日々のたゆまぬ研鑽で躍進の東京V、城福監督は4連勝へ「今の状況を打破しようとしてくる」鳥栖とのタフな試合予想
2024.09.21 20:00 Sat
1カ月ぶりのホームゲームに臨む城福監督
東京ヴェルディの城福浩監督が、22日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第31節のサガン鳥栖戦に向けた会見を実施した。
東京Vは前節、北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦。直近3連勝で最下位を脱出した好調の相手との拮抗した一戦を、後半のMF山田楓喜、MFチアゴ・アウベスの2ゴールによって2-0で勝利。3度目の挑戦で今シーズン初の3連勝を達成し、暫定ながら6位に浮上した。
その札幌戦では前後半のホイッスルが鳴った後に両チームの一部選手がヒートアップし、口論に発展する場面も散見。そんななか、クラブ公式SNSが試合終了直後の締めの様子を映した動画では「今から札幌をリスペクトすること」と選手たちへの呼びかけが話題となっていた。
その真意について指揮官は「最後は荒れたわけではないけれども、気持ちのいい状況ではないと感じた」と事前に準備していたわけではなかったものの、シーズン終盤に向けて“勝ち点の重み”がより増す状況でさまざまな心情が渦巻く中で釘を刺す必要があると判断しての声掛けだったと説明。
「最後の終わり方というか、終了のホイッスルが鳴ってから、みんなギリギリのところで試合に臨んでいるので、そこにはいろんな思いがある。それは我々だけではなく相手チームも同じで、あのときの札幌さんから見る景色というのは、心情含めてそんな簡単に想像できないもの」
「自分たちも含めてギリギリのところで戦う。それが昇降格のあるJリーグの戦いで、そこを笛が鳴った後に関しては、みんながお互いの立場を理解して行動するというのが大事だと。今後も含めて自分たちが試合を終えた後にどういう心境になるかはそのときにしかわからないので、自分も含めてより終盤であればあるほど、勝ち点の重みというのが出てくるので、そこはリスペクトを持って振る舞えればいいなと思っています」
長い指導者キャリアだけでなく社会人としても豊かな経験を持つ指揮官らしい細やかな指導で気を引き締め直した若きスカッドは、3連勝で6位浮上と残留争いの重圧から解き放たれつつあるものの、今週も残暑厳しいなかでいつも以上にハードなトレーニングを継続。今回の一戦に向けても各選手は現状の戦いぶりへの手応えを口にしながらも、全く気の緩みを見せていない。
そういったチームの姿勢を方向付けているのは、妥協を許さない城福監督の徹底した指導方針によるところが大きい。
札幌戦から中7日での鳥栖戦に向けたアプローチについて指揮官は、開幕前から掲げる“成長”という重要なキーワードの下、日常のスタンダードを上げていくという部分で、余裕のある期間にこそファンダメンタルの部分の向上にフォーカスできると語る。
「我々はシーズン最初から成長というのがひとつのキーワードになっており、練習を休んでいたり練習を軽くしていたら、その成長のキーワードには程遠い。いかにリアリティを持ってプレッシャーの厳しい中でのプレーがトレーニングでできるかということと、もうひとつは、基準を上げるということ」
「今までで言えば、『今日の練習厳しかったな』というのがやり続ければ、それが普通になる。それこそ我々がゲームの中で意外とラクにやれているなと思える日常だと思うので、とにかく日常のスタンダードを上げていくということが大事。特に土曜日に試合をやって次の週が日曜日だったりとか、代表ウィークで間隔が開いたときは、スタンダードを上げるチャンスなので、ここは逃がさないようにしたい」
通常は結果を残す中でチームの熟成と共にメンバーが固定に傾く傾向が多いものの、現在の東京Vではそういった日々の取り組みの成果もあり、試合に絡めていない選手たちも個々の成長著しく、18名のメンバー入りを巡る競争は激化している。
