バロテッリが1701日ぶりのセリエA復帰 出場数分でさっそくイエローカード受ける“らしさ”も
2024.11.05 17:45 Tue
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ユーロ制覇の立役者、ドンナルンマがPSGで「99」を背負わない理由とは?
ユーロ2020決勝でのPKストップが記憶に新しいイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ。大会終了後にパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍が発表された。 22歳の若き守護神。その能力に疑いはなく、PSGとしては非常に大きな戦力をフリーで獲得できたことは大きいだろう。 そのドンナルンマだが、PSGではこれまで親しんだ「99」ではなく、「50」の背番号をつけることとなった。 ミランのファーストチームに昇格してからは、自身の生まれ年である1999年から「99」を付けていたものの、「50」に変更した理由。それはリーグ・アンのルールにある。 リーグ・アンでは、登録選手に対して1から順に背番号を割り当てることがルールとして決められ、30人を超えるまでは「1」から「30」までを付けなければいけない。 さらに、GKに関しては「1」、「16」、「30」と番号まで決められており、他のリーグとはルールが異なり、厳正に決められているのだ。 また、登録人数が30人を超えた場合でも、「99」のようにイレギュラーな番号をつけることは禁止されており、GKの場合は「40」を付けなければいけないルールがある。 しかし、PSGはコスタリカ代表GKケイロル・ナバスが「1」、スペイン代表GKセルヒオ・リコが「16」、フランス人GKアレクサンドル・ルトゥリエが「30」を付けている状況だ。 さらにPSGはGKが多く、2020-21シーズンは6名が登録。レンタル移籍していた選手も合わせると、さらに増える状況だ。 「40」に関しては、U-19イタリア代表GKデニス・フランキが着用することとなっており、その結果ドンナルンマは特例で「50」が割り与えられることとなった。 過去には、ニースやマルセイユでもプレーしたイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、インテルやマンチェスター・シティ、ミランで愛用してきた「45」をつけることが認められず、「9」を背負っていた過去もある。 セリエAは背番号の制限がないため、80番代や90番代をつける選手も数多くいるだけに、フランスへ移籍する際にはこだわりの番号をつけられなくなることを頭に入れる必要がありそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ドンナルンマ、PSG加入の舞台裏に密着</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJGbDhwNG5vZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.18 11:55 Sun2
エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー
サッカー史には数多くの偉大なアフリカ人ストライカーが名を残している。 古くはミランで活躍しバロンドールも受賞、今は一国の長になっている元リベリア代表FWのジョージ・ウェア大統領、背番号「4」が特徴的で、心臓病がありながらもアーセナルをはじめとするプレミアリーグのクラブやナイジェリア代表として活躍したヌワンコ・カヌ、コートジボワールを強豪国へと引き上げた黄金世代の1人で、チェルシーではチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得。戦争を止めたというエピソードもあるディディエ・ドログバら、多くのスター選手がいる。 ヨーロッパの舞台だけでなく、Jリーグでも2020シーズンに得点王を獲得したFWオルンガのインパクトは絶大。かつては“浪速の黒豹”としても知られたパトリック・エムボマらも活躍し、その能力の高さは知られたところだろう。 現役でもリバプールを支えるエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネなどがいるが、そんなアフリカ人ストライカーたちの中でも、一線を画すスタイルで活躍したのが元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。 <span class="paragraph-title">◆地元の名門育ちのストライカー</span> エトーは、カメルーンのドゥアラにある名門アカデミーのカジ・スポーツアカデミーの一期生。その後、エスパニョールで長らく活躍したGKイドリス・カメニやマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたMFエリック・ジェンバ=ジェンバら、多くの才能ある選手を輩出している。 16歳になったエトーはスペインの名門、レアル・マドリーのカスティージャに入団。当時レアル・マドリー・カスティージャは3部に所属していたため、外国人選手が出場できず。エトーはレガネス、エスパニョール、マジョルカへとレンタル移籍し経験を積んだ。 マジョルカではその活躍が認められ2000年夏に完全移籍。3シーズンを過ごし、チームをコパ・デル・レイで優勝に導くなど、その才能が開花。2004年夏にバルセロナへと完全移籍した。 <span class="paragraph-title">◆ヨーロッパで輝いた“黒い宝石”</span> バルセロナへと加入したエトー。加入1年目からエトーは活躍。ラ・リーガで37試合に出場し25ゴールを記録。ラ・リーガ優勝を経験した。 そして迎えた2年目も躍動。ラ・リーガでは 34試合で26ゴール7アシストを記録し得点王を獲得。チャンピオンズリーグでは11試合で6ゴール2アシストを記録し、決勝のアーセナル戦でもゴールを決め、ビッグイヤー獲得に貢献した。 バルセロナではブラジル代表FWロナウジーニョとの抜群の連携を見せ、一気に得点力を開花させたが、そのエトーはロナウジーニョの影響もあり献身的な守備を身につける。そしてそのプレースタイルが、後のキャリアにも影響する。 5シーズンのバルセロナでのプレーでインパクトを残したエトーは、2009年夏にインテルへと移籍。セリエAの舞台に活躍の場を移すと、そのバルセロナで身につけた献身性を武器に32試合12ゴール。チャンピオンズリーグでも13試合で2ゴール2アシストと、数字に残る成績は低下したものの、チームへの貢献度は大きいものだった。 結果として、バルセロナ最後の2008-09シーズン、そしてインテル最初の2009-10シーズンと2年連続で国内リーグ、国内カップ、そしてチャンピオンズリーグの3冠を達成。史上初の快挙を成し遂げた唯一の選手となった。 その後のエトーは、世界各国を転々。ロシアのアンジ・マハチカラ、イングランドのチェルシー、エバートン、イタリアのサンプドリア、トルコのアンタルヤスポル、コンヤスポル、カタールのカタールSCでプレー。クラブレベルでは6カ国を経験した。 クラブレベルでは公式戦720試合で360ゴール117アシスト。2試合に1点のペースを生涯通じて記録した偉大なストライカーだ。 <span class="paragraph-title">◆CL決勝で決めた2つのゴール</span> バルセロナでは199試合で130ゴール40アシストを記録したエトー。数多くのゴールを決めてきた中、重要なゴールも多い。 まずは、チャンピオンズリーグ決勝でのゴールだ。エトーは、バルセロナ時代に2度チャンピオンズリーグで優勝。その2度の決勝ではどちらもゴールを奪っている。 1つ目2005-06シーズンのアーセナルとの決勝。この試合は、アーセナルのGKイェンス・レーマンが18分で退場するというアクシデントからスタート。さらに37分にはその数的不利なアーセナルが、ソル・キャンベルのゴールで先制するという展開となった。 数的有利なバルセロナとしては逆転したいなか、試合は終盤へ。それでも76分にエトーが見せる。 縦パスがアンドレス・イニエスタから入ると、ヘンリク・ラーションのワンタッチパスに反応し、ニアサイドを撃ち抜いた。 さらにエトーは2008-09シーズンの決勝でマンチェスター・ユナイテッド相手にゴール。こちらは打って変わって、開始10分で決めたゴールだ。 このゴールもボックス手前でボールを持ったイニエスタからのスルーパスをボックス内右で受けると、鋭い切り返しで相手をかわすと、そのままニアサイドを撃ち抜いた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJETUZHelRZbCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <span class="paragraph-title">◆新たな章の始まり</span> 次に紹介したいのはインテル時代のデビューゴールだ。 インテルではジョゼ・モウリーニョ監督の下で3冠を達成したが、その役割はバルセロナ時代のストライカーから少し変化していった。 