今冬トッテナム加入のFWテルはまだプレミアでゴールなし…ポステコグルー監督は成長段階にあると強調「19歳にして本当に優れた資質」

2025.02.26 15:45 Wed
今冬にトッテナムへ加入したマティス・テル
Getty Images
今冬にトッテナムへ加入したマティス・テル
トッテナムアンジェ・ポステコグルー監督が、U-21フランス代表FWマティス・テルを擁護した。イギリス『ミラー』が伝えている。

テルは今冬の移籍市場で、バイエルンから5000万ポンド(約96億5000万円)の買い取りオプションが付随したレンタル移籍で加入。チームではFWドミニク・ソランケやFWリシャルリソンが負傷離脱していることもあり、ストライカーとしての働きが期待されていた。

しかし、テルはトッテナムで公式戦4試合に出場するも、ゴールはFAカップでの1点のみとなっておりアシストはなし。プレミアリーグでも決定機は何度かあった中で、決めきれない場面が散見された。
それでも、ポステコグルー監督はテルがまだ成長段階の選手であると擁護。トレーニングでの動きは徐々に良くなっているとし、これからの活躍に期待を示している。

「彼がドム(ソランケ)のようなタイプのストライカーになるとは思わない。だが、だからといって本当に優れたCFになれないというわけではない。いろいろなタイプがあるのだから」
「マティスはこれまであまりプレーしておらず、フィットネスを高めるために投入していた。19歳でプレミアリーグにやって来て、ゴールを何点も決めて旋風を巻き起こすと期待する人がいるなら、それは現実的ではないだろう。あり得ないことだ」

「我々がやろうとしているのは、彼と一緒に練習することだ。彼はまずフィットネスを高める必要がある。19歳にして本当に優れた資質があり、本当に良い9番になれると思うし、サイドでもプレー可能だ。ドムや(イプスウィッチのリアム・)デラップとは違うタイプだろう」

「トレーニング中の彼を見ると、動きは少しずつ滑らかになってきており、我々のプレー方法に慣れつつある。彼はチームを助けるため、現時点でやるべきことをやっているところだ」

「確かに、今の彼はゴールや称賛を獲得していないかもしれない。それでも、我々が望むプレースタイルに確実に貢献している。それが最も重要なことだ。彼には大きな成長の可能性があり、我々はそれを目にするだろうと確信している」

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