「におわせ」投稿の栃木シティ、正体は元C大阪DFヨニッチの加入…C大阪ではJ1通算183試合12得点で3つのタイトル獲得
2025.01.23 17:07 Thu
C大阪時代のマテイ・ヨニッチ
J3に初挑戦となる栃木シティは23日、かつてセレッソ大阪でプレーしたクロアチア人DFマテイ・ヨニッチ(33)の加入を発表した。なお、来日は未定とのことだ。
ヨニッチはクロアチア出身で、世代別のクロアチア代表を経験。ハイデュク・スプリトやザダル、オシエクでプレー。その後、韓国の仁川ユナイテッドFCでプレーし、2017年にC大阪へ完全移籍で加入した。
高い守備能力に加え、空中戦でも強さを見せるなどしたヨニッチはすぐにレギュラーに定着。2017年はYBCルヴァンカップ、天皇杯の2冠を達成するなどチームの躍進に貢献していた。
2021年に中国スーパーリーグの上海申花に完全移籍するも、2022年にC大阪に復帰。2022年は明治安田生命J1リーグで26試合に出場し1得点を記録するも、2023シーズンは出番を減らし、J1で22試合、ルヴァンカップで2試合の出場に終わり、再び仁川ユナイテッドに完全移籍。2024シーズンはKリーグ1(韓国1部)で29試合に出場し1ゴールを記録していた。
なお、C大阪ではJ1通算183試合12得点、リーグカップで22試合2得点、天皇杯で11試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で4試合に出場していた。
「みなさんこんにちは。日本にまたこうして戻って来られた事を嬉しく思うと同時に栃木シティという野心溢れるクラブに加われる事に嬉しく思います。この機会をくださった社長と監督には感謝しかありません」
「チームが発展し目標に近づけるよう僕自身全力で頑張っていきます。新しいチームメイトやファンの皆様に会えるのを楽しみにしております」
ヨニッチはクロアチア出身で、世代別のクロアチア代表を経験。ハイデュク・スプリトやザダル、オシエクでプレー。その後、韓国の仁川ユナイテッドFCでプレーし、2017年にC大阪へ完全移籍で加入した。
高い守備能力に加え、空中戦でも強さを見せるなどしたヨニッチはすぐにレギュラーに定着。2017年はYBCルヴァンカップ、天皇杯の2冠を達成するなどチームの躍進に貢献していた。
なお、C大阪ではJ1通算183試合12得点、リーグカップで22試合2得点、天皇杯で11試合1得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で4試合に出場していた。
2年ぶりに日本へと戻るヨニッチはクラブを通じてコメントしている。
「みなさんこんにちは。日本にまたこうして戻って来られた事を嬉しく思うと同時に栃木シティという野心溢れるクラブに加われる事に嬉しく思います。この機会をくださった社長と監督には感謝しかありません」
「チームが発展し目標に近づけるよう僕自身全力で頑張っていきます。新しいチームメイトやファンの皆様に会えるのを楽しみにしております」
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Jリーグ参入目指す栃木シティが今夏最初の補強…浦安から昨季JFLベストイレブンの村越健太を獲得「全身全霊で戦います」
日本フットボールリーグ(JFL)の栃木シティは1日、ブリオベッカ浦安からMF村越健太(27)の完全移籍加入を発表した。 村越は流通経済大学から2020年に当時東京都1部リーグの南葛SCへ入団。22年に関東サッカーリーグ1部を戦うと、翌23年には関東1部からJFLへ昇格する浦安に移籍した。 迎えた昨季、村越は切れ味抜群のドリブルを武器に、流経大時代以来となるJFLで全28試合出場9ゴール7アシスト。チームの2位フィニッシュに貢献し、JFLベストイレブンに輝いた。 今季は中断期間を迎えるまでに15試合2ゴール。直近の出場3試合で2ゴールと状態を上げていたなかでの移籍となった。 新天地となる栃木Cは、Jリーグ参入を目指して「2025シーズンJ3クラブライセンス」を申請中。現在は首位・高知ユナイテッドSCと勝ち点「10」差も2位につけている。 ◆栃木シティ公式サイトより 「ブリオベッカ浦安から加入しました村越健太です!!Jリーグ昇格に向けて全身全霊で戦います!試合会場で待ってます!応援よろしくお願いします!」 2024.08.01 15:25 Thu4
「J3でも1番強いと証明したい」栃木シティが4選手と契約更新! 田中パウロ淳一や背番号「10」岡庭裕貴、鈴鹿戦2G1Aの鈴木国友、ウーヴァ時代を知る増田修斗
来シーズンから明治安田J3リーグの一員となる栃木シティが16日、4選手との契約更新を発表した。 まず、中村憲剛氏の引退試合にも参加したFW田中パウロ淳一(31)。2023年に栃木C入りし、攻撃の核として今季はJFLでベストイレブンを受賞した。来季自身3年ぶりのJリーグとなる。 MF岡庭裕貴(29)は栃木Cの背番号「10」。関東1部時代の2020年に東京ユナイテッドFCから加入し、以来中盤を支えるキーマンだ。来季は群馬時代の2018年以来となるJリーグに。 FW鈴木国友(29)は松本山雅FCから今季栃木C入り。終盤戦にきてスタメン起用が増え、最終的にはJFL25試合出場で6得点、優勝決定の鈴鹿戦では2得点1アシストをマークした。 DF増田修斗(30)は“栃木ウーヴァFC”時代を知るワンクラブマンで、前JFL時代の2017年から在籍。競争の激しい現栃木Cで今季はJFL出場5試合にとどまるも、晴れて契約更新、キャリア初のJリーグへ向かう形となった。 契約更新にあたり、4選手は来季への抱負も。 田中パウロは「2年連続昇格でJリーグへという目標は達成しましたが、J3でも1番強い事を証明したい。それくらい栃木シティには大きな魅力があるので、J1・J2にも負けないくらい盛り上げたい。そのためにはこれまで以上に皆さまのパワーが必要です。みんなでJ3も荒らしましょう」とコメントを寄せている。 2024.12.16 16:37 Mon5
