「また負けてしまった」ダービーで敗戦のアルテタ監督、パフォーマンスには「ポジティブに感じている」
2020.12.07 11:58 Mon
アーセナルのミケル・アルテタ監督がトッテナム戦のパフォーマンスを評価しながらも、決定力不足を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えた。6日に行われたプレミアリーグ第11節でトッテナムとの“ノースロンドンダービー”に臨んだアーセナル。終始ボールを支配したが、前半にFWソン・フンミンに芸術弾を許すと、カウンターの流れからFWハリー・ケインにゴールを許して、0-2で敗れた。
アルテタ監督は試合後、選手のパフォーマンスに満足しつつも、決定機を決めきれなかったことに落胆した。
「パフォーマンス面では私が彼らに要求したことは本当にすべてやってくれた。この試合で自分たちがやらなければいけないことをやったと思う。全スタッツを見ても我々が有利だったが、最終的にボックス内にボールを入れることが重要だった」
「彼らが自陣で持っていた時、30ヤードのところからコーナーにボールを入れていた。称賛しなければいけない。2つ目はトーマスが負傷交代してしまったことだ。彼がいるべき、ギャップを埋められず、やられてしまった」
「我々にもチャンスがあった。今シーズンの中でこれまで以上にボックス内にボールを送ったが、数があっても最終的にゴールを決めなければいけない。彼らは半分のチャンスでゴールをしたが、我々はできなかった。何かを構築する時は結果が必要だ」
「私は我々のプレー内容に多くのポジティブなものを感じている。ここに来て、キャラクター、勇気、情熱、エネルギー、信念を示して選手がプレーしても、これはサッカーの試合だ。勝たなければいけなかった。今日もまた負けてしまった」
また、アルテタ監督は負傷明けで再び故障してしまったトーマス・パルティの状態についても言及している。
「このようなことが繰り返されるのを見たことがない。しかし、負傷で、残念ながら同じ箇所だ。どのくらい悪いのかわからない。私は彼を起用しようとしていたが、彼がピッチを離れた時はことの重大さに気づかなかったが、彼はとても痛みを感じたのだろう。現時点での解決策は何もない」
◆ハリー・ケインがノースロンドンダービー歴代最多となる11点目をゲット
アルテタ監督は試合後、選手のパフォーマンスに満足しつつも、決定機を決めきれなかったことに落胆した。
「彼らが自陣で持っていた時、30ヤードのところからコーナーにボールを入れていた。称賛しなければいけない。2つ目はトーマスが負傷交代してしまったことだ。彼がいるべき、ギャップを埋められず、やられてしまった」
「直前には我々にゴールを決めるチャンスがあったオープンな展開で、その瞬間に普通のチームならやられてしまう。チームは最初の失点の後に良くなり、2失点目の後にも良くなった。彼らは良い状況を作ろうとしていた」
「我々にもチャンスがあった。今シーズンの中でこれまで以上にボックス内にボールを送ったが、数があっても最終的にゴールを決めなければいけない。彼らは半分のチャンスでゴールをしたが、我々はできなかった。何かを構築する時は結果が必要だ」
「私は我々のプレー内容に多くのポジティブなものを感じている。ここに来て、キャラクター、勇気、情熱、エネルギー、信念を示して選手がプレーしても、これはサッカーの試合だ。勝たなければいけなかった。今日もまた負けてしまった」
また、アルテタ監督は負傷明けで再び故障してしまったトーマス・パルティの状態についても言及している。
「このようなことが繰り返されるのを見たことがない。しかし、負傷で、残念ながら同じ箇所だ。どのくらい悪いのかわからない。私は彼を起用しようとしていたが、彼がピッチを離れた時はことの重大さに気づかなかったが、彼はとても痛みを感じたのだろう。現時点での解決策は何もない」
ミケル・アルテタの関連記事
アーセナルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ミケル・アルテタの人気記事ランキング
1
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu2
クリスタル・パレス戦で負傷交代のサカが松葉杖姿でスタジアムを後に…
アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカが負傷した。 サカは21日に行われたプレミアリーグ第17節のクリスタル・パレス戦に先発。21分に右サイドから仕掛けてクロスを上げた際に右ハムストリングを負傷。ピッチに座り込むとプレー続行は叶わず、24分にトロサールと交代していた。 この試合を5-1と大勝で飾り、公式戦の無敗を「10」に伸ばしたものの、サカの負傷交代に直面したミケル・アルテタ監督。試合後、「彼はハムストリングに違和感を感じ、プレーを続けられない状況だった。今は落ち着かなければならない。あらゆる検査を行い、怪我の程度を把握する必要がある」と述べた。 イギリス『BBC』によれば、サカは試合後に松葉杖姿でスタジアムを後にする様子も確認されており、少なくとも27日にホームで行われる次戦のイプスウィッチ戦は欠場が濃厚な模様だ。 今季ここまで公式戦24試合に出場し9ゴール13アシストと攻撃の核としてリーグ優勝を争うチームを牽引しているサカの離脱は、年末年始にかけて超過密日程となるアーセナルにとって大きな痛手となる。 2024.12.22 09:30 Sun3
