「いつまでも忘れない」衝撃の一発を決めたスイス代表MFシャキリ、自画自賛のゴール「本当に美しいゴールだった」

2024.06.20 09:30 Thu
【動画】シャキリが衝撃の一振り! 完璧なゴールを決める!





1 2

ジェルダン・シャキリの関連記事

W杯とユーロにめっぽう強いシャキリ…親善試合と主要大会で全く異なる“数字”、MLS所属も勝負勘衰えず

スイス代表MFジェルダン・シャキリ(32)は主要大会にめっぽう強い。 19日、ユーロ2024グループA第2節のスイス代表vsスコットランド代表が行われ、1-1のドロー決着に。スイスは26分、シャキリの鋭い左足弾が決まって追いつき、勝ち点1を拾った。 このシャキリ、サッカーファンなら多くの人が知る存在であり、旧ユーゴスラビアは現コソボに生まれたアルバニア人にして、長年スイス代表の中心選手として活躍する。 一方、バイエルン、インテル、リバプールというビッグクラブにおいては目立った活躍ができず、スペイン『Relevo』は「今回のゴールが決まって、“シャキリって今どこにいるんだ?”とGoogle検索した人も多いはず」と論評。 正解は2022年から所属するMLSのシカゴ・ファイアーなわけで、リバプールから移籍したリヨンでほとんど出場機会を貰えず、欧州に別れを告げた形。ただ、そんなシャキリも大舞台における勝負強さは錆び付いていない。 シャキリは2010年、2014年、2018年、2022年と4度のワールドカップ(W杯)に出場し、ユーロも2016年、2021年に続いて今回で3大会連続出場。7度の主要大会出場を誇る。 そして、スイス代表として初の国際舞台だった10年W杯を除き、14年W杯から主要大会6大会連続でゴールを決めているのだ。W杯通算12試合5得点2アシスト、ユーロ通算10試合5得点2アシストと、スイス代表にとって替えの効かない“数字”を残しているのがシャキリだ。 まさに「大舞台のほうを好む男」と言うべきか、シャキリは国際親善試合に限れば通算40試合7得点7アシストだが、W杯とユーロの本大会を合わせて通算22試合10得点4アシスト。 所属するシカゴで背番号「10」を背負ってキャプテン、主にトップ下から攻撃のタクトを振るうシャキリ。クラブで“気持ちよく”プレーを続ければ、34歳で迎える2026年W杯もスイス代表のエースに君臨しているかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 15:45 Thu

ドイツ戦の大敗から立て直し成功…GS最終節で今度こそ勝利が欲しいスコットランド指揮官「次のステージに進めると信じている」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が引き分けに一定の満足感を示した。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループAの初戦でドイツ代表相手に1-5の大敗を喫したスコットランド。立て直したい19日の第2節ではスイス代表と相まみえた。 試合は13分、ユーロ予選でも7得点を記録していたMFスコット・マクトミネイがカウンターを仕上げ、スコットランドが先制。しかし、MFジェルダン・シャキリのゴールで26分にスイスが追いつくと、その後は両チーム共に追加点を奪えず、1-1の引き分けに終わった。 ドイツ戦を引きずらず、グループステージ突破に望みを繋いだクラーク監督は、チームの戦いぶりを評価。23日のハンガリー代表戦で今度こそ勝利を掴むつもりだ。 「初戦では力を発揮できなかった。しっかりプレーできれば我々は良いチームだ。初戦は本当に悪い夜だったと割り切らなければならない。今夜はボールを追いかけ、ピッチの高い位置からプレッシャーをかけることを意識した。スイスは非常に強い相手だったと言わざるを得ない」 「両チーム互角の良い試合だった。我々は今、絶対に勝利が必要な状況だ。3ポイントを獲得すれば次のステージに進めると信じている」 また、クラーク監督は最初からグループステージ第2節のスイス戦、最終節のハンガリー戦に焦点を当てていたともコメント。今回のスイス戦が特に重要だったという。 「予想していた結果だ。過去3、4年間、我々はこういう戦い方をしてきた。何をすべきかはわかっていた。強敵相手に見せた良いパフォーマンスだったし、(ドイツ戦の)残念な夜に対する良いリアクションだった。我々はまだ生き残っている」 「実際のところ、我々はグループステージの後半2試合を見据えていたし、結局こうなった。たとえドイツ戦で良いプレーができていたとしても、この試合で何かを得なければならなかっただろう」 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 13:48 Thu

ユーロでも得点力発揮のマクトミネイ、スコットランドの決勝T進出に自信「僕らはきっとやれる」

スコットランド代表のMFスコット・マクトミネイが自身のゴールや引き分けを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループA初戦のドイツ代表戦では1-5の大敗を喫していたスコットランド。19日には第2節のスイス代表戦に臨み、今大会初勝利を目指した。 試合は13分、スコットランドがロングカウンターを発動すると、味方の折り返しからマクトミネイがダイレクトシュートを放ち、相手に当たりながらも先制。しかし26分、MFジェルダン・シャキリの華麗なゴールでスイスが追いつくと、その後は両チーム共にチャンスを作りながらスコアは動かず、1-1のドローで決着した。 中盤の選手ながらユーロ予選でも7ゴールと得点力を発揮していたマクトミネイは、本大会での初ゴールについて「とても幸運だった」とコメント。それでも持ち味を活かした得点だったと述べ、ドイツ戦からの立て直しにも満足感を示した。 「オウンゴールにはならなかったし、狙い通りのゴールだった。僕にとってはボックス内に飛び込み、ボールを押し込むのが狙いなんだ」 「後半にもう1度ボレーを打ったけど、不運にもチェ(・アダムス)がコース上にいた。そうでなければゴールになっていただろう。枠を捉えていた」 「前の試合は非常に消極的だった。動きが遅く、何に対してもリアクションがなかった。自分たちに何ができるかはわかっている。このチームには本物のエネルギーがあるから、ハイプレスをかけられることはわかっている。今夜はそれが非常に重要だった」 グループAで3位につけるなか、決勝トーナメント進出に向け戦う次の相手はハンガリー代表。今回のスイス戦で見せたパフォーマンスを継続したいとマクトミネイは語っている。 「グラント(・ハンリー)のヘディングシュートがまたもポストに当たったり、チャンスはいくつもあった。ハングリー精神と熱意を持ってプレーを続け、ハンガリーに勝てるという信念を持っていれば、僕らはきっとやれると思う」 「後半はボールを持っている時に良い瞬間があった。我慢強くプレーできた。適切なタイミングでプレッシャーもかけられた。次の試合に向け、ポジティブな要素がたくさんある。こういう試合こそピッチで全てを出し切らなければならない。サッカーをする理由はこれにある」 <span class="paragraph-title">【動画】マクトミネイがスイス相手に先制ゴールを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 12:52 Thu

