表MFホアキン・サンチェス(41)がラ・リーガ通算100アシストを達成した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 ベティスの英唯と称えられるホアキンは、16日にホームで行われたラ・リーガ第9節のアルメリア戦に63分から途中出場。投入直後の66分にFWボルハ・イグレシアスの勝ち越し点をアシストし、3-1の勝利に貢献している。 このアシストが自身にとって記念すべきリーグ戦通算100アシストに。これまでFWリオネル・メッシや、レアル・マドリーなどで活躍したミチェル氏、ルイス・フィーゴ氏らが達成しており、ホアキンと同じく第9節で同記録に到達したマドリーのFWカリム・ベンゼマと並び、過去40年間で6人目になるという。 また、バルセロナなどで活躍したDFダニエウ・アウベスの通算104アシストにも近づいており、今季中の更新に期待がかかる。さらに、41歳と87日でのゴール関与(ゴールorアシスト)も史上最年長の記録となったようだ。 年々プレータイムを減らしているとは言え、まだまだ健在の『生ける伝説』ホアキン。その勇姿から目が離せない。 2022.10.17 19:05 Mon

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