神戸DF初瀬亮がイングランド2部のシェフィールド・ウェンズデイに加入「行ってきます!!!」
2025.02.06 22:57 Thu
初瀬亮がイングランドで欧州のキャリアをスタート
シェフィールド・ウェンズデイは6日、ヴィッセル神戸のDF初瀬亮(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。ガンバ大阪の下部組織育ちの初瀬は、2019年1月に神戸に完全移籍。アビスパ福岡への期限付き移籍も経験した。
神戸では公式戦195試合に出場し4ゴール29アシストを記録。左右のサイドバックでプレーが可能で、リーグ連覇に貢献。天皇杯でも2度優勝を経験している。
J1通算180試合2ゴール27アシスト。キック精度も高く、プレースキッカーも務めていた中、初の海外移籍となる。
シェフィールド・ウェンズデイはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っており、現在10位に位置。プレミアリーグ昇格プレーオフも狙える状況だが、どういったパフォーマンスを見せるのか注目だ。
ーーーーー
この度、EFLチャンピオンシップのシェフィールド・ウェンズデイFCに移籍することになりました。ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さま、6年間本当にありがとうございました。
ガンバ大阪からヴィッセル神戸に移籍をした時、色んな意見があったことを昨日のことのように思い出します。今回も同じように新たな挑戦をすることで更に自分を成長させたいと思い、この決断をしました。
ヴィッセル神戸での6年間を振り返ると、悔しい思い出の方が多かったように思います。
それでも絶対にヴィッセル神戸で活躍するんだと毎日思い続けて練習をしてきました。その結果、ヴィッセル神戸としてのJ1リーグ初優勝、そしてリーグ連覇、天皇杯優勝と3つのタイトルを獲れたことを本当に嬉しく思います。
今回の移籍をするにあたり、本当にサッカーが大好きで小さい頃からの夢であったヨーロッパでプレーするチャンスがあるのにチャレンジしない理由が僕の中にありませんでした。
これまでにも色んな人の声があって、期待もあれば、お前は無理だと言うバッシングもあって、そんな言葉のどちらもが、いつも僕を強くしてくれました。
皆さんにもっと成長した姿を見せられるように移籍先であるイングランドでも常に自分にベクトルを向けて、日々頑張ってきます。
改めまして6年間ありがとうございました。行ってきます!!!
ーーーーー
神戸では公式戦195試合に出場し4ゴール29アシストを記録。左右のサイドバックでプレーが可能で、リーグ連覇に貢献。天皇杯でも2度優勝を経験している。
シェフィールド・ウェンズデイはチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦っており、現在10位に位置。プレミアリーグ昇格プレーオフも狙える状況だが、どういったパフォーマンスを見せるのか注目だ。
初瀬は神戸を通じてコメントしている。
ーーーーー
この度、EFLチャンピオンシップのシェフィールド・ウェンズデイFCに移籍することになりました。ヴィッセル神戸に関わる全ての皆さま、6年間本当にありがとうございました。
ガンバ大阪からヴィッセル神戸に移籍をした時、色んな意見があったことを昨日のことのように思い出します。今回も同じように新たな挑戦をすることで更に自分を成長させたいと思い、この決断をしました。
ヴィッセル神戸での6年間を振り返ると、悔しい思い出の方が多かったように思います。
それでも絶対にヴィッセル神戸で活躍するんだと毎日思い続けて練習をしてきました。その結果、ヴィッセル神戸としてのJ1リーグ初優勝、そしてリーグ連覇、天皇杯優勝と3つのタイトルを獲れたことを本当に嬉しく思います。
今回の移籍をするにあたり、本当にサッカーが大好きで小さい頃からの夢であったヨーロッパでプレーするチャンスがあるのにチャレンジしない理由が僕の中にありませんでした。
これまでにも色んな人の声があって、期待もあれば、お前は無理だと言うバッシングもあって、そんな言葉のどちらもが、いつも僕を強くしてくれました。
皆さんにもっと成長した姿を見せられるように移籍先であるイングランドでも常に自分にベクトルを向けて、日々頑張ってきます。
改めまして6年間ありがとうございました。行ってきます!!!
