PK献上にバックパス処理ミス…大乱調のユベントス・シュチェスニーに「真面目なドアマンを連れてきて」
2021.08.23 19:45 Mon
ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーが悪目立ちしてしまった。昨季はインテルにスクデットをさらわれ、セリエAの連覇が9で止まったユベントス。22日に開幕を迎えたセリエA第1節のウディネーゼ戦は、前半を終えて2-0。マッシミリアーノ・アッレグリ新監督のもと、王座奪還に向けて快調に滑り出したかに思われた。
だが、後半は守護神・シュチェスニーがまさかの大乱調。悪い意味でゲームの主人公になってしまった。
後半早々、MFトルガイ・アルスランのシュートを弾いたコースが悪く、こぼれ球をアルスランに拾われた挙句に倒してしまいPKを献上。あっさりと逆を突かれて1点差に詰め寄られると、83分にはバックパスの処理時にゴールを空けた状況でプレッシャーを受け、パスを引っ掛けってしまう。最後は無人のゴールへと流し込まれ、2点のリードは水泡に帰した。
当然、ファンの反応は芳しくなく「今夜はひどかった」「真面目なドアマンを連れてきてくれ」「ウディネーゼは契約すべき、ストライカーとして」など批判の的に。指揮官も「今日のような失点は許されない」とお冠だった。
だが、後半は守護神・シュチェスニーがまさかの大乱調。悪い意味でゲームの主人公になってしまった。
当然、ファンの反応は芳しくなく「今夜はひどかった」「真面目なドアマンを連れてきてくれ」「ウディネーゼは契約すべき、ストライカーとして」など批判の的に。指揮官も「今日のような失点は許されない」とお冠だった。
試合終了間際にはFWクリスティアーノ・ロナウドがネットを揺らすもVARの結果オフサイドに。チームにとってもシュチェスニーにとっても手痛いスタートとなってしまった。
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