「信じられない完璧なシュート」スイス代表監督がシャキリのゴールを絶賛、最終節のドイツ戦は「面白い試合になるだろう」

スイス代表のムラト・ヤキン監督が、スコットランド代表戦を振り返った。 19日、ユーロ2024 グループA第2節でスイスはスコットランドと対戦した。 初戦でハンガリー代表に勝利していたスイスは、初戦ドイツ代表に敗れていたスコットランドに勝利し、グループステージ突破を早々に決めたいところだった。 しかし、試合は13分にオウンゴールで失点。苦しい立ち上がりになるが、26分にボックス手前で相手のパスミスのボールを拾ったジェルダン・シャキリが左足を一閃。鋭いシュートがゴール左に決まり、スイスが同点に追いついたが、その後ゴールが生まれず、1-1のドロー。スイスは勝ち点4で2位となり、ドイツとの最終戦に臨むこととなる。 試合後、ヤキン監督は同点ゴールを決めたシャキリを称賛した。 「シャキリは今夜、このような瞬間のために生きていることを証明した。信じられないほど完璧なシュートだったし、あの状況で彼にできた唯一のことだった」 一方で、1-1のドローに終わり、突破を決めきれず。最終節はドイツという難敵を相手にするが、引き分け以上で良いため、しっかりと戦い良い試合にするとした。 「このような試合では、希望はほとんど意味をなさない。重要なのはピッチ上でどれだけのクオリティを発揮できるかだ」 「ドイツは素晴らしいサッカーをしてきた。我々は早く試合をしたいと思っている。窮地に立たされているわけでもないし、面白い試合になるだろう。疑いの余地はない」 一方で、スコットランドvsハンガリーについても言及。ドイツに大敗していたスコットランドを警戒していたとし、スコットランドの方が優位だと語った。 「スコットランドは立ち直る必要があった。彼らは意気消沈し、プライドを傷つけられていた」 「私はチームに対して、プレッシャーをかけてくるだろう、中盤のスペースを塞いでくるだろうと事前に話していた。試合に勝てたかもしれないが、彼らもチャンスを作っていた」 「両チームを比較すると、スコットランドの方が特に前半は我々に多くの問題を引き起こした。スコットランドとハンガリーの試合は厳しい戦いになるだろう」 「我々は2試合を戦って4ポイントを獲得している。ドイツ戦で何が起こるのかを見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 12:10 Thu

スコットランド先制もスイスは重鎮シャキリ弾で譲らずドロー【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA第2節、スコットランド代表vsスイス代表が19日に行われ、1-1で引き分けた。 5日前のドイツ代表との開幕戦を1-5で完敗したスコットランドは2選手を変更。クリスティと退場したポーテアスに代えてギルモアとハンリーを起用した。 一方、4日前のハンガリー代表戦を3-1で制したスイスは、ゴールを決めたドゥアに代えて重鎮シャキリのみを変更した。 5バックで構えるスコットランドに対し、立ち上がりからボールを握ったスイスだったが、先制はスコットランド。13分、ロングカウンターに転じた流れからマクトミネイがシュートを放つと、シェアの足に当たってゴールに吸い込まれた。 それでも失点したスイスが押し込み続けると26分に追いつく。ラルストンのバックパスをボックス手前で狙っていたシャキリがダイレクトでゴールに蹴り込んだ。 さらに32分には逆転の絶好機。ロングカウンターの流れからバルガスのスルーパスをボックス左で受けたエンドイエが決定的なシュートを放つも、GKガンの好守に阻まれた。 勢い付くスイスは直後のCKからエンドイエがネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドと判定されゴールならず。 ハーフタイムにかけては互角の攻防で推移した中、1-1で前半を終えた。 迎えた後半も一進一退の攻防で立ち上がった中、58分にスイスにまたも逆転の好機。ロングボールを収めたエンドイエが見事なターンからDFをかわしてシュート。だが枠を捉えきれなかった。 すると67分、今度はスコットランドに勝ち越しのビッグチャンス。ロバートソンのFKからハンリーのヘディングシュートがポストに直撃した。 終盤の82分にはエンボロがディフェンスライン裏に抜け出してネットを揺らすもオフサイドに阻まれたスイスは、90分のFKからアマドゥニの放ったヘディングシュートがわずかに枠を外れて1-1で決着。 1勝1分けとしたスイスは最終節で決勝トーナメント進出を決めたドイツと対戦。対するスコットランドは連敗スタートのハンガリーと対戦する。 スコットランド 1-1 スイス 【スコットランド】 OG(前13) 【スイス】 ジェルダン・シャキリ(前26) <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 05:57 Thu

スイス代表の関連記事

バルガスの芸術弾などで前回王者イタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出!【ユーロ2024】

ユーロ2024・ラウンド16のスイス代表vsイタリア代表が29日に行われ、2-0でスイスが勝利した。 ドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを1勝2分けの2位で通過したスイスは、直近のドイツ戦から出場停止のヴィドマーをバルガスに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にエンボロを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、スペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表が同居したグループBを1勝1分け1敗の2位で通過したイタリアは、ザッカーニの劇的弾でドローに持ち込んだ直近のクロアチア戦からスタメンを6人変更。3トップに右からキエーザ、スカマッカ、エル・シャーラウィを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 試合は序盤からスイスが積極的な入りを見せるが、イタリアも堅い守りで主導権を握らせない。以降は一進一退の展開が続くなか、スイスが24分に最初の決定機を創出する。 敵陣左サイドでボールを受けたエビシェアがDFの裏へダイレクトパスを供給すると、抜け出したエンボロがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKドンナルンマの好セーブに阻まれて先制のチャンスを逃した。 その後もボールを支配するスイスが何度もアタッキングサードまで攻め込むと、37分にスコアを動かす。左サイドでボールを受けたバルガスがボックス左角横から折り返しを供給すると、中央に走り込んだフロイラーが右足のトラップでボールを浮かせたが、これを左足ボレーでゴールに流し込んだ。 先制したスイスは、45分にもバイタルエリア右からリーダーが右ポスト直撃のFKを放つなど、イタリアゴールを脅かしたが追加点は生まれず。前半は1-0で終了した。 ハーフタイムにエルシャーラウィを下げてザッカーニを投入したイタリアに対し、スイスは後半開始27秒で追加点を奪う。自陣中盤でのボール奪取をきっかけに仕掛けたカウンターから一度はスピードダウンされるも、敵陣左サイドで細かくパスを繋ぐと、エビシェアの横パスをボックス左で受けたバルガスが右足一閃。狙いすましたコントロールショットがゴール右上に吸い込まれた。 その後は2点を追うイタリアが反撃に転じるが、守備の意識を強めたスイスを崩せない。74分にはクリスタンテのロングパスでボックス中央に抜け出したレテギの落としをスカマッカが右足で合わせたが、シュートは左ポストに弾かれた。 終盤にかけてペッレグリーニやカンビアーゾ、フラッテージを投入したイタリアだったが、最後までGKゾマーの牙城を崩すことはできず。試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回王者のイタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出を決めた。 スイス 2-0 イタリア 【スイス】 レモ・フロイラー(前37) ルベン・バルガス(後1) 2024.06.30 03:00 Sun