エゴイスティックな自らのゴールを優先しがちなストライカーとは異なり、周りの選手を生かすアシストや、守備面でも貢献する献身性を伴ったエトーは、本当の意味で相手の脅威となった。 そのエトーがインテルで最初に決めたゴールが2009年8月8日に行われたスーペルコッパ・イタリアのラツィオ戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHS1NmTFJ0NiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> シーズン開幕前に行われた一戦。エトーにとってはインテルでの公式戦デビュー戦となった試合だが、この試合ではその変化の片鱗を見せる。 献身的なプレーを続けたエトーだがチームは2点ビハインドで試合終盤へ。すると78分、マリオ・バロテッリの浮き球のパスに反応し豪快に蹴り込んで魅せた。 当時はディエゴ・ミリート、バロテッリ、そしてエトーとストライカータイプが揃う中で献身的なプレーを発揮していたエトー。この時はゴールを仕留める役割だったが、この後にウイング起用が増え、このシーズン3冠を達成した。 <span class="paragraph-title">◆プレミア初ハットトリック</span> そして3つ目はプレミアリーグでの活躍だ。 エトーはチェルシーとエバートンに在籍経験があるが、どちらも短いものだった。 チェルシーには1シーズンしか在籍しなかったが、その中でハットトリックを記録。それがマンチェスター・ユナイテッド戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIeFZIdW1iRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 前述の通り、バルセロナ時代の2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でユナイテッド相手にゴールを決めていたエトー。今回はプレミアリーグの試合でハットトリックをやってのけた。 2014年1月19日に行われた試合ではカットインからのシュートで先制ゴールを決めると、2点目はグラウンダーのクロスに合わせて追加点。3点目はCKの流れからこぼれ球を蹴り込みハットトリックを達成した。 エバートン時代を含めプレミアリーグでは12ゴールしか決めていないが、そのうちの3点がユナイテッド戦。この年は優勝を争っていたものの、終盤に失速し3位に終わっていた。 <div id="cws_ad"><hr>バルセロナやインテルなどのクラブチームで活躍し、カメルーン代表としても歴代最多ゴール数を誇るエトーが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210728.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.31 22:15 Sat3
アグエロがシティの歴史に名を刻んだ瞬間、プレミア初優勝を決めた93:20の熱狂
15日に行われた会見で不整脈を理由に33歳で現役を引退することを発表したバルセロナのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ。キャリアを通じて400ゴール以上を決めてきたストライカーが最も多くのゴールを決めたのが、10年間に渡ってプレーしたマンチェスター・シティ時代だ。 2011年夏にアトレティコ・マドリーから加入したアグエロは、デビュー戦となったスウォンジー・シティ戦で2ゴール1アシストの圧巻の活躍を披露。以降は絶対的なエースとして公式戦384試合に出場し、クラブ歴代最多となる257ゴールを記録。4度のプレミアリーグ制覇を含む、通算13個のトロフィー獲得の立役者となり、個人としても2014-15シーズンに自身唯一のリーグ得点王を獲得した。 その257ゴールの中で最も重要だったと言っても過言ではないのが、2011-12シーズンのプレミアリーグ最終節のQPR戦での決勝ゴールだ。 試合前の時点で、マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点84で並んでいたシティだが、残留争いに身を置いていたQPR相手にまさかの苦戦。90分を終えた段階で1点ビハインドの展開となる。 しかし、最後まで諦めないシティはアディショナルタイム2分にMFダビド・シルバの右CKをFWエディン・ジェコが頭で叩き込み、2-2の同点に追いつく。 優勝まであと1点が必要な状況だったが、残り時間もほんとんどないという状況。シティが最後の猛攻を仕掛けると、下がってボールを受けたアグエロがFWマリオ・バロテッリへと縦パス。