エンクンクのハットなど5発チェルシー、4部首位バローを一蹴し4回戦進出!【EFLカップ】

2024.09.25 05:46 Wed
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チェルシーは24日、EFLカップ3回戦でEFLリーグ2(イングランド4部)のバローと対戦し5-0で圧勝した。
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直近のウェストハム戦を3-0で快勝したチェルシーは、その試合からスタメンを全員変更。最前線にエンクンク、2列目に右からペドロ・ネトジョアン・フェリックス、ムドリクを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。GKにヨルゲンセン、最終ラインは右からグスト、ディザジ、バディアシル、ヴェイガを並べた。2回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービーにPK戦の末に勝利したバローに対し、チェルシーは8分にヴェイガのくさびのパスをバイタルエリア中央で受けたフェリックスがゴール前にループパスを供給すると、抜け出したエンクンクが右足ボレーでゴールネットを揺らした。
幸先良く先制したチェルシーは、15分にもペドロ・ネトのヒールパスでボックス右に侵入したグストが縦への仕掛けからクロスを供給すると、ニアのエンクンクがヒールシュートで流し込んだ。

立て続けの得点で主導権を握ったチェルシーは29分、ペナルティアーク手前でグストが倒されてFKを獲得。これをフェリックスの直接狙うと、右ポストに当たったボールがGKファーマンにディフレクトしそのままゴールに吸い込まれた。
3点リードで前半を終えたチェルシーは、後半開始早々に追加点を奪う。48分、相手GKのゴールキックをチルウェルが弾き返すと、ムドリクが頭で繋いだボールを受けたエンクンクがバイタルエリア左まで持ち上がりラストパス。ボックス左に駆け上がったムドリクのダイレクトクロスを最後はペドロ・ネトが難なく流し込んだ。

リードを広げたチェルシーは、63分にペドロ・ネトとディザジを下げてジョージとアチャンポンの18歳コンビを投入。すると72分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、エンクンクのラストパスからジョージに決定機が訪れたが、シュートはゴール左に外れた。

追加点のチャンスを逃したチェルシーだが75分、バックパスを受けたGKファーマンにハイプレスを掛けたエンクンクがうまく体を当てながらボール奪取に成功すると、反転から無人のゴールへシュートを流し込み、ハットトリックを達成した。

直後の76分にお役御免となったエンクンクとフェリックスを下げたチェルシーは、そのまま5-0と圧勝で4回戦進出を決めた。

チェルシー 5-0 バロー
【チェルシー】
クリストファー・エンクンク(前8)
クリストファー・エンクンク(前15)
OG(前28)
ペドロ・ネト(後3)
クリストファー・エンクンク(後30)

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元イングランド代表FWジェイドン・サンチョが上々のチェルシーデビューを喜んだ。 チェルシーは14日のプレミアリーグ第4節でボーンマスのホームに乗り込み、1-0で勝利。前半にロベルト・サンチェスのPKストップもあり、終盤までスコアに動きのない試合だったが、後半から出場したサンチョが86分に左サイドからパスを出すと、受け手のクリストファー・エンクンクが身体の強さも生かして前を向き、右足フィニッシュで決勝ゴールをマークした。 今夏に買取義務のレンタルでマンチェスター・ユナイテッドから加わり、そのデビュー戦で決勝アシストのサンチョは見事にそのほかでも得意の仕掛けだけでなく、周りを使うプレーなどで攻撃を活性化させ、マン・オブ・ザ・マッチに。試合後のイギリス『スカイ・スポーツ』で嬉しがりつつ、感謝の思いを言葉にした。 「まずはチェルシーでデビューできて本当に嬉しいよ。試合に復帰できたというだけでもすごく嬉しいね。チームとしてとても良いプレーをし、3ポイントを掴めてハッピーだ」 「この瞬間のために頑張ってきたし、チャンスをもらえて嬉しい。昨季はチャンピオンズリーグ(CL)決勝に出て素晴らしい終わり方をしたし、今季を迎えるにあたって、自分に言い聞かせていたんだ。だから、チェルシーでデビューできて嬉しいよ」 「すべてのスタッフとチームメイトにも感謝しないとね。入団初日から僕を歓迎してくれたし、こんなに居心地よく感じられて本当に幸せだ」 <span class="paragraph-title">【動画】サンチョがチェルシーデビュー戦からさっそく活躍!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 122;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 11:50 Sun
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エンクンクのハットなど5発チェルシー、4部首位バローを一蹴し4回戦進出!【EFLカップ】

