“眠れる巨人”大きなポテンシャルを感じた大宮の買収、レッドブルのミンツラフCEOがチーム、スタジアム、マスコットを語る…クロップ氏については「1月に来日予定」
2024.11.06 15:40 Wed
6日、「レッドブル・大宮アルディージャ クラブプロパティ発表 特別イベント」が東京都内で開催され、大宮アルディージャの新たなチーム名やエンブレムが発表された。2024年8月6日、エナジードリンクでお馴染みの「レッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH)」が、大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する全株式(100%)の取得を発表した。
手続きを終え、10月1日からRB大宮株式会社としてスタート。チームは明治安田J3リーグを戦っていた中、1年でのJ2昇格を果たすとともに、J3優勝も決めていた。
新たな一歩を踏み出した大宮は、6日に新チーム名が「RB大宮アルディージャ(アールビーオオミヤアルディージャ)」に決定。クラブ創設26年の大宮アルディージャに、ドイツ語の「Rasen Ballsport(ラーゼンバルシュポルト/芝生の球技)」の略称である「RB」をつけたチーム名となり、RBライプツィヒと同じ形を取ることとなった。
また、クラブカラーはこれまで同様のオレンジに加え、セカンドカラーのネイビーも入ることに。エンブレムは世界中で認知されているグローバルなレッドブルサッカーネットワークにおける統一感のあるデザインとなり、大宮の街の象徴でもあるオレンジの要素が加わった。
今回、Jリーグのクラブに目をつけ、その中で大宮を選んだ理由についてミンツラフ氏は「日本というのは本当に素晴らしいスポーツの国だと思います。我々にとって、日本というのは、非常に重要な位置付けでもあります」と、まずJリーグに目を向けたことについて言及。その中で大宮を選んだ理由については「埼玉という場所ですが、スポーツに力を入れているところでもあり、大宮のチームというのは「眠れる巨人」と言って良いぐらい、大きなポテンシャルを我々は感じています」と、大きな潜在能力を感じたという。
また、「東京から近いというところもあった」と首都圏であることにも言及。「クラブのトップの方と話した時もオープンに話をしてくれて、我々を信頼してくれた。非常にそういったことが大事であり、これならばやっていけると感じた。J1に上がっていくということもあるが、みなさんと一緒にやっていけるのであれば大丈夫であろうと決めた」と、買収についての話し合いで、グループとしてやっていける可能性を感じたとした。
大宮にはSOMPO WEリーグに参加している大宮アルディージャVENTUSという女子チームも存在する。女子サッカーについても「女子のサッカーというのは我々レッドブルにとっても大きな比重があります。ライプツィヒも女子は1部でプレーしていて、ブラジルでも1部でプレーしています」とコメント。「昨日トレーニングを見る機会があり、その時に選手の何人かと話をしました。我々は男子のチーム同様に女子のチームにも貢献してチームを強くしていきたいと思います」と、女子チームもしっかりと強化していきたいと意気込みを語った。
「レッドブル」のサッカー部門には、昨シーズンまでリバプールの指揮を執ったユルゲン・クロップ氏が2025年1月からグローバルサッカー部門の責任者に就任することが発表されている。
クロップ氏については「ユルゲン・クロップだが、就任は来年1月1日となっている。事前にレッドブルが大宮を買いたいと思っていると伝えている」と買収前に話をしていたと明かし、「彼にとっても興味のあることだと思っている。1月に就任してからすぐに日本に来て、チームを視察して色々と話し合いをすると思う」と、来日して視察も行う予定だとした。
クロップ氏は香川真司や南野拓実、遠藤航と日本人をクラブでも指導した経験がある。「クロップは日本のサッカーについても非常に素晴らしいと感じている。前回のW杯でも日本の活躍を現場で見ており、よく知っているはずだ」と、大宮の件も気にしていると明かした。
クラブとして高みを目指していくことになる大宮。1つ問題として浮上するのがスタジアム問題。NACK5スタジアム大宮はJリーグの基準を満たしているが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を見据えた場合には基準を充足していない問題もある。
ミンツラフ氏は「素晴らしいスタジアムで、雰囲気も本当に素晴らしいと思う。アルディージャが昇格を決めた試合を見たので、そう感じた」と、NACK5の素晴らしさについて言及。「レッドブルは一歩一歩進んでいくことでチームを作っていくと知られている。今回我々は、RB大宮アルディージャを上に上にと導いていきたいと思っているが、それには時間がかかる。そして、段階を踏まなければいけない」と、急速な発展はできないとした。
また「今のスタジアムだが、J1に昇格した場合はJ1のスタジアム基準があり、それに合わせる必要がある。ただ、今すぐに新しいスタジアムということはない。一歩一歩という段階の中に、いずれ取り込まれることになると思う」と、この先の成長に合わせて、検討する時が来るだろうと語った。また、「もし新しいスタジアムにとなった場合、埼玉県としてもあの場所そのものをどう発展させていくかが課題となると思うので、そういったことも話し合って決めていくことになると思う」と、行政との兼ね合いについても言及。いずれにしても、ステップを踏んでからの話となるようだ。
