原口が5年ぶり1部弾、ウニオンが10人のマインツを下して4戦ぶり勝利《ブンデスリーガ》

2022.02.27 01:36 Sun
Getty Images
ウニオン・ベルリンは26日、ブンデスリーガ第24節でマインツをホームに迎え、3-1で勝利した。ウニオンのMF原口元気は76分まで、MF遠藤渓太はベンチ入りしなかった。前節ビーレフェルトに敗れて3連敗となった9位ウニオン(勝ち点34)は、原口が3試合ぶりにスタメンとなった。

8位マインツ(勝ち点34)に対し、[3-5-2]の右インサイドMFの位置でスタートした原口は7分に先制ゴールを挙げる。
ジーベルマンのボレーシュートのルーズボールをボックス内の原口がボレーで合わせネットを揺らした。

VARが入ってひやりとしたがオフサイドは取られず、2017年2月ヘルタ・ベルリン時代以来となる5年ぶりの1部でのゴールが認められた。
原口のゴールで4試合ぶりにゴールを挙げたウニオンはその後、マインツの前に守勢を強いられるもピンチを招くことなく前半を1点リードしたまま終えた。

迎えた後半、56分にウニオンがファインゴールで突き放す。左サイドからカットインしたベッカーがゴール右へ見事なシュートを流し込んだ。

さらに60分、ウニオンに追い風。コールに2枚目のイエローカードが提示されて退場となった。

そして75分、ウニオンに決定的な3点目。ベッカーがルーズボールを拾ってボックス左まで侵入。クロスを送り、アウォニーが押し込んだ。

76分に原口がピッチを後にした中、終盤に1失点を喫したウニオンだったが、3-1で逃げ切り。4戦ぶりの勝利を飾っている。


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