「W杯出場に貢献したい」元J1鹿島のセルジーニョが初招集近づく中国代表に言及…戦術への注文も?「5バックは好みじゃない」

2025.01.06 18:10 Mon
鹿島アントラーズ時代のMFセルジーニョ
Getty Images
鹿島アントラーズ時代のMFセルジーニョ
鹿島アントラーズでも活躍したブラジル人MFセルジーニョ(29)が新天地・北京国安へ合流。現地紙に「中国代表入り」への意欲を語った。

セルジーニョは2018〜19年にJ1リーグの鹿島でプレーし、2020年から中国超級の長春亜泰へ移籍。背番号10のキャプテンとして、長春亜泰の浮沈を左右する存在となっている。

そんななか、中国在住が5年に迫る昨秋あたりから国籍取得とA代表入りが伝えられるように。
これまで伝えられた通り、2025シーズンから北京国安へ移籍し、超級各クラブに1つずつ与えられる“帰化選手枠”が適用される流れに。これを経て中国代表に選出される運びと考えられる。

『北京青年報』によると、セルジーニョは4日に北京へ到着。国安のメディカルチェックを済ませると、5日には冬季トレーニングに合流し、移籍発表こそまだだが、同紙のインタビューで国安と中国代表での活躍を誓った。
「中国最高のクラブに来れたことを光栄に思う。また、僕の中国のパスポートが、中国代表チームのワールドカップ(W杯)出場に貢献できるよう、できるだけ早く最高の結果を得たい」

「もう僕も中国に来て長いしね。中華料理で好きなのは麺類と餃子かな。当然のように、お箸も完璧に使いこなせる。北京に着いたからには、北京ダックも食べないと」

また、中国代表ここまでのW杯最終予選における戦いぶりについてインタビュアーから問われ、率直な感想を口にしている。

「(昨年)9月に大連でサウジアラビア代表と対戦した試合(1●2)を観に行った。『コメントしたくない試合だった』とだけ言っておこう」

「攻撃に関しては、後ろにディフェンダーを5枚並べるサッカーは好みじゃない。僕自身も自陣で守備に追われることが嫌いだ。得点機を作るために11人全員が努力することを望む」

「ともかく、僕自身の準備は整っているよ。あとは中国代表のコーチ陣に認めてもらうだけだ。できるだけ早く合流してチームの助けになりたいね」

セルジーニョによると、これまでは妻と娘2人をブラジルに残す単身赴任だったそうだが、近々家族も北京入りするという。

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