バロテッリは潰されながらもアグエロへリターンを返すと、そのままボックス右に抜け出したアグエロがニアサイドに右足のシュートを突き刺し、勝ち越しゴールが決まった。 現地実況の「アグエロォォォォォォォ」の絶叫でお馴染みのこのゴール。時計の針は93:20を指しており、その直後にはタイムアップのホイッスルが鳴り、劇的過ぎるプレミアリーグ初優勝となった。 シティ退団時には、このタイトルが最も重要だったと語ったアグエロ。引退会見でも触れていたゴールは、キャリアを通じても思い出深いものとなっているようで、急速に発展を遂げたシティの歴史に名を刻む瞬間だった。 <span class="paragraph-title">【動画】あの興奮をもう一度…!実況も思わず大絶叫したアグエロの劇的ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJEejZpckhIMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.12.16 19:10 Thu4
バイエルン退団のベテランFWがプレミア再挑戦? 移籍希望示しオファー待つ
昨シーズン限りでバイエルンを退団したカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ=モティング(35)に、プレミアリーグ移籍の可能性が浮上している。 パリ・サンジェルマン、バイエルンというメガクラブでいぶし銀の前線のバックアッパーとして活躍してきたカメルーン代表FW。しかし、昨シーズン限りでバイエルンを契約満了で退団していた。 以降は世界各国からオファーが届いているものの、今夏のタイミングで新天地は決まらず。現在もフリーの状態が続いている。 ここ最近では前線に複数の負傷者が出ているジェノアからの関心も報じられたが、そのセリエAクラブは元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得を決断した模様だ。 一方、移籍市場に精通するニコロ・スキラ氏によれば、チュポ=モティングの新天地はプレミアリーグになる可能性があるという。 現時点で具体的な話はないものの、選手自身はイングランドでのプレーを希望しており、オファーを待っている段階にあるようだ。 2017-18シーズンにはストーク・シティで1年間プレミアリーグを経験し、これまでの実績を考えれば、中堅以下のクラブでは十分な戦力として計算できるが、ベテランストライカーのイングランド再上陸は実現するのか…。 2024.10.27 09:00 Sun5
嫌われた男・バロテッリが人格者・キエッリーニに反撃「これがチャンピオンなら、俺は望まない」
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、自身を非難したユベントスのイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに反論した。 キエッリーニは、慈善団体への寄付を目的に自叙伝『Io, Giorgio』を来週リリース予定。そのキャンペーンの一環でイタリア『La Repubblica』のインタビューで、かつてのチームメイトについて辛辣な言葉を並べていた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiIwemw0VkpnbyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> インタビュー中にキエッリーニは、「受け入れられない」と2人の選手を名指し。それは、ユベントスでのチームメートだった元ブラジル代表MFフェリペ・メロとイタリア代表でチームメートだったバロテッリだった。 バロテッリは、自身のインスタグラム(mb459)のストリーズにこの発言への反論を投稿。キャプテンを務めるキエッリーニを非難した。 「少なくとも、俺は誠実さと勇気を持って発言することができる」 「2013年以降、あなたは本物の男のように振る舞う機会がたくさんあった。しかし、実際はそうではなかった」 「今のチームメイトについて、いつか、こういったことを言うと誰が思うか…奇妙なキャプテンだ」 「これがチャンピオンになるということを意味するのなら、俺はこうなることは望まない。そして、俺はアッズーリのシャツに対する敬意を決して軽視はしなかった」 キエッリーニは、インタビューでバロテッリについて「彼はチームに悪影響を与える人間だ」と語り、「2013年のコンフェデレーションズカップでブラジル代表と対戦した際、彼はすべての面で周囲の助けになることを全くやらなかった。ビンタをかましてやろうと思ったほどにね」とコメントした。 また、その能力にも疑問があるとし、「過去には彼に関して世界でトップ5のストライカーだという声もあったようだけど、個人的にはトップ10はおろかトップ20にも入らないと思っているよ」と代表でのチームメイトをこき下ろしていた。 2020.05.09 22:40 Satジェノアの人気記事ランキング