ドイツW杯制覇のベルリンでユーロ8強入り目指すイタリア代表…スパレッティ監督「あのグループと似たようなチームに」

イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でアッズーリが世界王者に輝いた思い出の地で、ユーロ2024ベスト8進出を誓った。 ユーロ連覇を狙うイタリアはスペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居した激戦区のグループBを1勝1分け1敗で2位通過。パフォーマンス面で改善の必要が見受けられるも、ひとまず決勝トーナメント進出を決めた。 29日に行われるラウンド16ではグループAを2位通過した難敵スイス代表相手にベスト8進出を狙う。 対戦相手のスイスは2022年カタールW杯予選で同じグループに同居し、首位通過を許した因縁の相手となるが、今回の試合が開催されるベルリン・オリンピアシュタディオンは2006年ドイツW杯でフランス代表を撃破し、世界王者に輝いた非常に縁起がいいスタジアムでもある。 当時はローマを指揮していたスパレッティ監督、現スカッドに当時を知る者はいないが、コーディネーターを担うジャンルイジ・ブッフォン氏は守護神として優勝に貢献したこともあり、今回の一戦を前に当時のエピソードをチームに伝えているという。 スパレッティ監督はスイス戦の前日会見の場で、その点についてこう語っている。 「いつも感動的だが、ジジ・ブッフォンが隣にいてあの体験をつぶさに語っていると、我々はそのすべてを吸収できた! あの大きな喜びに報いるために、明日はあのグループと似たようなチームにならなければならない」 「当時、私は家で観戦していた。明日は突破する必要がある。ファンに喜びをもたらすことがとても重要だからだ」 難敵撃破に向けて世界制覇を達成した当時のチームのような一体感、勝負強さの必要性を説いた指揮官は、その大一番に向けた選手起用についても言及。 グループステージでは4バック、3バックを併用して戦ったが、スイス戦ではDFリッカルド・カラフィオーリを累積警告で、DFフェデリコ・ディマルコを負傷で欠くことになり、3バックで戦ったクロアチア戦から4バックに戻す可能性が濃厚とみられる。 指揮官は最新のチーム情報として体調不良のDFアレッサンドロ・バストーニの起用が可能と明かした一方、カラフィオーリの代役としてDFジャンルカ・マンチーニ、MFジョルジーニョの代役にMFニコロ・ファジョーリの起用を明言している。 「バストーニは評価を受ける必要がある。彼は今日少しトレーニングをしたので、我々はホっと一息ついた。ディマルコは回復できず、欠場する。我々は4バックに近い形でプレーするだろう。これまで見てきたよりも攻撃的になるよう努めなければならないからだ」 「マンチーニは適切な経験を持っている。今回の場合、センターバックの右側に右利き、左側に左利きを配置したい」 「若い才能が攻めてくるので、彼らにふさわしいスペースを作らなければならない。ファジョーリは自然で落ち着いたやり方をするので、その役割に完璧に適任だ。彼にスペースを与える勇気を持つことだ」 また、対戦相手のスイスに対しては「堅固なブロックを持っており、たとえ素早くボールを取り戻したとしても、彼らが間延びするのを見つけるのは難しい。彼らは非常に現代的な守備方法を持っており、高いラインを保ち、チームを緊密にしており、彼らの背後に抜け出すことは可能だ。しかし、彼らは猛烈なプレスも持っているおり、パスの計画を頭の中で立てていないと、ボールが足元に来たときにそこからパスを出すのは非常に困難だ」と、相手の堅固な守備と出足の鋭さを警戒している。 決勝トーナメント進出を決めたものの、グループステージでは振るわないパフォーマンスもあり、イタリア国内からは批判的な声も少なくない。 スパレッティ監督は「我々はこれまで、すべての潜在能力を発揮できていない。むしろ、ほんの一瞬しか見せていない」とそういった指摘を真摯に受け止めつつ、イタリア国民にこのチームを誇りに思ってもらうために、これまでよりも良い成績を残さなければならない」と、決勝トーナメントでの巻き返しを誓った。 「グループステージは非常に難しく、プレーヤー、そして私にもプレッシャーがかかっているのがわかった。このグループを突破した今、チームはもっとリラックスしていると思う。なぜなら、ノックアウトラウンドで計算はできないからだ」 「この試合に勝てば突破できるが、そうでなければ突破できない。だからこそ、そのように集中する必要がある。とにかく何が起こるかわからない」 2024.06.29 16:20 Sat

スイス率いるヤキン監督、前回王者との“戦術的”な試合心待ちに…「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」

ユーロ2024の決勝トーナメント初戦に臨むスイス代表のムラト・ヤキン監督は、前大会王者との戦術的な駆け引きを楽しみにしているようだ。『onefootball』が指揮官の前日会見コメントを伝えている。 今大会でホスト国のドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表と同居したグループAを1勝2分けの無敗で2位通過したスイス。 そして、29日に行われるラウンド16では前大会王者で、激戦区のグループBを2位通過したイタリア代表と対戦する。 グループステージでは智将ルチアーノ・スパレッティ監督の下、3バックと4バックを併用する、“戦術の国”らしい多彩な引き出しを見せた対戦相手に対して、ヤキン監督は、「我々は予習をし、この3試合だけでなく、その前の試合も観戦した」と、相手のいかなる戦い方にもアジャストできると自信を示す。 「イタリアはさまざまなシステムを使い分けてプレーできる。ここは戦術的フットボールの本場であり、私は彼らのやり方が本当に好きだ。彼らは集団で守備し、ピッチ全体でマンツーマンで戦うことができる。例えばアタランタがやっていることだ」 「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」 また、両者は2022年カタール・ワールドカップ予選で同じグループに入り、いずれも引き分けに終わった結果、最終的にスイスが首位通過、イタリアが2位通過の末にプレーオフで敗退する因縁もあった。 その点について問われると、「あの試合についていつも聞かれるが、あれは私が経験した中で最も素晴らしい気分だった。だから明日もそれを感じたい。誰が優勝候補かということに引きずられたくはないし、イタリアの強さはわかっている。前回対戦と同じ運に恵まれることを願っているよ」と、相手へのリスペクトを示しつつも、再び良い結果を手にしたいと意気込んだ。 2024.06.29 15:43 Sat

「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

マルコ・マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じ、イタリア代表の後輩たちを鼓舞した。 強烈な個性で観る者を魅了、対戦相手を威圧したイタリアの名手、マテラッツィ氏。2006年ドイツW杯優勝で真の勝者となった男は、あれから18年、ドイツの地でユーロ連覇を目指して戦う後輩たちを鼓舞する。 「イタリアは優勝候補じゃない。スイス代表(29日・ラウンド16)に勝つのは簡単じゃないぞ」 「(スイス)監督のムラト・ヤキンは、普段イタリア、ドイツ、イングランドでプレーする選手たちを頼りにできる。優秀な選手が多いよな? 最後尾にはヤン・ゾマーを擁するバランスの取れたチームだ。過小評価されているが、やつらの経験値は侮れない」 「彼らがドイツ戦で披露した自信とプレーモデルも、とても印象的だ。けどな、イタリアの問題はスイスじゃない。イタリアは対戦相手以前に、自分たちで問題を引き起こさないようにしなければならない」 「ここでスイスを倒して初めて、ようやく真っ直ぐな高速道路が目の前に現れるんだ。負ければまた狭い道を歩いていくことになるぞ。俺と仲間たちは2006年、ドイツ(W杯準決勝)との試合に繋がる高速道路が視界に広がった。そして優勝だ。道のりは簡単じゃないぞ」 スイス代表vsイタリア代表のユーロ2024・ラウンド16は日本時間29日25:00キックオフだ。 2024.06.28 17:30 Fri