チェルシーは24日、EFLカップ3回戦でEFLリーグ2(イングランド4部)のバローと対戦し5-0で圧勝した。 直近のウェストハム戦を3-0で快勝したチェルシーは、その試合からスタメンを全員変更。最前線にエンクンク、2列目に右からペドロ・ネト、ジョアン・フェリックス、ムドリクを据えた[4-2-3-1]の布陣を採用。GKにヨルゲンセン、最終ラインは右からグスト、ディザジ、バディアシル、ヴェイガを並べた。 2回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のダービーにPK戦の末に勝利したバローに対し、チェルシーは8分にヴェイガのくさびのパスをバイタルエリア中央で受けたフェリックスがゴール前にループパスを供給すると、抜け出したエンクンクが右足ボレーでゴールネットを揺らした。 幸先良く先制したチェルシーは、15分にもペドロ・ネトのヒールパスでボックス右に侵入したグストが縦への仕掛けからクロスを供給すると、ニアのエンクンクがヒールシュートで流し込んだ。 立て続けの得点で主導権を握ったチェルシーは29分、ペナルティアーク手前でグストが倒されてFKを獲得。これをフェリックスの直接狙うと、右ポストに当たったボールがGKファーマンにディフレクトしそのままゴールに吸い込まれた。 3点リードで前半を終えたチェルシーは、後半開始早々に追加点を奪う。48分、相手GKのゴールキックをチルウェルが弾き返すと、ムドリクが頭で繋いだボールを受けたエンクンクがバイタルエリア左まで持ち上がりラストパス。ボックス左に駆け上がったムドリクのダイレクトクロスを最後はペドロ・ネトが難なく流し込んだ。 リードを広げたチェルシーは、63分にペドロ・ネトとディザジを下げてジョージとアチャンポンの18歳コンビを投入。すると72分、敵陣でのボール奪取からショートカウンターを仕掛けると、エンクンクのラストパスからジョージに決定機が訪れたが、シュートはゴール左に外れた。 追加点のチャンスを逃したチェルシーだが75分、バックパスを受けたGKファーマンにハイプレスを掛けたエンクンクがうまく体を当てながらボール奪取に成功すると、反転から無人のゴールへシュートを流し込み、ハットトリックを達成した。 直後の76分にお役御免となったエンクンクとフェリックスを下げたチェルシーは、そのまま5-0と圧勝で4回戦進出を決めた。 チェルシー 5-0 バロー 【チェルシー】 クリストファー・エンクンク(前8) クリストファー・エンクンク(前15) OG(前28) ペドロ・ネト(後3) クリストファー・エンクンク(後30) 2024.09.25 05:46 Wed
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チェルシーがアメリカツアーメンバー28名を発表、ユーロやコパ参加の一部選手は不在…移籍噂のチャロバーも外れる

