「今季は終わった」2024年未勝利マルセイユ…選手も指揮官もお手上げ?「僕ら全員ここを去るべき」「魂はどこにある?」

2024.02.19 13:40 Mon
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名門マルセイユが負のスパイラルにハマった。フランス『RMC Sport』が伝えている。

1990年代初頭にフランス勢として1度きりの欧州制覇を成し遂げている名門・マルセイユ。パリ・サンジェルマン(PSG)の台頭により近年はリーグ優勝から遠ざかるも、それでも毎シーズン2位〜5位を維持する力が彼らにはある。
しかし今季はここまで7勝9分け6敗の勝ち点30で9位。チャンピオンズリーグ(CL)はおろか、来季の欧州カップ戦圏内からかけ離されており、2024年に入ってからは5試合で0勝3分け2敗…公式戦全体では6試合未勝利だ。

18日はリーグ・アン第22節でブレストに0-1と敗戦。試合後、この日ケガでベンチ外となったGKパウ・ロペスがミックスゾーンに現れ、白星から遠ざかる現状を悲しんだ。

「もう今季は終わったのかもしれない。いや、終わったんだろう。言い訳は何もない。ひとつだけ言えるのは、残り3カ月…今と同じプレーをして今季を終えるわけにはいかない。このままいけば、来季も同じことの繰り返しだ」
「今の僕たちには、この名門(マルセイユ)のユニフォームを着る資格がない。スティーブ・マンダンダやディミトリ・パイェが教えてくれたその意味を今一度思い出さなくてはならない。でなければ、選手全員がここを去るべきだ」

また、昨年10月就任のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督も、自らの責任に言及しつつ、就任当初から選手たちに“スピリット”が欠けていたとキッパリ。チームリーダー・パイェが昨季限りで退団した影響がマルセイユにはありそうだ。

「私自身の責任を回避するつもりはないが、魂はどこにある? 魂の欠如は困難を招き、やがてどん底へと堕ちていく。すなわち我々は負のスパイラルにハマってしまったのだ」

「いつも言っているだろう。キーワードは常に魂だ。このチームはあまりに脆弱すぎる。このレベルのカテゴリーにおいては、高い代償を払うこととなる…」

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フランスサッカー連盟(FFF)は16日、ユーロ2024予選に臨むフランス代表メンバー23名を発表した。 カタール・ワールドカップ(W杯)では連覇を目指して決勝に進出も、PK戦の末にアルゼンチン代表に敗れて準優勝に終わっていたフランス。ディディエ・デシャン監督の続投が決定していた。 一方で、GKウーゴ・ロリス(トッテナム)やGKスティーブ・マンダンダ(スタッド・レンヌ)、DFラファエル・ヴァラン(マンチェスター・ユナイテッド)らがW杯後に代表引退を発表。再スタートを切ることとなる。 今回のメンバーにはFWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)やFWオリヴィエ・ジルー(ミラン)、FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー)など主軸に加え、DFエドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー)、MFオーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー)、FWランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト)らも招集を受けている。 また、W杯メンバー以外ではFWムサ・ディアビ(レバークーゼン)、FWマルクス・テュラム(ボルシアMG)、GKマイク・メニャン(ミラン)らが選出。なお、DFヴェスレイ・フォファナ(チェルシー)、GKブライス・サンバ(RCランス)、MFケフラン・テュラム=ウリアン(ニース)が初招集。ケフラン・テュラム=ウリアンはFWマルクス・テュラムの弟で、元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の息子でもある。 フランスは、ユーロ2024予選でグループBに入り、オランダ代表、アイルランド代表、ギリシャ代表、ジブラルタル代表と同居。24日にホームでオランダと、27日にアウェイでアイルランドと対戦する。 今回発表されたフランス代表メンバーは以下の通り、 ◆フランス代表メンバー23名 GK アルフォンス・アレオラ(ウェストハム/イングランド) マイク・メニャン(ミラン/イタリア) ブライス・サンバ(RCランス) DF エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリー/スペイン) ヴェスレイ・フォファナ(チェルシー/イングランド) テオ・エルナンデス(ミラン/イタリア) イブラヒマ・コナテ(リバプール/イングランド) ジュール・クンデ(バルセロナ/スペイン) バンジャマン・パヴァール(バイエルン/ドイツ) ウィリアム・サリバ(アーセナル/イングランド) ダヨ・ウパメカノ(バイエルン/ドイツ) MF ユスフ・フォファナ(モナコ) アドリアン・ラビオ(ユベントス/イタリア) オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリー/スペイン) ケフラン・テュラム=ウリアン(ニース) ジョルダン・ヴェレトゥ(マルセイユ) FW キングスレー・コマン(バイエルン/ドイツ) ムサ・ディアビ(レバークーゼン/ドイツ) オリヴィエ・ジルー(ミラン/イタリア) アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー/スペイン) ランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト/ドイツ) キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) マルクス・テュラム(ボルシアMG/ドイツ) 2023.03.16 22:27 Thu