その点について城福監督は「メンバーに入れなかった選手のトレーニングの強度は、間違いなく胸を張ってJリーグで一番だと思っている」と自負。その上で自身に求められる「フェアなジャッジ」を念頭に、さらなる奮起と台頭を期待している。
「このチームでは調子の有無に関わらず、(契約上の取り決めで)その選手を絶対使えない試合というのがあるわけで、一番最近であれば鹿島戦がすごく象徴的なところだったと思います。そういう試合に限らず、このチームは日々の練習で18人のメンバーに入ろうとして、試合の当日であっても前日であっても、メンバーに入れなかった選手のトレーニングの強度というのは、僕らは間違いなく胸を張ってJリーグで一番だというふうに思っています」
「歯を食いしばってそれをやっている選手たちがいると。これに対して我々がやらなければいけないのは、フェアにジャッジすること。そのフェアというのは、万人が見てフェアなんてことはありえないわけで、それは10人いれば、10通りのフェアがある。ましてや選手個人から見たら、あの選手が出ていてなんで自分が出られないんだと。練習の厳しさが増せば増すほど、いろんな感情が渦巻きながら、いろんな感情を抱えながらやっていると思います」
「そこに対してコーチ陣が練習中の声かけであったり、練習が終わった後のちょっとした立ち話であったり、あるいは個別ミーティングであったりでケアをしながら、いま選手がどんな状況でどんな心境の中でやりながら、どんなパフォーマンスをしているかというのを、我々は今日だけではなくて、昨日だけではなくて、ずっといろんな目で見てあげながら、最後自分がジャッジするところは、自分の中ではフェアでありたい」
「バトンの受け渡しがいま持っている選手の中でフルでできるか。それをやろうとしているかとか、このチームの守備とはどういうものを指すのか。このチームの走力というのはどういう場面で出すのかというのを、いま持っている選手がやり切ろうとして、それがどれだけ続いているかというのは見逃さないようにしています。ただ、今週よかったから来週出せるかというと、そういうものではない。ただ、歯を食いしばってやり続けている選手は必ずどこかでチャンスをあげたいというふうに思っていますし、それがチームのパフォーマンス、あるいは結果で、そういうタイミングが来るのであれば、そこは逃さないようにしてあげたい」
3連勝中は先発メンバーの入れ替えは最小限にとどまるものの、ベンチメンバーの入れ替えは比較的活発に行われている中、22日の鳥栖戦では厳しい競争を勝ち抜いた18名のメンバー選考にも注目が集まるところ。
城福監督は、直近4連敗且つ8戦未勝利(1分け7敗)と結果が出ていない最下位のチームが「試行錯誤」の状況にあると考えているが、2-3で競り負けた前節の川崎フロンターレ戦のパフォーマンスを含め、札幌戦と同様に自分たちにとって難しい試合になると警戒している。
「元々の鳥栖のボールに絡んでいきながら人数をかけていく。勝負どころでゴール前に入っていく人数というのは、本当にJリーグの中でも多い方だと思いますし、リスクを冒したゴールキーパーを含めたビルドアップというのも、ここ何年か鳥栖が示してきたサッカー」
「こういう苦しい状況であればあるほど原点に戻って、自分たちのサッカーをしながらハードワークしていくというところに徹してくると思っていますし、監督が変わって立ち位置とかも試行錯誤しているようですけど、直近の川崎戦は勝ち点0で終わる試合ではなかったと思います。得点の推移を見れば、川崎が先に点を取って、少し守りを固めようかなというような構えをした瞬間に襲いかかっていく。鳥栖の人数をかけた攻撃というのはここ何年かの鳥栖らしさがすごく出ていたと思いますし、最後は不運な形で決勝点を奪われましたけども、しっかりと同点に追いついていくプロセスというのは、鳥栖の強さを垣間見た試合だった。あれこそが鳥栖の底力だと思うので、今の状況というのを選手1人1人が打破しようとしてくると思うので、我々が受けないようにしなければいけない」
