ラウタロ&フラッテージ弾のインテルが敵地で大きな先勝、バイエルンは途中出場ミュラーが一時同点弾も惜敗【CL】
2025.04.09 05:57 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、バイエルンvsインテルが8日に行われ、1-2でインテルが先勝した。
ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも2位レバークーゼンに6ポイント差を付けて首位を快走。そのバイエルンは3-1で勝利した4日前のアウグスブルク戦のスタメンから2選手を変更。負傷したムシアラの代役にはラファエル・ゲレイロを起用した。
一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として2季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは2位ナポリに3ポイント差を付けて首位に立っている。そのインテルは2-2で引き分けた3日前のパルマ戦のスタメンから3選手を変更。コンディション不良のディマルコがベンチスタートとなり、カルロス・アウグストが左サイドに入った。
チャルハノールにラアフェル・ゲレイロを監視させる役割を与えたバイエルンは立ち上がりの主導権争いを経て7分、ボックス右からオリーズが際どいコントロールシュートを放って牽制。対するインテルもボールを持ちつつ12分、スローインの流れからチャルハノールがボレーで応戦した。
互角の攻防で推移する中、14分にバイエルンはオリーズの右クロスからケインのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの守備範囲。徐々に圧力を強めると20分、オリーズのスルーパスに抜け出したラファエル・ゲレイロがボックス右へ侵入して右足でフィニッシュ。ここも枠を捉えていたが、GKゾマーにセーブされた。
助かったインテルは31分、バストーニが持ち上がった流れからボックス左に侵入したカルロス・アウグストが際どいシュートを放って牽制すると38分に先制する。
カルロス・アウグストの左クロスをテュラムが巧みにヒールで後方へ落とし、受けたラウタロが右足アウトでのトリッキーなシュートでネットを揺らした。
1点ビハインドで迎えた後半、バイエルンがボールを持つ流れで推移する中、56分にインテルに好機。テュラムのパスをボックス右で受けたラウタロがGK強襲のシュートを浴びせた。
攻めあぐねるバイエルンは64分、ラファエル・ゲレイロがルーズボールを拾ってボックス手前から強烈なボレー。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。
久々にゴールに迫った中、敵陣でのプレーを続けると、74分に3枚替え。ミュラー、ニャブリ、ブイを投入した。すると80分にケインが際どいボレーを放つと、82分にはミュラーに好機。しかしシュートはバストーニのブロックに阻まれた。
それでも85分に追いつく。決めたのはミュラー。サイド攻撃の流れからボックス左ポケットのライマーの丁寧なクロスをファーサイドでフリーのミュラーが押し込んだ。
さらに87分にはケインがCKの流れから逆転に迫った押せ押せのバイエルンだったが、劣勢のインテルが88分に勝ち越し。バレッラのスルーパスで左サイドを抜け出したカルロス・アウグストの折り返しをフラッテージが合わせた。
このまま2-1で競り勝ったインテルが来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。
バイエルン 1-2 インテル
【バイエルン】
トーマス・ミュラー(後40)
【インテル】
ラウタロ・マルティネス(前38)
ダビデ・フラッテージ(後43)
ラウンド16でレバークーゼンとの同国対決を2戦合計5-0と圧倒したバイエルンは、ブンデスリーガでも2位レバークーゼンに6ポイント差を付けて首位を快走。そのバイエルンは3-1で勝利した4日前のアウグスブルク戦のスタメンから2選手を変更。負傷したムシアラの代役にはラファエル・ゲレイロを起用した。
一方、ラウンド16でフェイエノールトに連勝として2季ぶりのベスト8進出としたインテルは、セリエAでは2位ナポリに3ポイント差を付けて首位に立っている。そのインテルは2-2で引き分けた3日前のパルマ戦のスタメンから3選手を変更。コンディション不良のディマルコがベンチスタートとなり、カルロス・アウグストが左サイドに入った。
互角の攻防で推移する中、14分にバイエルンはオリーズの右クロスからケインのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKゾマーの守備範囲。徐々に圧力を強めると20分、オリーズのスルーパスに抜け出したラファエル・ゲレイロがボックス右へ侵入して右足でフィニッシュ。ここも枠を捉えていたが、GKゾマーにセーブされた。
そして26分には決定機。GKウルビヒのロングフィードを起点に、オリーズのラストパスをボックス左で受けたケインがダイレクトでシュート。しかし、狙いすましたフィニッシュは右ポストに阻まれた。
助かったインテルは31分、バストーニが持ち上がった流れからボックス左に侵入したカルロス・アウグストが際どいシュートを放って牽制すると38分に先制する。