ーーーーー
1
2
初瀬亮の関連記事
シェフィールド・ウェンズデイの関連記事
チャンピオンシップの関連記事
|
初瀬亮の人気記事ランキング
1
天皇杯制覇から中2日の神戸、未勝利のセントラルコーストに苦戦も4連勝! 2点差追いつかれるも佐々木大樹が決勝ゴール【ACLE2024-25】
26日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)リーグステージ第5節のヴィッセル神戸vsセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)が神戸市御崎公園球技場で行われ、ホームの神戸が3-2で勝利した。 ここまで3勝1分けの勝ち点「10」で首位に立つ神戸。前節は土壇場で引き分けに持ち込んだものの、未だ勝利がない11位セントラルコーストをホームに迎えた。 神戸は天皇杯決勝を制してから中2日での一戦。ターンオーバーして臨み、佐々木大樹を頂点とするジェアン・パトリッキ、汰木康也の3トップでスタートした。 立ち上がりから右CKを獲得した神戸は、汰木康也のクロスに岩波拓也。ヘッドは枠を捉えなかったが、主導権を握ってゲームを進め、右クロスのセカンドボールから山口蛍のボレーも飛ぶ。 セントラルコーストの攻撃にも落ち着いて対応していくが、崩しきれないまま時間が経過。すると36分、ショートコーナーのクロスからブライアン・カルタックにフリーでシュートを打たせてしまうが、山内翔がしっかりコースに入りブロックする。 こじ開けたのは左サイドで得た40分のFKから。汰木のクロスをニアで岩波がフリックすると、菊池流帆が頭で押し込んだ。 前半のうちにリードを得た神戸は、オフサイドながらライアン・エドモンドソンに裏を取られたシーンもGK新井章太が一対一をストップ。セーブ後に腰を抑えてピッチに座り込んだが、無事プレーを再開し、無失点で前半を終えた。 岩波に代えて初瀬亮を投入し後半へ。49分には右サイドで受けた広瀬陸斗がクロスを上げると、山内と競りにいったストーム・ルーがオウンゴール。クリアボールがループ気味の弾道でゴールへ向かった。 良い入りとなった後半だったが、53分にアクシデント。ドリブルを仕掛けたパトリッキが太もも裏を痛めて負傷交代となり、宮代大聖が登場する。 さらにその1分後、セントラルコーストが右サイドへ展開すると、上がって受けたストーム・ルーがアーリークロス。クリアを試みた山口は難しい弾道のボールをミートしきれず、この試合2つ目のオウンゴールで1点差に縮まった。 反撃を許すと、受けに回る時間も増えていく神戸。セントラルコーストは2枚替えでペースを掴みにいくが、汰木や佐々木の突破から神戸が3点目を狙う。 74分、スコアを動かしたのはセントラルコースト。左サイドから攻め入ると、途中出場のベイリー・ブラントマンが左ポケットからシュート。ディフレクトしたボールがゴール左隅に決まった。 追いつかれた神戸は山口が井手口陽介と交代。すると81分、佐々木大樹の一発で再び勝ち越しに成功する。 敵陣で回すなか、鍬先祐弥が前線中央の佐々木へ縦パス。受けた佐々木が素早い反転から右足を振り抜くと、GKディラン・ペライッチ=カレンの手を弾いてゴールに吸い込まれた。 大きな1点を手にすると、続いて汰木の左クロスからファーの宮代がワンタッチシュート。惜しくも枠の右に外れるが、神戸が息を吹き返す。 その後は日高光揮、冨永虹七といった若手も送り出しつつ、5分のアディショナルタイムを凌いで試合終了。3-2の勝利で4連勝とし、勝ち点を「13」に伸ばした。 ヴィッセル神戸 3-2 セントラルコースト・マリナーズ 【神戸】 菊池流帆(前40) OG(後4) 佐々木大樹(後36) 【セントラルコースト】 OG(後9) ベイリー・ブラントマン(後28) <span class="paragraph-title">【動画】神戸を救った佐々木大樹の渾身の一撃!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>思い切りの良さが好結果に!<br>\<a href="https://twitter.com/hashtag/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E5%A4%A7%E6%A8%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#佐々木大樹</a> 失点直後の勝ち越し弾<br>迷いのないシュートが相手GKのミスを誘う!