東京Vは前節、北海道コンサドーレ札幌とアウェイで対戦。直近3連勝で最下位を脱出した好調の相手との拮抗した一戦を、後半のMF山田楓喜、MFチアゴ・アウベスの2ゴールによって2-0で勝利。3度目の挑戦で今シーズン初の3連勝を達成し、暫定ながら6位に浮上した。
その札幌戦では前後半のホイッスルが鳴った後に両チームの一部選手がヒートアップし、口論に発展する場面も散見。そんななか、クラブ公式SNSが試合終了直後の締めの様子を映した動画では「今から札幌をリスペクトすること」と選手たちへの呼びかけが話題となっていた。
「最後の終わり方というか、終了のホイッスルが鳴ってから、みんなギリギリのところで試合に臨んでいるので、そこにはいろんな思いがある。それは我々だけではなく相手チームも同じで、あのときの札幌さんから見る景色というのは、心情含めてそんな簡単に想像できないもの」
「それぐらい我々は厳しい中で戦っていますし、一試合一試合の勝ち点の重みというのを、今はものすごく感じながら試合をしていると思うので、終了のホイッスルが鳴るまではそれをエネルギーに変えて戦えばいいですけど、終了のホイッスルが鳴ったら、お互いがお互いの見る景色というのをしっかり尊重してあげなければいけない。それは我々だっていつどうなるかわからないことなので、そこは誰がダメというのではなくて、みんなでもう一度確認したということ」
「自分たちも含めてギリギリのところで戦う。それが昇降格のあるJリーグの戦いで、そこを笛が鳴った後に関しては、みんながお互いの立場を理解して行動するというのが大事だと。今後も含めて自分たちが試合を終えた後にどういう心境になるかはそのときにしかわからないので、自分も含めてより終盤であればあるほど、勝ち点の重みというのが出てくるので、そこはリスペクトを持って振る舞えればいいなと思っています」
長い指導者キャリアだけでなく社会人としても豊かな経験を持つ指揮官らしい細やかな指導で気を引き締め直した若きスカッドは、3連勝で6位浮上と残留争いの重圧から解き放たれつつあるものの、今週も残暑厳しいなかでいつも以上にハードなトレーニングを継続。今回の一戦に向けても各選手は現状の戦いぶりへの手応えを口にしながらも、全く気の緩みを見せていない。
そういったチームの姿勢を方向付けているのは、妥協を許さない城福監督の徹底した指導方針によるところが大きい。
札幌戦から中7日での鳥栖戦に向けたアプローチについて指揮官は、開幕前から掲げる“成長”という重要なキーワードの下、日常のスタンダードを上げていくという部分で、余裕のある期間にこそファンダメンタルの部分の向上にフォーカスできると語る。
「我々はシーズン最初から成長というのがひとつのキーワードになっており、練習を休んでいたり練習を軽くしていたら、その成長のキーワードには程遠い。いかにリアリティを持ってプレッシャーの厳しい中でのプレーがトレーニングでできるかということと、もうひとつは、基準を上げるということ」
「今までで言えば、『今日の練習厳しかったな』というのがやり続ければ、それが普通になる。それこそ我々がゲームの中で意外とラクにやれているなと思える日常だと思うので、とにかく日常のスタンダードを上げていくということが大事。特に土曜日に試合をやって次の週が日曜日だったりとか、代表ウィークで間隔が開いたときは、スタンダードを上げるチャンスなので、ここは逃がさないようにしたい」
通常は結果を残す中でチームの熟成と共にメンバーが固定に傾く傾向が多いものの、現在の東京Vではそういった日々の取り組みの成果もあり、試合に絡めていない選手たちも個々の成長著しく、18名のメンバー入りを巡る競争は激化している。
その点について城福監督は「メンバーに入れなかった選手のトレーニングの強度は、間違いなく胸を張ってJリーグで一番だと思っている」と自負。その上で自身に求められる「フェアなジャッジ」を念頭に、さらなる奮起と台頭を期待している。
「このチームでは調子の有無に関わらず、(契約上の取り決めで)その選手を絶対使えない試合というのがあるわけで、一番最近であれば鹿島戦がすごく象徴的なところだったと思います。そういう試合に限らず、このチームは日々の練習で18人のメンバーに入ろうとして、試合の当日であっても前日であっても、メンバーに入れなかった選手のトレーニングの強度というのは、僕らは間違いなく胸を張ってJリーグで一番だというふうに思っています」