公式戦連発のジェズスをアルテタ監督が称賛「素晴らしい兆候、復調してくれて嬉しい」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が21日に行われたプレミアリーグ第17節、5-1で圧勝したクリスタル・パレス戦を振り返った。 リーグ戦2試合連続ドローに終わっていた3位アーセナルは、3日前のEFL準々決勝で対戦したパレスと再戦。そのEFLカップでハットトリックの活躍を見せていたFWガブリエウ・ジェズスが先発の期待に応え、2ゴールの活躍を見せた。 結果的に全5ゴールにジェズスが絡んでの圧勝劇となった中、アルテタ監督は以下のように喜んだ。 「素晴らしい日だ。本当に厳しい場所での試合。3日間で同じ相手と2度対戦した。本当に難しい試合だったが、アウェイで5ゴールを奪って勝てて本当に嬉しい。安定したパフォーマンスを見せられた。ポジティブな要素がたくさんあったよ」 そしてここまで結果が出ていなかったジェズスがパレスとの連戦で大活躍したことを喜んだ。 「とても嬉しい。彼はこの活躍に値する。一貫性があって日頃の姿勢も良い。今起こったことは7月にも実際起こったこと。彼が幾つか行った変更や我々が一緒に話し合ったことで結果が出た。素晴らしい兆候で、彼が復調してくれて本当に嬉しいよ」 2024.12.22 11:30 Sun4
「とにかく興奮していた」CL初先発の18歳DF、アルテタ監督も絶賛…圧巻の縦パスで先制点の起点に「全力チームに貢献していく」
アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーが、チャンピオンズリーグ(CL)での初先発を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 アカデミー育ちのルイス=スケリーは、現在18歳。今シーズンから正式にファーストチームに昇格すると、ここまで6試合に出場していた。 ケガ人続出のディフェンスラインにおいて左サイドバックでプレーできるルイス=スケリーは、11日に行われたCLリーグフェーズ第6節で、カラバオカップ(EFLカップ)のボルトン戦以来となる2度目の先発出場。左サイドバックとして先発した。 ルイス=スケリーは64分までプレーするとチームは3-0で勝利。先発出場を言い渡された瞬間を回想し、興奮を隠していたとした。 「上位にランクインするね。チャンピオンズリーグの試合で先発出場することは初めてだし、1位にランクインするよ。この夜のために生き、待ち望んでいた試合なので、間違いなく上位にランクインする」 「昼食の時に先発だと聞いたんだ。あまり気にしないようにしていたけど、内心は興奮していたんだ!試合に出られることにとても興奮したし、家族の何人かには誰にも言わないように言ったよ。とにかく興奮していた」 「準備はできていると感じていた。自分には完全に自信があったし、この瞬間のために精神的に準備を整えていた。試合に出る準備はできていたよ」 「とても嬉しく思っている。先発デビューの機会を与えられたことに感謝している。これからも全力チームに貢献していくよ」 ルイス=スケリーはモナコ戦で47回のパスのうち45回成功。パス成功率は96%だったが、輝かしい数字だ。 その顕著なものが先制点のシーン。敵陣で相手のプレスを受けたルイス=スケリーは見事なターンでかわすと、最終ラインと駆け引きしていたガブリエウ・ジェズスにスピードのある縦パスをつけると、ジェズスはボックス内左からグラウンダーのクロス。これに反応したブカヨ・サカが合わせてアーセナルが先制した。 「マーティン(・ウーデゴール)は素晴らしいスイッチを見せてくれた。僕は自分の強み、つまり相手をかわしてボールを落ち着いて扱うことを活かしたいと思う。僕はうまく相手から離れ、ギャビー(ガブリエウ・ジェズス)に気がついた」 「トレーニングでは練習していた。彼が離れてライン間でプレーし、ブカヨ(・サカ)がそれを読んでいてチームゴールを決めた。良かったね」 ミケル・アルテタ監督も試合後に称えていたルイス=スケリー。ケガ人続出の中、新たなアカデミー出身者として輝けるか期待が懸かる。 <span class="paragraph-title">【動画】CL初先発で見事な縦パス! 18歳ルイス=スケリーが躍動</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Wf5_y-99n-E";var video_start = 62;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> https://youtu.be/?t=62 2024.12.12 16:10 Thu5
エバートンにゴールレスドローのアーセナル、アルテタ監督は「とてもがっかり」と肩を落とす
