J1昇格PO滑り込みの仙台、森山佳郎監督の来季続投を発表 「J1昇格を実現させるべく、全身全霊で」
2024.11.11 20:26 Mon
ベガルタ仙台は11日、森山佳郎監督(57)の2025シーズン続投を発表した。
森山監督は現役時代、ジュビロ磐田やベルマーレ平塚、徳島ヴォルティスでプレー。日本代表としても7試合に出場した。
引退後はサンフレッチェ広島でユースのコーチと監督を務めた後に日本サッカー協会(JFA)入り。育成年代を指導し、2015年にU-15日本代表監督に就任。その世代をU-17日本代表まで指揮し、その後も3世代に渡りU-17日本代表を指揮した。
2024シーズンから仙台の監督を務め、初めてトップチームを指揮。明治安田J2リーグで18勝10分け10敗の成績を残し、6位フィニッシュ。10日に行われた最終節の大分トリニータ戦を2-1の勝利で終え、滑り込みで3位V・ファーレン長崎とのJ1昇格プレーオフ準決勝に駒を進めている。
2023シーズンは16位で終えたチームを昇格PO進出まで引き上げた森山監督。12月1日に控える長崎との決戦や、その後の決勝を見据え、クラブを通じてコメントしている。
「今季は、みなさまの強力なバックアップのおかげさまで、滑り込みでプレーオフ進出を決めることができました。まずはこの2試合、プレーオフ進出チームの中では一番下の順位から上位のクラブを倒して、目標であるJ1昇格を実現させるべく、全身全霊で戦います。今後とも引き続き熱いサポートをよろしくお願いいたします」
森山監督は現役時代、ジュビロ磐田やベルマーレ平塚、徳島ヴォルティスでプレー。日本代表としても7試合に出場した。
引退後はサンフレッチェ広島でユースのコーチと監督を務めた後に日本サッカー協会(JFA)入り。育成年代を指導し、2015年にU-15日本代表監督に就任。その世代をU-17日本代表まで指揮し、その後も3世代に渡りU-17日本代表を指揮した。
2023シーズンは16位で終えたチームを昇格PO進出まで引き上げた森山監督。12月1日に控える長崎との決戦や、その後の決勝を見据え、クラブを通じてコメントしている。
「日ごろより、ベガルタ仙台を支えてくださっているすべてのみなさま、このたびベガルタ仙台の監督として来季の続投が決まりました」
「今季は、みなさまの強力なバックアップのおかげさまで、滑り込みでプレーオフ進出を決めることができました。まずはこの2試合、プレーオフ進出チームの中では一番下の順位から上位のクラブを倒して、目標であるJ1昇格を実現させるべく、全身全霊で戦います。今後とも引き続き熱いサポートをよろしくお願いいたします」
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森山新体制で巻き返し図る仙台が背番号発表! 神村学園FW西丸道人は「30」、梁勇基の10番は鎌田大夢が背負う
ベガルタ仙台は9日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 伊藤彰監督の下でスタートした2023シーズン。シーズン序盤は良い結果を残していた中、夏場に失速。6試合勝利がないと伊藤監督を解任し、堀孝史コーチが指揮を執るが、6試合勝利なし、その後も黒星が重なり、16位でシーズンを終えていた。 新シーズンは、U-17日本代表を長らく指揮してきた森山佳郎監督が就任。MF梁勇基が引退した他、MF氣田亮真、MF加藤千尋のサイドアタッカーがモンテディオ山形へ完全移籍するなど、戦力が入れ替わった。 新戦力では、浦和レッズのDF知念哲矢や横浜FCでプレーしていたDFマテウス・モラエス、ブラウブリッツ秋田のDF髙田椋汰と守備陣を補強。攻撃陣ではFWエロンをヴィラ・ノヴァから完全移籍で加入した。 また、川崎フロンターレのMF名願斗哉が育成型期限付き移籍で、神村学園高等部のキャプテンであるFW西丸道人も加入した。 背番号は知念が「20」、マテウス・モラエスが「19」、髙田が「2」、名願が「24」、西丸が「30」 、エロンが「98」をつける。 