チェルシーは22日、アメリカツアーに臨むメンバー28名を発表した。 エンツォ・マエレスカ新監督を迎えた中、今回の遠征メンバーにはフルアムから加入したDFトシン・アダラバイヨ、レスター・シティから加入したMFキーナン・デューズバリー=ホール、バーゼルから加入したMFレナト・ヴェイガ、バルセロナから加入したFWマルク・ギウも名を連ねている。 一方で、コパ・アメリカ2024やユーロ2024に出場していたMFコール・パーマー、DFマルク・ククレジャ、MFエンソ・フェルナンデス、MFモイセス・カイセドなど選手の一部は含まれず。それでもDFリース・ジェームズ、FWラヒーム・スターリング、FWミハイロ・ムドリク、FWクリストファー・エンクンクなどはメンバー入りしている。なお、数名はアメリカで合流する予定とのことだ。 メンバー外となった中には、チームの放出候補とされているDFトレヴォ・チャロバーもおり、移籍が加速する可能性もあるようだ。 チェルシーは、24日にレクサムと対戦したのを皮切りに、セルティック(27日)、クラブ・アメリカ(31日)、マンチェスター・シティ(8月3日)、レアル・マドリー(8月6日)とアメリカで5試合を戦う予定。その後イングランドへと戻り、インテルとの最後のプレシーズンマッチを行う。 ◆チェルシー アメリカツアーメンバー GK ロベルト・サンチェス マーカス・ベッティネッリ エディ・ビーチ ルーカス・バーグストロム DF ヴェスレイ・フォファナ レナト・ヴェイガ レヴィ・コルウィル アクセル・ディザジ トシン・アダラバイヨ ジョシュ・アチャンポン ブノワ・バディアシル リース・ジェームズ マロ・グスト ベン・チルウェル MF レスリー・ウゴチュク ロメオ・ラヴィア キーナン・デューズバリー=ホール アンドレイ・サントス カーニー・チュクウェメカ FW ラヒーム・スターリング ティリク・ジョージ ミハイロ・ムドリク アンジェロ・ガブリエウ ノニ・マドゥエケ クリストファー・エンクンク マルク・ギウ アルマンド・ブロヤ ニコラス・ジャクソン 2024.07.23 13:20 Tue

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168億円で獲得も鳴かず飛ばず…チェルシーが1月にムドリク放出を検討か

チェルシーが大金を叩いて獲得したウクライナ代表FWミハイロ・ムドリク(23)を早くも手放す可能性があるようだ。イギリス『TEAMtalk』が伝えた。 ムドりくは、シャフタール・ドネツクで名を挙げると、移籍金8850万ポンド(約168億4000万円)で2023年1月にチェルシーへと完全移籍を果たす。 チェルシーで3シーズン目を迎えるが、ここまで公式戦62試合で7ゴール5アシスト。移籍金に見合った活躍をしているとは全く言えず、出場時間の確保にすら苦しむ状況だ。 今シーズンから指揮を執るエンツォ・マレスカ監督の戦い方にもフィットできていない状況であり、「努力が必要」だとムドリクがまだ足りていないことを明言している。 そんな中、チェルシーは1月の移籍市場で手放すことも考えているとのこと。より有望な左ウイングを手にする可能性が見出せれば、ムドリクを放出する気があるようだ。 ムドリクに対してはマルセイユが興味を持っているとし、昨シーズンまでブライトン&ホーヴ・アルビオンを指揮していたロベルト・デ・ゼルビ監督は高く評価しているという。ただ、多額の移籍金を払う気はないため、レンタルになることが濃厚のようだ。 チェルシーがムドリクへの投資額を回収することはまず不可能。有り得るとすれば、ムドリクがレンタル移籍などで覚醒し、引く手数多になることだけだ。 なお、チェルシーは財務のバランスを取るために冬に4選手の売却を検討しているとのこと。夏の移籍市場では1億4700万ポンド(約280億7500万円)を選手売却で手にしたが、獲得に2億2000万ポンド(約418億7000万円)を叩いたため赤字の状態ではある。ムドリクに加え、ベン・チルウェル、アクセル・ディザジ、ブノワ・バディアシルが放出候補のようだ。 2024.09.19 22:00 Thu
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プレミア審判が過去最多イエローで誹謗中傷被害 週末の試合で主審から外れる

先週末のプレミアリーグで悪く目立った審判が週末の試合で主審の任務から外れた。 プレミアリーグでは主審として名の知れ渡るアンソニー・テイラー氏。国際大会にも派遣される主審だが、15日に行われた第4節のボーンマスvsチェルシーで14枚のイエローカードを出し、プレミアリーグの1試合における史上最多を記録した。 両指揮官の分も合わせると16枚ものイエローカードが乱れ飛び、イギリス『BBC』が報じたところによると、後のSNS上で誹謗中傷の的に。プレミアリーグは調査を始めるとともに、週末の試合で主審としての任から外す措置を講じたという。 ただ、完全に審判の任務から外れるわけではなく、サウサンプトンvsイプスウィッチ・タウン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンvsノッティンガム・フォレストの2試合でそれぞれ第4審を務めることになるそうだ。 イギリス『デイリー・メール』によれば、誹謗中傷のなかには「彼は殺されるべきだ。冗談じゃない」のほか、「アンソニー・テイラー、お前の家族を見つけてやる」「自宅にて死体で発見される」などの脅迫じみた内容もある模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】ボーンマスvsチェルシーでイエローカードが乱れ飛ぶ…その数はなんと過去最多の14枚</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="hMMrqOeq_8w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.18 13:57 Wed
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「解決策が見つからなかった」構想外のチルウェルも無事背番号をもらう…チェルシーの今季選手背番号が決定