また、ファン・サポーターが気になるのはアルディとミーヤのマスコットの存在。「アルディージャ(スペイン語でリス)」という名前は残ったが、エンブレムからは「リス」のモチーフは消えることとなり、マスコットの扱いも気になるところだ。
ミンツラフ氏は「これまでお披露目したロゴに関しても、クラブのトップ、上層部、ファンの代表とも話し合ってきた。マスコットも同じことになるため、もしかしたら違うものになるかもしれないし、もしかしたらそのままかもしれない」と語り、現時点では決まっていないとコメント。ただ、日本のサッカーにおけるマスコットの意義についても理解しているという。
「日本のサッカーにおいてマスコットの存在は非常に大きなものであると理解している。RB大宮アルディージャのマスコットを決めるにあたっても、クラブのみなさん、ファンの代表のみなさんと話し合いをして、これだったら応援するぞという形のものを作っていきたいと思う」
「我々が日本に乗り込んできた形にはなっているが、我々に対して尊敬の念を持って、また親しく皆さんが接してくれた。我々はそれと同じようなことを、マスコットや大宮に対してお返ししていきたいと思う」
新たな一歩を踏み出すこととなる大宮。浦和レッズとの“さいたまダービー”を望む声もあり、ミンツラフ氏も中長期の目標だとコメント。ステップの1つとして、実現していきたいと意気込んだ。
「残念ながら“さいたまダービー”の映像は見たことがない。ただ、どこの地でも同じ街に2つチームがありダービーとなれば、ファンの皆さんにとっても面白く、期待の高い試合になると思う」
「ただ、“さいたまダービー”をするためだけに我々が来ているわけではない。それは1つのステップだ。それができるようになるために、頑張っていきたい」
そしてミンツラフ氏はファン・サポーターに向けてもメッセージを残した。
「ファンの皆さんにお伝えしたいことは、我々が大宮の一部になれたということを本当に嬉しく思っているということだ。そして、我々には大きな野心がある」
「皆さんが素晴らしい応援をしてくださったおかげで、大宮アルディージャはJ2に戻ることができた。いつの日か、皆さんと共に、是非浦和レッズとの“さいたまダービー”を皆さんの前でやりたいと思う」
手続きを終え、10月1日からRB大宮株式会社としてスタート。チームは明治安田J3リーグを戦っていた中、1年でのJ2昇格を果たすとともに、J3優勝も決めていた。
また、クラブカラーはこれまで同様のオレンジに加え、セカンドカラーのネイビーも入ることに。エンブレムは世界中で認知されているグローバルなレッドブルサッカーネットワークにおける統一感のあるデザインとなり、大宮の街の象徴でもあるオレンジの要素が加わった。
イベントに参加したスポーツチーム運営ならびに投資部門を統括するCEOのオリバー・ミンツラフ氏は、エンブレム決定の経緯について「大宮アルディージャがレッドブルサッカーファミリーの一員であること、これまで大宮アルディージャが培ってきたものをこれからも使っていこうという意思を示したいと思いました。我々とクラブとの話し合いで、こういった形で良いのではないかということで決まったものです」と説明。「オレンジも入っています。これからもこの形で、ファンの方に愛されていきたいとも思います」と理解を求めた。
今回、Jリーグのクラブに目をつけ、その中で大宮を選んだ理由についてミンツラフ氏は「日本というのは本当に素晴らしいスポーツの国だと思います。我々にとって、日本というのは、非常に重要な位置付けでもあります」と、まずJリーグに目を向けたことについて言及。その中で大宮を選んだ理由については「埼玉という場所ですが、スポーツに力を入れているところでもあり、大宮のチームというのは「眠れる巨人」と言って良いぐらい、大きなポテンシャルを我々は感じています」と、大きな潜在能力を感じたという。
また、「東京から近いというところもあった」と首都圏であることにも言及。「クラブのトップの方と話した時もオープンに話をしてくれて、我々を信頼してくれた。非常にそういったことが大事であり、これならばやっていけると感じた。J1に上がっていくということもあるが、みなさんと一緒にやっていけるのであれば大丈夫であろうと決めた」と、買収についての話し合いで、グループとしてやっていける可能性を感じたとした。
大宮にはSOMPO WEリーグに参加している大宮アルディージャVENTUSという女子チームも存在する。女子サッカーについても「女子のサッカーというのは我々レッドブルにとっても大きな比重があります。ライプツィヒも女子は1部でプレーしていて、ブラジルでも1部でプレーしています」とコメント。「昨日トレーニングを見る機会があり、その時に選手の何人かと話をしました。我々は男子のチーム同様に女子のチームにも貢献してチームを強くしていきたいと思います」と、女子チームもしっかりと強化していきたいと意気込みを語った。
「レッドブル」のサッカー部門には、昨シーズンまでリバプールの指揮を執ったユルゲン・クロップ氏が2025年1月からグローバルサッカー部門の責任者に就任することが発表されている。
クロップ氏については「ユルゲン・クロップだが、就任は来年1月1日となっている。事前にレッドブルが大宮を買いたいと思っていると伝えている」と買収前に話をしていたと明かし、「彼にとっても興味のあることだと思っている。1月に就任してからすぐに日本に来て、チームを視察して色々と話し合いをすると思う」と、来日して視察も行う予定だとした。