「歯を食いしばってそれをやっている選手たちがいると。これに対して我々がやらなければいけないのは、フェアにジャッジすること。そのフェアというのは、万人が見てフェアなんてことはありえないわけで、それは10人いれば、10通りのフェアがある。ましてや選手個人から見たら、あの選手が出ていてなんで自分が出られないんだと。練習の厳しさが増せば増すほど、いろんな感情が渦巻きながら、いろんな感情を抱えながらやっていると思います」
「そこに対してコーチ陣が練習中の声かけであったり、練習が終わった後のちょっとした立ち話であったり、あるいは個別ミーティングであったりでケアをしながら、いま選手がどんな状況でどんな心境の中でやりながら、どんなパフォーマンスをしているかというのを、我々は今日だけではなくて、昨日だけではなくて、ずっといろんな目で見てあげながら、最後自分がジャッジするところは、自分の中ではフェアでありたい」
「バトンの受け渡しがいま持っている選手の中でフルでできるか。それをやろうとしているかとか、このチームの守備とはどういうものを指すのか。このチームの走力というのはどういう場面で出すのかというのを、いま持っている選手がやり切ろうとして、それがどれだけ続いているかというのは見逃さないようにしています。ただ、今週よかったから来週出せるかというと、そういうものではない。ただ、歯を食いしばってやり続けている選手は必ずどこかでチャンスをあげたいというふうに思っていますし、それがチームのパフォーマンス、あるいは結果で、そういうタイミングが来るのであれば、そこは逃さないようにしてあげたい」
3連勝中は先発メンバーの入れ替えは最小限にとどまるものの、ベンチメンバーの入れ替えは比較的活発に行われている中、22日の鳥栖戦では厳しい競争を勝ち抜いた18名のメンバー選考にも注目が集まるところ。
城福監督は、直近4連敗且つ8戦未勝利(1分け7敗)と結果が出ていない最下位のチームが「試行錯誤」の状況にあると考えているが、2-3で競り負けた前節の川崎フロンターレ戦のパフォーマンスを含め、札幌戦と同様に自分たちにとって難しい試合になると警戒している。
「元々の鳥栖のボールに絡んでいきながら人数をかけていく。勝負どころでゴール前に入っていく人数というのは、本当にJリーグの中でも多い方だと思いますし、リスクを冒したゴールキーパーを含めたビルドアップというのも、ここ何年か鳥栖が示してきたサッカー」
「こういう苦しい状況であればあるほど原点に戻って、自分たちのサッカーをしながらハードワークしていくというところに徹してくると思っていますし、監督が変わって立ち位置とかも試行錯誤しているようですけど、直近の川崎戦は勝ち点0で終わる試合ではなかったと思います。得点の推移を見れば、川崎が先に点を取って、少し守りを固めようかなというような構えをした瞬間に襲いかかっていく。鳥栖の人数をかけた攻撃というのはここ何年かの鳥栖らしさがすごく出ていたと思いますし、最後は不運な形で決勝点を奪われましたけども、しっかりと同点に追いついていくプロセスというのは、鳥栖の強さを垣間見た試合だった。あれこそが鳥栖の底力だと思うので、今の状況というのを選手1人1人が打破しようとしてくると思うので、我々が受けないようにしなければいけない」