13日、チェルシーが2024-25シーズンの選手背番号を発表した。 プレミアリーグでは14日までに21歳以上の選手が最大25名まで登録可能な選手リスト提出が求められている。 エンツォ・マレスカ監督が新たに就任したチェルシー。選手が飽和状態になり、一時期は40名以上がいるという異常な状況に。その中でも、ウォルバーハンプトンのポルトガル代表FWペドロ・ネト、アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、バルセロナのFWマルク・ギウらを獲得。最後にはマンチェスター・ユナイテッドから元イングランド代表FWジェイドン・サンチョも獲得した。 どんどんと膨れ上がるスカッドだったが、明確に居場所がないと宣告された選手も多く、FWラヒーム・スタリング(アーセナル)、MFコナー・ギャラガー(アトレティコ・マドリー)、FWロメル・ルカク(ナポリ)、DFトレボ・チャロバー(クリスタル・パレス)、GKケパ・アリサバラガ(ボーンマス)などがチームを去った。 そんな中、13日に今シーズンの登録メンバーが発表。チームから完全に切り離されていたDFベン・チルウェルは移籍先が見つからなかった中、無事に背番号を手にすることとなった。 チルウェルはUEFAカンファレンスリーグ(ECL)のメンバーからは外されていたが、プレミアリーグのメンバーには残ることに。マレスカ監督は「我々は彼と話し合い、解決策を見つけるつもりだ。彼が別々にトレーニングをしていたのは去る予定だったからだ。解決策が見つからず、彼はここにいる」とコメント。「おそらく我々と一緒にトレーニングを始めるだろう。今朝、彼に会ったが、大丈夫だ」と、チームに加わるとしていた。 開幕3試合で1勝1分け1敗と良いスタートとは言えないチェルシー。今シーズンの選手背番号は以下の通り。 1.ロベルト・サンチェス 2.アクセル・ディサジ 3.マルク・ククレジャ 4.トシン・アダラビオヨ 5.ブノワ・バディアシル 6.レヴィ・コルウィル 7.ペドロ・ネト 8.エンソ・フェルナンデス 10.ミハイロ・ムドリク 11.ノニ・マドゥエケ 12.フィリップ・ヨルゲンセン 13.マーカス・ベッティネッリ 14.ジョアン・フェリックス 15.ニコラス・ジャクソン 17.カーニー・チュクウェメカ 18.クリストファー・エンクンク 19.ジェイドン・サンチョ 20.コール・パーマー 21.ベン・チルウェル 22.キーナン・デューズバリー・ホール 24.リース・ジェームズ 25.モイセス・カイセド 27.マロ・グスト 29.ウェズレイ・フォファナ 31.チェーザレ・カサデイ 32.ティリク・ジョージ 34.ジョシュ・アチャンポン 36.デイヴィッド・ワシントン 37.オマリ・ケリーマン 38.マルク・ギウ 40.レナト・ヴェイガ 45.ロメオ・ラヴィア 47.ルーカス・バーグストロム 2024.09.14 11:10 Sat
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ジャクソンが2G1Aの躍動! チェルシーが低調ハマーズに完勝で今季初の連勝【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第5節、ウェストハムvsチェルシーが21日にロンドン・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが0-3で快勝した。 前節、守護神ロベルト・サンチェスの活躍とエンクンクの終盤のゴールでボーンマスにしぶとく1-0と勝ち切ったチェルシー。今節はウェストハムとのロンドン・ダービーで今シーズン初の連勝を狙った。 開幕スロースタートもタレントが揃う難敵ハマーズとのアウェイゲームでは先発3人を変更。ディザジとヴェイガ、ペドロ・ネトに代えて体調不良から回復したエンソ・フェルナンデス、今季初先発となるアダラビオヨ、サンチョが起用された。 [3-4-2-1]にモビリティ型の3トップと、相手の対策を窺わせる布陣でスタートしたウェストハム。開始直後にはボックス右に抜け出したクドゥスに決定機も、利き足とは逆の右足で放ったシュートはGKサンチェスの正面を突く。 一方、普段通りの形で入ったチェルシーはこのピンチの直後にものの見事にファーストチャンスをゴールに繋げた。4分、ハーフウェイライン付近でのクイックリスタートでサンチョとのパス交換でジャクソンが左サイドを突破すると、ボックス内に持ち込んでGKアレオラの股間を抜く冷静なシュートを流し込んだ。 