クロップ氏は香川真司や南野拓実、遠藤航と日本人をクラブでも指導した経験がある。「クロップは日本のサッカーについても非常に素晴らしいと感じている。前回のW杯でも日本の活躍を現場で見ており、よく知っているはずだ」と、大宮の件も気にしていると明かした。
クラブとして高みを目指していくことになる大宮。1つ問題として浮上するのがスタジアム問題。NACK5スタジアム大宮はJリーグの基準を満たしているが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を見据えた場合には基準を充足していない問題もある。
ミンツラフ氏は「素晴らしいスタジアムで、雰囲気も本当に素晴らしいと思う。アルディージャが昇格を決めた試合を見たので、そう感じた」と、NACK5の素晴らしさについて言及。「レッドブルは一歩一歩進んでいくことでチームを作っていくと知られている。今回我々は、RB大宮アルディージャを上に上にと導いていきたいと思っているが、それには時間がかかる。そして、段階を踏まなければいけない」と、急速な発展はできないとした。
また「今のスタジアムだが、J1に昇格した場合はJ1のスタジアム基準があり、それに合わせる必要がある。ただ、今すぐに新しいスタジアムということはない。一歩一歩という段階の中に、いずれ取り込まれることになると思う」と、この先の成長に合わせて、検討する時が来るだろうと語った。また、「もし新しいスタジアムにとなった場合、埼玉県としてもあの場所そのものをどう発展させていくかが課題となると思うので、そういったことも話し合って決めていくことになると思う」と、行政との兼ね合いについても言及。いずれにしても、ステップを踏んでからの話となるようだ。
また、ファン・サポーターが気になるのはアルディとミーヤのマスコットの存在。「アルディージャ(スペイン語でリス)」という名前は残ったが、エンブレムからは「リス」のモチーフは消えることとなり、マスコットの扱いも気になるところだ。
ミンツラフ氏は「これまでお披露目したロゴに関しても、クラブのトップ、上層部、ファンの代表とも話し合ってきた。マスコットも同じことになるため、もしかしたら違うものになるかもしれないし、もしかしたらそのままかもしれない」と語り、現時点では決まっていないとコメント。ただ、日本のサッカーにおけるマスコットの意義についても理解しているという。
「日本のサッカーにおいてマスコットの存在は非常に大きなものであると理解している。RB大宮アルディージャのマスコットを決めるにあたっても、クラブのみなさん、ファンの代表のみなさんと話し合いをして、これだったら応援するぞという形のものを作っていきたいと思う」
「我々が日本に乗り込んできた形にはなっているが、我々に対して尊敬の念を持って、また親しく皆さんが接してくれた。我々はそれと同じようなことを、マスコットや大宮に対してお返ししていきたいと思う」
新たな一歩を踏み出すこととなる大宮。浦和レッズとの“さいたまダービー”を望む声もあり、ミンツラフ氏も中長期の目標だとコメント。ステップの1つとして、実現していきたいと意気込んだ。
「残念ながら“さいたまダービー”の映像は見たことがない。ただ、どこの地でも同じ街に2つチームがありダービーとなれば、ファンの皆さんにとっても面白く、期待の高い試合になると思う」
「ただ、“さいたまダービー”をするためだけに我々が来ているわけではない。それは1つのステップだ。それができるようになるために、頑張っていきたい」
そしてミンツラフ氏はファン・サポーターに向けてもメッセージを残した。
「ファンの皆さんにお伝えしたいことは、我々が大宮の一部になれたということを本当に嬉しく思っているということだ。そして、我々には大きな野心がある」
「皆さんが素晴らしい応援をしてくださったおかげで、大宮アルディージャはJ2に戻ることができた。いつの日か、皆さんと共に、是非浦和レッズとの“さいたまダービー”を皆さんの前でやりたいと思う」
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6日、「レッドブル・大宮アルディージャ クラブプロパティ発表 特別イベント」が東京都内で開催され、大宮アルディージャの新たなチーム名やエンブレムが発表された。 2024年8月6日、エナジードリンクでお馴染みの「レッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH)」が、大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する全株式(100%)の取得を発表した。 手続きを終え、10月1日からRB大宮株式会社としてスタート。チームは明治安田J3リーグを戦っていた中、1年でのJ2昇格を果たすとともに、J3優勝も決めていた。 新たな一歩を踏み出した大宮は、6日に新チーム名が「RB大宮アルディージャ(アールビーオオミヤアルディージャ)」に決定。クラブ創設26年の大宮アルディージャに、ドイツ語の「Rasen Ballsport(ラーゼンバルシュポルト/芝生の球技)」の略称である「RB」をつけたチーム名となり、RBライプツィヒと同じ形を取ることとなった。 また、クラブカラーはこれまで同様のオレンジに加え、セカンドカラーのネイビーも入ることに。エンブレムは世界中で認知されているグローバルなレッドブルサッカーネットワークにおける統一感のあるデザインとなり、大宮の街の象徴でもあるオレンジの要素が加わった。 