<br><br>AFCチャンピオンリーグエリート<br>神戸×セントラルコースト<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/7UcmxrMqhg">pic.twitter.com/7UcmxrMqhg</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1861376239254090024?ref_src=twsrc%5Etfw">November 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.26 21:04 Tue2
神戸の佐々木大樹、初瀬亮がサイン入りスパイクを出品! 楽天が「楽天ラクマ」を利用したチャリティプロジェクトを発表
14日、東京都内で「- A BETTER FUTURE TOGETHER - チャリティプロジェクト with 楽天ラクマ ~スポーツが紡ぐより“いい”未来~」の発表会が開催。初のJ1制覇を果たしたヴィッセル神戸のMF佐々木大樹とDF初瀬亮が登場した。 「スポーツとともに、もっといい未来へ。A BETTER FUTURE TOGETHER」をコンセプトに、子どもから大人まで幅広い方々とともに、スポーツを楽しみ、スポーツの未来を考えるきっかけを作る活動を行ってい楽天グループ株式会社は、楽天ラクマを利用したプロジェクトをスタートさせた。 このプロジェクトでは、発表会に出席した佐々木と初瀬、さらに「Rakuten Sports」とマネジメント契約を結ぶやり投の武本紗栄選手、楽天ソシオビジネス株式会社所属でパラアスリート(自転車競技)の木村和平選手のアイテムを出品し、売上金を「環境保全支援グリーン募金」を通して「WWF ジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)」へ寄付する。 4選手は発表会でトークショーを行い、「Green for Future」をテーマにコメント。環境保全の支援につながるプロジェクトについて、木村選手は、「今回のプロジェクトのお話を伺った時に、素晴らしい考えだと思いました」と語り、「環境保全活動への支援を自分1人で行うことは難しいと感じていたので、このような機会をいただき非常に光栄です」とコメント。武本選手は「私も『楽天ポイント』を貯めているのですが、買い物して貯まったポイントが環境保全団体の支援につながるというのは、気軽に参加しやすく、とても良いなと思いました」と語った。 また2つ目のテーマは「Sports for Everyone」として、ジェンダー、世代、コミュニティ、競技といった枠を超えてスポーツに取り組むことについてコメント。佐々木はブラジルのパウメイラスでのプレー経験がある中、「言語や文化が違うので、最初は慣れない部分もありましたが、サッカーをするうえで仲間をリスペクトし信頼することの大切さは日本も海外も変わらないということに気づかされました」と語り、「サッカーには簡単なジャスチャーやサッカーならではの用語もあるので、言語が異なっていても仲間とつながることのできるスポーツだと思います」とコメントした。 初瀬は神戸で外国籍の選手とも多くプレーを経験。「言語や育ってきた環境が違っても、サッカーにおいて目指すところは一緒です。言語や文化を超えたいろいろなコミュニケーションを取る中でお互いを知ることができるところが、スポーツの良いところだと思います」とコメント。自身なりの対応方法があるとし、「僕は関西出身なので、外国籍の選手と握手をする時に、『おはよう』ではなくて『まいど』と言うようにしていたら、相手も『まいど』と返してくれるようになりました」と語り、会場の笑いを誘っていた。 今回の出品する商品は、佐々木と初瀬がサイン入りスパイク、武本選手もサイン入りスパイクを出品。木村選手はサイン入りトレーニングウェアを出品する。 2023.12.14 21:56 Thu3
最強の“ホコタテ”対決は“タテ”の神戸が大迫勇也、広瀬陸斗、山口蛍と効果的にゴール重ね広島に快勝!暫定2位に浮上【明治安田J1第22節】
