“欧州でも勝ち進みたい!” 国内リーグはすでに王座防衛へ視界良好…セルティック指揮官がCL再開へ意欲「なんとか勝ち抜いてノックアウトステージへ」

2025.01.19 19:45 Sun
今季のセルティックはCLで手堅く勝ち点を積む
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今季のセルティックはCLで手堅く勝ち点を積む
セルティックブレンダン・ロジャーズ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)の再開へ意欲。『アイリッシュ・タイムズ』が伝える。セルティックは18日、スコティッシュカップ4回戦でキルノーマックを順当に撃破。FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央が先発出場し、1-1で迎えた70分に前田が決勝点を決めた。

もはや当然と言うべきか、リーグ戦は現段階で2位と勝ち点「13」差のダントツ首位。
すでに王座防衛へ視界良好となったなか、迎える次戦はCLリーグフェーズの再開初戦であるヤングボーイズ戦(H)。セルティック陣営の誰もが願う「欧州でも勝ち進みたい!」を、キルノーマック戦後のロジャーズ監督が代弁する。

「CLにおける目標はまず『リーグフェーズを通過する』というもの。次のヤングボーイズ戦は本拠地で素晴らしい雰囲気に包まれると思うし、やはりこういった舞台で戦えることを感謝しないといけないね。なんとか勝ち抜いてノックアウトステージへ進みたい」
「ここまでは決して悪くない。本当にうまくやれていると思う。ドルトムント戦(1●7)を除けば、比較的良い戦いができているし、この調子を維持できるかがポイントとなるだろう」

今季CLでのセルティックは、リーグフェーズ2勝3分け1敗「21位/36チーム」。惨敗のドルトムント戦以外は手堅く勝ち点を積み、ノックアウトフェーズプレーオフ進出圏につける。

今回セルティックがノックアウトステージ進出なら、大会形式こそ違えど、2012-13シーズン以来12年ぶりということになる。

◆ここまでの6試合
第1節 vs スロバン・ブラチスラヴァ(H) 5-1
第2節 vs ドルトムント(A) 1-7
第3節 vs アタランタ(A) 0-0
第4節 vs RBライプツィヒ(H) 3-1
第5節 vs クラブ・ブルージュ(H) 1-1
第6節 vs ディナモ・ザグレブ(A) 0-0

◆残り2試合
1月22日 第7節 vs ヤングボーイズ(H)
1月29日 第8節 vs アストン・ビラ(A)

◆日本人選手の成績
古橋亨梧 6試合1得点
前田大然 6試合3得点
旗手怜央 6試合1得点1アシスト

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セルティックが王者として臨んだオールドファームはドロー…前田大然は同点弾起点もラストプレーでの逆転ゴール逃す【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。FW前田大然とMF旗手怜央はフル出場した。 前節、前田の2アシストの活躍などでダンディー・ユナイテッドに快勝しリーグ4連覇を達成したセルティック。王者として臨んだ初のリーグ戦では宿敵レンジャーズとのオールドファームを戦った。このダービーマッチで前田と旗手はいずれもスタメン起用となった。 立ち上がりからオープンな攻防が繰り広げられていく。ホームのレンジャーズがより効果的にフィニッシュまで繋げていく一方、セルティックも前田と旗手がボックス付近でアクセントを付けてイダーらのチャンスを演出していく。 前半半ば過ぎの25分には自陣左サイドで与えたFKからタヴァーニアのクロスをゴール前のラスキンに頭でゴールネットに流し込まれたが、ここはオフサイド判定で事なきを得た。 前半半ばから終盤にかけても互いにセットプレーを軸にチャンスを作り合う状況が続いたなか、前半終盤には両者の明暗が分かれた。43分、旗手のスルーパスでボックス内に抜け出したイダーがGKとの一対一でチップキック気味のシュートを放ったが、これはGKケリーの好守に遭う。 すると、直後の44分にはカウンターからディマンデのスルーパスに抜け出したデサースにボックス内へ持ち込まれてゴール右隅にシュートを打たれると、これがゴール右隅に決まった。 1点ビハインドで試合を折り返したセルティック。後半は相手のカウンターに手を焼きながらもボールを保持して押し込む展開に。 そんななか、58分には左サイドで背後を取った前田がゴールライン際で内側に切り込んでいく。タッチが大きくなって相手のクリアに遭うも、これをブロックしたボールがボックス中央のイダーに収まると、イダーの反転シュートがゴールネットに突き刺さる。当初、オフサイドポジションの前田がGKケリーのプレーに影響を与えたとの判定でオフサイドとなったが、視界に入っていなかったこともありゴールが認められた。 前田も絡んだイダーのゴールで1-1のスコアに戻したフープス。以降はより勝利がほしいホームチームの攻勢に晒されるが、要所を締める守備で2失点目は許さない。また、ロジャーズ監督はフォレスト、エンゲルス、テイラーをベンチに下げてベルナルド、ヤン・ヒョンジュン、シュラップとフレッシュな選手をピッチに送り出した。 後半終盤にかけても一進一退の攻防が続いたなか、1-1のまま突入した後半アディショナルタイムのラストプレーで前田に大きな見せ場が訪れた。97分、カウンターから左サイドのスペースに飛び出した前田が快足を飛ばしてゴール前まで持ち込んだが、GKとの一対一で放ったシュートはGKケリーの正面を突いて劇的逆転ゴールとはならず。 そして、試合はこのままタイムアップを迎えて白熱のオールドファームはドロー決着となった。 レンジャーズ 1-1 セルティック 【レンジャーズ】 シリル・デサース(前44) 【セルティック】 アダム・イダー(後13) 2025.05.04 22:06 Sun

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