イベントに参加したスポーツチーム運営ならびに投資部門を統括するCEOのオリバー・ミンツラフ氏は、エンブレム決定の経緯について「大宮アルディージャがレッドブルサッカーファミリーの一員であること、これまで大宮アルディージャが培ってきたものをこれからも使っていこうという意思を示したいと思いました。我々とクラブとの話し合いで、こういった形で良いのではないかということで決まったものです」と説明。「オレンジも入っています。これからもこの形で、ファンの方に愛されていきたいとも思います」と理解を求めた。 今回、Jリーグのクラブに目をつけ、その中で大宮を選んだ理由についてミンツラフ氏は「日本というのは本当に素晴らしいスポーツの国だと思います。我々にとって、日本というのは、非常に重要な位置付けでもあります」と、まずJリーグに目を向けたことについて言及。その中で大宮を選んだ理由については「埼玉という場所ですが、スポーツに力を入れているところでもあり、大宮のチームというのは「眠れる巨人」と言って良いぐらい、大きなポテンシャルを我々は感じています」と、大きな潜在能力を感じたという。 また、「東京から近いというところもあった」と首都圏であることにも言及。「クラブのトップの方と話した時もオープンに話をしてくれて、我々を信頼してくれた。非常にそういったことが大事であり、これならばやっていけると感じた。J1に上がっていくということもあるが、みなさんと一緒にやっていけるのであれば大丈夫であろうと決めた」と、買収についての話し合いで、グループとしてやっていける可能性を感じたとした。 大宮にはSOMPO WEリーグに参加している大宮アルディージャVENTUSという女子チームも存在する。女子サッカーについても「女子のサッカーというのは我々レッドブルにとっても大きな比重があります。ライプツィヒも女子は1部でプレーしていて、ブラジルでも1部でプレーしています」とコメント。「昨日トレーニングを見る機会があり、その時に選手の何人かと話をしました。我々は男子のチーム同様に女子のチームにも貢献してチームを強くしていきたいと思います」と、女子チームもしっかりと強化していきたいと意気込みを語った。 「レッドブル」のサッカー部門には、昨シーズンまでリバプールの指揮を執ったユルゲン・クロップ氏が2025年1月からグローバルサッカー部門の責任者に就任することが発表されている。 クロップ氏については「ユルゲン・クロップだが、就任は来年1月1日となっている。事前にレッドブルが大宮を買いたいと思っていると伝えている」と買収前に話をしていたと明かし、「彼にとっても興味のあることだと思っている。1月に就任してからすぐに日本に来て、チームを視察して色々と話し合いをすると思う」と、来日して視察も行う予定だとした。 クロップ氏は香川真司や南野拓実、遠藤航と日本人をクラブでも指導した経験がある。「クロップは日本のサッカーについても非常に素晴らしいと感じている。前回のW杯でも日本の活躍を現場で見ており、よく知っているはずだ」と、大宮の件も気にしていると明かした。 クラブとして高みを目指していくことになる大宮。1つ問題として浮上するのがスタジアム問題。NACK5スタジアム大宮はJリーグの基準を満たしているが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を見据えた場合には基準を充足していない問題もある。 ミンツラフ氏は「素晴らしいスタジアムで、雰囲気も本当に素晴らしいと思う。アルディージャが昇格を決めた試合を見たので、そう感じた」と、NACK5の素晴らしさについて言及。「レッドブルは一歩一歩進んでいくことでチームを作っていくと知られている。今回我々は、RB大宮アルディージャを上に上にと導いていきたいと思っているが、それには時間がかかる。そして、段階を踏まなければいけない」と、急速な発展はできないとした。 また「今のスタジアムだが、J1に昇格した場合はJ1のスタジアム基準があり、それに合わせる必要がある。ただ、今すぐに新しいスタジアムということはない。一歩一歩という段階の中に、いずれ取り込まれることになると思う」と、この先の成長に合わせて、検討する時が来るだろうと語った。また、「もし新しいスタジアムにとなった場合、埼玉県としてもあの場所そのものをどう発展させていくかが課題となると思うので、そういったことも話し合って決めていくことになると思う」と、行政との兼ね合いについても言及。いずれにしても、ステップを踏んでからの話となるようだ。 また、ファン・サポーターが気になるのはアルディとミーヤのマスコットの存在。「アルディージャ(スペイン語でリス)」という名前は残ったが、エンブレムからは「リス」のモチーフは消えることとなり、マスコットの扱いも気になるところだ。 ミンツラフ氏は「これまでお披露目したロゴに関しても、クラブのトップ、上層部、ファンの代表とも話し合ってきた。マスコットも同じことになるため、もしかしたら違うものになるかもしれないし、もしかしたらそのままかもしれない」と語り、現時点では決まっていないとコメント。ただ、日本のサッカーにおけるマスコットの意義についても理解しているという。 「日本のサッカーにおいてマスコットの存在は非常に大きなものであると理解している。RB大宮アルディージャのマスコットを決めるにあたっても、クラブのみなさん、ファンの代表のみなさんと話し合いをして、これだったら応援するぞという形のものを作っていきたいと思う」 「我々が日本に乗り込んできた形にはなっているが、我々に対して尊敬の念を持って、また親しく皆さんが接してくれた。我々はそれと同じようなことを、マスコットや大宮に対してお返ししていきたいと思う」 新たな一歩を踏み出すこととなる大宮。