アーセナルのミケル・アルテタ監督が14日に行われたプレミアリーグ第16節、ゴールレスドローに終わったエバートン戦を振り返った。 自陣に引くエバートンに対して終始押し込み続けたアーセナルだったが、相手GKジョーダン・ピックフォードの好守もあってゴールを割れずフルアム戦に続くドローに終わった。 ホームで勝ち点2を失った結果にアルテタ監督は悔しさを滲ませた。 「試合に勝てなかったことにとてもがっかりしている。勝つに値するチームがあったとすれば、それはアーセナルだけだった。我々はエバートンに何もさせず、試合を支配できていたからね。ただ、チャンスはあったが、ゴール前20mの精度が足りなかった。とはいえ、選手たちにはゴール以外、これ以上のことは望めないよ」 また、プレミアリーグではここ3試合オープンプレーからゴールがないことを問われると「モナコ戦ではオープンプレーから3ゴールを挙げた。今日のようにチャンスを作っていればいずれゴールが生まれるだろう」と前を向いた。 2024.12.15 11:00 Sunアーセナルの人気記事ランキング
1
【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も
先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat2
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu3
エバートンにゴールレスドローのアーセナル、アルテタ監督は「とてもがっかり」と肩を落とす
アーセナルのミケル・アルテタ監督が14日に行われたプレミアリーグ第16節、ゴールレスドローに終わったエバートン戦を振り返った。 自陣に引くエバートンに対して終始押し込み続けたアーセナルだったが、相手GKジョーダン・ピックフォードの好守もあってゴールを割れずフルアム戦に続くドローに終わった。 ホームで勝ち点2を失った結果にアルテタ監督は悔しさを滲ませた。 「試合に勝てなかったことにとてもがっかりしている。勝つに値するチームがあったとすれば、それはアーセナルだけだった。我々はエバートンに何もさせず、試合を支配できていたからね。ただ、チャンスはあったが、ゴール前20mの精度が足りなかった。とはいえ、選手たちにはゴール以外、これ以上のことは望めないよ」 また、プレミアリーグではここ3試合オープンプレーからゴールがないことを問われると「モナコ戦ではオープンプレーから3ゴールを挙げた。今日のようにチャンスを作っていればいずれゴールが生まれるだろう」と前を向いた。 2024.12.15 11:00 Sun4
攻撃停滞のアーセナル、ホームで下位エバートンに痛恨ゴールレス…2戦連続ドローの足踏み【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第16節、アーセナルvsエバートンが14日にエミレーツ・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙った。フルアム戦を1-1のドローで終えて勝ち点2を逃したが、チャンピオンズリーグ(CL)ではモナコ相手に3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。 今回のホームゲームではそのモナコ戦から先発3人を変更。キヴィオルに代えて負傷明けのガブリエウ、トーマスとガブリエウ・ジェズスに代えてティンバーとハヴァーツが復帰した。なお、ルイス=スケリーはCLに続きプレミア初先発を飾った。 立ち上がりの6分にカウンターからボックス左に抜け出したドゥクレに決定機が訪れるも、DFの体を張ったブロックに阻まれてチャンスを逃したエバートン。すると、以降はアーセナルが相手陣内でハーフコートゲームを展開していく。 10分過ぎにはボックス付近でウーデゴールが積極的に左足を振ってチャンスに絡むと、以降は後ろ重心の相手に外回りの攻撃とセットプレーでゴールを目指す。 前半半ば過ぎの29分にはサカが得意の仕掛けでボックス右に持ち込んで丁寧な折り返しを入れたが、ウーデゴールの左足シュートはGKピックフォードのビッグセーブに阻まれる。さらに、前半終了間際の43分にもハヴァーツからパスを受けて左のポケットに侵入したマルティネッリに決定機が訪れたが、ここもピックフォードの足を使った見事なセーブに遭い、試合をコントロールしながらも前半のうちに先制点を奪うことはできなかった。 後半も開始直後にボックス右のサカのゴールでGKピックフォードを脅かしたアーセナル。引き続き押し込んでゴールを目指すが、相手の体を張った守備に手を焼く。 徐々に攻めあぐねる雰囲気も出始めると、アルテタ監督が思い切った采配に打って出る。60分過ぎにウーデゴールとライスを下げてジョルジーニョとヌワネリを同時投入。さらに、メリーノとルイス=スケリーにマルティネッリを下げてジェズス、トーマス、トロサールと攻撃的なカードを切っていく。 ここからより前がかっていくと、ボックス内でジェズスらにシュートチャンスが訪れるが、最後のところで体を投げ出すトフィーズの堅守をどうしてもこじ開けることができず。時間だけが過ぎていく。 後半最終盤にはボックス内に抜け出したトーマスがDFミコレンコと交錯し、PK獲得かに思われる際どいシーンもあったが、VARが介入したもののノーファウルの判定となった。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、中2日での疲労感も目立ったアーセナルはホームで格下相手に痛恨のゴールレス。2試合連続ドローとなった。 アーセナル 0-0 エバートン 2024.12.15 02:00 Sun5