“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri

ユーロの関連記事

ハヴァーツ&ムシアラ弾でデンマークを撃破したドイツがベスト8進出!【ユーロ2024】

ユーロ2024・ラウンド16のドイツ代表vsデンマーク代表が29日に行われ、2-0でドイツが勝利した。 スイス代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを首位で通過した開催国のドイツは、最終節のスイス戦から先発を3人変更。出場停止のターに加え、ヴィルツとミッテルシュタットに代えてサネ、ラウム、シュロッターベックを先発で起用。最前線にハヴァーツを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 一方、イングランド代表、スロベニア代表、セルビア代表が同居したグループCを2位で通過したデンマークは、ゴールレスドローで終えた直近のセルビア戦の先発から出場停止のヒュルマンドとヴィンドをデラネイとスコフ・オルセンに変更した以外は同じ先発メンバーを起用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 試合はホームサポーターの大声援を浴びるドイツが開始早々にネットを揺らす。4分、クロースの左CKをゴール前に走り込んだN・シュロッターベックがヘディングシュートで叩き込んだが、これはN・シュロッターベックをマークしていたスコフ・オルセンをブロックして止めたキミッヒのファウルを取られ、ゴールは取り消された。 その後もボールを保持するドイツがデンマークを押し込む状況が続くと、7分にクロスの右CKから再びN・シュロッターベックがヘディングシュート。さらに10分には、リュディガーのロングパスに抜け出したハヴァーツが決定機を迎えたが、共にシュートはGKシュマイケルの好セーブに防がれた。 膠着状態が続くなか、35分に主審が試合をストップ。雷が鳴り始めたことで試合が中断。その後、スタジアムは大雨に見舞われたが、およそ25分間の中断を挟んで再開した時には、全く雨の影響がない状況だった。 再開後も一進一退の展開が続くなか、デンマークは45分に決定機。自陣中盤でのパスカットからカウンターを仕掛けると、エリクセンのパスから敵陣に抜け出したデラネイがボックス手前まで切り込みラストパス。これに反応したホイルンドがGKとの一対一を迎えたが、チップキックで狙ったシュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、デンマークは開始早々にチャンスを作る。48分、左FKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ホイビュアが供給した右クロスクリステンセンがフリックすると、ボックス中央で収めたデラネイが倒れながらシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をアンデルセンがゴールに押し込んだ。 このゴールでデンマークの先制かと思われたが、VARの介入の末に8のオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 開始早々のピンチを凌いだドイツは、直後にチャンス。51分、左クロスのこぼれ球をボックス左で拾ったラウムが縦への仕掛けからクロスを供給。これがDFアンデルセンの右手に当たると、オンフィールドレビューの末にPKが認められた。このPKをハヴァーツがゴール右隅に突き刺した。 先制したドイツは、59分にギュンドアンとアンドリッヒを下げてフュルクルクとジャンを投入。すると68分、N・シュロッターベックが左サイドのスペースへロングフィードを供給すると、DFアンデルセンに走り勝ったムシアラがボックス左から侵入。冷静にゴール右隅へシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ドイツは後半アディショナルタイムに再びチャンス。91分、GKノイアーからのロングフィードを最前線のフュルクルクが落とすと、これを拾ったヴィルツがゴール前まで侵入。飛び出したGKをかわしてゴールネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドと判定された。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回大会ベスト4のデンマークに完勝したドイツが2大会ぶりのベスト8へ駒を進めた。 ドイツ 2-0 デンマーク 【ドイツ】 カイ・ハヴァーツ(後8[PK]) ジャマル・ムシアラ(後23) 2024.06.30 06:30 Sun

バルガスの芸術弾などで前回王者イタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出!【ユーロ2024】

ユーロ2024・ラウンド16のスイス代表vsイタリア代表が29日に行われ、2-0でスイスが勝利した。 ドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを1勝2分けの2位で通過したスイスは、直近のドイツ戦から出場停止のヴィドマーをバルガスに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にエンボロを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、スペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表が同居したグループBを1勝1分け1敗の2位で通過したイタリアは、ザッカーニの劇的弾でドローに持ち込んだ直近のクロアチア戦からスタメンを6人変更。3トップに右からキエーザ、スカマッカ、エル・シャーラウィを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 試合は序盤からスイスが積極的な入りを見せるが、イタリアも堅い守りで主導権を握らせない。以降は一進一退の展開が続くなか、スイスが24分に最初の決定機を創出する。 敵陣左サイドでボールを受けたエビシェアがDFの裏へダイレクトパスを供給すると、抜け出したエンボロがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKドンナルンマの好セーブに阻まれて先制のチャンスを逃した。 その後もボールを支配するスイスが何度もアタッキングサードまで攻め込むと、37分にスコアを動かす。左サイドでボールを受けたバルガスがボックス左角横から折り返しを供給すると、中央に走り込んだフロイラーが右足のトラップでボールを浮かせたが、これを左足ボレーでゴールに流し込んだ。 先制したスイスは、45分にもバイタルエリア右からリーダーが右ポスト直撃のFKを放つなど、イタリアゴールを脅かしたが追加点は生まれず。前半は1-0で終了した。 ハーフタイムにエルシャーラウィを下げてザッカーニを投入したイタリアに対し、スイスは後半開始27秒で追加点を奪う。自陣中盤でのボール奪取をきっかけに仕掛けたカウンターから一度はスピードダウンされるも、敵陣左サイドで細かくパスを繋ぐと、エビシェアの横パスをボックス左で受けたバルガスが右足一閃。狙いすましたコントロールショットがゴール右上に吸い込まれた。 その後は2点を追うイタリアが反撃に転じるが、守備の意識を強めたスイスを崩せない。74分にはクリスタンテのロングパスでボックス中央に抜け出したレテギの落としをスカマッカが右足で合わせたが、シュートは左ポストに弾かれた。 終盤にかけてペッレグリーニやカンビアーゾ、フラッテージを投入したイタリアだったが、最後までGKゾマーの牙城を崩すことはできず。試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回王者のイタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出を決めた。 スイス 2-0 イタリア 【スイス】 レモ・フロイラー(前37) ルベン・バルガス(後1) 2024.06.30 03:00 Sun