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緑のユニフォームをまとって初めて古巣対戦に挑む24歳MFが東京ダービーでの勝利を誓う。 東京ヴェルディから2年連続のラブコールを受け、ジュビロ磐田から今季加入となったMF平川怜。昨季の6位躍進に貢献したMF森田晃樹、MF齋藤功佑の鉄板ボランチコンビの壁は高く、開幕からしばらくはバックアッパーに甘んじたが、森田の負傷によって出番を得た名古屋グランパス戦で逆転勝利に繋がる活躍を見せると、以降の公式戦2試合はいずれも先発フル出場。 前節の柏レイソル戦では0-0のドローに終わったものの、攻守両面で傑出したパフォーマンスを披露し、新天地でその真価を発揮し始めている。 そして、「もちろんそこはスタメンで出たい試合でもありましたし、それまでに自分もいい状況で臨みたいという気持ちもありました」と日程発表の段階から目標に定めてきた、味の素スタジアムで2日に行われる明治安田J1リーグ第8節では古巣であるFC東京とのダービーマッチに臨む。 味スタのおひざ元である東京都調布市出身で2013年にFC東京U-15むさしへ加入し、アカデミー時代からその才能を高く評価されていたMFは、当時のクラブ日本人史上最年少記録(17歳215日)でJ1デビューも経験。 だが、以降はトップチームで定位置を確保できず、武者修行を経て2022年8月にロアッソ熊本に完全移籍。その新天地での活躍後に磐田を経て、FC東京のライバルクラブである東京Vへ大きな覚悟を持って完全移籍した。 自身の恩返しゴールによって2-0で勝利した熊本時代の天皇杯、磐田時代の昨季も2度のリーグ戦で対峙しているが、「今回は全く違うことになる」と東京Vの一員として臨む古巣対戦への想いを語る平川。 「温かい対応でした」と振り返るこれまでの対戦とは一変して、試合を通して古巣サポーターからブーイングを浴びる状況が想定されるが、その覚悟はできている。 「もう今はヴェルディの選手ですし、ヴェルディのサポーターのためにプレーしたい思いがあるので、それだけですね。しかもホームゲームなので、さらに勝たないといけないと思います」 「自分がFC東京から完全移籍で出たときは、そういう覚悟を持って移籍しましたし、どちらかというと、切られるまではいかないですけど、そういう側の立場だったので、見返したい思いは常に自分の中で持っています」 「まずはチームの勝利のためにプレーしたいですし、そこで自分が中心となれるようなプレーができたら、さらにいいかなと思います」 これまでは個人ダービーという形だったが、今回は東京Vの一員として臨む正真正銘のダービーマッチ。アカデミー出身の選手を中心に「みんなが熱い思いを持っている」とチーム全体の昂ぶりを感じる背番号16。 一方で、同じ青赤出身で獲得時にも「お前の気持ちは誰よりもわかる」と語っていた城福浩監督は、東京Vの指揮官就任から4戦目での東京ダービー初勝利へ並々ならぬ想いを抱いているはずだ。 試合2日前の段階では「まだ出してなかったですね」と指揮官の様子に触れた平川だが、「たぶん僕よりも強い思いがあるのではないと思うので、自分もそれに乗っかってしっかり倒しに行きたい」と、闘将の気合いも背負って戦う覚悟だ。 東京Vは公式戦2試合無得点、FC東京はリーグ戦4試合無得点と、いずれも得点力に問題を抱えるなか、負けたくない意識が強く働く可能性もある。 だが、平川は「自分たちの入りは迷いがないですし、こっちから仕掛けてというバトルになる。自分がここに来た以上、負けられない相手ですし、FC東京の選手もそれは同じ熱量で向かってくると思うので、しっかり自分たちからアクションを起こせるような試合にしたい」と、手応えを掴んだ柏戦同様に入りから相手を圧倒して勝ち切りたいと意気込んだ。 2025.04.01 19:00 Tue5
4戦目での東京ダービー初勝利期す東京Vの守護神マテウス「どんな形であってもしっかり勝利しないといけない」
東京ヴェルディの守護神マテウスが、4戦目での東京ダービー初勝利を目指す。 東京Vは2日、味の素スタジアムで開催される明治安田J1リーグ第8節でFC東京と対戦する。 今回のダービーマッチに向けてはアカデミー育ちの生え抜きの選手、古巣対戦となるMF平川怜らが鼻息荒く臨むことが想像に難くないが、城福浩監督就任後で唯一すべてのダービーを経験しているブラジル人守護神も並々ならぬ想いを持つ一人だ。 2023シーズンの天皇杯での初対戦では過密日程を考慮し、控え主体の布陣での対戦となったなか、唯一の主力選手として12年ぶり実現のダービーでゲームキャプテンを担った。