デア・クラシカーをドローに持ち込んだバイエルン、コンパニ監督はリード許した前半嘆く「ベストのレベルではなかった」

2024.12.01 19:10 Sun
バイエルンのコンパニ監督
Getty Images
バイエルンのコンパニ監督
バイエルンヴァンサン・コンパニ監督が大一番のドローを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
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11月30日、首位バイエルンはブンデスリーガ第12節でドルトムントとアウェイで対戦。チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン(PSG)を下して公式戦7連勝としたなか、ホームで公式戦全勝中の相手とのデア・クラシカーに臨んだ。先手を取ったのはドルトムントで、左サイドを抜け出したU-21イングランド代表FWジェイミー・バイノー=ギテンスが自らボックス内まで持ち込み、27分にゴール。バイエルンはイングランド代表FWハリー・ケインの負傷交代もありながら、1点ビハインドで前半を終える。
互いにチャンスを仕留めきれなかったが、85分に同点弾。FKの2次攻撃からドイツ代表MFジャマル・ムシアラがクロスにヘディングで合わせ、1-1のドローに持ち込んだ。

勝利こそ奪えなかったものの、リーグ戦無敗を継続し、ドルトムントのホーム連勝記録をストップしたコンパニ監督。リードを許した前半の内容を課題に挙げた。
「前半の最初の数分間は悪くなかった。しかし、ポゼッションの正確性を欠き、ボールを失う場面があまりに多かった。それがドルトムントに勢いをもたらしてしまった。自分たちのベストのレベルではなかった」

一方、後半の巻き返しには満足感。また、強度の高い好ゲームだったとも振り返っている。

「後半は自分たちのキャラクターを発揮し、スピード、ドリブル、連携でチャンスを作った。あのタイミングでゴールを決められたのは良かった。その後も前進し続けたが、これもチームのキャラクターの一部だ」

「ブンデスリーガにとって良い試合だった。両チームともインテンシティの高さを見せた」





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