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マルセイユは3日、スタッド・ブレストからフランス人DFリリアン・ブラシエ(24)を買い取り義務付きのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 フランス『レキップ』などによると、買い取りの際の移籍金は1100万ユーロ(約19億1000万円)程度で、ブラシエ自身は2029年までの5年契約で合意しているという。 スタッド・レンヌの下部組織出身のブラシエは186cmの左利きのセンターバック。レンヌのファーストチームでは一度もプレー機会はなく、ヴァランシエンヌへの武者修行を経て2021年夏にレンタル先のブレストへ完全移籍で加入した。 その新天地ではセンターバックと左サイドバックを主戦場に主力として活躍。昨シーズンはリーグ・アン30試合3ゴールの数字を残し、同クラブのチャンピオンズリーグ出場権獲得の立役者の一人となった。 強靭なフィジカル能力を活かした対人の強さに加え、サイドバックやウイングバックでもプレー可能なスピードを武器に守備範囲の広さにも定評がある。また、マイボール時も正確な左足のフィードや積極的なドライブと攻撃の組み立てにも関われる、総合力の高い守備者。 過去にはフランスの世代別チームにも招集されており、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の下で攻撃面にさらなる磨きをかければ、レ・ブルーにも到達できるタレントだ。 2024.07.04 16:05 Thu
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ヴァランの仏代表キャリアすべてを見届けたデシャン監督が感動的なメッセージ…「彼のコーチであることに大きな喜びを感じていた」

フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、29歳での代表引退を決断したマンチェスター・ユナイテッドのDFラファエル・ヴァランへエモーショナルなメッセージを送った。フランス『レキップ』が伝えている。 ヴァランは2日、自身のインスタグラムを通じて、2013年3月のジョージア代表戦から直近のカタール・ワールドカップまで通算93キャップを刻んだレ・ブルーからの引退を発表した。 これを受け、2012年7月からレ・ブルーを指揮し、ヴァランのデビューから引退まで、そのすべてを共にしてきたデシャン監督は、エモーショナルなメッセージを送った。 「ラファエルは数日前に私に電話をかけてきて、代表キャリアを終わらせたいと説明した。彼は知的な青年であり、時間をかけて熟考し、決定する前に長所と短所を比較検討する方法を知っていた。我々のやり取りの詳細は省くが、ラファエルはフランス代表での冒険が終わったと信じている」 「私は彼と似たような状況を経験した。彼の主張は理解できるし、決断を尊重するが、ワールドカップまでの間、彼は最初から最後まで、我々が知っているリーダーのように振る舞っていた」 「もちろん、2012年8月から築いた絆を考えると、ある種の感情なしにこのページをめくることはできない」 「ウーゴ・ロリスと同じように、彼はケガをしない限り、私のすべてのチームシートに名を連ねていたことだろう。当時、レアル・マドリーで若き才能を開花させていたラファエルは、ル・アーブルで行われたウルグアイとの親善試合で私のトップチームの一員となった。彼はすぐにスタメンに定着した」 「特に覚えているのは、2013年のウクライナとのカムバックプレーオフでの彼の貢献だ。最初のハイレベルなパフォーマンス。長いリストの最初の一人だ。私が21歳の彼に腕章を託すことに躊躇しなかったとすれば、それは彼がすでに、彼なりに、そして他のプレーヤーとともに、グループに対するリーダーシップを発揮していたからだ。ラファはグループとその価値の保証してくれる一人であり、効果的な中継役でもあった」 「ブレーズ・マテュイディ、スティーブ・マンダンダ、ウーゴ・ロリスに続き、ラファエルは代表を引退する4人目の2018年ワールドチャンピオンだ。我々の道が分かれるとき、私は彼の誠実さ、青いジャージへの揺るぎないコミットメントに敬意を表したいと思った」 「ラファエルは過去10年間、ピッチ内外で極めて重要な役割を担ってきた。私は彼のコーチであることに大きな喜びを感じていたし、それは私のスタッフ全員にとっても同じことだと思う。彼の発展と最高の幸せを願っている」 2023.02.02 23:48 Thu
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レ・ブルーでのラストダンスとなるジルーはユーロで2つの目標掲げる

