【パリ行きの命運を託された23選手】C大阪の西尾隆矢22歳…アジア最終予選たる舞台で奮闘せよ、日本の砦

2024.04.16 06:00 Tue
セレッソ大阪で“忍耐力が問われる2年間”を送った西尾隆矢
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セレッソ大阪で“忍耐力が問われる2年間”を送った西尾隆矢
パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、西尾隆矢にフォーカスする。
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■西尾隆矢(DF/セレッソ大阪)西尾は大阪府出身で、C大阪にはジュニアユース時代から所属するセンターバック。ユース時代の2018年に16歳で2種登録され、同年中にC大阪U-23(廃止)の一員としてJリーグデビューを果たすと、20年にファーストチーム昇格。翌21年にはレヴィー・クルピ監督体制で定位置を掴み、J1リーグ31試合出場と出色のシーズンになった。
このように、生え抜きとして比較的順調にキャリアを歩み出した西尾だが、22〜23年は不遇。副主将就任の22年にやや序列を落としたかと思えば、昨年はシーズンを通じて試合になかなか絡めず。22年初頭にA代表初招集も合宿止まりで初キャップは現在に至るまでお預けに。“忍耐力を問われる2年間”だったと言えるかもしれない。

迎えた今季はJ1リーグ第2節鹿島アントラーズ戦で初出場し、第6節柏レイソル戦まで5試合連続フル出場。そんななかでのU-23日本代表招集となったため、まだ真にポジションを取り返せたとは言えないかもしれないが、西尾を招集し続けてきた大岩剛監督にとっては朗報だろう。西尾はパリ五輪世代を代表するセンターバックなのだ。
今予選に向けてだが、西尾にはやはり最終ラインの軸となることが期待される。180cmというサイズを考慮すると、もう少しスピード感、一手二手先を予測する力がほしいところで、この点が「アジア最終予選」たる舞台でどう影響するかはハッキリ言って未知数。しかし、守備陣全体を見渡したとき、率先してリーダーシップをとるべき立場にあるのは、やはり西尾だろう。

時期尚早だが、今予選を勝ち抜けば本大会でのオーバーエイジ枠(OA枠)の話も当然大きくなってくる。今回も「センターバックにOA枠を」という声は少なくなく、過去を振り返ると、元A代表主将DF吉田麻也は2度のOA枠を経験している。

セレッソ大阪の西尾隆矢22歳、センターバック。選手ひとりひとりにパリ五輪本大会出場権獲得の期待が懸かるだけでなく、西尾は今予選を通じ、個人レベルで最も真価が問われている選手の1人と言ってもよい。



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選手採点&寸評:U23日本代表 2-0 U23イラク代表【AFC U23アジアカップ】

29日、AFC U23アジアカップの準決勝、U-23日本代表vsU-23イラク代表が行われ、2-0で日本が勝利。これにより、8大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。 超WSの選手採点と寸評は以下の通り。 ▽日本代表採点 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom20240429_jpn_irq_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️超ワールドサッカー<hr></div> ※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし GK 1 小久保玲央ブライアン 6.5 ファーストシュートはブラインドもありながら冷静に対応。ロングボールやクロス対応も間違えない。今大会3度目のクリーンシート達成。 DF 4 関根大輝 6.0 中にポジションを取りながら攻撃参加。イラクの攻撃の軸であるジャシムに対応。気の利いたポジショニングはこの試合でも見せた。 5 木村誠二 6.0 冷静に守備対応。ロングボールが増える中でしっかりと抑えた。クリーンシートに貢献。 21 大畑歩夢 6.5 粘りのプレーから2点目の起点となる強烈な横パス。この試合も精力的に攻守に働いた。 (→3 西尾隆矢 -) 出場時間が短く採点なし。 22 高井幸大 6.5 隙を見て持ち出し相手の守備をズラす。守備ではこの試合でも落ち着いた対応を終始見せる。後半増えた空中戦もしっかり対応。 MF 8 藤田譲瑠チマ 8.0 アンカーでバランスを取る。絶妙なロングフィードで先制ゴールアシスト。2点目はダイレクトパスでアシスト。パス、ドリブル、判断と出色の出来。 13 荒木遼太郎 7.0 見事なスルーパスで決定機演出。間で受けて攻撃を活性化。先発起用に応える追加点も落ち着いて決め切った。 (→10 佐藤恵允 -) 出場時間が短く採点なし。 17 松木玖生 6.5 豊富な運動量で色々なところに顔を出して補完する動き。攻守に気の利いたプレーでチームを支えた。後半はシュートチャンスを生かしたかった。 (→6 川﨑颯太 -) 出場時間が短く採点なし。 FW 20 平河悠 7.5 仕掛けが効果的。前半は日本の攻撃の起点に。後半もイラクに対応させない仕掛けでチャンスメイク。90分間イラクの脅威になり続けた。 11 山田楓喜 6.0 前半はあまりボールに触らず見せ場なし。後半は立ち上がりに惜しいシュートなど仕掛けるシーンが増える。守備ではタフに戦った。 (→9 藤尾翔太 5.5) 早々にイエローカードもルーズボールを粘り強く抑えに行くなど前線で体を張った。 19 細谷真大 6.5 10分の決定機を決められず。ただ、28分には見事な裏抜けからターンして流し込み2戦連発。後半はポスト直撃の惜しい場面も。カタール戦のゴールで吹っ切れたか。 (→18 内野航太郎 -) 出場時間が短く採点なし。 監督 大岩剛 7.0 中2日という過密日程の中、選手を効果的にターンオーバーさせて勝ち上がる。パリ行きの切符が懸かった戦いでも選手たちは落ち着いて特徴を出し前半で2点リード。後半のイラクの戦い方の変更にもしっかりと対応した。あと1勝で大会制覇。 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! 藤田譲瑠チマ(日本) 圧巻のパフォーマンス。2アシストの判断とパスのクオリティの高さも目立つなか、効果的にドリブルで運び出し、ボールを保持して時間を使うなど、全てにクオリティを見せた。 U-23日本代表 2-0 U-23イラク代表 【得点者】 1-0:28分 細谷真大(日本) 2-0:42分 荒木遼太郎(日本) <span class="paragraph-title">【動画】藤田譲瑠チマのダイレクトパスを荒木遼太郎が落ち着いて沈める!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="sLN6xLyicEA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.30 04:42 Tue

