「オブラクは大きく見えた」股抜きゴールの久保建英がシュート時の“賭け”を明かす「上手くいった」

2021.12.06 19:05 Mon
Getty Images
マジョルカの日本代表MF久保建英が今季初ゴールを詳細に振り返った。クラブの公式YouTubeが伝えている。
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ヒザのケガで離脱していた久保は11月27日のラ・リーガ第15節ヘタフェ戦で復帰。12月4日に行われた第16節のアトレティコ・マドリー戦では74分から途中出場した。上位とのアウェイゲームに臨んだマジョルカは、68分に相手FWマテウス・クーニャに先制を許すも、80分にDFフランコ・ルッソが同点弾を記録。そして1-1で迎えた後半アディショナルタイム1分に久保が大きな働きを見せる。
相手FKのクリアボールからロングカウンターを仕掛けると、FWアンヘル・ロドリゲスのロングパスに抜け出した久保がドリブルでボックス内まで持ち上がり、名手GKヤン・オブラクの股下を射抜く左足シュートでネットを揺らした。

およそ2カ月にわたって離脱していた久保は、ゴールについて「何よりとても満足しています」としながら、「ここまでケガや他の要素から自分が思っていたようにチームに貢献出来ませんでした。このゴールがチームの勝利に役立ったと思いますし、ここからもっと役立てるようにやっていきたいです」とさらなる貢献を約束した。
マジョルカに勝利をもららすゴールになったことについては、「みんなが僕にとてもよくしてくれています。フィジオセラピスト(理学療法士)やフィジカルコーチ、ラウール、監督とコーチ全員、選手たちも僕を励ましてくれました」とリハビリ期間中に大きな恩があったと言い、「確かに難しい時期を過ごしましたが、僕はもうサッカーをプレーして、ゴールを決めて満足して家に帰れます」と語っている。

そして、この劇的な結末を予想していたかという問いには、次のように答えている。

「夢見るのは自由だと思います。僕がベンチにいるときは、いつも点を決めたり、アシストやいいプレーをすることを考えています」

「今日はそうなりましたけど、そうならないときもあります。負けたり勝ったり引き分けたり、だけど続けていくべき方向性はこれだと思います」

肝心のゴールシーンについては、世界屈指のGKであるオブラクとの1対1を制したが、相手の股を抜く選択は賭けでもあったと明かしている。

「正直なところ少し後ろにボールをコントロールしました。なぜかというとアトレティコの誰かが一緒に来ているのを見たからです。ただ、僕がボールを受けた時にオフサイドを狙ったのか彼は止まり、僕はフリーになりました」

「ゴールポストにいるオブラクは大きく見えました。それで僕はナーバスになりましたが、彼は体を投げ出すと思い、股抜きに賭けて上手くいきました」

そのゴールで気が楽になったかと問われた久保は、正直に「実際のところ、答えはイエス。さっきも言いましたが、それまでの僕個人は、みんなが思い、期待していたようなものにふさわしいほどチームの役に立てていませんでした。そして今の僕は解放された状態です」と答えた。

最後に、マジョルカファンだけでなく、保有元のレアル・マドリーファンからの祝福もあるのではと聞かれると、まだ全部を見られていないとしつつ、まずはチームメイトたちと喜びたいと心境を語った。

「まだ全部を見ることができていません。これから1つずつ見ます。でも最初にチームメイトと祝います。僕はこのチームに所属しているし、それが何より大事です。もし他にもメッセージがあるなら、それは嬉しいことです」



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浅野拓磨先発のマジョルカ、同勝ち点で並ぶセルタに逆転負けで連敗【ラ・リーガ】

