「私なら殺してた!」 ロイ・キーン氏、痛恨ミスのデ・ヘアを酷評! ピックフォードにも辛辣
2020.03.02 14:14 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元アイルランド代表MFのロイ・キーン氏が古巣ユナイテッドとエバートンの一戦でプレーした両ゴールキーパーを酷評した。ユナイテッドは1日、敵地で行われたプレミアリーグ第28節のエバートン戦を1-1のドローで終えた。
トップ4フィニッシュを懸けた重要な一戦はユナイテッドの守護神と、VARが話題をさらう展開に。開始2分にユナイテッドは自陣深い位置でのリスタートからバックパスを受けたスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、相手FWドミニク・キャルバート=ルーウィンの寄せを受けてクリアボールをブロックされ、これがブロックショットのような形でゴールネットを揺らし、痛恨の先制点を献上。
その後、MFブルーノ・フェルナンデスのミドルシュートで前半のうちに追いつくも1-1のスコアで迎えた後半アディショナルタイムにはキャルバート=ルーウィンにゴールネットを揺らされるが、VARの介入によってオフサイドポジションにいたMFギルフィ・シグルドソンがGKの視界を遮ったとの微妙な判定でゴールは取り消しに。辛くも勝ち点1を拾った。
イギリス『スカイ・スポーツ』でこの一戦のコメンテーターを務めていたキーン氏は、明らかに気の緩みが見受けられたデ・ヘアのミスを糾弾。自分がチームメートや監督であれば、「殺していた」と過激な表現で酷評した。
「ああいった場面での対応を含め彼には傲慢さが見受けられる。私ならば、ハーフタイムのロッカールームで彼をボコボコにしていたはずだ。全くもって言い訳の余地はない」
さらに、キーン氏はエバートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードについても言及。31分にボックス外のブルーノ・フェルナンデスに低い弾道のミドルシュートを決められた場面をピックアップし、一流のGKであれば防ぐことが可能だったと主張。さらに、同選手が現時点でトップレベルではないとスリーライオンズの守護神をバッサリと切り捨てた。
「あの場面でボールが不規則に動いていたとか、そういう話は聞きたくない。もちろん、ボールは動いていた。誰かが蹴ったのだからね!」
「個人的にピックフォードはプレミアリーグでもボトムラインにいるレベルだ。スタッツを見る必要もない。彼が良いゴールキーパーでないと理解しているし、そこまでのプレーヤーじゃない」
ちなみにキーン氏から酷評を受けた両守護神だったが、前述の指摘以外の場面では幾つかファインセーブを見せており、さすがに言い過ぎではないかと思われる。
トップ4フィニッシュを懸けた重要な一戦はユナイテッドの守護神と、VARが話題をさらう展開に。開始2分にユナイテッドは自陣深い位置でのリスタートからバックパスを受けたスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、相手FWドミニク・キャルバート=ルーウィンの寄せを受けてクリアボールをブロックされ、これがブロックショットのような形でゴールネットを揺らし、痛恨の先制点を献上。
イギリス『スカイ・スポーツ』でこの一戦のコメンテーターを務めていたキーン氏は、明らかに気の緩みが見受けられたデ・ヘアのミスを糾弾。自分がチームメートや監督であれば、「殺していた」と過激な表現で酷評した。
「私がプレーヤーや監督であれば、彼を殺していただろうね。(すぐにボールを蹴らなかった場面について)デ・ヘアはあの場面で何を待っていたと言うんだ。クレイジーな判断だった」
「ああいった場面での対応を含め彼には傲慢さが見受けられる。私ならば、ハーフタイムのロッカールームで彼をボコボコにしていたはずだ。全くもって言い訳の余地はない」
さらに、キーン氏はエバートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードについても言及。31分にボックス外のブルーノ・フェルナンデスに低い弾道のミドルシュートを決められた場面をピックアップし、一流のGKであれば防ぐことが可能だったと主張。さらに、同選手が現時点でトップレベルではないとスリーライオンズの守護神をバッサリと切り捨てた。
「あの場面でボールが不規則に動いていたとか、そういう話は聞きたくない。もちろん、ボールは動いていた。誰かが蹴ったのだからね!」
「個人的にピックフォードはプレミアリーグでもボトムラインにいるレベルだ。スタッツを見る必要もない。彼が良いゴールキーパーでないと理解しているし、そこまでのプレーヤーじゃない」