5日、明治安田J1リーグ第22節のサンフレッチェ広島vsヴィッセル神戸がエディオンピースウイング広島で行われ、1-3で神戸が勝利を収めた。暫定ながら2位に浮上している。 勝ち点34で7位に位置する広島と、勝ち点37で4位に位置する神戸の一戦。両者の勝ち点差は「3」という状況の上位を争う対決だ。 広島はここまでリーグ最多得点、神戸はリーグ最少失点と、“ホコタテ”対決となった戦い。広島は前節からスタメン1人を変更し、ドウグラス・ヴィエイラに代えてピエロス・ソティリウを1トップで起用。対する神戸も1人を変更。酒井高徳に代えて、初瀬亮を起用している。 フライデーナイトJリーグでありながら、街中スタジアムということもあり、多くの観客が集まったスタジアム。試合前から盛り上がりを見せる中、最初にチャンスを作ったのはホームの広島だった。 開始2分、広島は右サイドから崩すとクロスがディフレクトしたところを大橋祐紀がヘッド。折り返したものの、中で合わせる人がいなかった。対する神戸は4分、左サイドを武藤嘉紀が抜け出すと、ボックス内で折り返すと大迫勇也がボックス内からシュートも、GK大迫敬介が落ち着いてセーブする。 互いにゴールへ向かう姿勢が強い中、11分にスコアが動く。右サイドへ大迫勇が展開。ボックス右でボールを収めた武藤は、タイミングを測って左足のクロス。これを飛び込んだ大迫勇が見事にヘッドで合わせ、神戸が先制する。 神戸が誇るホットラインが開通し先手を奪った神戸。ホームの広島は、落ち着いてボールを保持しながら崩していく。 すると17分、左サイドでパスをつなぐと東俊希がボックス内のピエロス・ソティリウに斜めのパスを入れると、リターンを受けて左足クロス。これをボックス内右で新井がヘッドで合わせると、浮いたボールがGK前川黛也も見送ると、ネットを揺らした。 立ち上がりから共にゴールを奪う激しい展開となった試合は、お互いに積極的にゴールに迫っていく。その後はゴールがなかなか生まれなかったが、35分に広島がビッグチャンス。左サイドを崩すと、ボックス内左の深い位置から加藤陸次樹が左足クロス。ピエロス・ソティリウがボックス内中央でヘッドで合わせるも、わずかに右に外れていく。 中盤での潰し合いが激しく、攻守の切り替えが多く行われる試合。39分には塩谷司のボールダッシュから、最後は満田誠がミドルシュート。これはわずかに左に外れたが、共に攻撃的なテンションの高い試合が続いていく。 1-1のタイスコアで折り返したなか、52分に神戸が勝ち越し。右CKからのクロスをファーサイドでマテウス・トゥーレルがヘディングで折り返すとこれをクリア。しかし、ボックス手前で扇原貴宏がヘディングで前に送ると、絶妙にラインブレイクした広瀬陸斗がGK大迫敬の前で触りゴール。勝ち越しに成功する。 勝ち越した神戸は攻撃の手を緩めない。56分には大迫勇が自ら持ち出すと、広瀬のスルーパスを受けて佐々木翔のブロックも回避。しかし、最後に対応されシュートは打てない。 神戸は井出遥也を下げて佐々木大樹を、広島はピエロス・ソティリウを下げてマルコス・ジュニオールを投入。大橋を最前線に配置する。 神戸のペースが続いていく展開は、選手交代後も変わらない。すると71分、大迫が自陣でしっかりとキープして右サイドに展開。武藤がパスを受けて持ち運び斜めのパスを出すと、上がっていた山口蛍が走りながら技ありのトラップ、素早く鋭いシュートを決めて3点目。圧巻のカウンターで仕留めた。 3点目を奪われてしまった広島は、大橋、加藤、松本泰志を下げ、ドウグラス・ヴィエイラ、エゼキエウ、中島洋太朗を投入し、2点差を追いかけていく。それでも神戸が75分にチャンス。左サイドでボールを持った佐々木大が浮き球のパス。インナーラップした広瀬がボックス内左でダイレクトシュートも、GK大迫敬が片手手でセーブする。 神戸は75分に大迫勇と広瀬を下げて、菊池流帆とジェアン・パトリッキを投入。広島は塩谷司を下げて、今シーズン初出場となる茶島雄介を投入する。 すると80分、右サイドを仕掛けたマルコス・ジュニオールからのクロスをドウグラス・ヴィエイラがダイレクトボレー。しかし、前に入り過ぎた山川哲史が後ろ足でブロック。ゴールを許さない。 少ない時間でどうにかゴールを目指す広島だったが、82分にアクシデント。途中出場のエゼキエウが内転筋を痛めた様子で倒れ込みプレー続行不可能。交代枠を使い切っていたため、数的不利で戦うこととなった。 数的不利でもゴールを目指し続ける広島。