マジョルカは5日、ラ・リーガ第30節でセルタをホームに迎え、1-2で逆転負けした。マジョルカのFW浅野拓磨は59分までプレーしている。 前節バレンシア戦で7試合ぶりに敗戦した9位マジョルカ(勝ち点40)は、7試合連続先発の浅野が[4-2-3-1]の右MFでスタメンとなった。 ここ7試合負けのない勝ち点40で並ぶ7位セルタに対し、ボールを持たれる入りとなったマジョルカだったが、17分に先制する。ダルデルのFKからバルイェントのヘディングシュートが決まった。 マジョルカが1点をリードして迎えた後半、開始4分に浅野がチャンスメーク。ロングフィードをうまく収めてボックス内に侵入してヒールパス。ラリンがシュートに持ち込んだが、GKグアイタのセーブに阻まれた。 すると53分に失点。アルフォンにボックス手前からカットインシュートを決められた。その後、59分に浅野がピッチを後にした中、72分に逆転される。 ミンゲサのロングフィードでボックス内に走り込んだフェルナンド・ロペスにスライディングボレーを決められた。その後も3点目に迫られたマジョルカは1-2のまま敗戦。逆転負けで連敗となった。 マジョルカ 1-2 セルタ 【マジョルカ】 マルティン・バルイェント(前17) 【セルタ】 アルフォンソ・ゴンサレス(後8) フェルナンド・ロペス(後27) 2025.04.06 09:13 Sun
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【ラ・リーガ第29節プレビュー】超過密日程の首位バルサは自治州ダービー! セビージャダービーも開催

インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節はバルセロナがアトレティコ・マドリーとの上位対決に勝利し、首位キープに成功。さらに、第27節延期分のオサスナ戦も勝ち切って2位のレアル・マドリーとの勝ち点差を「3」に広げた。 代表戦明けとなる第29節は週明けにコパ・デル・レイ準決勝2ndレグという重要な戦いを控える3強の戦い。今季2度目のエル・グラン・デルビに大きな注目が集まる。 バルセロナ(勝ち点63)は前節、難所メトロポリターノでアトレティコとの首位攻防戦に臨み、4-2で逆転勝利。敵地で2点を先攻される厳しい流れとなったが、FWレヴァンドフスキとFWフェラン・トーレスのゴールで同点に追いつくと、後半アディショナルタイムにはFWラミン・ヤマル、フェランの連続ゴールが生まれ、今季公式戦3度目の対戦で初めてアトレティコに勝利を収めた。続く延期分のオサスナ戦は代表戦明け直後の27日という異例のタイミングでの開催となったが、好調のフェランのリーグ2試合連続ゴールの活躍などで3-0の完勝。リーグ連勝を「8」に伸ばした。 ただ、同試合ではMFダニ・オルモが負傷し、タフな代表戦帰りの選手たちのコンディションはいずれも厳しい状況にあり、且つ4月2日には4-4のドローで敵地での1stレグを終えたなかで再びメトロポリターノに乗り込むコパの大一番を控える。そのため、オサスナ戦から中2日で挑む13位ジローナとのカタルーニャ自治州ダービーではタフな戦いが想定される。ハンジ・フリック監督としては各自の状態を見極めた上、アトレティコ戦も視野に入れた難しい用兵が求められる。 2位のマドリー(勝ち点60)は前節、難敵ビジャレアル相手にFWムバッペのドブレーテの活躍によって2-1の逆転勝利。過密日程によるパフォーマンス低下も見受けられたが、敵地で勝ち切って連勝を飾った。週明けには敵地での1stレグを1-0で先勝したレアル・ソシエダとのコパを控えるなか、今節は降格圏の18位に沈むレガネスとのホームゲームを戦う。守護神クルトワ、DFメンディ、MFセバージョスが引き続き不在となり、タフな代表戦を戦った一部主力のコンディション面に配慮したメンバー構成での戦いとなるなか、格下相手にきっちり3連勝を達成したい。失意のワールドカップ南米予選を終えたブラジル代表組やムバッペらの温存も見込まれ、FWブラヒム・ディアスやMFギュレルなど代表戦で結果を残した控え組の活躍に期待したいところだ。 2強に勝ち点で離された3位のアトレティコ(勝ち点56)は、15位のエスパニョールとのアウェイゲームでリーグ連敗ストップを狙う。ただ、現状の勝ち点差を鑑みると、タイトル獲得へより優先すべきは週明けのコパとなる。そのため、南米予選帰りのFWフリアン・アルバレスやMFデ・パウルらをベンチスタートとするなど、幾つかのポジションでターンオーバーも見込まれる。ただ、FWグリーズマンは代表引退によってフル稼働が可能な状態にあり、ここ最近はややゴールから遠ざかるエースの活躍に期待だ。 MF久保建英を擁する12位のソシエダは、ヨーロッパリーグ敗退によってラ・リーガでのヨーロッパ出場権獲得、コパでのタイトル獲得がシーズン残りのメインタスクとなるなか、今節は最下位のバジャドリー戦に臨む。アトレティコ同様にコパのマドリー戦に向けてターンオーバーを行う可能性は高く、日本代表帰りの久保に関してはベンチスタートが濃厚か。リーグ3戦未勝利のチームは日本人エース不在で攻撃の停滞感は否めず、今回の一戦ではマドリー戦に繋がるようなパフォーマンスで4戦ぶりの白星を収めたい。 ベティスが6位、セビージャが10位とリーグテーブル上の重要度は決して高くないが、今季2度目のセビージャ・ダービーは今節屈指の好カード。前回対戦ではヘスス・ナバスのラストダービーで気合いで勝ったホームのセビージャがFWルケバキオのPKによるゴールを守り切ってウノセロ勝利を飾っている。 ただ、今回の大一番をホームで戦うベティスはレアル・マドリーを撃破するなど直近のプリメーラで5連勝と絶好調。古巣対戦で燃えるMFイスコに加え、今冬加入のFWアントニー、FWクチョ・エルナンデスが初のデルビで躍動が期待される。 対するセビージャは前節アスレティック・ビルバオに敗れたものの、それ以前は4戦無敗と好調を維持。シーズンダブルを目指すアウェイゲームではカウンターを軸に、FWバルガスとルケバキオの両ウイングの出来がカギを握りそうだ。 FW浅野拓磨を擁する7位のマジョルカは、16位のバレンシアとのアウェイゲームで連勝を狙う。中断明け前の前節はエスパニョール相手に浅野の今季2点目となるゴールなどで2-1の逆転勝利。代表復帰はならずも、明らかに状態を上げている日本人ストライカーは休養十分で臨む今回の一戦で2戦連発も期待されるところだ。 その他の上位チームでは4位のアスレティックが14位のオサスナ戦、5位のビジャレアルがリーグ連勝中で11位のヘタフェと対戦する。 《ラ・リーガ第29節》 ▽3/29(土) 《22:00》 レアル・ソシエダ vs バジャドリー 《24:15》 エスパニョール vs アトレティコ 《26:30》 アラベス vs ラージョ 《29:00》 レアル・マドリー vs レガネス ▽3/30(日) 《21:00》 ヘタフェ vs ビジャレアル 《23:15》 バルセロナ vs ジローナ 《25:30》 アスレティック・ビルバオ vs オサスナ バレンシア vs マジョルカ 《28:00》 ベティス vs セビージャ ▽3/31(月) 《29:00》 セルタ vs ラス・パルマス 2025.03.28 20:00 Fri
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「これぞストライカー」「良い飛び込み」浅野拓磨が2試合ぶりの今季2点目! 見事なダイビングヘッドで逆転勝利に貢献「急に調子上げてきてる」