失点場面を含めてランチタイムキックオフ特有の緩さが散見するウェストハムに対して、以降も集中したプレーでペースを握るチェルシー。再びジャクソンが左サイドに抜け出して折り返したボールからのパーマーの決定機は枠の右に外れたが、キックオフから躍動感見せるセネガル代表FWが再び魅せる。 20分、ハーフウェイライン付近でククレジャ、コルウィルも絡んだ細かいパス交換からエンソの横への落としに反応したカイセドが中央で背後を狙うジャクソンへスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだジャクソンが冷静にGKとの一対一を制した。 低調なパフォーマンスに終始した中で瞬く間に2失点を喫したウェストハムは失点後にエドソン・アルバレスを中盤に上げて[4-2-3-1]へ布陣変更。ホームサポーターとピッチサイドのロペテギ監督からの檄もあり、全体の強度を上げて攻勢を強める。 ローリングを使う左サイドと右サイドのクドゥスの個人技を起点にここから押し込む形を作り出すと、セットプレー流れからシュート数を増やしていく。しかし、クドゥスやボーウェンの際どいシュートはゴールに繋がらず。 さらに、37分にはギド・ロドリゲスを下げてより攻撃的なソウチェクを投入。41分にはクロスのこぼれ球に反応したソウチェクがゴール前の密集を抜くグラウンダーシュートを枠に飛ばすが、ここはGKサンチェスの正面を突いた。 終盤はようやくハマーズペースも、2点リードを含めてチェルシーが冷静にゲームコントロールした前半を経て試合は後半に突入。互いに交代なしで臨むと、早い時間帯にスコアが動く。 47分、自陣ボックス内で相手の攻撃を撥ね返すと、前線で縦パスを受けたジャクソンがカイセドの体を張ったリターンパスを受け直して一気に相手陣内をドリブルで疾走。冷静に左を並走するパーマーにラストパスを送ると、イングランド代表MFがニアのポストを掠める左足シュートをゴールネットに突き刺した。 これで厳しくなったホームチームは54分、アルバレスとサマーフィルを下げてソレール、アントニオを同時投入。より攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。そして、前半終盤同様にボックス付近まではうまく運ぶものの、最後のところで体を張るブルーズの守備陣を崩し切れない。 一方、3点リードのチェルシーはフォファナとサンチョに代えてディザジとペドロ・ネト、64分には殊勲のジャクソンとパーマーを下げてエンクンク、フェリックスとフレッシュな選手を同じポジションに投入。前がかる相手をうまく引っくり返しながら結果がほしいアタッカー陣がボックス付近で積極的に足を振って4点目に迫る。 その後はよりオープンな展開の中でダービーらしい球際の激しい攻防は見られたが、互いに最後のところで決め手を欠き試合はこのままタイムアップを迎えた。この結果、敵地で完勝のチェルシーが今季初の連勝を飾った。 ウェストハム 0-3 チェルシー 【チェルシー】 ニコラス・ジャクソン(前4、前18) コール・パーマー(後2) <span class="paragraph-title">【動画】ジャクソンが裏抜けからの股抜き弾で決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ニコラス・ジャクソン<br>落ち着いてアレオラの股を抜き<br>開始早々に先制に成功<br><br>プレミアリーグ 第5節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ウェストハム</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#チェルシー</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/nEprmJVbty">pic.twitter.com/nEprmJVbty</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1837457572041052403?ref_src=twsrc%5Etfw">September 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.21 22:33 Sat
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【プレミアリーグ第5節プレビュー】シーズン序盤の頂上決戦! 初勝利目指す鎌田がユナイテッドと激突

