プレミアからの強い関心受けるフランクフルトFW、クラブは移籍金162億円を要求か?
2025.04.15 20:20 Tue
エキティケは今季覚醒中
今夏の移籍市場で注目を集めることが予想されるフランクフルトのフランス人FWウーゴ・エキティケ(22)だが、フランクフルトは移籍金を設定したようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。
190cmの長身ストライカーで、スタッド・ランスやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレー。2024年2月にフランクフルトへレンタル移籍し、2024年7月に完全移籍となったエキティケは、今シーズンのブンデスリーガで28試合に出場し14ゴール5アシストを記録している。
ブンデスリーガで成長著しいエキティケには、アーセナルやチェルシー、トッテナムなど複数のクラブが関心を寄せており、今夏のストライカーの争奪戦の1人と見られている。
フランクフルトとエキティケの契約は2029年夏まで。そんな中、フランクフルトの要求額が判明した。
『ビルト』によれば、約1億ユーロ(約162億1500万円)を求めるとのこと。手放したくないという意志の表れである一方で、それだけエキティケを評価しているということでもある。
190cmの長身ストライカーで、スタッド・ランスやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレー。2024年2月にフランクフルトへレンタル移籍し、2024年7月に完全移籍となったエキティケは、今シーズンのブンデスリーガで28試合に出場し14ゴール5アシストを記録している。
ブンデスリーガで成長著しいエキティケには、アーセナルやチェルシー、トッテナムなど複数のクラブが関心を寄せており、今夏のストライカーの争奪戦の1人と見られている。
『ビルト』によれば、約1億ユーロ(約162億1500万円)を求めるとのこと。手放したくないという意志の表れである一方で、それだけエキティケを評価しているということでもある。
アーセナル、チェルシー、トッテナムは夏のストライカー補強を考えており、それぞれ他にも候補がいる状況。互いに牽制することも考えられる中で、どこかのクラブが獲得するだろうか。
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