ちなみにキーン氏から酷評を受けた両守護神だったが、前述の指摘以外の場面では幾つかファインセーブを見せており、さすがに言い過ぎではないかと思われる。
◆キーン氏激昂の痛恨ミス…
Let's take a minute and laugh at DE GEA
— FIRMINO F9 (@EmekwiNaukoth) March 1, 2020
pic.twitter.com/MswseJ301d
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「見ていて最悪」ロイ・キーンがユナイテッドをこき下ろす「プライドもへったくれもない」
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏が、不振から抜け出せない古巣を酷評した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 今シーズンでオーレ・グンナー・スールシャール体制が4年目を迎え、チームにもFWジェイドン・サンチョやDFラファエル・ヴァラン、そしてFWクリスティアーノ・ロナウドら実力者が加わり、タイトルを狙えるかに思われたユナイテッド。 しかし、蓋を開けてみると格下相手にさえ勝ち切れない試合が多く、順位も第5節以降は4位以下を上下するばかり。一時は8位にまで落ち込むなど不信を極めた中、昨年11月にスールシャール監督が解任となり、定評のあるラルフ・ラングニック監督が後任に据えられた。 それでも一向に復調の兆しを見せないまま、今季も無冠が決定的に。そして19日に行われたプレミアリーグのリバプール戦では、ホームで0-5で敗れた第9節に続き、今回もアウェイで4-0で無残に敗れた。 明らかな実力差を見せつけられ、ご意見番のキーン氏も怒りを通り越して悲しみを覚えたと吐露。チームには魂やプライドもなく、見ていて最悪だとこき下ろした。 「シーズン当初は怒りだったが、今は悲しみに変わった。今日のチームは心がこもってなく、魂もなく、リーダーもいない、そして真のクオリティが欠如したチームだった」 「ファンを見ると誰もスコアに驚いておらず、リバプールが点を取ろうとすれば、いつでも取れるというような感覚だった」 「クラブは上層部すらも混乱に陥っている。ファンももう待てないところまで来ているよ。新しい監督や選手が必要だ。同時に選手の売却もね」 「今のユナイテッドを見るのは本当に辛い。もう私がプレーしていた頃のクラブではない。まるで月とすっぽんだ。プライドもなく、見ていて最悪だ。本当に」 2022.04.20 15:10 Wed5
アーセナル戦沈黙のハーランドに「まるで4部の選手」、キーン氏がゴール前以外の改善要求
ご意見番でお馴染みの元アイルランド代表MFロイ・キーン氏がマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドに物申した。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 3月31日、プレミアリーグ第30節でアーセナルをホームに迎えたシティ。3位vs1位の首位攻防戦だったが、両チーム合わせて枠内シュート3本のゴールレスドローとなり、シティは2021年10月以来47試合ぶりにリーグ戦のホームゲームを無得点で終えた。 この試合でアーセナル守備陣に抑え込まれたハーランドについて、キーン氏がイギリス『スカイ・スポーツ』でコメント。ゴール前以外のプレーを改善すべきと訴えた。 「今日に限ったことではなく、彼はプレー全般のレベルが非常に貧弱だ。レイオフやヘディングなど、ゴール前での総合的なプレーに関しては世界最高レベルだと思う」 「しかし、それだけの選手の割にはプレー全般が非常にお粗末で、今日に限ったことではない。改善しなければならないと思うし、まるでリーグ2(イングランド4部)の選手のようだ」 「彼の全般的なプレーは改善する必要があるし、今後数年で改善されると私は見ている。ファンタスティックな素晴らしいストライカーだが、オールラウンドなプレーは改善する必要がある」 昨シーズンはプレミアリーグ初挑戦ながら35試合で36ゴールを奪い、得点王に輝いたハーランド。今シーズンも24試合で18ゴールと得点ランク首位を走るが、年末年始にかけての疲労骨折による離脱以降は得点ペースがやや低下している。 キーン氏の指摘するフィニッシュワーク以外の部分を改善していくと同時に、得点ペースも取り戻し、外野を黙らせることができるだろうか。 2024.04.01 16:52 Monマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
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