カルロス・アウグストの左クロスをテュラムが巧みにヒールで後方へ落とし、受けたラウタロが右足アウトでのトリッキーなシュートでネットを揺らした。
1点ビハインドで迎えた後半、バイエルンがボールを持つ流れで推移する中、56分にインテルに好機。テュラムのパスをボックス右で受けたラウタロがGK強襲のシュートを浴びせた。
攻めあぐねるバイエルンは64分、ラファエル・ゲレイロがルーズボールを拾ってボックス手前から強烈なボレー。しかしわずかに枠を捉えきれなかった。
久々にゴールに迫った中、敵陣でのプレーを続けると、74分に3枚替え。ミュラー、ニャブリ、ブイを投入した。すると80分にケインが際どいボレーを放つと、82分にはミュラーに好機。しかしシュートはバストーニのブロックに阻まれた。
それでも85分に追いつく。決めたのはミュラー。サイド攻撃の流れからボックス左ポケットのライマーの丁寧なクロスをファーサイドでフリーのミュラーが押し込んだ。
さらに87分にはケインがCKの流れから逆転に迫った押せ押せのバイエルンだったが、劣勢のインテルが88分に勝ち越し。バレッラのスルーパスで左サイドを抜け出したカルロス・アウグストの折り返しをフラッテージが合わせた。
このまま2-1で競り勝ったインテルが来週ホームで行われる2ndレグに向けてアドバンテージを得ている。
バイエルン 1-2 インテル
【バイエルン】
トーマス・ミュラー(後40)
【インテル】
ラウタロ・マルティネス(前38)
ダビデ・フラッテージ(後43)
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バイエルンは1日、U-17スウェーデン代表FWジョナ・クシ=アサレ(16)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は長期とされ、U-19チームでプレーすることとなる。U-19では背番号「9」を背負うこととなる。 クシ=アサレはAIKソルなの下部組織でも育ち、この1月にファーストチームに昇格。アルスヴェンスカン(スウェーデン1部)の4試合に出場していた。 スウェーデン代表では、U-16、U-17を経験している。 将来有望なストライカーの獲得に、スポーツ・ディレクター(SD)のクリストフ・フロイント氏は「ジョナ・クシ=アサレは、大きな可能性を秘めた若いストライカーだ。彼にはいくつかのオファーがあったが、意識的にバイエルンを選んだのは、我々が彼をどのように成長させたいかを納得させられたからだ」と評価。「全ての要素を備えており、テクニカルで、強く、速く、背も高く、若くして体も頑丈で、優れたフィニッシュ力を持っている」と語った。 <span class="paragraph-title">【写真】バイエルンに加入したジョナ・クシ=アサレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr"> <a href="https://t.co/xEGOvNd7l9">https://t.co/xEGOvNd7l9</a>… <a href="https://t.co/Ez8NcjIWFI">pic.twitter.com/Ez8NcjIWFI</a></p>— FC Bayern Campus (@fcbayerncampus) <a href="https://twitter.com/fcbayerncampus/status/1752991512630001677?ref_src=twsrc%5Etfw">February 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.01 21:25 Thu2
バイエルンに痛手、アルフォンソ・デイビスがACL断裂の重傷か…伊藤洋輝ら代役にかかる責任重く
バイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスが長期離脱の重傷を負った模様だ。 今回のインターナショナルマッチウィークでカナダ代表に招集され、23日に行われたアメリカ代表戦に出場。だが、前半立ち上がりにヒザを痛めて負傷交代となっていた。 バイエルンのCEOであるヤン=クリスティアン・ドレーゼン氏は直近のインタビューで「幸い、アルフォンソ・デイビスは問題なしと診断された」と大きな問題はないと語っていたが、直近の検査によって厳しい診断結果が下ったようだ。 ドイツ『シュポルト・ビルト』によれば、デイビスは右ヒザの前十字じん帯(ACL)断裂と診断されたようで、全治は6カ月程度。今シーズン中の復帰が絶望的となったという。 ブンデスリーガでは2位以下に6ポイント差と比較的余裕があるものの、インテルとの準々決勝を含めチャンピオンズリーグ(CL)での戦いに向けては大きな痛手だ。 この緊急事態を受け、日本代表DF伊藤洋輝やポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロといった代役候補にかかる責任はより強まることになる。 2025.03.26 18:16 Wed3
レーティング: バルセロナ 2-8 バイエルン《CL》