また、DF菅田真啓は「15」から「5」、MF鎌田大夢は「32」から「10」、MF工藤蒼生は「29」から「17」に背番号が変更になっている。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.小畑裕馬 21.梅田陸空 29.松澤香輝←徳島ヴォルティス/期限付き→完全 33.林彰洋 DF 2.髙田椋汰←ブラウブリッツ秋田/完全 5.菅田真啓※背番号変更「15」 19.マテウス・モラエス←ヴィトーリア(ブラジル)/完全 20.知念哲矢←浦和レッズ/完全 22.小出悠太 25.真瀬拓海 39.石尾陸登←仙台大学/新加入 41.内田裕斗 MF 8.松下佳貴 10.鎌田大夢※背番号変更「32」 11.郷家友太 14.相良竜之介←サガン鳥栖/期限付き→完全 17.工藤蒼生※背番号変更「29」 23.有田恵人←中央大学/新加入 24.名願斗哉←川崎フロンターレ/育成型期限付き 27.オナイウ情滋 31.工藤真人←びわこ成蹊スポーツ大学/新加入 37.長澤和輝 50.遠藤康 FW 7.中島元彦←セレッソ大阪/期限付き延長 9.中山仁斗 28.菅原龍之助 30.西丸道人←神村学園高等部/新加入 98.エロン←ヴィラ・ノヴァ(ブラジル)/完全 2024.01.09 16:50 Tue3
欧州5大リーグ日本人新記録の5戦連続弾!11月シリーズは中村敬斗をスタメンに!【新しい景色へ導く期待の選手/vol.51】
10月15日の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)。ご存じの通り、日本代表は谷口彰悟(シントトロイデン)のオウンゴールで1点を献上。追い込まれながら、途中出場の中村敬斗(スタッド・ランス)の積極果敢な局面打開から1点をもぎ取り、何とか1-1のドローに持ち込んだ。 日本としては埼玉スタジアムでのオーストラリア戦無敗記録を途絶えさせることなく、最低限の勝ち点1を死守。4試合終了時点で3勝1分の勝ち点10で、オーストラリア、サウジアラビア、バーレーンの2位グループと5ポイント差とリードした状態で、年内最後の11月シリーズに向かうことになった。 11月はインドネシア(ジャカルタ)・中国(厦門)のアウェー2連戦。実力的にはどちらも格下だが、完全アウェーの環境は非常にやりにくいはずだ。 特にインドネシアは、7万7193人収容のスタジアムが超満員になるはずだ。2018年10月のAFC・U-19選手権準々決勝で、久保建英(レアル・ソシエダ)、橋岡大樹(ルートンタウン)らを擁したU-19日本代表がインドネシアと対戦した際も、凄まじいアウェームード一色だった。 加えて言うと、夜になっても気温30度超の高温多湿の気象条件で、初冬の欧州から長距離移動を強いられる選手たちとっては環境適応がかなり難しくなり。試合日程が当初の14日から15日に変更され、1日多く調整できるようになったのは幸いだが、簡単なゲームにはならないだろう。 続く19日の中国戦は中2日の強行軍。厦門という町も日本にとっては未知なる土地だ。森保一監督は最終予選はある程度、固定したメンバーで戦うと明言したが、次の2連戦は入れ替えが必須。3-4-2-1の左ウイングバック(WB)は三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)が目下のところファーストチョイスと位置づけられているが、オーストラリア戦で窮地を救った中村敬斗をまず抜擢するのもアリではないか。 実際、彼は所属のスタッド・ランスでもリーグ5戦連発の離れ業をやってのけている。欧州5大リーグでの5試合連続ゴールというのは日本人初。香川真司(セレッソ大阪)や岡崎慎司(バサラ・マインツ監督)といった偉大な面々でさえも果たせなかった大仕事を24歳のアタッカーはやってのけたのである。 「チームだとウイングでやってるんで、基本的に今、ゴール前で自分のストロングポイントを出すように言われてるんですけど、点取る部分が全てじゃないですね。