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初出場インドネシアが圧勝し2位通過! オーストラリアは最下位敗退…日本は2位通過だとカタールと準々決勝で対戦【AFC U23アジアカップ】

21日、AFC U23アジアカップのグループA最終節が行われた。 グループAはU-23日本代表が属するグループBと準々決勝で対戦することが決定しており、すでに開催国のU-23カタール代表が突破を決めている中、もう1カ国の行方が注目された。 突破を決めているカタールは最下位のU-23オーストラリア代表と対戦した。 下馬評では、カタールとオーストラリアが日本のライバルになる可能性が高かったが、オーストラリアは未勝利で最下位に。勝利して、2位での通過を目指したいところだった。 試合は勝利したいオーストラリアが押し込むかと思われたが、序盤はカタールが優勢に。積極的にゴールに迫っていくが、徐々にオーストラリアが盛り返していったものの得点は生まれない。 ゴールレスで迎えた後半も勝利が必須のオーストラリアがペースを掴むことに。シュートも多く浴びせるが、精度を欠いてしまい1点が遠い。結局最後までゴールは生まれず、0-0のドロー。オーストラリアの敗退が決定した。 2位のU-23インドネシア代表と3位のU-23ヨルダン代表の試合。勝った方が準々決勝進出を決めらる戦いとなる中、試合はインドネシアが押し込んだ。 すると21分、ボックス内でラファエル・ストライクが倒されファウルを受けると、これをマルセリーノ・フェルディナが落ち着いて決めてインドネシアが先制。40分にはボックス右手前からのフェルディナンの横パスをリスキ・リドがダイレクトで前に送ると、最後はウィタン・スレイマンがボックス内右で左足シュート。見事な巻いたシュートがゴール左に決まり、インドネシアがリードを広げる。 余裕を持って突破を決められそうなインドネシアは後半も圧倒。70分には、左サイドへ展開すると昨季まで東京ヴェルディに在籍したプラタマ・アルハンのグラウンダーのパスを受けたフェルディナンがボックス際で受けて横パス。スレイマンがダイレクトで裏のスペースに浮き球で送ると、フェルディナンが飛び出したGKより先に触り流し込んで3点目を奪う。 ヨルダンも勝利すれば良いという状況だけに必死にゴールに迫るが、GKの好セーブもあり得点を奪えず。それでも79分にオウンゴールで1点を返したが、86分にはアルハンのロングスローをコマン・トゥグがヘディングで合わせて4点目。1-4で圧勝し、インドネシアがグループ2位で準々決勝進出を決めた。 これにより、日本はグループ1位で突破するとインドネシアと、2位で突破するとカタールと準々決勝で対戦。最低でも準決勝まで到達しなければパリ・オリンピック行きは潰えることとな流。 なお、グループB最終節のU-23日本代表vsU-23韓国代表の一戦は、22日の22時キックオフ。テレビ朝日とDAZNで生中継される。 U-23カタール代表 0-0 U-23オーストラリア代表 U-23ヨルダン代表 1-4 U-23インドネシア代表 【得点者】 0-1:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア)[PK] 0-2:40分 ウィタン・スレイマン(インドネシア) 0-3:23分 マルセリーノ・フェルディナン(インドネシア) 1-3:23分 オウンゴール(ヨルダン) 1-4:23分 コマン・トゥグ(インドネシア) <span class="paragraph-title">【動画】インドネシアが圧巻のパスワークから、見事なシュートを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ICjbYVCwMeM";var video_start = 401;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.22 09:42 Mon
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「オリンピック出場の資質はある」あと一歩でオリンピック出場を逃したインドネシア、トヒル会長は未来に自信「このチームは黄金世代」

