「スタート地点で終わる」ウォルコットが34歳で現役引退を発表、自身が育ったサウサンプトンでキャリアに幕「サポートは信じられないほど素晴らしかった」

2023.08.18 18:35 Fri
サウサンプトン、アーセナル、エバートンでプレーしたウォルコット
Getty Images
サウサンプトン、アーセナル、エバートンでプレーしたウォルコット
イングランド代表FWセオ・ウォルコット(34)が、自身のインスタグラムで現役引退を発表した。サウサンプトンのアカデミーで育ったウォルコット。2005年7月にファーストチームへ昇格すると、2006年1月にアーセナルへと完全移籍する。

そのスピードを生かしたプレーで多くのファンを魅了し、アーセン・ヴェンゲル監督の下でアーセナルのレギュラーになると、最初はウインガーとしてプレーしていたものの、のちに中央へポジションを移す時期も。ストライカーとして覚醒する可能性もあり、ファンは大いに沸いたが、ケガにも悩まされることに。それでも2018年1月まで12年間在籍し、公式戦397試合で108ゴールを記録した。
その後はエバートンへ移籍すると、2020年10月にレンタルでサウサンプトンに加入。2021年7月に完全移籍を果たしてプレー。エバートンでは85試合11ゴール、サウサンプトンでは82試合10ゴールを記録していた。プレミアリーグでは通算397試合8ゴールを記録した。

イングランド代表では、スヴェン・ゴラン・エリクソン監督によって17歳ながら2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)でイングランド代表に選出。出番はなかったが、大きな驚きを与えた。イングランド代表としても47試合に出場し8ゴールを記録していた。
ウォルコットは自身のインスタグラムにキャリアを振り返る動画とともに、感謝のメッセージを綴った。

ーーーー

10歳で初めてフットボールのスパイクを履いた瞬間は、僕にとって特別な旅の始まりだった

友達と公園で遊ぶことから、最大級のスタジアムで世界中の大観衆の前でパフォーマンスすることまで

この間僕に示されたサポートは、想像できるあらゆる点で信じられないほど素晴らしく、本当に感謝している

僕は多くの素晴らしい選手たちとサッカーのピッチを共有し、忘れられない思い出をたくさん作った

これまで一緒に仕事をしてきた全ての監督やコーチ、特に僕をスタートさせてくれたハリー・レドナップと、16歳でクラブに加入した僕に信念とサポートを示してくれたアーセン・ヴェンゲルに大きな感謝を言いたい

プレミアリーグで過ごした素晴らしい18年間には、大切にしたい瞬間がたくさんあった

サウサンプトンでの初期の頃、アーセナルに移籍し、そこで楽しい12年間を過ごし、100ゴール以上を決めた

FAカップで優勝し、決勝でゴールを決めることは子供たちの夢だ。イングランド代表として47試合に出場する機会に恵まれ、2006年のワールドカップに17歳で出場し、イングランド代表の最年少デビュー記録と、19歳でのハットトリック最年少記録を残せたことは決して忘れないだろう

グディソン・パークはプレーするのにとても特別な場所であり、エバートンはいつも僕の心の中にある。そこで過ごした時間は、とても気に入っていたし、ファンが僕と家族を歓迎してくれた光景は決して忘れない

そして最後にサウサンプトンに戻り、完結することができた。エキサイティングな若いチームを持つ素晴らしいクラブで、これからますます良くなっていくだろうと確信している。幸運にもプレーを続けるオファーをもらったけど、スタート地点で終わり、フットボールのスパイクをかけることが正しいと感じている

一緒に歩んできてくれたみんなに感謝する

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ミランが南米産の若手2人に注目…プレミアで揉まれる20歳アルカラス&U-20W杯出場中の19歳ミラモン

ミランが若きアルゼンチン人選手2人に注目しているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 フランクフルトから日本代表MF鎌田大地(26)、チェルシーから元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)の獲得に接近しているとされるミラン。いずれもセントラルハーフを本職とする20代中盤の脂が乗った選手だが、同じポジションの補強候補には若い選手も名を連ねているという。 イタリア『トゥットスポルト』いわく、それはサウサンプトンのアルゼンチン人MFカルロス・アルカラス(20)とヒムナスティア・ラ・プラタのU-20アルゼンチン代表MFイグナシオ・ミラモン(19)だ。 アルカラスは母国のラシン・クラブから今年1月にサウサンプトンへ移籍したばかり。チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったが、加入後すぐに定位置を掴み、プレミアリーグ17試合の出場で4得点1アシストを記録している。得意とするのは攻撃的MFだが、インサイドハーフと中盤の底にも対応可能で、サウサンプトンでは2トップの一角や3トップの中央としてもプレーする器用なファンタジスタだ。 ミラモンは自国開催のU-20ワールドカップ(W杯)に出場中の守備的MF。下部組織時代から過ごすヒムナスティアで今年1月にプロ契約を結んだばかりながら、2023シーズンは早くも公式戦16試合に出場している。中盤の底から長短のパスを散らすだけでなく、自らドリブルで駆け上がっていくことも好むいかにも南米選手らしいタレントだ。ミラモンにはマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せているとされる。 現段階でミランによる両者へのアプローチは確認されていないようだが、それぞれ20歳のアルカラスと19歳のミラモン、この名前を覚えておいて損はないかもしれない。 2023.05.22 16:06 Mon

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