1失点は喫したものの、120分を通しては安定したゴールキーピングでチームを救ったが、8-9で敗れたPK戦では「キャリアにおいてPK戦で一度も止められなかったのは初めて」、「勝敗に関しては自分の責任」と敗退の責任を一身に背負った。 続く2度目の対戦となった昨季ホーム開催の一戦では2点リードに加え、数的優位を得た後半の最終盤に痛恨の失点を喫し、チームは2-2のドロー。試合後のミックスゾーンでは「恥ずかしい」と語気を強め、自身を含め不甲斐ない戦いを見せたチームへの憤りを露わにしていた。 前回対戦では自身初のクリーンシートを達成しチームとしても相手を圧倒したものの、0-0のドローに終わって初勝利はお預けとなり、4度目の対戦ではダービー初勝利を期す。 今季チームは開幕から厳しいスタートを切り、「この状態だと、J1に残るのは難しい」と危機感を口にしてきたマテウス。実際、低調なパフォーマンスに終始した第6節の名古屋グランパス戦のハーフタイムには指揮官とともに、激しい檄も飛ばした。 そういった働きかけもあり、チームはその試合の後半から大きく生まれ変わり、前節の柏レイソル戦では0-0のドローと勝利こそ逃したが、好調な上位チーム相手に内容面では圧倒する好パフォーマンスを披露。今回の大一番へ弾みを付けた。 その変化についてチーム最年長の31歳も好意的に受け止め、チームがあるべき姿を取り戻したと感じている。 「自分自身の感覚ですけど、今シーズンに入ってから去年の結果も含めてどうしてもチームとして、どこか去年の形で入らずとも勝てるのではないかと。クオリティが他のチームよりも上回っているのではないかという、少し勘違いがあった」 「それが名古屋戦の後から少しチームとしても意識的に変わってきたと思いますし、全員が全力を最初から出し切らないと勝てないというのを、みんなが再認識できたのが名古屋戦」 「(柏戦は)他の試合に比べてもしっかり自分たちのレベルというのが上がったゲームだったのかなと思います。去年のインテンシティや感じが戻ってきた試合だったと思いますし、そういう意見を言っている選手も何人かいたので、そういった意味でも良かったと思います。でも、これが最低ラインだと思うので、ここから上を目指してチームとしてやっていかないといけないです」 3戦無敗に手応えを得た状況で迎える今季最初のダービーに向けて緑の絶対的な守護神は「どんな方法でもまず勝たなければいけない試合。去年に関しては2試合引き分けでしたが、内容的にはウチが上回っていた内容で勝ち切れない2試合だった。今年はどんな形であってもしっかり勝利しないといけない」と、4戦目での“青赤”初撃破を誓った。 2025.04.01 16:00 Tue東京ヴェルディの人気記事ランキング
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2回戦の対戦カード決定! 磐田vs清水の“静岡ダービー”が実現、2回戦から登場の町田は甲府と連覇目指す名古屋は富山と【YBCルヴァンカップ】
26日、2025Jリーグ YBCルヴァンカップの1回戦が開催された。 すでに20日にも13試合が行われていた中で、13試合が開催。J1勢では清水エスパルスがJ3のSC相模原に勝利した他、J2で首位に立つジェフユナイテッド千葉は、カターレ富山に4-2で敗れる事態に。また、J2に降格した北海道コンサドーレ札幌は福島ユナイテッドFCとの撃ち合いとなり延長戦へ。すると、延長戦に入り守備が崩壊し、6-3で敗退となった。 また、林野火災の影響でFC今治vs徳島ヴォルティスの試合が延期となっており、4月9日に延期試合が開催されることとなっている。 1チームを除いて2回戦に進む27チームが決定。2回戦の対戦カードが決定した。 注目は、ジュビロ磐田vs清水エスパルスの静岡ダービー。今シーズンはカテゴリーが異なるため、リーグ戦での実現がなかった静岡ダービーがカップ戦で実現する。 その他、J1同士の対戦はなく、2回戦から登場するFC町田ゼルビアは、ヴァンフォーレ甲府との対戦が決定。連覇を目指す名古屋グランパスはカターレ富山との対戦が決まった。なお、今治vs徳島の勝者は、セレッソ大阪と対戦する。 