神戸はしっかりと守備を固めつつ、カウンターで追加点を奪いにいくという展開に。その後はゴールが生まれず、1-3で神戸が勝利し2連勝を収めた。 サンフレッチェ広島 1-3 ヴィッセル神戸 【広島】 新井直人(前17) 【神戸】 大迫勇也(前11) 広瀬陸斗(後7) 山口蛍(後27) <span class="paragraph-title">【動画】神戸が完璧なカウンターを決める!仕留めたのは山口蛍</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://t.co/2xqTUcYM8m">pic.twitter.com/2xqTUcYM8m</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1809192084693233937?ref_src=twsrc%5Etfw">July 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.05 20:59 Fri4
PK戦で決着! J2熊本はGK田代琉我の活躍で神戸を下し初の4強、川崎Fがチョン・ソンリョン躍動で新潟を下す【天皇杯】
30日、第103回天皇杯準々決勝のロアッソ熊本vsヴィッセル神戸がえがお健康スタジアムで行われ、1-1で120分を終了。PK戦の末、熊本が勝利を納めた。 今大会ではJ2勢で唯一ベスト8まで勝ち上がった熊本。ラウンド16ではFC東京を0-2で下してクラブ史上初のベスト8進出を果たした。 対する神戸はラウンド16で前回王者のヴァンフォーレ甲府を1-4で下してベスト8進出。2019年度以来の優勝を目指す。 熊本はいつもの[3-3-1-3]のシステム。トップ下にキャプテンのMF平川怜を配置。3トップは左から松岡瑠夢、竹本雄飛、島村拓弥と並んだ。 対する神戸は大迫勇也、武藤嘉紀がベンチスタート。3トップは汰木康也、佐々木大樹、ジェアン・パトリッキと並んだ。アンカーには扇原貴宏が入っている。 開始1分、いきなりホームの熊本がシュート。左サイドを崩すと、最後は竹本雄飛がミドルシュート。これはGK前川黛也がセーブする。 このCKから熊本がゴールに迫るが、神戸が逆襲。カウンターを仕掛けると、山口蛍のダイレクトパスを受けた佐々木大樹がドリブルで運び、ボックス内へ。中央へクロスを入れるが、ブロックされる。 熊本はアグレッシブな姿勢を見せ、人数をかけて局面でボールを奪いにいく展開に。そこから攻撃を仕掛けて神戸ゴールに迫っていく。 神戸も熊本がボールを持てば強度高く奪いに行き、そこからゴールに前進。佐々木やジェアン・パトリッキを中心に攻め込んでいく。 熊本はボールダッシュからチャンスメイクまで行きながらも、守備に人数をかけすぎてフィニッシュワークに上手く行けない状況。時間が経過していく。 神戸は17分、初瀬亮がボックス手前から左足ミドルシュート。グラウンダーのシュートがゴール右に飛ぶが、GK田代琉我がセーブする。 28分には川﨑修平がカットインから右足で強烈なシュート。しかし、江崎巧朗がヘディングでブロックする。29分には川﨑がドリブルで持ち出しスルーパス。佐々木がボックス内で倒されたが、その前にオフサイドとなった。 徐々に神戸がゴールに迫っていく中、37分にビッグチャンス。ボックス内右でジェアン・パトリッキがキープするとオーバーラップした酒井高徳へパス。酒井の緩いクロスを川﨑がヘディングで合わせてネットを揺らすが、川﨑のポジションがオフサイドでゴールを認められない。 熊本は得意のパスサッカーがなかなかできず、ビルドアップが上手くいかない。また、前線に人数をかけられていないことで攻撃が手詰まりになり、ビッグチャンスを作れない時間が続く。 ゴールレスで迎えた中、神戸はハーフタイムに川﨑を下げて大迫を投入。ゴール前に厚みを持たせにいく。熊本も藤田を下げて大本祐槻を投入し、サイドの攻撃を活性化させていく。 それでも最初に決定機を迎えたのは熊本。53分、ボックス内右で大本がクロスも山口に当たると、こぼれ球を田辺圭佑がボックス内でシュート。しかし、わずかに枠の左に外れることに。55分には熊本の竹本がボックス内に侵入してシュート。枠を捉えたが、GK前川がセーブする。 神戸は57分に汰木を下げて武藤を投入。それでも熊本が攻めていき、左サイドを仕掛けた松岡、田辺、平川と繋ぎ、最後は田辺が倒されそうになりながらもボックス内でシュート。