バルセロナなど関心のニコ・ウィリアムズ、今はユーロに集中も「外から来る話は全て良いもの」

アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が自らの去就について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在はスペイン代表の一員としてユーロ2024を戦っているニコ・ウィリアムズ。一方、左ウイングを探すバルセロナからの関心も報じられている。 バルセロナはサウジアラビア方面から熱視線を浴びるブラジル代表FWハフィーニャ(27)が残留したとしても、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)より少し安く済むニコ・ウィリアムズの獲得に動く可能性があるとのこと。さらに、チェルシーやリバプールといったクラブもこの21歳に注目しているようだ。 ニコ・ウィリアムズはラウンド16のジョージア代表戦を前に、スペイン『La Vanguardia』のインタビューに対応。ビッグクラブからの関心は嬉しいが、今はユーロ以外に目を向けていないと語った。 「外から来る話は全て良いものだ。自分が仕事をうまくやっている証拠だ。子供たちは皆、ビッグクラブに注目されることを夢見ている」 「僕はユーロで良い結果を残すことに集中している。その後に何が待っているかはそのうちわかるだろう。最近は完全に(移籍の話を)断っているからね」 一方、代表で仲の良い選手についても語り、関心が噂されるバルセロナのFWラミン・ヤマルと常に行動しているとのこと。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)も加わってプレイステーションで遊んでいるようで、ニコ・ウィリアムズは16歳ウインガーとの関係の良さを強調した。 「僕らはとても仲が良い。単なるチームメイトではなく、友人でもある。チームを大きな成功に導く上でも重要なことだと思う」 「友達と一緒なら何事もよりうまくいく。彼がここにいてくれることや、彼のスペクタクルなプレーを見られることはとても嬉しいよ」 2024.06.29 17:56 Sat

ドイツW杯制覇のベルリンでユーロ8強入り目指すイタリア代表…スパレッティ監督「あのグループと似たようなチームに」

イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でアッズーリが世界王者に輝いた思い出の地で、ユーロ2024ベスト8進出を誓った。 ユーロ連覇を狙うイタリアはスペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居した激戦区のグループBを1勝1分け1敗で2位通過。パフォーマンス面で改善の必要が見受けられるも、ひとまず決勝トーナメント進出を決めた。 29日に行われるラウンド16ではグループAを2位通過した難敵スイス代表相手にベスト8進出を狙う。 対戦相手のスイスは2022年カタールW杯予選で同じグループに同居し、首位通過を許した因縁の相手となるが、今回の試合が開催されるベルリン・オリンピアシュタディオンは2006年ドイツW杯でフランス代表を撃破し、世界王者に輝いた非常に縁起がいいスタジアムでもある。 当時はローマを指揮していたスパレッティ監督、現スカッドに当時を知る者はいないが、コーディネーターを担うジャンルイジ・ブッフォン氏は守護神として優勝に貢献したこともあり、今回の一戦を前に当時のエピソードをチームに伝えているという。 スパレッティ監督はスイス戦の前日会見の場で、その点についてこう語っている。 「いつも感動的だが、ジジ・ブッフォンが隣にいてあの体験をつぶさに語っていると、我々はそのすべてを吸収できた! あの大きな喜びに報いるために、明日はあのグループと似たようなチームにならなければならない」 「当時、私は家で観戦していた。明日は突破する必要がある。ファンに喜びをもたらすことがとても重要だからだ」 難敵撃破に向けて世界制覇を達成した当時のチームのような一体感、勝負強さの必要性を説いた指揮官は、その大一番に向けた選手起用についても言及。 グループステージでは4バック、3バックを併用して戦ったが、スイス戦ではDFリッカルド・カラフィオーリを累積警告で、DFフェデリコ・ディマルコを負傷で欠くことになり、3バックで戦ったクロアチア戦から4バックに戻す可能性が濃厚とみられる。 指揮官は最新のチーム情報として体調不良のDFアレッサンドロ・バストーニの起用が可能と明かした一方、カラフィオーリの代役としてDFジャンルカ・マンチーニ、MFジョルジーニョの代役にMFニコロ・ファジョーリの起用を明言している。 「バストーニは評価を受ける必要がある。彼は今日少しトレーニングをしたので、我々はホっと一息ついた。ディマルコは回復できず、欠場する。我々は4バックに近い形でプレーするだろう。これまで見てきたよりも攻撃的になるよう努めなければならないからだ」 「マンチーニは適切な経験を持っている。今回の場合、センターバックの右側に右利き、左側に左利きを配置したい」 「若い才能が攻めてくるので、彼らにふさわしいスペースを作らなければならない。ファジョーリは自然で落ち着いたやり方をするので、その役割に完璧に適任だ。彼にスペースを与える勇気を持つことだ」 また、対戦相手のスイスに対しては「堅固なブロックを持っており、たとえ素早くボールを取り戻したとしても、彼らが間延びするのを見つけるのは難しい。彼らは非常に現代的な守備方法を持っており、高いラインを保ち、チームを緊密にしており、彼らの背後に抜け出すことは可能だ。しかし、彼らは猛烈なプレスも持っているおり、パスの計画を頭の中で立てていないと、ボールが足元に来たときにそこからパスを出すのは非常に困難だ」と、相手の堅固な守備と出足の鋭さを警戒している。 決勝トーナメント進出を決めたものの、グループステージでは振るわないパフォーマンスもあり、イタリア国内からは批判的な声も少なくない。 スパレッティ監督は「我々はこれまで、すべての潜在能力を発揮できていない。むしろ、ほんの一瞬しか見せていない」とそういった指摘を真摯に受け止めつつ、イタリア国民にこのチームを誇りに思ってもらうために、これまでよりも良い成績を残さなければならない」と、決勝トーナメントでの巻き返しを誓った。 「グループステージは非常に難しく、プレーヤー、そして私にもプレッシャーがかかっているのがわかった。このグループを突破した今、チームはもっとリラックスしていると思う。なぜなら、ノックアウトラウンドで計算はできないからだ」 「この試合に勝てば突破できるが、そうでなければ突破できない。だからこそ、そのように集中する必要がある。とにかく何が起こるかわからない」 2024.06.29 16:20 Sat

スイス率いるヤキン監督、前回王者との“戦術的”な試合心待ちに…「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」

ユーロ2024の決勝トーナメント初戦に臨むスイス代表のムラト・ヤキン監督は、前大会王者との戦術的な駆け引きを楽しみにしているようだ。『onefootball』が指揮官の前日会見コメントを伝えている。 今大会でホスト国のドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表と同居したグループAを1勝2分けの無敗で2位通過したスイス。 そして、29日に行われるラウンド16では前大会王者で、激戦区のグループBを2位通過したイタリア代表と対戦する。 グループステージでは智将ルチアーノ・スパレッティ監督の下、3バックと4バックを併用する、“戦術の国”らしい多彩な引き出しを見せた対戦相手に対して、ヤキン監督は、「我々は予習をし、この3試合だけでなく、その前の試合も観戦した」と、相手のいかなる戦い方にもアジャストできると自信を示す。 「イタリアはさまざまなシステムを使い分けてプレーできる。ここは戦術的フットボールの本場であり、私は彼らのやり方が本当に好きだ。彼らは集団で守備し、ピッチ全体でマンツーマンで戦うことができる。例えばアタランタがやっていることだ」 「我々は準備ができているし、イタリアを驚かせることもできるかもしれない」 また、両者は2022年カタール・ワールドカップ予選で同じグループに入り、いずれも引き分けに終わった結果、最終的にスイスが首位通過、イタリアが2位通過の末にプレーオフで敗退する因縁もあった。 その点について問われると、「あの試合についていつも聞かれるが、あれは私が経験した中で最も素晴らしい気分だった。だから明日もそれを感じたい。誰が優勝候補かということに引きずられたくはないし、イタリアの強さはわかっている。前回対戦と同じ運に恵まれることを願っているよ」と、相手へのリスペクトを示しつつも、再び良い結果を手にしたいと意気込んだ。 2024.06.29 15:43 Sat