浦和レッズとの“さいたまダービー”を望む声もあり、ミンツラフ氏も中長期の目標だとコメント。ステップの1つとして、実現していきたいと意気込んだ。 「残念ながら“さいたまダービー”の映像は見たことがない。ただ、どこの地でも同じ街に2つチームがありダービーとなれば、ファンの皆さんにとっても面白く、期待の高い試合になると思う」 「ただ、“さいたまダービー”をするためだけに我々が来ているわけではない。それは1つのステップだ。それができるようになるために、頑張っていきたい」 そしてミンツラフ氏はファン・サポーターに向けてもメッセージを残した。 「ファンの皆さんにお伝えしたいことは、我々が大宮の一部になれたということを本当に嬉しく思っているということだ。そして、我々には大きな野心がある」 「皆さんが素晴らしい応援をしてくださったおかげで、大宮アルディージャはJ2に戻ることができた。いつの日か、皆さんと共に、是非浦和レッズとの“さいたまダービー”を皆さんの前でやりたいと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】RB大宮アルディージャの新エンブレム発表!レッドブルらしさが出るものに</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"></a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ardija?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ardija</a> <a href="https://t.co/NQbODhwQV1">pic.twitter.com/NQbODhwQV1</a></p>— 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) <a href="https://twitter.com/Ardija_Official/status/1853988271896039927?ref_src=twsrc%5Etfw">November 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.06 15:40 Wed3
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「現場も凄くワクワクしている」レッドブルの一員になった大宮、原博実フットボール本部長が抱く期待「ブレずに一緒にやっていけると面白い」
6日、「レッドブル・大宮アルディージャ クラブプロパティ発表 特別イベント」が東京都内で開催され、大宮アルディージャの新たなチーム名やエンブレムが発表された。 2024年8月6日、エナジードリンクでお馴染みの「レッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH)」が、大宮アルディージャおよび大宮アルディージャVENTUSを運営するエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社が発行する全株式(100%)の取得を発表した。手続きを終え、10月1日からRB大宮株式会社としてスタート。チームは明治安田J3リーグを戦っていた中、1年でのJ2昇格を果たすとともに、J3優勝も決めていた。 新たな一歩を踏み出した大宮は、6日に新チーム名が「RB大宮アルディージャ(アールビーオオミヤアルディージャ)」に決定。新たなエンブレムも発表され、新たな一歩を踏み出すこととなった。 イベントに出席したRB大宮株式会社の代表取締役兼フットボール本部長の原博実氏が、新たなエンブレムやチーム名について「今までの大宮を大切にしてもらって、その上に新しい大宮、新しいクラブ、これからまさに強くなっていきそうな印象を受けます」とコメント。「アグレッシブなレッドブルのサッカースタイルというか、そういったものを印象付けるようなものになっているかなと思います」と、レッドブルの一員になったことを実感するとした。 今シーズンはJ3を戦うなど、低迷が続いた大宮を建て直すためにチームに加わった原氏だが、8月の買収決定からは目まぐるしく動いていったと振り返った。 「8月に発表があり、実際には9月から各セクション、アナリストや育成担当、データなど多くの人が来ています。我々の担当レベルで打ち合わせをしていて、「こうやれ」、「こうしてほしい」ということではなく、今の大宮がどういうやり方をして、どういう状況かを知りたいということで、担当者レベルで細かい打ち合わせをしています」 「大宮の現状を知る、各担当レベルでコミュニケーションをとって信頼関係を築くというのを、9月、10月とやっていて、彼らのノウハウには我々にないものも凄くたくさんありますが、ちょっと質問すると、「この選手はこう思う」というと、様々なデータを持っていて「こういった部分もある」と凄くサポートしてくれています。現場のコーチ陣も凄くワクワクしているというのが現状です」 既にレッドブルグループに入ったことを現場でも実感しているという原氏。オリバー・ミンツラフCEOやマリオ・ゴメスTD(テニクカル・ディレクター)らが選手たちとも既に交流をしているとし、今後の成長・発展への期待もあると語った。 「昨日もオリバーとマリオがグラウンドに来たんですが、VENTUSの練習をやっていたので3人で見ていました。『もっと女子も強化したいね』という話もしています。