しかしGK前川が好セーブを見せる。 すると60分、熊本が攻め込み続けると、右サイドから大本がカットイン。浮き球のパスを送ると、走り込んだ平川がトラップから鋭くシュート。これが決まり、熊本が先制する。 先制を許した神戸は63分に扇原貴宏と佐々木を下げて、大﨑玲央、飯野七聖を投入。アンカーに大﨑、右サイドに飯野が入った。 対する熊本も69分に松岡と竹本を下げ、東山達稀、粟飯原尚平を投入。73分には田辺を下げて、豊田歩を投入した。 神戸は大迫や武藤を投入しながらも後半は立ち上がり以降シュートまで行けず。熊本はキレのある動きで神戸を押し込み、敵陣でパスを回しながら時計の針を進めていくと、83分には平川がボックス内から右足シュート。しかし、これはわずかに左に外れていく。 熊本が押し込んでいた中、神戸はワンチャンスをものにする。87分、ロングボールを大迫が落としパスを繋ぐと、右サイドから酒井がクロス。ボックス中央で武藤が合わせようとするがブロック。ただ、浮き球となると、前に出たGK田代がキャッチに行くが。ジェアン・パトリッキがヘッド。これが決まり、神戸が同点に追いつく。 これで息を吹き返した神戸は、直後に猛攻を見せ、山口の折り返しと大迫がシュートにいくが、これはわずかに枠に飛ばない。90分には右サイドから崩すと、武藤が落としたボールを山口がボックス手前で左足ミドル。しかし、これは左に外れる。 失点後に押し込まれていた熊本は後半アディショナルタイムにビッグチャンス。左サイドからのクロスを上手くボックス内に入った道脇豊がヘッド。しかし、これは枠の左に外れる。 1-1の同点で延長戦に突入した試合。91分に左サイドを仕掛けると、ラインギリギリでジェアン・パトリッキがクロス。これに大迫が飛び込んでシュートも、わずかに枠を外れる。93分にも大迫がクロスをヘッドで合わせるが、これも枠を外れていく。 熊本は97分、途中出場の粟飯原が右サイドを仕掛けると、ボックス内右から左足シュート。しかし、これは大きく枠を外してしまう。 神戸は延長戦に入り押し込み続けると、クロスに飛び込んだジェアン・パトリッキがヘッドで合わせるが、これは枠を越えていく。 熊本は延長前半終了間際にアクシデント。交代枠を使い切った中で途中出場した酒井匠が守備対応時に芝に足を取られて負傷。プレー続行不可能となり担架で運び出され、熊本は数的不利の状態となってしまった。 延長後半も互いに攻め合うがフィニッシュまでいけず。このままPK戦突入かと思われた中、120分に無糖からのスルーパスに対して飛び出た井出遥也がボックス内から流し込みネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。神戸は勝ち越せない。 120分を終えて1-1のタイスコアとなり、PK戦に突入。ラストプレーで道脇も負傷してプレー続行不可能となり、PK戦は9人ずつで行われることになった。 神戸の先攻で行われたPK。1人目は互いに成功すると、神戸の2人目の武藤のシュートをGK田代が完璧にセーブ。しかし、熊本の2人目・東山のシュートを今度はGK前川がセーブする。 互いに3人目は成功。熊本はGK田代が豪快に決めて異様な雰囲気に。すると神戸の4人目の大﨑は大きく枠を外してミスとなる。 熊本は4人目の粟飯原が成功しリードすると、神戸5人目の井出も成功。熊本は5人目の平川が落ち着いて決め、熊本が勝利。J1の3クラブを下し、クラブ史上初の準決勝に駒を進めた。 もう1試合、デンカビッグスワンスタジアムで行われたアルビレックス新潟vs川崎フロンターレは、延長戦にもつれ込み、PK戦の末に1-2で川崎Fが勝利した。 中盤のプレッシャーをかけた新潟は、家長昭博のパスミスを誘発。30分にショートカウンターから谷口海斗がネットを揺らした。 ミスから先制を許した川崎Fだったが、マルシーニョが負傷し49分に交代。新潟は前半アディショナルタイムに先制点の谷口が負傷し、三戸舜介と交代する前半で負傷者を出すアクシデントに見舞われた。 川崎Fはハーフタイムに小林悠を投入して攻撃に厚みを持たせると、67分に同点弾を奪取。家長の右サイドからのクロスをファーで瀬古が合わせ、試合を振り出しに戻した。 同点のままで試合は展開。新潟が押し込む時間となり、シュート数でも川崎Fを上回っていくがゴールは遠く。川崎Fもなかなか良い形で攻撃が作れずに90分が終了した。 