代表でWBをやる時は、外に張って仕掛けてクロスを上げたり、逆サイドのクロスにももちろん入っていきますし、いろいろとやることある」と本人はクラブと代表の役割や違いを語っていたが、両方にいいフィーリングを両方に持ち込めているのは確かだろう。 もともと得点感覚は年代別代表の頃から頭抜けていたが、それをリーグ・アンやA代表という最高峰レベルでも発揮し続けているのが、中村敬斗の凄さ。普通のプレーヤーはカテゴリーが上がったり、レベルが高くなっていくと、点が取れなくなったり、数字が残せなくなったりするものだが、そういう壁を彼は自ら乗り越えていける地力がある。そのあたりはU-17日本代表時代の指揮官・森山佳郎監督(現仙台監督)も認めていた点。やはり他者にはない大きな武器がある選手は強いのだ。 その一方で、「自分が自分が」とエゴを出しすぎず、味方と共存していけるのも、中村敬斗の賢いところ。それはスタッド・ランスで伊東純也との関係を見ていてもよく分かる。「純也君はボールを持ったら必ず自分を見てくれる」と彼はしばしば言うが、お互いを生かし合うことでチームが勝てば一番いいと考えている。 それは日本代表でも同じ。オーストラリア戦では中村敬斗が左WB、三笘が左シャドウに入り、ドリブラー×ドリブラーの相乗効果を発揮したが、逆も十分可能だろう。あるいは前田大然(セルティック)が左WBに入って、中村敬斗が左シャドウというのも成り立ちそうだ。 そうやって同じポジションを争うライバル同士がお互いの特徴を出し合って、チームに新たなエッセンスをもたらしていくことができれば、アジア予選突破はもちろんのこと、2026年W杯での8強越えも見えてくる。前回W杯を経験していない中村敬斗のような人材がグングン伸びていくことで、チームは一段階二段階成長できるのだ。 そういう意味で、彼にかかる期待はより一層、大きくなっていくだろう。本人も24歳になった今、「もう若手ではない」という自覚を強めている。これまでは「代表実績の少ない若い世代」という見方をされることが多かったが、ここからは「主軸」と位置づけられるべき。それだけの実力や勢いが今の中村敬斗にはある。 前回の最終予選では、伊東が全12ゴール中7点に関与し、日本の救世主になったが、次は中村敬斗の番。まずはクラブでゴール記録を伸ばし、手が付けられない状態になって、11月シリーズに戻ってくること。それを楽しみに待ちたい。 文・元川悦子 2024.10.23 15:00 Wed4
名将・大木武監督に才能を認められる大型FW道脇豊はU-17W杯で世界を震撼させられるのか?/道脇豊(ロアッソ熊本)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.25】
11月11日のポーランド戦を皮切りに、U-17日本代表の世界挑戦がいよいよ幕を開ける。今回の2023年U-17ワールドカップ(W杯)はインドネシア開催。森山佳郎監督率いるチームは6月のAFC・U-17アジアカップ(タイ)で頂点に立ち、アジア王者として同大会に参戦する。 しかしながら、彼らが入ったのは、ポーランド、アルゼンチン、セネガルという強豪揃いのグループ。同組を突破し、ラウンド16に勝ち上がるだけでも至難の業だ。が、今回のチームは「ファイナリストになって7試合を戦う」という大目標を掲げている。 日本のこれまでの歴史を紐解くと、U-17代表は1993年日本大会、2011年メキシコ大会の8強が最高成績。ファイナリストというハードルは極めて高い。 とはいえ、今は日本代表が2026年北中米W杯で優勝を本気で狙う時代だ。となれば、年代別代表も高い領域を目指すのは当然のこと。目下、16〜17歳の面々が目覚ましい快進撃を見せなければ、3年後の2026年W杯のメンバーに滑り込むのは難しい。そのくらいの危機感を持って、選手たちにはインドネシアの戦いに挑んでほしいものである。 日本が勝ち上がるためには、やはり確実にゴールを奪えるFWの存在が必要不可欠だ。森山監督は「この世代はFWのタレントが多い」と前向きに語り、メンバー21人中5人をFWに割くという大胆選考を行った。