日本ともしのぎを削ったオーストラリア代表MF、16年ぶりの決勝T進出に感極まる「プレッシャーは計り知れないものだっただろう」
2022.12.01 20:45 Thu
オーストラリア代表のMFジャクソン・アーバイン(ザンクト・パウリ)が感極まった。オーストラリアは11月30日に行われたカタールW杯グループD最3節でデンマーク代表と対戦した。2試合を終えて1勝1敗。勝てばグループステージ突破が決まるという状況でキックオフを迎えた。
ボールを支配されながらも集中した守備を続けると、60分にカウンターからFWマシュー・レッキーが値千金の先制弾。これが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
この結果、オーストラリアは2006年のドイツW杯以来となる決勝トーナメント進出が決定。サッカルーズの公式インスタグラムは翌日に「これが意味するところ」と、試合後に感極まるアーバインの様子を公開した。
「ジャクソン・アーバインは、2006年にサッカルーズがノックアウトステージへの出場権を獲得したとき、ドイツにいました。16年後の今、彼は子供の頃の夢を実現しています」
日本代表ともしのぎを削ったアジア最終予選では、グループBで3位に終わったオーストラリア。アジア、大陸間プレーオフへ回り、苦しみながらも出場権を得ていた。
本大会でも厳しいグループに入ったとの下馬評の中で、初戦のフランス代表戦は逆転負け。そこからチュニジア代表戦、デンマーク戦を1-0で下し、4大会ぶりの歓喜を手にした。
初のベスト8入りが懸かるラウンド16の相手は優勝候補の筆頭、アルゼンチン代表。またも難敵と相まみえるが、過去最高成績を更新することはできるだろうか。
ボールを支配されながらも集中した守備を続けると、60分にカウンターからFWマシュー・レッキーが値千金の先制弾。これが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
「ジャクソン・アーバインは、2006年にサッカルーズがノックアウトステージへの出場権を獲得したとき、ドイツにいました。16年後の今、彼は子供の頃の夢を実現しています」
これにはW杯公式アカウントから「おめでとうございます!」とのメッセージが届き、ファンからも「泣かせるね」、「私たちのためにアルゼンチンを倒してください、メキシコはあなたを応援しています」、「とても情熱的」、「よくやったジャクソン」、「プレッシャーは計り知れないものだっただろう」、「勝っても負けても、何があってもオーストラリアを誇りに思う」などの温かい声が届いている。
日本代表ともしのぎを削ったアジア最終予選では、グループBで3位に終わったオーストラリア。アジア、大陸間プレーオフへ回り、苦しみながらも出場権を得ていた。
本大会でも厳しいグループに入ったとの下馬評の中で、初戦のフランス代表戦は逆転負け。そこからチュニジア代表戦、デンマーク戦を1-0で下し、4大会ぶりの歓喜を手にした。
初のベスト8入りが懸かるラウンド16の相手は優勝候補の筆頭、アルゼンチン代表。またも難敵と相まみえるが、過去最高成績を更新することはできるだろうか。
1
2
ジャクソン・アーバインの関連記事
オーストラリアの関連記事
ワールドカップの関連記事
記事をさがす
|
ジャクソン・アーバインの人気記事ランキング
1
新生オーストラリア代表のスタメン11人 3バック採用でGKは主将ライアンではなくガウチ、新潟DFデン&町田FWデュークら先発
新生オーストラリア代表、トニー・ポポヴィッチ新監督初陣の先発11人が発表された。 豪代表は10日(日本時間18:10キックオフ)、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第3節で中国代表とのホームゲーム。15日に埼スタ・日本代表戦(A)を控え、彼らにとって「+3」がマストとなっている一戦だ。 ポポヴィッチ新監督初陣の先発11人に目を向けると、まずキャプテンにして正守護神だったGKマシュー・ライアン(ローマ)がベンチスタート。最後尾には、アストン・ビラの2ndGKを担うジョー・ガウチが起用されている。 また、アルビレックス新潟所属のDFトーマス・デンがセンターバックとして先発出場。27歳デンは2018年10月の初キャップ後、6年間で通算4キャップにとどまっていたが、今回久々の先発起用にして通算5キャップ目となる。 最前線は、前体制からのファーストチョイスで、FC町田ゼルビアに所属のFWミッチェル・デューク。バイエルンに所属する18歳FWネストリ・イランクンダ、またFWクレイグ・グッドウィンがワイドで崩しの核となるだろう。 試合開始時点では、豪代表は[5-2-3]または[3-4-3]の陣形を作っている。 ◆新生豪代表の先発11人 GKジョー・ガウチ(アストン・ビラ) DFルイス・ミラー(ハイバーニアン) DFトーマス・デン(アルビレックス新潟) DFハリー・サウター(シェフィールド・U) DFキー・ロールズ(ハーツ) DFアジズ・ベヒッチ(メルボルン・シティ) MFエイデン・オニール(スタンダール・リエージュ) MFジャクソン・アーバイン(ザンクトパウリ) FWクレイグ・グッドウィン(アル・ワフダ) FWミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア) FWネストリ・イランクンダ(バイエルン) 2024.10.10 18:10 Thuオーストラリアの人気記事ランキング
1
C大阪がMF乾貴士、FWアダム・タガートの手術結果を報告…ともに全治2カ月
セレッソ大阪は、MF乾貴士とFWアダム・タガートの手術結果を発表した。 乾は以前から違和感があった左ヒザを15日に手術を実施。右ヒザ軟骨損傷と診断され、全治は、術後2カ月とのことだ。 また、アダム・タガートは、10月27日に行われた天皇杯準々決勝の名古屋グランパス戦で負傷。左ヒザ前十字じん帯損傷と診断されていた。 オーストラリアで8日に手術。左ヒザ半月板損傷と診断され、全治は術後2カ月とのことだ。 乾は今夏エイバルから復帰。明治安田生命J1リーグで8試合1得点、YBCルヴァンカップで4試合に出場していた。 アダム・タガートは今シーズンから加入し、明治安田J1で12試合に出場し1得点を記録していた。 2021.11.24 18:37 Wed2
「完璧なタイミングでのアジア杯」オーストラリア代表コーチが王座へ自信「サウター世代のおかげで…」
オーストラリア代表コーチのレネ・ミューレンスティーン氏がアジアカップ制覇に自信を示している。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。 マンチェスター・ユナイテッドで偉大なるサー・アレックス・ファーガソン元監督のアシスタントを務めたミューレンスティーン氏。現在はオーストラリア代表でグラハム・アーノルド監督の副官を務めている。 同代表は現在、2大会ぶり優勝を目指すアジアカップ2023に参戦中で、グループB第1節はインド代表に2-0と勝利。格下相手に前半をゴールレスで折り返す一戦となったが、終わってみれば勝ち点「3」…順調この上ない滑り出しだ。 アーノルド監督に代わってメディア対応することも多いミューレンスティーン氏は試合後、チームが結果(アジア杯優勝)にコミットするのに「完璧な時期」が訪れたとの認識を披露。第2節・シリア代表戦の勝利にも自信を示す。 「改善すべき点がたくさんあることが“成長”への明るい兆しだ。今大会に挑むオーストラリアの選手は世界各国の様々なクラブに所属し、それぞれが異なるサッカースタイルのもとでプレーしているね」 「他のチームは、我々に対する認識を今大会を通じて変えることとなる。カタール・ワールドカップ(W杯)からの14カ月間で、我々は特別な準備を整えてきたのだ」 「シリアは間違いなく守備的な戦い方でゲームに入る。だが、忍耐力が必要なのは我々のほう。相手を打ち破るクオリティを発揮しなくてはならない」 「前回大会(2019年)から選手が大幅に入れ替わった…東京五輪とカタールW杯の両方に出場した選手が10人いる。この世代が中心になりつつあるね。ハリー・サウター(レスター・シティ)やライリー・マクグリー(ミドルズブラ)だ」 「2つの大きな大会は素晴らしい経験値であり、彼らは皆、“適応”に長けている印象だ。代表チームを指導していると、普段それぞれ異なるスタイルでプレーしている選手をひとつのシステム・戦術でまとめ上げる必要があるわけだが、彼らの存在が我々の強みとなっている」 「それは私とアーニー(アーノルド監督)にとって喜ばしい限り。彼らがいることで、その上の経験ある選手や、反対に若い選手を、試合の早い段階から起用することができる。今回のアジアカップはオーストラリアにとって完璧なタイミングだと思っているよ」 2024.01.15 14:35 Mon3
財務危機のオーストラリア・Aリーグだが…最速で25-26シーズンから男子2部リーグ制導入の動き変わらず