先週末に行われた第4節ではマンチェスター・シティが唯一の開幕4連勝を飾った一方、ホームで格下相手に敗れたリバプールの連勝がストップ。後続ではノースロンドン・ダービーを制したアーセナル、連勝のニューカッスルが勝ち点2差で絶対的王者を2ポイント差で追走している。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズが開幕し、来週にはヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズも開幕を迎えるなかで開催される第5節。 今節は2シーズン連続で熾烈なタイトルレースを繰り広げるマンチェスター・シティとアーセナルの頂上決戦が最注目カードだ。 絶好調のエースFWハーランドの2ゴールの活躍によってブレントフォードに2-1の逆転勝ちを収めて開幕4連勝を達成したシティ。ただ、ミッドウィーク開催のCLではインテルとのホームゲームで試合をコントロールしながらも相手の堅守に手を焼いてゴールレスドロー。今季初の無得点と共に白星スタートを逃した。また、同試合ではMFデ・ブライネが軽傷を負い、試合に絡める可能性は残されているが、今回の大一番に向けて不安材料となっている。 対するアーセナルは前節、MFライスのサスペンションにMFウーデゴール、DFジンチェンコ、MFメリーノ、DFカラフィオーリら複数のメンバーを欠く中でトッテナムとのダービーに臨むも、DFガブリエウがセットプレーで挙げた虎の子の1点を見事な堅守で守り抜いて1-0の勝利。重要なアウェイ3連戦の初戦を勝負強く勝ち切った。しかし、ウーデゴールの長期離脱が明かされたなかで臨んだCLアタランタ戦では守護神ラヤのPKストップを含む圧巻の連続セーブで最低限のゴールレスドローに持ち込んだものの、相手の強度の高いマンツーマン守備に苦戦。攻撃面の停滞と共に激しい消耗を強いられ、中2日での大一番を迎えることになった。 そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ、バウンスバックの白星奪還を図るリバプールは、前節チェルシーを苦しめた曲者ボーンマスとのホームゲームに臨む。前節はインターナショナルマッチウィーク明け初戦特有の難しさに加え、完璧なゲームプランを遂行したノッティンガム・フォレストにロングカウンター一発で屈し、要塞アンフィールドで今季初黒星を喫した新生レッズ。それでも、直近のCLではミラン相手に立ち上がりに先制点を奪われる難しい展開を強いられたが、以降は攻守両面で相手を圧倒。DFコナテとDFファン・ダイクのセンターバックコンビの2ゴールで試合を引っくり返し、敵地で3-1の逆転勝利。しっかりとリバウンドメンタリティを示した。ターンオーバーを嫌うスロット監督の志向もあり、プレー強度が高いチェリーズ相手にコンディション面が唯一の懸念材料とはなるが、ミラン戦のようなパフォーマンスができれば、フォレスト戦と同じ轍を踏む可能性は低い。なお、MF遠藤航は引き続きベンチスタートが濃厚だ。 ウォルバーハンプトン相手に2-1の逆転勝利を収め、3勝1分けの好スタートを切ったニューカッスルはフルアムと対戦。UEFAコンペティション出場を逃したものの、昨季と同水準の選手層を誇るチームは中盤、前線を中心にタイプが異なる多士済々のタレントを揃えており、簡単には崩れない安定感を見せており、この試合で3連勝の可能性は高いか。 MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは待望の今季初勝利を目指してマンチェスター・ユナイテッドをホームで迎え撃つ。昨季終盤の快進撃によって躍進が期待された今季だが、ここまでは2分け2敗と苦戦。レスター・シティとの前節は昇格組相手に土壇場で2点差を追いついてドローに持ち込むのが精いっぱいだった。そのなかで途中出場で流れを変えた鎌田は直近のEFLカップのQPR戦でMFエゼの決勝点をアシストするなど良い状態を維持しており、リーグ初勝利を懸けた強豪との一戦ではスタートからの起用を期待したい。また、火力不足の攻撃では前節2ゴールのFWマテタと共にQPR戦で加入後初ゴールを挙げたFWエンケティアの活躍に注目だ。 