アジアカップMVPの創造性溢れるFW名和田我空(神村学園)を筆頭に多様な人材がいるが、注目すべき1人が186センチの大型FW道脇豊(熊本)。すでに今季J2で18試合に出場しており、名将・大木武監督からも才能を認められる逸材である。 アジアカップで4ゴールを決め、存在感を示した道脇。スケールの大きさ、前線で起点なれる存在感、ここ一番で得点できる勝負強さを兼ね備えており、森山監督も期待を寄せる大黒柱だ。しかし、8月30日の天皇杯準々決勝・ヴィッセル神戸戦で鎖骨を骨折。全治8週間と診断され、U-17W杯出場が危ぶまれていた。それでも本人は必死にリハビリにのぞみ、何とかギリギリ間に合った格好だ。 「U-17に合流する日(10月29日)にロアッソで練習試合に45分1本出ただけで、やっと試合に絡めたという状態ですね。ここからはもうコンディションを上げるしかない。インドネシアに行ってからもっともっとフィジカル状態を高めていきたい」と本人は10月31日の関東大学選抜との練習試合の後、まさにぶっつけ本番だったことを明かしていた。 この日の練習試合は40分×4本で、前半の2試合には185センチと同タイプのFW徳田誉(鹿島ユース)が出場。大学生相手に2ゴールを奪った。その活躍に刺激を受けたのか、道脇も左のスペシャリスト・吉永夢希(神村学園)のクロスを豪快に蹴り込み、復活の狼煙を上げる1点を上げてみせた。 「選ばれたからにはケガを言い訳にしちゃいけないと思いますし、自分としては内容的には今一つだったけど、1ゴールという結果だけは残せた。結果をコンスタントに残していきたいと思います。徳田も2ゴールしましたし、FW争も激しいですけど、お互いに高め合っていけばW杯優勝に近づく。そうなるように頑張っていきます」と道脇は目を輝かせていた。 復帰直後というのを考えると、11日の初戦・ポーランド戦は控えに回るかもしれないが、グループリーグ最大の大一番となる14日のアルゼンチン戦には道脇がスタートから出るだろう。技術・戦術・フィジカル・メンタルとあらゆる面で世界最高峰の相手に彼がやらなければいけないのは、前線からのハードワークとここ一番で決めきること。それがエースFWに課せられた責務と言っていい。 「自分のストロングは背後への抜け出し。そこはうまく連携を取りながらやっていければいいと思います。加えて、ロアッソの特性であるショートパスやつなぐサッカーにも適応している。そういった成長も見せたいですね」 「良いFWは上の世代に沢山いますし、自分はこのままだったらパリ五輪はもちろんのこと、2026年W杯にも行けないと思う。成長の角度を引き上げないといけないと感じてます」 本人も強い危機感を口にしたが、確かに上の世代を見れば、A代表の上田綺世(フェイエノールト)を筆頭に、パリ五輪代表の細谷真大(柏)、U-20世代の熊田直紀(FC東京)、後藤啓介(磐田)、同世代の徳田と大型FWは何人かいる。その中から自分が突き抜けるためには、やはり今回のU-17W杯で目覚ましい結果を残すしかない。世界を震撼させるようなパフォーマンスを彼には期待したいものである。 「今季の自分はJ2で得点できずに終わってしまったんで、W杯では得点にとにかくフォーカスしていきたい。ロアッソも。最高の状態で送り出してくれたんで、世界で結果を出したいと思います」 こう語気を強めた17歳の点取屋が大化けするか否か…。今回のU-17W杯は必見だ。 2023.11.09 11:45 Thu5
5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞
Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tueベガルタ仙台の人気記事ランキング
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鹿島で15年過ごし5度のJ1制覇、今季は仙台の主将務めた遠藤康が引退表明…J1昇格POへ「まずは、今週末の試合に勝つ」
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