「彼らの本拠地で勝利するチームの1つに」首位バイエルンが王者レバークーゼンと3度目対戦へ、コンパニ監督はヴィルツ封じに「チームで対処する必要がある」

2025.02.14 21:44 Fri
レバークーゼン戦を控えるバイエルンのコンパニ監督
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レバークーゼン戦を控えるバイエルンのコンパニ監督
バイエルンヴァンサン・コンパニ監督が2位レバークーゼンとの大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。
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7連勝でブンデスリーガ首位を走るバイエルン。15日の第22節では、現在8ポイント差の昨シーズン王者レバークーゼンと頂上対決を繰り広げる。今シーズン、リーグ戦とDFBポカールですでに2度対戦しているコンパニ監督は、「どちらも非常に接戦だった」と回想。どちらもホームゲームだったことから、今回のアウェイゲームに気を引き締めている。
「両チームのクオリティは非常に高い。だが、今シーズンの2試合はそれぞれ違ったものだった。一方の試合では早い段階でレッドカードをもらい、もう一方は我々が支配した」

「今度はアウェイでプレーする。どのような展開になるかはわからないが、クオリティの高い試合になることは間違いないだろう」
「この試合は多くの人にとって興味深いものになるはずだ。過去18カ月で彼らがリーグ戦で負けたのは1度だけだということを忘れてはいけない」

「定期的に80ポイント以上を取っていても驚かない。彼らがいかにうまくやっているかを示している。それは認識しているし、競争力を高めるための対策を講じてきた。彼らの本拠地で勝利するチームの1つになりたい」

また、レバークーゼンの攻撃の中心にいるドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツにも言及。自らが抱えるドイツ代表MFジャマル・ムシアラの名前も挙げながら、いかにして抑え込むかを語った。

「チームで彼に対処する必要がある。彼のような選手は必ずチャンスを見つける」

「ドイツはジャマル・ムシアラやフロリアン・ヴィルツのような選手がいることを大いに喜ぶべきだ。個人としてではなく、チームとして取り組む」

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【ブンデス第29節プレビュー】CL準々決勝1stレグで先勝許したバイエルンとドルトムントによるデア・クラシカー

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