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ローマが復調ジェノア相手に快勝で5戦無敗! ジャッロロッシ300戦目のエル・シャーラウィが決勝点【セリエA】
セリエA第21節、ローマvsジェノアが17日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-1で勝利した。 前節、ボローニャ相手にラストプレーの同点弾で2-2のドローに持ち込んだ10位のローマ。4戦無敗と徐々に状態を上げるなか、勝ち点1差で11位のジェノアとのホームゲームに臨んだ。ラニエリ監督は3試合連続同じスタメンを採用し、ディバラとドフビクが2トップで並んだ。 開始直後に左での崩しからボックス右でアンヘリーニョのクロスをワントラップしたサーレマーケルスがハーフボレーでゴールを狙うが、これは枠の左に外れる。以降も優勢に進めると、9分にはボックス手前右の好位置で得たFKを名手ディバラが直接左足で狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。 相手陣内でハーフコートゲームを展開するなか、徐々にフィニッシュの数が減ってきたジャッロロッシだったが、前半半ば過ぎにゴールをこじ開ける。25分、右サイドへのスムーズな展開からサーレマーケルスが完璧なクロスをゴール前に供給。ファーにフリーで走り込んだペッレグリーニの左足ダイレクトシュートはGKレアーリの好守に遭うが、こぼれに詰めたドフビクが豪快に左足で蹴り込んだ。 ドフビクの2試合連続ゴールによって先制に成功したホームチームだったが、バニの負傷交代でサベッリの投入を余儀なくされたジェノアにワンチャンスを活かして同点に追いつかれる。 33分、右CKの場面でキッカーのミレッティが右足アウトスウィングのボールを入れると、手前の競り合いを越えてボックス中央のスペースに落ちたボールをマジーニが見事な右足ダイレクトシュートでゴールネットへ突き刺した。 ここから前半終盤にかけて勝ち越しゴールを奪うべく攻勢を強めたローマは、ディバラのボックス内での反転シュートやパレデスの直接FKでゴールに迫るも、決定機まであと一歩という形が続くなかで前半を1-1のイーブンで終えた。 迎えた後半、足を気にしていたペッレグリーニを下げてエル・シャーラウィをハーフタイム明けに投入したローマ。引き続き押し込む展開のなかで攻め切れない状況がしばらく続いたが、メモリアルゲームのベテランアタッカーが決定的な仕事を見せた。 60分、左サイド深くに侵攻したアンヘリーニョから折り返しを受けたディバラが丁寧にマイナスへ落とすと、ペナルティアーク左で受けたエル・シャーラウィが得意の角度から右足のグラウンダーシュートをゴール右隅の完璧なコースに突き刺し、ローマ通算300試合目を自らのゴールで祝った。 勝ち越し後は前がかるジェノアの攻撃を受け止めながら、カウンターからもチャンスを作るローマ。73分にはマヌ・コネのボックス内への仕掛けからの折り返しで混戦を生むと、ディバラのシュートを阻んだ後に足でクリアを試みたGKレアーリの蹴りそこないがゴールに向かってラインを割ってオウンゴールで3点目まで奪った。 その後、フンメルスやディバラ、ドフビクら主力を下げて週明けのAZ戦を視野に入れた戦い方にシフトしたホームチームは危なげなく3-1のままゲームをクローズ。2戦ぶり勝利でリーグ5戦無敗とした。 ローマ 3-1 ジェノア 【ローマ】 アルテム・ドフビク(前25) ステファン・エル・シャーラウィ(後15) オウンゴール(後28) 【ジェノア】 パトリツィオ・マジーニ(前33) 2025.01.18 06:37 Sat2
鈴木彩艶は前後半に好守披露、ジェノアにホーム初白星献上のパルマは後半戦黒星スタート【セリエA】