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝、バルセロナvsバイエルンが14日に行われ、2-8でバイエルンが圧勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽バルセロナ採点 <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200814_16_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 テア・シュテーゲン 4.5 屈辱の8失点。繫ぐ意識が強すぎ、狙われていた DF 2 N・セメド 5.0 奮闘していた方だったが、5失点目は完全にA・デイビスに負けた 3 ピケ 4.5 守備をまとめきれず 15 ラングレ 4.5 一時同点となるゴールを好フィードで演出も、肝心の対人守備で脆さがあった 18 ジョルディ・アルバ 5.5 攻撃面ではオウンゴール誘発のクロスを入れ、2点目をアシストと十分な働き MF 20 セルジ・ロベルト 4.5 スペースへの飛び出しでチャンスメークも、痛恨の2失点目に関与 (→グリーズマン 4.5) 左サイドに入って存在感なし 5 ブスケッツ 4.5 相手のプレスを剥がすことはできなかった (→アンス・ファティ 5.0) シュートシーンは生み出せず 21 F・デ・ヨング 4.5 厳しいプレスに苦しみ、前を向けなかった 22 ビダル 4.5 古巣対決。サイドに入って守備に忙殺された FW 10 メッシ 5.5 単騎で違いを生み出す 9 スアレス 5.5 さすがの決定力で2点目を挙げるも、サポートが少なかった 監督 セティエン 4.0 ボールを繫げず粉砕された。バルサの歴史に汚名を残す ▽バイエルン採点 <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20200814_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK 1 ノイアー 6.0 浮き足立っていた時間帯でスアレスとの一対一を止める DF 32 キミッヒ 7.0 4点目をアシストし、5点目を挙げた。サイドバックに入って攻撃性能を見せ付ける 17 J・ボアテング 5.5 概ね安定も2失点目は軽い対応だった (→ジューレ -) 27 アラバ 5.5 オウンゴール献上も、スピードを生かしての対応はさすが 19 アルフォンソ・デイビス 6.5 攻撃の回数は少なかったが、5点目の突破シーンは圧巻 (→リュカ -) MF 6 チアゴ 6.5 古巣対決。ボールをうまく散らした 25 ミュラー 7.0 抜け目なく2ゴール。真骨頂を発揮していた 18 ゴレツカ 6.5 タイミング良く攻撃に絡んで3点目をアシスト。ボールへの寄せも良かった (→トリソ -) FW 22 ニャブリ 6.5 2点目をアシストし、3点目を挙げる。守備もさぼらず (→コウチーニョ 6.5) 古巣から7、8点目をゲット 9 レヴァンドフスキ 6.5 前線で起点となり、先制点をアシスト。最後にゴールも 14 ペリシッチ 7.0 先制点を演出し、2点目を挙げる。コマンの穴をしっかりと埋めた (→コマン 6.0) 右サイドからチャンスメーク 監督 フリック 7.0 ハイプレスでバルセロナを粉砕 ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! ミュラー(バイエルン) 全選手が素晴らしかったが、2ゴールの活躍もさることながら、守備に切り替わった際の1stDFとして機能していたミュラーを選出。バイエルンのハイプレスを支えていた。 バルセロナ 2-8 バイエルン 【バルセロナ】 OG(前7) スアレス(後12) 【バイエルン】 ミュラー(前4、31) ペリシッチ(前21) ニャブリ(前27) キミッヒ(後18) レヴァンドフスキ(後37) コウチーニョ(後40、44) 2020.08.15 05:54 Sat4
2010年代のバイエルンを支えた功労者、39歳ラフィーニャが今年で引退へ…感謝するのはペップ「色々やらされた(笑)」
元ブラジル代表DFラフィーニャ(39)が14日、2025シーズンでの現役引退を発表した。 ラフィーニャはブラジル1部のコリチーバで名を上げ、2005年に19歳で欧州上陸。シャルケへ完全移籍し、5年間プレーしたのち、ジェノアを経由してバイエルンへと駆け上がった。 右サイドバックを本職とするなか、ブラジル代表では、選手として脂が乗った時代にマイコンやダニエウ・アウベスがいたため、定着できず。通算4キャップでフェードアウトした。 それでも、バイエルンに8年間所属。 右サイドバック以外にも様々なポジションをこなせる能力がジョゼップ・グアルディオラ監督(当時)によって掘り出され、不動の存在ではなかったが、リーグ優勝7回、CL優勝1回などを積み上げ、偉大な功労者として退団した。 その後はグレミオ、フラメンゴ、サンパウロ等でプレーし、今年1月1日に古巣コリチーバと1年契約。今年で40歳というなか、14日の加入会見で「2025シーズンが最後」と明言した。 「コリチーバを最後のクラブにする。全力でこの1年を生きていきたい。どのみち“その瞬間”が来ると、妻や子供たち、兄弟、両親にも影響を及ぼすことになるんだ。全てをこの1年で出し尽くし、苦しまずに選手生活を終えたい」 「ポジションはどこでもいい。バイエルンでグアルディオラに色々やらされたしね(笑) 両方のサイドバック、中盤、サイドハーフ…3年間ペップに仕えたのは幸運だったよ。僕はやれと言われたことならなんでもやるスタンスになった」 2025.01.15 16:12 Wed5