財務問題が噴出したオーストラリアのAリーグだが、男子2部リーグ創設の動きは変わらないようだ。オーストラリア『news.com.au』が伝えている。 オーストラリアサッカー界の男女ともにトップディビジョンであるAリーグを巡っては、16日以降、複数の同国メディアが管轄であるオーストラリア・プロフェッショナル・リーグス(APL)の財務問題を報じ、従業員の大規模リストラを軸とした事業再編の動きが確認されている。 また、Aリーグ・コミッショナーも「Aリーグの観客動員数低迷」を主な要因とするAPLのデジタル部門廃止・リストラに向けた動きを認めたなか、Aリーグ創設当初にAPLとともにリーグ運営を行ってきたフットボール・オーストラリア(FFA/サッカー連盟)は、再び運営参加することに消極的であることも判明している。 しかし、FFAはAリーグの商業面、すなわち“運営”にこそ関与していないものの、オーストラリアのサッカー連盟としてリーグを“監督する立場”であることは言わずもがな。選手・役員登録や移籍システムなどはFFAを通して行われる。 かねてより進行してきたAリーグ・メン(男子)の2部リーグ制導入も、APLではなくFFAが主導で取り組んでおり、『news.com.au』によると、APLの財務問題に関わらず、最速で2025-26シーズンから2部リーグを創設する取り組みは続いていくという。 すでに同国で人口が集中する南東部のシドニー、メルボルンを中心に、8クラブの将来的な2部リーグ参入が認められており、さらに最大4クラブの参入が認められる可能性も。そうなると、今季のAリーグ・メンと同じく12チーム編成(※1)ということになる。 (※1)2024-25シーズンより首都キャンベラ、オークランド(ニュージーランド/越境参加)から2クラブが新規参入予定で14チーム編成に なお、現在はAリーグ・メンが唯一のプロリーグで、2部リーグに相当するのは各州(全8州)の最上位リーグであるナショナル・プレミアリーグ(NPL)。こちらはFFA管轄のセミプロリーグとなっており、現状Aリーグ・メンへの昇格制度はない。 ◆2部リーグ参入予定の8クラブ アピア・ライカート(シドニー) マルコーニ・スタリオンズ(シドニー) シドニー・オリンピックFC(シドニー) シドニー・ユナイテッド58(シドニー) サウス・メルボルン(メルボルン) エイボンデールFC(メルボルン) プレストン・ライオンズ(メルボルン) ウーロンゴン・ウルブズ(ウーロンゴン) 2024.01.17 21:05 Wed4
FC東京FWバーンズやFWケイヒルらオーストラリア代表メンバー発表!《ロシアW杯アジア最終予選》
▽オーストラリアサッカー連盟(AFF)は17日、9月にスタートするロシア・ワールドカップ アジア最終予選に向けたオーストラリア代表メンバー23名を発表した。 ▽今回のメンバーには、MFミル・ジェディナク(クリスタル・パレス)、バレンシアのGKマシュー・ライアン(バレンシア)やFWロビー・クルーズ(レバークーゼン)などが招集されている。また、FWティム・ケイヒル(メルボルン・シティ)やDFトレント・セインズベリー(江蘇蘇寧)、FWネイサン・バーンズ(FC東京)など、アジアでプレーする選手も招集されている。 ▽オーストラリアは、日本、タイ、イラク、サウジアラビア、UAEとグループで同居。9月1日にホームでイラク代表と、同6日にアウェイでUAE代表と対戦する。今回発表されたオーストラリア代表メンバー23名は以下の通り。 <B>◆オーストラリア代表メンバー23名</B> <B>GK</B> <B>アダム・フェデリチ</B>(ボーンマス/イングランド) <B>ミッチェル・ランゲラク</B>(シュツットガルト/ドイツ) <B>マシュー・ライアン</B>(バレンシア/スペイン) <B>DF</B> <B>ミロシュ・デゲネク</b>(1860ミュンヘン/ドイツ) <B>アレックス・ガーズバック</B>(ローゼンボリ/ノルウェー) <B>アポストロス・ギアヌー</B>(広州富力/中国) <B>ライアン・マクゴーワン</B>(河南建業/中国) <B>トレント・セインズベリー</B>(江蘇蘇寧/中国) <B>ブラッド・スミス</B>(ボーンマス/イングランド) <B>マシュー・スピラノビッチ</B>(杭州緑城/中国) <B>ベイリー・ライト</B>(プレストン/イングランド) <B>MF</B> <B>クリストファー・オイコノミディス</B>(ラツィオ/イタリア) <B>ジャクソン・アーバイン</B>(バートン/イングランド) <B>ミル・ジェディナク</B>(クリスタル・パレス/イングランド) <B>マッシモ・ルオンゴ</B>(QPR/イングランド) <B>マーク・ミリガン</B>(バニーヤース/UAE) <B>アーロン・ムーイ</B>(ハダースフィールド/イングランド) <B>トム・ロジック</B>(セルティック/スコットランド) <B>FW</B> <B>ネイサン・バーンズ</B>(FC東京/日本) <B>ティム・ケイヒル</B>(メルボルン・シティ) <B>トミ・ユリッチ</B>(ルツェルン/スイス) <B>ロビー・クルーズ</B>(レバークーゼン/ドイツ) <B>マシュー・レッキー</B>(インゴルシュタット/ドイツ) 2016.08.17 14:43 Wed5