2点差をひっくり返しての劇的逆転勝利、フリック監督は選手たちのメンタルを絶賛「諦めることがない」
2025.03.17 09:30 Mon
バルセロナのハンジ・フリック監督が16日にアウェイで行われ、4-2で逆転勝利したラ・リーガ第28節アトレティコ・マドリー戦を振り返った。
2点差をひっくり返して首位をキープしたフリック監督は喜びを爆発させている。
「前半は良いプレーができていたと思う。ただミスを幾つかして2点を許した。それでもそこから素晴らしい精神力を発揮した。信じられないほどのチャンスを作ったね。2点を奪われた後の反応は信じられないものだった。20分で4点を決めたのだからね。私はこのチームに満足し、興奮している。選手たちは諦めることがない。とても誇りに思う。自分たちのスタイル、強さを信じている証拠だ。ピッチでもロッカールームでも素晴らしい関係が築かれている。全員が同じ方向を向いて取り組んでいる。我々は家族だ。監督としてこのクラブで働くのは本当に楽しいよ」
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1ポイント差の3位アトレティコとの上位決戦。バルセロナはハーフタイム間際の45分に先制を許すと、後半半ばに追加点を献上。厳しい展開を強いられたが、72分にFWロベルト・レヴァンドフスキが反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、78分に途中出場のFWフェラン・トーレスが同点弾を奪取した。そして後半追加タイム2分にFWラミン・ヤマルが逆転弾を挙げ、同8分にフェラン・トーレスがドブレーテを決め4-2で逆転勝利とした。「前半は良いプレーができていたと思う。ただミスを幾つかして2点を許した。それでもそこから素晴らしい精神力を発揮した。信じられないほどのチャンスを作ったね。2点を奪われた後の反応は信じられないものだった。20分で4点を決めたのだからね。私はこのチームに満足し、興奮している。選手たちは諦めることがない。とても誇りに思う。自分たちのスタイル、強さを信じている証拠だ。ピッチでもロッカールームでも素晴らしい関係が築かれている。全員が同じ方向を向いて取り組んでいる。我々は家族だ。監督としてこのクラブで働くのは本当に楽しいよ」
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