また、志木に育成のグラウンドがあるんですが、そこも細部まで見て、『もっとこういうものが必要じゃないか』とか、『ここはどうやっているんだ』というのを、物凄いパワーで来てくれたので、コーチ陣もワクワクしています」 トップチームだけでなく、女子チーム、アカデミーまでしっかりとレッドブルの下で成長していく画が見えている状況。「マリオも日本に来るという話でしたが、我々のスタッフもタイミングを見て現地に行くという話も出ていて、彼らがどうやっているのか。練習場を見たりとか」と、大宮からもグループの他クラブなどへ視察に行く可能性もあると語った。 また「我々のトップチームのミーティングにも参加したいと言われて、どうしようかなと思っていたんですが、監督と選手の了解を得て出てもらいました。その様子を見て、我々はこう思うとか、相手の分析を見た時に、『必要であれば我々も違う角度で分析できるよ』と言ってくれていて、世界レベルでどうやっているのかを身近に見れています」と、今までにチームにはなかった視点でのアドバイスも受けられる状況であり、来シーズン以降の更なる刺激も期待できそうだ。 選手たちににとってもヨーロッパへの門戸が開かれている状況となり、指導者にとっても世界が広がる今回の買収劇。原氏は共に強化していきたいと語った。 「プレーイングフィロソフィーがハッキリしています。アグレッシブに、自分たちが待っているのではなく、前からアグレッシブにいくということもハッキリしています」 「彼らがそうしたビデオを作ってくれて、我々も見たんですが、その中に今年の大宮の良いシーンを入れてくれていて、一員になったなという感じがみんなしています」 「監督がこういう選手が好きというよりも、こういうサッカーをするためにどういう指導者、どういう選手を集めたら良いかもハッキリしています。それを一緒に協力しながら、ブレずに一緒にやっていけると面白いかなと思っています」 これまでも大宮を見守ってきた原氏。改めて、ファン・サポーターへ大宮の進んでいく方向へ期待してほしいと語った。 「いつも応援ありがとうございます。新しいエンブレムができて、色々な思いはあると思いますが、一歩一歩皆さんと一緒になって進んでいって、浦和レッズと試合をしたりということもありますし、Jリーグの中で強いチャンピオンになって、アジアに出ていけるようなクラブになれればと思います」 「このクラブから良い選手、指導者、フロントが育つクラブにしていければと思います。今後ともよろしくお願いいたします」 2024.11.06 19:15 Wed5
「ライプツィヒと同じアプローチで」レッドブル傘下で一歩踏み出した大宮、CEOが描く未来図「いつかこのクラブ出身の選手がヨーロッパへ」
「レッドブル・グループ」のCEO(最高経営責任者)でもあり、RBライプツィヒでは会長を務めるオリバー・ミンツラフ氏が、RBライプツィヒやレッドブルグループの未来について言及。新たにグループに加わった大宮アルディージャについても語った。ドイツ『キッカー』が伝えた。 10月1日、大宮アルディージャを保有するRB大宮株式会社がスタート。レッドブル・グループとして正式に第一歩を踏み出すこととなった。 大宮は埼玉県さいたま市をホームタウンとするプロサッカークラブで、前身は1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」。その後「電電関東サッカー部」「NTT関東サッカー部」とチーム名を変更し、1998年に大宮アルディージャとなった歴史を持つ。 2004年に初のJ1に昇格すると、毎年残留を争う苦しい戦いの中、10シーズン残留をギリギリで続けるなどし、「残留力」が話題に。それでも降格を経験した中、1年で復帰。J1史上最高位となる5位にも輝いたが、翌年に降格するとJ1に戻ることはできず。2024シーズンからはJ3にまで降格してしまった。 恵まれた環境とJリーグの中では資金を持っていたクラブでありながら、成績面ではリーグを代表するクラブになれなかった大宮。ついに3部にまで転落したものの、今シーズンは首位を独走しており、J2昇格、J3優勝が近づいている。 その大宮は、8月にエヌ・ティ・ティ・スポーツコミュニティ株式会社の株式を全て売却することを発表。RBライプツィヒやレッドブル・ザルツブルクなどを保有し、F1レーシングチームやアイスホッケーチームも保有するエナジードリンク事業をメインとしている「レッドブル・グループ」に入ることが決定した。 10月1日からその第一歩を踏み出した大宮だが、レッドブル・グループのクラブの魅力は若い才能を育ててステップアップさせるというもの。その中でもトップに立つRBライプツィヒは、ブンデスリーガでも上位を争うクラブにまで成長している。 フットボール部門の責任者でもあるミンツラフ氏は、グループの未来についてのインタビューに応える中、新たに仲間に加わった大宮についても言及。期待することを語っている。 「日本は非常に興味深い市場だ。Jリーグは非常にポジティブな発展を見せており、日本代表チームにはヨーロッパのトップリーグでプレーする選手が揃っている」 「我々のクラブは今シーズン、J2に再び昇格する可能性が高い。そして、ライプツィヒで成功に導いたものと同じアプローチで、徐々にJ1昇格に取り組んでいきたいと考えている」 「我々がノウハウと専門知識で彼らをサポートし、市場をより深く理解することが重要だ。そしてもちろん、我々はいつの日かここのクラブ出身の選手がヨーロッパへステップアップすることを願っている」 ヨーロッパの舞台で多くの日本人選手が活躍している現状、特にブンデスリーガではこれまで多くの選手が活躍していたこともあり、よく知る存在に。ザルツブルクには古くは三都主アレサンドロ、宮本恒靖らが在籍し、近年では南野拓実や奥川雅也、そして今シーズンから川村拓夢も加わるなど、日本人とも縁がある。 その中で、都市圏にあり、トレーニング場など環境面も整っている大宮を買収。下部組織にはアンダー世代の代表選手も多くおり、レッドブル・グループのフィロソフィーに合っているとも言えるクラブだった。 徐々に日本という市場で成長していくことを目指すというミンツラフ氏。まずはしっかりとJ2に昇格し、J1昇格、J1上位を目指すまでに成長できるのか。他のJリーグクラブもその変化には注目せざるを得なくなるだろう。 2024.10.01 23:45 Tue大宮アルディージャの人気記事ランキング