記事をさがす

ジェルダン・シャキリの人気記事ランキング

1

W杯とユーロにめっぽう強いシャキリ…親善試合と主要大会で全く異なる“数字”、MLS所属も勝負勘衰えず

スイス代表MFジェルダン・シャキリ(32)は主要大会にめっぽう強い。 19日、ユーロ2024グループA第2節のスイス代表vsスコットランド代表が行われ、1-1のドロー決着に。スイスは26分、シャキリの鋭い左足弾が決まって追いつき、勝ち点1を拾った。 このシャキリ、サッカーファンなら多くの人が知る存在であり、旧ユーゴスラビアは現コソボに生まれたアルバニア人にして、長年スイス代表の中心選手として活躍する。 一方、バイエルン、インテル、リバプールというビッグクラブにおいては目立った活躍ができず、スペイン『Relevo』は「今回のゴールが決まって、“シャキリって今どこにいるんだ?”とGoogle検索した人も多いはず」と論評。 正解は2022年から所属するMLSのシカゴ・ファイアーなわけで、リバプールから移籍したリヨンでほとんど出場機会を貰えず、欧州に別れを告げた形。ただ、そんなシャキリも大舞台における勝負強さは錆び付いていない。 シャキリは2010年、2014年、2018年、2022年と4度のワールドカップ(W杯)に出場し、ユーロも2016年、2021年に続いて今回で3大会連続出場。7度の主要大会出場を誇る。 そして、スイス代表として初の国際舞台だった10年W杯を除き、14年W杯から主要大会6大会連続でゴールを決めているのだ。W杯通算12試合5得点2アシスト、ユーロ通算10試合5得点2アシストと、スイス代表にとって替えの効かない“数字”を残しているのがシャキリだ。 まさに「大舞台のほうを好む男」と言うべきか、シャキリは国際親善試合に限れば通算40試合7得点7アシストだが、W杯とユーロの本大会を合わせて通算22試合10得点4アシスト。 所属するシカゴで背番号「10」を背負ってキャプテン、主にトップ下から攻撃のタクトを振るうシャキリ。クラブで“気持ちよく”プレーを続ければ、34歳で迎える2026年W杯もスイス代表のエースに君臨しているかもしれない。 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 15:45 Thu
2

「信じられない完璧なシュート」スイス代表監督がシャキリのゴールを絶賛、最終節のドイツ戦は「面白い試合になるだろう」

スイス代表のムラト・ヤキン監督が、スコットランド代表戦を振り返った。 19日、ユーロ2024 グループA第2節でスイスはスコットランドと対戦した。 初戦でハンガリー代表に勝利していたスイスは、初戦ドイツ代表に敗れていたスコットランドに勝利し、グループステージ突破を早々に決めたいところだった。 しかし、試合は13分にオウンゴールで失点。苦しい立ち上がりになるが、26分にボックス手前で相手のパスミスのボールを拾ったジェルダン・シャキリが左足を一閃。鋭いシュートがゴール左に決まり、スイスが同点に追いついたが、その後ゴールが生まれず、1-1のドロー。スイスは勝ち点4で2位となり、ドイツとの最終戦に臨むこととなる。 試合後、ヤキン監督は同点ゴールを決めたシャキリを称賛した。 「シャキリは今夜、このような瞬間のために生きていることを証明した。信じられないほど完璧なシュートだったし、あの状況で彼にできた唯一のことだった」 一方で、1-1のドローに終わり、突破を決めきれず。最終節はドイツという難敵を相手にするが、引き分け以上で良いため、しっかりと戦い良い試合にするとした。 「このような試合では、希望はほとんど意味をなさない。重要なのはピッチ上でどれだけのクオリティを発揮できるかだ」 「ドイツは素晴らしいサッカーをしてきた。我々は早く試合をしたいと思っている。窮地に立たされているわけでもないし、面白い試合になるだろう。疑いの余地はない」 一方で、スコットランドvsハンガリーについても言及。ドイツに大敗していたスコットランドを警戒していたとし、スコットランドの方が優位だと語った。 「スコットランドは立ち直る必要があった。彼らは意気消沈し、プライドを傷つけられていた」 「私はチームに対して、プレッシャーをかけてくるだろう、中盤のスペースを塞いでくるだろうと事前に話していた。試合に勝てたかもしれないが、彼らもチャンスを作っていた」 「両チームを比較すると、スコットランドの方が特に前半は我々に多くの問題を引き起こした。スコットランドとハンガリーの試合は厳しい戦いになるだろう」 「我々は2試合を戦って4ポイントを獲得している。ドイツ戦で何が起こるのかを見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 12:10 Thu
3

「いつまでも忘れない」衝撃の一発を決めたスイス代表MFシャキリ、自画自賛のゴール「本当に美しいゴールだった」

スイス代表のMFジェルダン・シャキリが、スコットランド代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 19日、ユーロ2024 グループA第2節でスイスはスコットランドと対戦した。 初戦でハンガリー代表に勝利していたスイスは、初戦ドイツ代表に敗れていたスコットランドに勝利し、グループステージ突破を早々に決めたいところだった。 しかし、試合は13分にオウンゴールで失点。苦しい立ち上がりになるが、26分にボックス手前で相手のパスミスのボールを拾ったシャキリが左足を一閃。鋭いシュートがゴール左に決まり、スイスが同点に追いつく。 見事なゴールを決めたシャキリだったが、試合はその後ゴールが生まれず、1-1のドロー。スイスは勝ち点4で2位となり、ドイツとの最終戦に臨むこととなる。 試合後、ゴールを振り返ったシャキリは、自画自賛する素晴らしいゴールだったとコメントした。 「ボールが来るのがゆっくりで、『さあ、今すぐゴールに入れろ』と思い、完璧にコーナーに蹴り込んだ」 「本当に美しいゴールだったけど、これまでも美しいゴールはたくさん決めてきた。だから、これがベストゴールかどうかを選ぶのは難しいけど、間違いなく重要なゴールだと思うし、チームに大きな力を与えた」 「その後、何度もチャンスを作っていたけど、得点には至らなかったのは見ての通りだ。このゴールは、いつまでも忘れないだろう」 貴重な同点ゴールを喜んだシャキリだが、チームはドロー。勝利できなかったことを反省しつつ、次戦への意気込みを語った。 「僕たちは今日試合に勝てなくてとても残念に思っている。でも、1-1は妥当な結果だと思う。スコットランドは最後まで戦い、ゴールを狙っていたけど、僕たちの方が優れたチームで、チャンスも多かったと思う」 「もし、僕たちがゴールを決めて、2-1にしていたならば、試合はもっとオープンになり、もう1点決めることができたかもしれない。僕たちはこの試合から、次の試合では得点してチャンスをものにしなければならないと学ぶ必要がある」 <span class="paragraph-title">【動画】シャキリが衝撃の一振り! 完璧なゴールを決める!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 29;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 09:30 Thu
4