延長戦に入って前半は互いにチャンスなし。1-1のまま延長後半に入ると、108分に川崎Fがスコアを動かす。 右サイドからの小林のクロスをボックス内中央で山田がトラップ。素早く反転シュートをゴール左に決め、川崎Fが勝ち越しに成功した。 新潟はリードを許してからも攻め込む姿勢を忘れず。シュートを浴びせていくがゴールが遠い。このまま川崎Fが勝利かと思われたが、延長後半アディショナルタイム1分、右サイドからのロングクロスが送られると、ファーサイドで早川史哉がヘッド。飛び出ていたGKチョン・ソンリョンを越えてのヘッドが決まり、土壇場で同点に追いつき、PK戦での決着となった。 川崎Fの先攻で行われたPK戦。互いに2人目まで成功すると、新潟の3人目を務めたダニーロ・ゴメスのシュートをGKチョン・ソンリョンが完璧にセーブする。 川崎Fは決めれば勝利という5人目の山田のシュートをGK阿部航斗がワンハンドセーブ。サポーターの大声援をバックにセーブ。しかし、新潟の5人目の高宇洋のシュートをGKチョン・ソンリョンが再びセーブ。PK戦の末に3-4で川崎Fがベスト4進出を決めた。 ロアッソ熊本 1-1(4PK3) ヴィッセル神戸 【熊本】 平川怜(後15) 【神戸】 ジェアン・パトリッキ(後42) アルビレックス新潟 2-2(3PK4) 川崎フロンターレ 【新潟】 谷口海斗(前30) 早川史哉(延後16) 【川崎F】 瀬古樹(後22) 山田新(延後3) 2023.08.30 22:05 Wed5
【FUJIFILM SUPER CUPプレビュー | 神戸vs川崎F】シーズン開幕を告げる戦い! ポイントは互いの攻守のクオリティ
【FUJIFILM SUPER CUP 2024】 2024年2月17日(土) 13:35キックオフ ヴィッセル神戸(J1王者) vs 川崎フロンターレ(天皇杯王者) [国立競技場] 2024シーズンの開幕を告げる戦い。2023シーズンのJ1王者であるヴィッセル神戸と、天皇杯王者である川崎フロンターレの一戦。シーズン最初のタイトルを獲得するのはどちらか、熱い戦いが繰り広げられる。 <span class="paragraph-subtitle">◆2度目のスーパーカップ、まずは1冠を【ヴィッセル神戸】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fujifilm20240217_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎超ワールドサッカー<hr></div> 2023シーズンは悲願のJ1王者に輝いた神戸。ヨーロッパで活躍していた外国籍選手を連れてきて、“バルサ化”とも呼ばれた強化方針から脱却した中で、アグレッシブさと攻守のハードワークを武器にリーグタイトルを獲得した。 吉田孝行監督が継続して指揮を執り、選手の入れ替えも主軸はなし。的確に戦力して計算できる選手を補強し、連覇とアジア王者を目指すシーズンとなる。 国立競技場ではインテル・マイアミと10日前に戦っており、ピッチコンディション等も確認済み。大観衆が集まる中で、改めて神戸の強さを見せつけられるか、シーズンを占う一戦とも言える。 確実に選手層が厚くなった中、メンバーとしては昨シーズンをベースになるはず。気掛かりなのはFW武藤嘉紀。吉田監督は前日会見で「コメントを控えさせていただく」としたが、チームの核が抜ける痛さもありつつ、他の選手がしっかりと穴埋めできるかが重要になるだろう。 ポイントは守備を固めつつ、いかに攻撃でチャンスを生かせるか。王者としての風格を見せたいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、本多勇喜、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、井出遥也 FW:佐々木大樹、大迫勇也、ジェアン・パトリッキ 監督:吉田孝行 <span class="paragraph-subtitle">◆過密日程の中でのタイトルチャレンジ!【川崎フロンターレ】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fujifilm20240217_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">Getty Images<hr></div> 天皇杯王者として臨む川崎F。