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J3独走優勝の大宮が声明、RB冠する新チーム名&新エンブレムでJ2復帰の来季へ「これまで積み上げてきたDNAを大切にしながら…」
大宮アルディージャは24日、明治安田J3リーグの全日程終了に際し声明を発表した。 今シーズンはクラブ史上初となるJ3リーグの戦いに臨んだ大宮。長澤徹監督のもとシーズン序盤から首位を走り、10月13日に行われた第32節の福島ユナイテッドFC戦で1年でのJ2復帰が決定。10月19日に行われた第33節のFC今治戦ではJ3優勝も手にした。 24日には最終節のカターレ富山戦。1-2で敗れ、第21節から17試合続いていた無敗がストップしたが、25勝10分け3敗の勝ち点「85」と2位FC今治を大きく離す成績でシーズンを終えた。 大宮アルディージャの代表取締役社長を務める佐野秀彦氏がクラブを通じてコメント。レッドブルの買収により、2025年1月から「RB大宮アルディージャ」へチーム名を変更し、エンブレムも新しくなるなか、「大宮アルディージャ」としてのラストシーズンを振り返った。 「昨シーズンはJ3に降格し、多くの皆さまに悲しい思いをさせてしまいましたが、今シーズンは『クラブ全員で、必ず一年でJ2の舞台に戻る』という強い覚悟を持って臨み、J3優勝J2昇格という目標を達成することができました」 「シーズンを通して、J3優勝J2昇格のために一戦一戦の勝利を目指し、声を枯らし本当に熱いご声援をいただいたファン・サポーターの皆さま、多くのご支援をいただいたホームタウンの皆さま、パートナー企業の皆さま、後援会の皆さま、そしてボランティアで毎試合の運営やホームタウンでの活動を支えていただいたサポートスタッフの皆さま、すべての大宮アルディージャファミリーの皆さまに心から御礼を申し上げます」 「初めてのJ3での戦いでしたが、簡単な試合は一つもありませんでした。本当に強い信念とすべての情熱をかけて覚悟を持って戦い続け、そして結果を出してくれた、長澤監督、スタッフ、選手に、心から感謝したいと思います」 「26年間、胸につけてきたエンブレムでの戦いは本日で最後となりました。来シーズンは、新たなエンブレムを胸に戦うことになります。これまで積み上げてきたDNAを大切にしながら積極的なチャレンジを続け、これまで以上に強くて魅力あるチーム、成長が循環するクラブを目指してまいります」 「来季はJ2での戦いとなりますが、決して簡単なものではありません。次のステージを目指し、妥協することなく覚悟を持って挑戦していきます」 「最後になりますが、来シーズンはどうかこれまで以上に多くのご支援と大きなご声援で、力強い後押しをお願いします。1年間、ありがとうございました」 2024.11.24 22:16 Sun2
J2昇格PO進出ラスト1枠は福島! 大勝で5位浮上フィニッシュ、松本は土壇場勝利で4位キープ、ドローのFC大阪は6位でのPO行きに【明治安田J3第38節】
24日、明治安田J3リーグ第38節の10試合が各地で行われた。 引き分け以上でJ2昇格プレーオフ進出が決まる6位福島ユナイテッドFC(勝ち点56)は、最下位で日本フットボールリーグ(JFL)降格が決まっているいわてグルージャ盛岡(勝ち点22)とのアウェイゲーム。福島は開始3分、森晃太のグラウンダーの左クロスから、塩浜遼が押し込んで幸先良く先制する。 さらに32分、ボックス右手前で得たFKを城定幹大が直接決めて福島に追加点。後半に入るとハイプレスからのボール奪取で塩浜がこの日2点目。終盤には岩手も佐藤未勇が1点を返すが、矢島輝一のゴールもあったアウェイの福島が1-4で勝利。自力でPO進出を決めた。 PO進出の可能性をわずかに残していた7位ギラヴァンツ北九州(勝ち点53)は、J3・JFL入れ替え戦に臨む19位Y.S.C.C.横浜(勝ち点32)とのアウェイ戦。北九州は13分、シュート性のクロスに永井龍が飛び込んで先制。しかし、YS横浜も橋本陸斗のカットインシュートで35️分に反撃し、同点で折り返す。 63分、左サイドの裏を取った高昇辰が落ち着いて流し込み、再び北九州がリード。YS横浜は後半アディショナルタイム、冨士田康人のゴールで再び追いつくが、乾貴哉のヘディング弾で北九州が三度目の勝ち越し。土壇場で勝ち点「3」を手にした北九州だが、福島の勝利もありPO進出は逃している。 4位をキープしてのPO行きを狙う松本山雅FC(勝ち点57)は、後半アディショナルタイムに安永玲央の右足シュートが決まり、8位アスルクラロ沼津(勝ち点52) 相手に劇的勝利。5位FC大阪(勝ち点57)は芳賀日陽のゴールで先制しながら9位ヴァンラーレ八戸(勝ち点51)とドロー決着となり、6位に転落。