セリエA第20節、ジェノアvsパルマが12日にスタディオ・ルイジ・フェッラーリスで行われ、ホームのジェノアが1-0で勝利した。なお、パルマのGK鈴木彩艶はフル出場した。 2025年初戦となった前節トリノ戦は守護神・鈴木の圧巻の活躍によって無失点もゴールレスドローで連勝を逃した14位のパルマ。新年初勝利を目指した今節は1ポイント差で13位に位置するジェノアとのアウェイゲームに臨んだ。日本人GKはこの試合でもスタメン起用となった。 試合はホームのジェノアがボールを握って押し込み、パルマが前線のスピードを活かしたカウンターで応戦する形で進んでいく。 なかなか守備が嵌らないパルマは自陣深くで耐える状況が続くと、23分にはセットプレー流れからボックス中央のバスケスに連続シュートを浴びるが、DFのブロックとGK鈴木の好守で事なきを得る。 前半半ばから終盤にかけてはボニー、ミハイラが左サイドのスペースに抜け出す形で相手陣内深くまで侵攻したパルマは単発ながらシュートシーンも作り出す。だが、決定機まであと一歩、二歩という場面が目立つなかで前半をゴールレスで終えた。 後半も入りはジェノアペースで進んだが、バニの枠を捉えたヘディングシュートをGK鈴木のセーブで凌ぐなど先制点は許さない。以降は前半同様にミハイラの個人技を足がかりに際どいシーンも創出。さらに、60分には負傷のバログに加えてアルムクヴィストを下げてエノー、カンチェリエッリを同時投入した。 拮抗した展開のなか、思わぬ形から試合が動く。65分、左サイド深くでタメを作ったミレッティがDF2枚を寄せてボックス左にフリーで走り込んだフレンドルップに横パスを繋ぐと、すかさず右足シュート。これがDFデル・プラートの足に当たって大きくディフレクトし、絶妙なループシュートの形でゴール右隅に決まった。完全に反応の逆を突く形となったGK鈴木もこれはなすすべがなかった。 不運な形で先制を許したアウェイチームはここから自分たちでボールを動かしながらチャンスを窺っていく。さらに、切り札のデニス・マンら投入して前がかるが、この日は攻撃が完全に停滞した。 その後、89分にはボックス内でのカサの決定機をGK鈴木の好守で凌いで勝ち点の可能性を残したものの、試合はこのままタイムアップ。ジェノアに今季ホーム初勝利を献上したパルマは後半戦黒星スタートとなった。 ジェノア 1-0 パルマ 【ジェノア】 モルテン・フレンドルップ(後20) 2025.01.12 22:29 Sun3
残留目指すパルマが最終ライン強化! ジェノアから26歳DFヴォリアッコをレンタル、日本代表GK鈴木彩艶とチームメイトに
パルマは15日、ジェノアのイタリア人DFアレッサンドロ・ヴォリアッコ(26)のレンタル移籍加入を発表した。買い取りオプションが付帯している。 ヴォリアッコはバーリやユベントスの下部組織出身で、2018年11月に当時セリエB(イタリア2部)を戦っていたパドヴァへレンタル移籍。プロデビューを飾ると、その後はポルデノーネを経て2021年8月にジェノアへ完全移籍した。 ジェノア加入1年目はベネヴェントへ貸し出され、引き続きセリエBでプレー。ジェノアが降格した2022-23シーズンはレンタルバックし、シーズン後半から定位置を掴んで1年でのセリエA復帰に貢献した。 昨シーズンはセリエAで20試合2アシストを記録。今シーズンはここまで12試合で2ゴールを記録していた。 キャプテンマークを巻くこともあった26歳。各年代でのイタリア代表でもプレーしている。 2024-25シーズン後半は、1年での降格回避を目指すパルマで戦うことが決まったヴォリアッコ。日本代表GK鈴木彩艶ともチームメイトになるDFは、クラブを通じてコメントしている。 「このようなビッグクラブに加入できてとても嬉しい。たくさんの歴史があるこのチームでプレーできることを本当に誇りに思う」 「チームメイトとともにピッチに出て、チームの目標達成に貢献できることを楽しみにしている。戦わなければならないことはわかっている。サッカーでも人生でも、成功したいならそれが不可欠だ」 2025.01.15 21:55 Wed4
ミランやジェノアでプレーしたFWニアンがセリエBのサンプドリア加入、半年でモロッコの名門退団
セリエBのサンプドリアは15日、元セネガル代表FWエムバイェ・ニアン(30)を今季終了までの契約で加入したことを発表した。 かつてミランやジェノアでプレーしたニアンはフランスやイングランド、サウジアラビア、トルコといったヨーロッパの各国でプレー。スタッド・レンヌ時代には2シーズン連続でリーグ・アン2桁ゴールも達成した。 昨季後半はエンポリに加入し、セリエAで14試合6ゴール1アシストの数字を残し、最終節のローマ戦では劇的な決勝点を奪取。チームのセリエA残留の立役者となっていた。 そして9月にはモロッコの名門ウィダード・カサブランカに加入しリーグ戦8試合出場2ゴールを記録していたが、11月30日の試合を最後にベンチ外が続いていた。そして12月20日、ウィダードAC退団を自身のインスタグラムで明かしていた。 2季連続セリエBを戦う名門のサンプドリアは現在、リーグ戦16位と苦戦している。 2025.01.16 10:00 Thu5