ドイツ戦の大敗から立て直し成功…GS最終節で今度こそ勝利が欲しいスコットランド指揮官「次のステージに進めると信じている」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が引き分けに一定の満足感を示した。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループAの初戦でドイツ代表相手に1-5の大敗を喫したスコットランド。立て直したい19日の第2節ではスイス代表と相まみえた。 試合は13分、ユーロ予選でも7得点を記録していたMFスコット・マクトミネイがカウンターを仕上げ、スコットランドが先制。しかし、MFジェルダン・シャキリのゴールで26分にスイスが追いつくと、その後は両チーム共に追加点を奪えず、1-1の引き分けに終わった。 ドイツ戦を引きずらず、グループステージ突破に望みを繋いだクラーク監督は、チームの戦いぶりを評価。23日のハンガリー代表戦で今度こそ勝利を掴むつもりだ。 「初戦では力を発揮できなかった。しっかりプレーできれば我々は良いチームだ。初戦は本当に悪い夜だったと割り切らなければならない。今夜はボールを追いかけ、ピッチの高い位置からプレッシャーをかけることを意識した。スイスは非常に強い相手だったと言わざるを得ない」 「両チーム互角の良い試合だった。我々は今、絶対に勝利が必要な状況だ。3ポイントを獲得すれば次のステージに進めると信じている」 また、クラーク監督は最初からグループステージ第2節のスイス戦、最終節のハンガリー戦に焦点を当てていたともコメント。今回のスイス戦が特に重要だったという。 「予想していた結果だ。過去3、4年間、我々はこういう戦い方をしてきた。何をすべきかはわかっていた。強敵相手に見せた良いパフォーマンスだったし、(ドイツ戦の)残念な夜に対する良いリアクションだった。我々はまだ生き残っている」 「実際のところ、我々はグループステージの後半2試合を見据えていたし、結局こうなった。たとえドイツ戦で良いプレーができていたとしても、この試合で何かを得なければならなかっただろう」 <span class="paragraph-title">【動画】両者譲らない一戦! スコットランドvsスイス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 13:48 Thu
5

ユーロでも得点力発揮のマクトミネイ、スコットランドの決勝T進出に自信「僕らはきっとやれる」

スコットランド代表のMFスコット・マクトミネイが自身のゴールや引き分けを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループA初戦のドイツ代表戦では1-5の大敗を喫していたスコットランド。19日には第2節のスイス代表戦に臨み、今大会初勝利を目指した。 試合は13分、スコットランドがロングカウンターを発動すると、味方の折り返しからマクトミネイがダイレクトシュートを放ち、相手に当たりながらも先制。しかし26分、MFジェルダン・シャキリの華麗なゴールでスイスが追いつくと、その後は両チーム共にチャンスを作りながらスコアは動かず、1-1のドローで決着した。 中盤の選手ながらユーロ予選でも7ゴールと得点力を発揮していたマクトミネイは、本大会での初ゴールについて「とても幸運だった」とコメント。それでも持ち味を活かした得点だったと述べ、ドイツ戦からの立て直しにも満足感を示した。 「オウンゴールにはならなかったし、狙い通りのゴールだった。僕にとってはボックス内に飛び込み、ボールを押し込むのが狙いなんだ」 「後半にもう1度ボレーを打ったけど、不運にもチェ(・アダムス)がコース上にいた。そうでなければゴールになっていただろう。枠を捉えていた」 「前の試合は非常に消極的だった。動きが遅く、何に対してもリアクションがなかった。自分たちに何ができるかはわかっている。このチームには本物のエネルギーがあるから、ハイプレスをかけられることはわかっている。今夜はそれが非常に重要だった」 グループAで3位につけるなか、決勝トーナメント進出に向け戦う次の相手はハンガリー代表。今回のスイス戦で見せたパフォーマンスを継続したいとマクトミネイは語っている。 「グラント(・ハンリー)のヘディングシュートがまたもポストに当たったり、チャンスはいくつもあった。ハングリー精神と熱意を持ってプレーを続け、ハンガリーに勝てるという信念を持っていれば、僕らはきっとやれると思う」 「後半はボールを持っている時に良い瞬間があった。我慢強くプレーできた。適切なタイミングでプレッシャーもかけられた。次の試合に向け、ポジティブな要素がたくさんある。こういう試合こそピッチで全てを出し切らなければならない。サッカーをする理由はこれにある」 <span class="paragraph-title">【動画】マクトミネイがスイス相手に先制ゴールを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yCBfe14b5OM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.20 12:52 Thu

スイス代表の人気記事ランキング

1

“旬”な22歳DFカラフィオーリをラウンド16で欠くイタリア代表…代役は誰に?

イタリア代表はスイス代表戦に向け、最終ラインの人選を悩んでいるようだ。 ユーロ2024でグループB2位通過のイタリア代表。3試合はお世辞にも順調な戦いぶりと言えずも、劇的な形で突破を決め、それもそれで要所を抑えたアッズーリらしさ、と言うべきか。 ただ、来たるラウンド16のスイス代表戦(29日)は、今日現在世界で最も急激に評価を高めているフットボーラー、センターバックのDFリッカルド・カラフィオーリが出場停止。 カラフィオーリはB組最終節のクロアチア代表戦で、90+7分の劇的同点弾をアシスト。ボローニャの大躍進に貢献した22歳はプレー全体も良く、急速にビッグクラブ行き噂が過熱する。今月A代表デビューとは思えぬ奮闘ぶりだ。 無論、こういったニューカマーの台頭が大舞台を突き進む上では重要なわけで、スイス戦でカラフィオーリを欠くことは、イタリアにとって大きな痛手になるとみて間違いない。 では、代役は誰になるのか。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやら順当にDFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)の先発起用が妥当か。左からバストーニ、ボンジョルノ、ダルミアンorディ・ロレンツォの3バックと考えられている。 ルチアーノ・スパレッティ監督は大前提として「4バックへのスライドを苦にしない3バック」を念頭に置き、ジャンルカ・マンチーニ、フェデリコ・ガッティの可能性もあるが、打倒な選択肢はボンジョルノとのこと。 注目の大一番、スイス代表vsイタリア代表は、日本時間29日25:00にキックオフだ。 2024.06.28 14:30 Fri
2

