ムバッペのPSG退団報道受け、マドリードにあるスペイン1部クラブが早速動く!公式SNSのコラ画像が話題に
2024.02.16 12:40 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)を退団するとされるフランス代表FWキリアン・ムバッペ
フランス代表FWキリアン・ムバッペがパリ・サンジェルマン(PSG)を退団する意向という報道を受け、マドリードのあるクラブが動いている。
周囲が騒がしくなる中、真っ先に動いたのはヘタフェだった。
ヘタフェは、クラブの英語版公式X(旧ツイッター)で、ムバッペがヘタフェのユニフォームを着たように編集した画像をアップ。「チクタク…」と間もなく正式発表されるかのような“匂わせ”を行った。
ヘタフェの投稿は大きな話題となっているが、その分反感も買っている模様。ムバッペの去就が正式に決まるまではこうしたおふざけが出てくるかもしれない。
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15日、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、ムバッペがPSG退団の意向をクラブに通知したと伝えた。これまで幾度となく退団の可能性が取り沙汰されながらも残留してきたムバッペだが、今回はPSG側も退団を覚悟しており、後釜確保の動きを進めていくとも伝えられている。ヘタフェは、クラブの英語版公式X(旧ツイッター)で、ムバッペがヘタフェのユニフォームを着たように編集した画像をアップ。「チクタク…」と間もなく正式発表されるかのような“匂わせ”を行った。
もちろんこの投稿はジョーク。ムバッペの意中のクラブは確かにマドリードのクラブだと思われるが、ヘタフェではなくレアル・マドリーで間違いないはずだ。
ヘタフェの投稿は大きな話題となっているが、その分反感も買っている模様。ムバッペの去就が正式に決まるまではこうしたおふざけが出てくるかもしれない。
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リュディガーに6試合の出場停止処分、ベリンガムのレッドカードは取り消し
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コパ決勝で3選手退場のマドリー、主審に投擲のリュディガーに長期出場停止の可能性
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自身の立ち位置に疑問? ロドリゴが今夏レアルを退団か?
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コパ・クラシコ前のヘタフェ戦へアンチェロッティ監督「準備万端で、気持ちも切り替えている」…自身の去就にも言及
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、コパ・クラシコを控えるなかで戦うヘタフェとの自治州ダービーへの思いを語った。 2位のマドリーは前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決で1-0の勝利。チャンピオンズリーグ敗退からのバウンスバックを果たした。 そして、今週末に行われるコパ・デル・レイ決勝のバルセロナ戦に弾みを付けるべくリーグ連勝を狙う一戦では、12位ヘタフェとのアウェイゲームに臨む。 ファウルを辞さない肉弾戦を仕掛けてくるタフな相手との一戦に向けた公式会見に出席したイタリア人指揮官は、「準備はできているし、前進する意欲もある」と、正しいメンタリティでバルセロナ戦前の試合に勝ち切りたいと主張している。 「ヘタフェのプレースタイルは誰もが知っている。激しいフットボール、組織力、そしてデュエルの多さ…。彼らは明確な考えを持つ非常に強いチームだ。このような試合になることは覚悟している。準備は万端で、気持ちも切り替えている。シーズン終盤が近づき、どのチームにとっても試合の重要性が増している。多くの勝利を賭け、勝ち進みたいからだ」 「今シーズンの課題は明白だ。それぞれ異なる個性を持つ選手たちがいて、適切なバランスを見つけるのに苦労した。この終盤戦でバランスを取り戻せることを願っている。それができなければ勝つのは難しいし、バランスが取れれば、勝利できるはずだ」 コパでの復帰を示唆したFWキリアン・ムバッペ、DFフェルラン・メンディの欠場を明かした一方、前日の試合でターンオーバーを敢行したバルセロナ同様にメンバーの入れ替えも想定されるところだが、「明日になればわかる」と多くを語らず。 また、今回の会見では今季限りでの退任も噂される指揮官の去就に関する質問も幾つか飛んだ。 自身の現状についてアンチェロッティ監督は今季の苦戦を認めながらも、「このクラブでとても幸せだ」と依然として居心地の良さを感じていると語る。 「クラブも今年はより困難な年だったことを認識している。もちろん、昨年よりも大変だ。昨年のようなシーズンは滅多にないし、我々はともに困難に立ち向かい、乗り越えようとしている。私はとても幸せで、満ち足りているよ」 「大きなプレッシャーを感じているが、それが現実だ。シーズンのこの時期には大きなプレッシャーがあるものだ。成功はすぐそこにあり、ストレスとプレッシャーが高まるのは当然のこと。ストレスは私にとって燃料であり、気にならない。むしろ、物事を考えるエネルギーを与えてくれるし、朝起きるまでは、全てが順調だ(笑)」 さらに、CL敗退も依然としてラ・リーガ連覇、コパ制覇の可能性を有するなか、改めて自身の今後について問われると、「フットボールでは何が起きても不思議ではない」とさまざまな可能性があることを認めながらも、個人としてはマドリーとの契約を全うしたいとその意向を示した。 「誰に対しても、何に対しても恨みはない。このベンチが大好きだ。最初のステージも大好きだったし、この2回目のステージも大好きだ。この状態ができるだけ長く続いてほしいと思っている。もしいつか終わってしまったとしても、感謝し、このクラブに敬意を表する。それ以外に何もないよ」 2025.04.23 18:15 Wed2
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