この結果、松本が4位、福島が5位、FC大阪が6位でのPO進出となった。 その他、J3優勝を決めている大宮アルディージャ(勝ち点85)は3位を確定させているカターレ富山(勝ち点61)に1-2で敗戦。2位FC今治(勝ち点70)は15位テゲバジャーロ宮崎(勝ち点46)に1-0で競り勝ち、シーズンを終えている。 ◆明治安田J3リーグ第38節 ▽11月24日(日) 大宮アルディージャ 1-2 カターレ富山 Y.S.C.C.横浜 2-3 ギラヴァンツ北九州 SC相模原 1-0 ガイナーレ鳥取 いわてグルージャ盛岡 1-4 福島ユナイテッドFC AC長野パルセイロ 0-2カマタマーレ讃岐 アスルクラロ沼津 0-1 松本山雅FC FC琉球 0-2 FC岐阜 ヴァンラーレ八戸 1-1 FC大阪 FC今治 1-0 テゲバジャーロ宮崎 ツエーゲン金沢 1-0 奈良クラブ 2024.11.24 17:13 Sun3
【Jリーグ出場停止情報】J1は横浜FM・FW西村拓真、京都FWマルコ・トゥーリオが出場停止、最終節のJ3は大宮FW杉本健勇と相模原MF岩上祐三が「反スポーツ的行為」で出場停止
Jリーグは18日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグでは週末試合があったチームから新たに2選手が追加。横浜F・マリノスのFW西村拓真と京都サンガF.C.のFWマルコ・トゥーリオが累積警告により次節出場停止となった。 J3リーグでは8名が出場停止に。大宮アルディージャのFW杉本健勇は16日に行われたFC岐阜戦で一発退場。「至近距離から相手競技者に向かってボールを投げつけた行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分が下されている。 また、SC相模原のMF岩上祐三は15日に行われたFC大阪戦で一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等対する反スポーツ的な行為』に該当する」と判断され、こちらも1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW西村拓真(横浜F・マリノス) 第37節 vs湘南ベルマーレ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルコ・トゥーリオ(京都サンガF.C.) 第37節 vsFC町田ゼルビア(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 DF浦上仁騎(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW杉本健勇(大宮アルディージャ) 第38節 vsカターレ富山(11/24) 今回の停止:1試合停止 MF奥村晃司(Y.S.C.C.横浜) 第38節 vsギラヴァンツ北九州(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF岩上祐三(SC相模原) 第38節 vsガイナーレ鳥取(11/24) 今回の停止:1試合停止 DF山本義道(ツエーゲン金沢) 第38節 vs奈良クラブ(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWウェズレイ・タンキ(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF福森直也(FC今治) 第38節 vsテゲバジャーロ宮崎(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF阿野真拓(テゲバジャーロ宮崎) 第38節 vsFC今治(11/24) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.11.18 21:06 Mon4
J3優勝&J2昇格の大宮、レッドブル傘下の初代監督は長澤徹監督が続投決定「光栄に思います」
大宮アルディージャは29日、長澤徹監督(56)が2025シーズンも続投することを発表した。 長澤氏は、現役時代はヤマハ発動機や本田技研でプレー。引退後は本田技研でのコーチとして指導者キャリアをスタート。その後、2001年にFC東京のコーチに就任すると、U-15深川の監督やトップチームのコーチなどを歴任する。 2012年からはジュビロ磐田のトップチームヘッドコーチに就任し、2013年5月からは暫定監督を務めると、2014年にはファジアーノ岡山でコーチに就任。2015年から2018年までは監督を務めた。 2019年には再びFC東京に戻り、トップチームコーチとU-23の監督を兼任。2021年からは京都サンガF.C.で曺貴裁監督の下、ヘッドコーチを務め、2024シーズンから大宮で指揮を執っていた。 クラブ史上初のJ3を戦った今シーズンは、序盤から首位を独走。25勝10分け3敗の勝ち点85で優勝。1年でのJ2復帰を果たしていた。 レッドブルがクラブを保有し、2025シーズンからはrb大宮アルディージャにチーム名が変更。エンブレムも変更となる中、長澤監督はクラブを通じてコメントしている。 「1年間、応援していただきありがとうございました。引き続き、RB大宮アルディージャの一員として戦えることを光栄に思います」 「近い将来、RB大宮アルディージャが頂点に立つために、選手と一丸となって来シーズンのJ2リーグを戦っていきます。来シーズンも応援をよろしくお願いします」 2024.11.29 14:12 Fri5