対するユナイテッドは前々節のリバプール戦の大敗でテン・ハグ監督の去就が騒がしくなったが、前節のサウサンプトン戦では守護神オナナのPKストップで流れを引き寄せると、DFデ・リフトの初ゴールにFWラッシュフォードの久々のゴールなどで3-0の快勝。続くEFLカップではバーンズリー相手にラッシュフォード、FWガルナチョ、MFエリクセンの2ゴール共演で7-0の圧勝。きっちりバウンスバックを果たした。FWホイルンド、MFマウントも戦列復帰となるパレス戦では今季初のリーグ連勝を狙う。 前節、ボーンマスにしぶとく1-0と勝ち切ったチェルシーはウェストハムとのロンドン・ダービーで今季初の連勝を狙う。チェリーズ戦はボールこそ握ったものの守勢を強いられた中、守護神ロベルト・サンチェスのPKストップを含む再三好守に、途中出場のFWエンクンクの土壇場ゴールで勝ち切ったマレスカのチーム。引き続き右サイドバックを中心に離脱者も出ている中、開幕スロースタートもタレントが揃う難敵ハマーズ相手にしっかりとしたパフォーマンスを見せられるか。 MF三笘薫を擁するブライトンはリバプール撃破で勢いに乗るノッティンガム・フォレスト相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。前節は昇格組イプスウィッチ・タウン相手に主導権を握りながらも、三笘らが決定機を逃すなどアタッキングサードの精度を欠いて痛恨のゴールレスドロー。アーセナル戦に続く2試合連続ドローとなった。直近のEFLカップではウォルバーハンプトン相手に三笘ら主力を温存し、DFカディオグルの加入後初ゴールなどで3-2と競り勝ったが、内容面では課題を残している。ソリッドな守備が印象的なフォレスト攻略に向けては三笘らアタッカー陣の奮起が求められるところだ。 ニューカッスル、アーセナル相手の連敗で厳しい序盤戦を過ごすトッテナムはシティ相手に善戦した曲者ブレントフォード相手に3試合ぶりのリーグ白星を目指す。開幕からの4試合では常にボールの主導権を握り、チャンスの数でも相手を上回るものの、型にこだわりすぎる崩しの問題や決定力の悪さ、耐えるべきところで耐え切れない勝負弱さによって勝ち点を取りこぼす試合が続く。直近のEFLカップでは大幅なターンオーバーを敢行した末、2部のコヴェントリー・シティ相手に大苦戦。後半終盤のDFスペンス、FWブレナン・ジョンソンの連続ゴールで何とか2-1の逆転突破を決める体たらくだった。ポステコグルー監督は低調な内容の中での勝利への執念を評価したが、その泥臭い勝利をきっかけに浮上のきっかけを掴めるか。 DF菅原由勢を擁するサウサンプトンは開幕4戦全敗と泥沼の状況が続く中、イプスウィッチとの昇格組対決で初勝利を目指す。4バックへのシステム変更によって、より持ち味を活かしやすい状況となった日本代表DFはPK戦の末に勝ち上がったEFLカップのエバートン戦では完全休養を与えられており、スタメン復帰となるこの一戦でチームを勝利に導く活躍を期待したい。 その他では今季もトップ4争いにがっちりと絡みそうな好調アストン・ビラと初勝利を目指すウォルバーハンプトンの一戦。セインツと同様に開幕全敗のエバートンとプレミア復帰後初勝利狙うレスターの直接対決が行われる。 《プレミアリーグ第5節》 ▽9/21(土) 《20:30》 ウェストハム vs チェルシー 《23:00》 アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン フルアム vs ニューカッスル レスター・シティ vs エバートン リバプール vs ボーンマス サウサンプトン vs イプスウィッチ トッテナム vs ブレントフォード 《25:30》 クリスタル・パレス vs マンチェスター・ユナイテッド ▽9/22(日) 《22:00》 ブライトン vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 マンチェスター・シティ vs アーセナル 2024.09.21 12:00 Sat

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