フランス代表でのラストダンスとなるFWオリヴィエ・ジルーは、ユーロ2024で有終の美を飾ることを熱望する。 2011年11月に25歳とやや遅咲きでのレ・ブルーデビューから13年。ここまで歴代3位の133試合に出場し、歴代最多57ゴールを記録してきたジルー。先日のルクセンブルク代表戦ではGKスティーブ・マンダンダを抜き、歴代最年長出場も果たした。 その37歳FWは、今夏のロサンゼルスFC移籍を機にキャリアの最終章に入り、今大会をもってレ・ブルーからも引退する。 その重要な大会に臨む直前のジルーは、フランス『Téléfoot』でタイトルと共に60ゴール到達を大きな目標に掲げている。 「トロフィーを獲得して終えられたら嬉しいよ」 「それ(ユーロのタイトル)が僕によって唯一欠けているものだからね。最も重要なことは全力を尽くすこと。フットボールでは何が起きてもおかしくない」 「個人的なレベルでは、60ゴールの記録に到達できれば最高だね。あと3ゴール足りないけど、達成できると思っているよ」 2024.06.11 14:00 Tue

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ユーロ得点ランクトップを走るジョージア代表FWミカウタゼの価値が高騰…フランス国内で争奪戦に

メスのジョージア代表FWジョルジュ・ミカウタゼ(23)の評価がフランス国内で高まっている。フランス『フットメルカート』が報じた。 現在ユーロ2024に参戦中のミカウタゼ。グループF初戦のトルコ代表戦で一時同点とするゴールを決めると、第2節のチェコ代表戦と第3節のポルトガル代表戦ではそれぞれPKから得点。ポルトガル戦ではFWクヴィチャ・クワラツヘリアの先制点もアシストした。 ユーロの得点ランキングでトップに立ち、ジョージアを史上初の決勝トーナメント進出へと導いたアタッカーは、2023-24シーズン後半戦でも躍動。アヤックス移籍が失敗に終わり、1月にレンタル移籍でメスへ戻ると、その後の半年で20試合13ゴール4アシストの成績を残した。 奮闘むなしくリーグ・ドゥへ降格したメスだが、5月下旬にミカウタゼの買い取りオプションを行使。その時点で評価は上がっていたものの、ユーロでの活躍で市場価値は2000万ユーロ(約34億4000万円)以上に達したという。 そんなミカウタゼにはスタッド・レンヌやRCランス、リヨンやマルセイユが関心。退団が決まった元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデル(33)の後釜を探すモナコは早くから獲得に動いているが、いずれも個人間合意やクラブ間合意には達していないという。 一方のミカウタゼは、リーグ・アン残留を希望。「将来のクラブに関して決断した」ともコメントしたようだが、争奪戦を制するのはどのクラブになるのだろうか。 2024.06.28 22:05 Fri
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マルセイユは29日、ロベルト・デ・ゼルビ氏(45)が新指揮官に就任したことを正式発表した。契約期間は2027年6月30日まで3年間となる。 新指揮官に就任したデ・ゼルビ氏は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「オリンピック・マルセイユへの加入を強く望んでいたので、契約できたことを嬉しく思っているよ。マルセイユの歴史と名声、サポーターの情熱と熱気、そしてフランク、パブロ、メディが僕に示してくれた真剣さと熱意、これらすべてが、フランク(・マッコート)オーナー、パブロ(・ロンゴリア)会長、メディ(・ベナティア)スポーツアドバイザーが僕に示してくれた誠実さと熱意、これらすべてが、このエキサイティングな挑戦に乗り出す決心をした決め手となった。早くスタッド・ヴェロドロームのベンチに座り、マルセイユ監督として、クラブがふさわしい地位を取り戻せるように貢献したいと思っているよ」 フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロとイタリアクラブを指揮し、その後シャフタール・ドネツクで指揮したデ・ゼルビ監督。2022年9月にグレアム・ポッター監督が退任した後、ブライトンの監督に就任。 2022-23シーズンはクラブ史上最高位となるプレミアリーグ6位フィニッシュ。クラブ初となるヨーロッパリーグ(EL)出場を果たすと、2023-24シーズンはそのELでラウンド16に進出。 一方で、ケガ人が続出したチームはプレミアリーグで苦戦。日本代表MF三笘薫も腰を痛めて長期離脱となっており、チームは11位でシーズンを終えると、5月18日にブライトンとの契約を双方合意の下で解消していた。 2024.06.30 07:00 Sun
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恩師を追いかけたインテル移籍でキャリア暗転…ホアキン・コレアに母国名門が急接近か

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マルセイユがカナダ代表の逸材MFコネを確保! 188cmのボックス・トゥ・ボックスMF

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