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「全てを変えたのはレッドカード」夢の五輪出場を逃した開催国・カタール、指揮官は10人で健闘した選手を称える「彼らは降伏しなかった」

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「チューしすぎw」圧巻ゴールのお祝いは熱烈なキス! U-23日本代表MF田中聡のゴール後の祝い方が反響…本人は「ちょっとキツいですね(笑)」

U-23日本代表のMF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)の行動が話題を呼んでいる。 25日、国際親善試合でU-23ウクライナ代表と対戦。試合は2-0で勝利を収め、良い状態でAFC U23アジアカップに臨むこととなる。 そのウクライナ戦では藤田の行動が話題に。1-0で迎えた76分、途中出場の田中聡(湘南ベルマーレ)がボックス内から左足でシュート。ゴール右のネットを揺らす見事なゴールで日本が追加点で奪った。 話題になったのはその後。田中がゴールを喜んだ中、その他の選手も大喜び。すると、藤田は何を思ったか田中にキスの嵐でゴールを祝福した。 試合後のメディア取材で藤田はキスについて「テンションがブチあがっちゃいました(笑)」と勢い余った行動だったとコメント。一方でキスをされた田中は「ちょっとキツいですね(笑)」と、熱烈なキスの嵐に戸惑っていた。 この祝福にファンは「藤田チューしすぎw」、「ジョエルの祝福笑」、「流石にやりすぎ」とコメント。流石に驚きの声が多く寄せられていた。 <span class="paragraph-title">【動画】田中聡の圧巻ゴールをキスで祝福!藤田譲瑠チマの行動が話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/HsjhJig8at">https://t.co/HsjhJig8at</a><a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_samuraiblue</a><a href="https://twitter.com/hashtag/jfa?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#jfa</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/daihyo?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#daihyo</a> <a href="https://t.co/c1Zdma83vR">pic.twitter.com/c1Zdma83vR</a></p>&mdash; TBS サッカー (@TBS_SOCCER) <a href="https://twitter.com/TBS_SOCCER/status/1772231508067299635?ref_src=twsrc%5Etfw">March 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.26 18:20 Tue
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日本撃破の韓国、10人を入れ替える苦しい台所事情…ファン・ソンホン監督は選手を称賛「選手たちの素晴らしい努力に感謝したい」

U-23韓国代表のファン・ソンホン監督が、U-23日本代表戦を振り返った。 22日、AFC U23アジアカップのグループB最終節で韓国は日本と対戦。勝利した方が1位通過となり、準々決勝でU-23インドネシア代表と対戦。2位は開催国のU-23カタール代表との対戦となる試合だった。 試合は両者ともにリスクを冒さないプレーに終始。あまり見どころがない中で時間が経過。韓国はロングボールを使って攻め込むも、日本が上手く対応してゴールを許さない。 後半に入ってもペースは変わらず。日本は選手交代で活性化させて行った中、75分にCKからキム・ミヌがヘディングで決めて韓国が先制。終盤は日本が押し込んでいくも、0-1で韓国が勝利し、グループ1位通過を決めた。 試合後、ファン・ソンホン監督は日本戦を振り返り、選手たちのパフォーマンスを評価した。 「この種の大会ではどのチームと対戦するのも非常に難しい。我々は試合に勝つために本当に最善を尽くした」 「チームにはケガ人もいて、現時点では厳しい状況だが、選手たちがこの試合に費やしたハードワークを称賛したい」 「これは大会の終わりではなく、始まりに過ぎない。インドネシアも非常に競争力のあるチームであり、ベストを尽くして次の試合に向けて準備する必要がある」 また、この試合には今大会3得点を決めていたFWイ・ヨンジュンらを温存。10人を変更して日本戦に臨んだ中、ケガ人などの影響で難しかったとコメント。その中でもプランを遂行し、日本に勝利した選手たちを称えた。 「チーム内に負傷者が出ているので、多くのローテーションをしなければならなかったし、この試合に勝って結果を出すための最善の方法を見つける必要があった」 「私のゲームプランによれば、選手たちは本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。これは我々が望んでいた形ではないが、前向きに考えるように努め、選手たちの素晴らしい努力に感謝したいと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】日韓戦は韓国に軍配! 低調な試合もCKで一撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TMihrmhQQbc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.23 13:12 Tue

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