マジョルカの日本代表FW浅野拓磨が今季2点目を記録した。 今シーズンからマジョルカでプレーする浅野。2日に行われたラ・リーガ第26節のアラベス戦で移籍後初ゴールを記録していた中、15日に行われた第28節のエスパニョール戦でもゴールを記録した。 この試合も先発した浅野。試合は前半こそゴールレスで終わったが、53分にヴェダト・ムリキのオウンゴールでエスパニョールが先制する。 ビハインドとなったマジョルカ。62分にはPKを獲得するがムリキのシュートはGKジョアン・ガルシアにセーブされてしまう。 同点のチャンスを逃したマジョルカだったが、浅野がこのピンチを救う。65分、左サイドからの浮き球のパスを、ボックス内にダイアゴナルに走り込んだ浅野がダイビングヘッド。GKに触れられるも、ゴールはネットを揺らした。 DFのブラインドにもなり難しいシュートとなったが、2試合ぶりの2点目。ファンは「これぞストライカー」、「急に調子上げてきてる」、「良い飛び込みだわ」、「良いゴール決めてる」とコメントしている。 なお、マジョルカは90分にPKを獲得するもアブドン・プラッツのシュートは再びGKがセーブ。しかし、跳ね返りの中での混戦でDFがハンドを冒して再びPK。3本目はムリキが蹴ってしっかりと決め、2-1でマジョルカが逆転勝利を収めた。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨が2試合ぶりの今季2点目! 難易度高いダイビングヘッドを決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="oNLJenO4FdM";var video_start = 69;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 21:50 Sun

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