2023シーズンは近年ではなかった苦しみを味わうシーズンとなったが、それでも最後にタイトルを獲得するあたり、強豪の一角と呼べる地力がついたといえる。 チームは例年になく大幅な入れ替えを敢行。特に主軸だったDF山根視来、DF登里享平、MFジョアン・シミッチに加え、貴重なバックアッパーのMF山村和也、昨季はケガに苦しんだFWレアンドロ・ダミアンが退団した。 一方で、しっかりと補強も行い、ガンバ大阪の軸だったMF 山本悠樹を始め、守備ラインも補強。ブラジル人も3人獲得するなど、戦力としては問題なし。あとは、いかに早くフィットできるかがポイントだ。 すでにAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を戦っており、アウェイで山東泰山に勝利。新戦力も起用し、まずまずのパフォーマンスを見せていただけに、シーズンとしては楽しみになるところ。ただ、中3日で移動もある過密日程だけに、山東泰山戦からはメンバーを入れ替えることになるだろう。 来週にはすぐ2ndレグが待っており、リーグ開幕前にハードな戦いを強いられるが、今シーズン復権を目指すためには総力戦で乗り越える必要がありそうだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:チョン・ソンリョン DF:ファン・ウェルメスケルケン際、高井幸大、丸山祐市、田邉秀斗 MF:脇坂泰斗、橘田健人、瀬古樹 FW:山田新、バフェティンビ・ゴミス、マルシーニョ 監督:鬼木達 <span class="paragraph-title">【動画】堅守速攻の神戸か、魅惑の攻撃を見せる川崎Fか</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8a6npE26Kpc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.17 08:30 Satシェフィールド・ウェンズデイの人気記事ランキング
1
英2部で練習参加の神戸DF初瀬亮、シェフィールド・ウェンズデイの指揮官も言及「一番大事なのはコミュニケーション」
シェフィールド・ウェンズデイのダニー・ロール監督が、ヴィッセル神戸のDF初瀬亮(27)について語った。イギリス『The Star』が伝えた。 ガンバ大阪の下部組織育ちの初瀬は、2019年1月に神戸に完全移籍。アビスパ福岡への武者修行も経験した中、神戸の左サイドバックとしてリーグ連覇に貢献した。 左右の足から繰り出されるキックで貢献した初瀬。神戸では公式戦195試合で4ゴール29アシストを記録し、左サイドバックの主軸となっていたが、海外移籍に向けてチームを離れている。 その初瀬は、ドイツやポーランドへの移籍もある中で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド・ウェンズデイのトレーニングに参加していることが報じられていた。 初瀬に対しての興味を認めていたロール監督だが、改めてトレーニングで見せた初瀬のパフォーマンスを気に入ったとのこと。一方で、他にも獲得候補がいるとされており、補強について言及した。 「それは来週の課題だ。もちろん、今後数日間の課題もいくつかある。状況がどれだけ明確になり、何ができるのかを見極めるつもりだ」 「次はブリストル・シティとの試合だが、もちろんホームで勝つ必要がある」 「一番大事なのはコミュニケーションだ。それが何を意味するのか、何が起こるのか、結果がどうなるのかを見てみよう。そして、上手くいけば、我々は前を向いて再び動き出すことができる」 チャンピオンシップでは、日本代表にも招集されているMF田中碧(リーズ・ユナイテッド)やDF橋岡大樹(ルートン・タウン)、FW大橋祐紀(ブラックバーン)や、FW斉藤光毅(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)、MF坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、FW平河悠(ブリストル・シティ)、MF瀬古樹(ストーク・シティ)と日本人7名が今シーズンプレー。初瀬もそこに続くことになるだろうか。 2025.01.22 00:00 Wed2