“最大のライバル”リーベルに敗れたボカがガゴ監督を電撃解任…今季リーグ首位も決断「決して容易なことではなかった」

2025.04.29 23:45 Tue
ガゴ監督は就任から半年で解任
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ガゴ監督は就任から半年で解任
ボカ・ジュニアーズフェルナンド・ガゴ監督(39)を解任したようだ。スポーツ・ディレクター(SD)のマウリシオ・セルナ氏が明かしたと『ESPN』が伝えた。

ボカ・ジュニアーズは27日に行われたプリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)のアペルトゥーラ(前期)第15節でリーベル・プレートとアウェイで対戦。試合は2-1でリーベルが勝利し、敗戦に終わっていた。

最大のライバル相手の敗戦を受け、29日の朝にクラブの幹部が会談。ガゴ監督の解任が決定し、報道陣の前でセルナ氏が公式に発表した。
「我々は決断を下した。ガゴと彼のコーチングスタッフは、この組織との決別を決意した。我々は非常に冷静に受け止めている」

「彼はチームの重鎮なので、決して容易なことではなかったが、我々は決断を下すためにここにいる。昨日、そして昨夜遅くまで、我々はガゴが我々のコーチでなくなる方法を模索し、見つけ出した」
「謎などはない。我々はただ、決断を下す普通の人間だ。ヘロンが指揮を執り、その間に私たちが監督を決める」

新監督が決まるまでは、セカンドチームで指揮を取るマリアーノ・エロン監督(47)がファーストチームを指導するという。

ボカ出身のガゴ監督は、レアル・マドリーやローマ、バレンシア、ベレス・サルスフィエルドでプレー。その後ボカに復帰し、2020年11月にベレスで現役を引退していた。

引退後は指導者となると、CAアルドシビ、ラシン・クラブ、チーバス・グアダラハラで指揮を執ると、2024年10月にボカの監督に就任。今シーズンのプリメーラ・ディビシオンでは、3敗を喫していたが、首位に立っていた。

なお、ボカ・ジュニアーズは6月に開催されるクラブ・ワールドカップ(W杯)にも出場。新監督が誰になるのか注目だ。

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ラニエリ体制で主力返り咲きのパレデスがローマと1年の契約延長にサイン! ボカ復帰の特別条項も?

ローマは11日、アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(30)との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 ジョゼ・モウリーニョ体制だった2023年夏にパリ・サンジェルマンから6年ぶりに古巣復帰を果たしたパレデス。 その後、元チームメイトであるダニエレ・デ・ロッシの下ではレジスタとして中盤の主軸を担ったが、今シーズンの開幕後に就任したイバン・ユリッチ下では出番が激減。今冬の移籍市場では以前からの友人である、フェルナンド・ガゴ新監督率いる古巣のボカ・ジュニアーズへの移籍も取り沙汰された。 しかし、クラウディオ・ラニエリ監督の就任後は主力に返り咲くとともに、リーダーグループの一人として厚い信頼を獲得。チームの完全復調もあって翻意し、今季終了までとなっていた現行契約を1年延長した。 ローマでは通算129試合10ゴールを記録し、今季は公式戦27試合1ゴール2アシストの数字を残している。 なお、アルゼンチン『TyC Sports』によれば、依然としてボカ復帰の希望を抱くパレデスは、今回の契約に特別条項を盛り込んだという。 同条項では選手、ボカの双方が移籍を希望した場合、2025年5月から350万ユーロ(約5億6000万円)での獲得が可能になるようだ。 2025.03.12 06:00 Wed

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