「イタリアは優勝候補じゃない」マテラッツィ氏がユーロ連覇目指す後輩たちを鼓舞「スイスを倒して初めて...」

マルコ・マテラッツィ氏がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』を通じ、イタリア代表の後輩たちを鼓舞した。 強烈な個性で観る者を魅了、対戦相手を威圧したイタリアの名手、マテラッツィ氏。2006年ドイツW杯優勝で真の勝者となった男は、あれから18年、ドイツの地でユーロ連覇を目指して戦う後輩たちを鼓舞する。 「イタリアは優勝候補じゃない。スイス代表(29日・ラウンド16)に勝つのは簡単じゃないぞ」 「(スイス)監督のムラト・ヤキンは、普段イタリア、ドイツ、イングランドでプレーする選手たちを頼りにできる。優秀な選手が多いよな? 最後尾にはヤン・ゾマーを擁するバランスの取れたチームだ。過小評価されているが、やつらの経験値は侮れない」 「彼らがドイツ戦で披露した自信とプレーモデルも、とても印象的だ。けどな、イタリアの問題はスイスじゃない。イタリアは対戦相手以前に、自分たちで問題を引き起こさないようにしなければならない」 「ここでスイスを倒して初めて、ようやく真っ直ぐな高速道路が目の前に現れるんだ。負ければまた狭い道を歩いていくことになるぞ。俺と仲間たちは2006年、ドイツ(W杯準決勝)との試合に繋がる高速道路が視界に広がった。そして優勝だ。道のりは簡単じゃないぞ」 スイス代表vsイタリア代表のユーロ2024・ラウンド16は日本時間29日25:00キックオフだ。 2024.06.28 17:30 Fri
3

「面白い試合だった」スイスに土壇場で追いついたドイツ、値千金のフュルクルクには「我々にとって重要な選手」

ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督が、スイス代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 23日、ユーロ2024グループA最終節でドイツはスイスと対戦した。すでにグループステージ突破を決めているドイツと、勝利して首位通過を目指すスイスの戦い。試合は28分にダン・エンドイエのゴールでスイスが先制する。 ドイツは初黒星かと思われた中、後半アディショナルタイム2分にニクラス・フュルクルクが値千金の同点ゴール。1-1で勝ち点を分け合う形となり、首位通過を決めた。 試合後、ナーゲルスマン監督はスイスを称えながら、良い試合だったと振り返った。 「最終的には当然の勝ち点と言える。もちろん、カウンターではリスクを冒し、失点することもある。我々は逆転してよくやったと思う。同点に追いつくに値していた」 「スイスは素晴らしい相手だった。面白い試合だった。我々は戦術的にうまくやれた」 また、敗戦からチームを救ったフュルクルクについても言及。ベンチからの役割でも結果を残したストライカーを称えた。 「彼はまたゴールを決めた。良いゴールだ。我々にとって重要な選手だ。ベンチから投入できる選手がいるというのは嬉しい」 「決定的なゴールを取れる選手を交代で投入するのは重要なことだ。我々は先発メンバーを選ぶために相手を分析し、ベンチからは異なる選手を投入できる」 <span class="paragraph-title">【動画】互いの意地がかかった激闘!スイスvsドイツ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_k1_71hyJCQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 10:30 Mon
4

後半ATのフュルクルク同点弾でドイツが首位通過、スイスは2位通過【ユーロ2024】

ユーロ2024グループA最終節、スイス代表vsドイツ代表が23日に行われ、1-1で引き分けた。 4日前に行われたスコットランド代表戦を1-1で引き分け1勝1分けとした2位スイスは引き分け以上で突破が決まる中、スコットランド戦のスタメンからシャキリとバルガスに代えてエンボロとリーダーを起用した。 一方、ハンガリー代表に2-0で勝利して連勝とし、決勝トーナメント進出一番乗りを決めたドイツは引き分け以上で首位通過となる中、3戦連続同じスタメンで臨んだ。 開始3分にCKからハヴァーツのヘディングシュートでGKゾマーを強襲したドイツがボールを持つ展開となった中、17分に押し切りかける。アンドリッヒがボックス手前からミドルを放つと、GKゾマーは守備範囲だったが、触れずにネットが揺れた。 しかしその前にムシアラにファウルがあったとしてVARが入り、ノーゴールとなった。 すると28分、スイスが最初のチャンスで先制する。ボックス左でスルーパスを引き出したフロイラーのクロスをエンドイエが合わせた。 さらに31分、エンドイエがボックス左から際どいシュートを放って追加点に迫ったスイスが、ハーフタイムにかけてはドイツに好機を許さず1点をリードしたまま前半を終えた。 迎えた後半、開始5分にドイツはヴィルツのスルーパスを受けたムシアラがGKゾマー強襲のシュートを浴びせると、55分にはクロースがミドルシュートで牽制。 そのドイツが押し込む流れが続くと、70分にはヴィルツのクロスを受けたキミッヒがシュートに持ち込んだが、アカンジの好ブロックに阻まれる。 終盤、フュルクルクとサネを投入したドイツは84分にバルガスにネットを揺らされるも僅かにオフサイドで助かると、続く89分にはジャカのミドルシュートでゴールを脅かされたが、GKノイアーがファインセーブで阻止。 すると追加タイム2分に値千金の同点弾。ラウムの左クロスをフュルクルクがヘッドで合わせた。このまま1-1で終了。ドイツが首位通過を決め、スイスは2位での突破となった。 スイス 1-1 #ドイツ 【スイス】 ダン・エンドイエ(前28) 【ドイツ】 ニクラス・フュルクルク(後47) 2024.06.24 05:58 Mon
5

ドイツ撃破にあと一歩まで迫ったスイス、指揮官は選手の奮闘と決勝T進出に満足「大きな挑戦だった」

スイス代表のムラト・ヤキン監督がドイツ代表を苦しめた自らのチームを誇った。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024グループA初戦のハンガリー代表戦を1-3で勝利し、第2節スコットランド代表戦は1-1の引き分けで終えたスイス。第3節は引き分け以上でグループステージ突破が決まるなか、開催国で優勝候補のドイツと23日に対戦した。 ドイツに主導権を握られる展開となりながら、28分にFWダン・エンドイエが左クロスを押し込んでスイスが先制。1点リードのまま迎えた終盤には、MFルベン・バルガスがネットを揺らすもオフサイドで認められず、後半アディショナルタイムには土壇場で追いつかれ、1-1のドロー決着となった。 1勝2分けのグループ2位で決勝トーナメント進出を決めたヤキン監督は、ドイツをぎりぎりまで追い詰めた選手たちを称賛。この調子を維持したまま決勝トーナメント初戦に向かうつもりだ。 「まずは選手たちを祝福したい。戦術的なプレーを見せた。我々は戦い、たくさん走ったが、このような相手と争うのは難しい。それでも我々のプレーには満足している。大きな挑戦だった」 「我々のストライカーたちはハードワークし、前線でも守備でもよくやってくれた。次の試合に向けて準備する時間は1週間ある」 「負けていないのは嬉しい。(グループ)1位を取るには十分ではなかったが、ポジティブだ。このチームは正しいチームスピリットを持って懸命に取り組んでいる。システムや戦略は機能しているし、出場した選手たちはよくやっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ドイツ相手に先制! エンドイエが右足でクロスを押し込む</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="_k1_71hyJCQ";var video_start = 31;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.24 11:46 Mon