2回戦は4月9日(水)、16日(水)に開催される。 <h3>◆YBCルヴァンカップ 2回戦日程</h3> ▽4/9(水) 《19:00》 【28】ヴァンフォーレ甲府 vs FC町田ゼルビア [JIT リサイクルインク スタジアム] 【31】ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス [ヤマハスタジアム(磐田)] 【32】レノファ山口FC vs 鹿島アントラーズ [維新みらいふスタジアム] 【35】松本山雅FC vs アルビレックス新潟 [サンプロ アルウィン] 【37】V・ファーレン長崎 vs 湘南ベルマーレ [PEACE STADIUM Connected by SoftBank] 【39】モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C. [NDソフトスタジアム山形] ▽4/16(水) 《19:00》 【29】ギラヴァンツ北九州 vs 横浜FC [ミクニワールドスタジアム北九州] 【30】水戸ホーリーホック vs ガンバ大阪 [ケーズデンキスタジアム水戸] 【33】福島ユナイテッドFC vs 柏レイソル [とうほう・みんなのスタジアム] 【34】ブラウブリッツ秋田 vs 東京ヴェルディ [ソユースタジアム] 【36】RB大宮アルディージャ vs FC東京 [NACK5スタジアム大宮] 【40】カターレ富山 vs 名古屋グランパス [富山県総合運動公園陸上競技場] 【41】栃木SC vs アビスパ福岡 [栃木県グリーンスタジアム] 《未定》 【38】FC今治/徳島ヴォルティス vs セレッソ大阪 [未定] 2025.03.26 23:30 Wed2
「本当に大切な3連戦」東京Vの守備に安定もたらすDF林尚輝、柏撃破に向けた攻守のカギは…
東京ヴェルディは29日、三協フロンテア柏スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第7節で柏レイソルと対戦する。DF林尚輝が今季初の連勝に向けて意気込む。 東京Vはインターナショナルマッチウィーク前に行われた名古屋グランパス戦を2-1で逆転勝利。待望のホーム初白星を挙げた。続くJリーグYBCルヴァンカップ 1stラウンド第1回戦ではJ3のAC長野パルセイロを相手に攻めあぐねたが、PK戦を制して2回戦進出を決めた。 2試合連続で課題を残しながらも勝負強く結果を残してきたなか、中断明けからは4位に位置する柏戦を皮切りに、FC東京とのダービー、横浜F・マリノスとのクラシコと重要な3連戦に挑む。 鹿島アントラーズから2シーズン連続の期限付き移籍で東京Vの16年ぶりのJ1昇格、昨季のJ1リーグ6位フィニッシュに貢献した林は、完全移籍移行によって今季から正式に緑の名門の一員に。 強い覚悟を持って今季に臨んだが、沖縄キャンプ終盤での負傷によって開幕からの4試合を欠場。それでも、DF千田海人との負傷離脱を受けて第5節のアルビレックス新潟戦で今季初出場を果たすと、以降の公式戦3試合連続でフル出場している。 前節の名古屋戦の試合終了直後のピッチでは城福浩監督を彷彿とさせる会心のガッツポーズが印象的だった林。 「特に考えてなかった」とあくまで無意識の振る舞いだったというが、復帰後初勝利に加え、フル出場での勝利は昨年7月20日のアビスパ福岡戦(1-0〇)まで遡るという状況が歓喜の咆哮に繋がった側面もあったという。 「振り返ってみれば、去年から自分が90分間出て勝った試合というのは、かなり遡らないとなくて、そういった意味でも自分が出た試合でチームを勝ちに導きたいという思いがすごく強かったので、試合が終わったときに達成感みたいなのが、ああいうふうに出たのかなと思っています」 長野戦での120分のプレーを含めた自身のコンディションに関しては「最初はうまく調整できなかったところから試合に関われて、今はこうやって試合に出ながら調整できているというのはいいこと。自分自身も90分しっかり戦えたり、このあいだは120分できたことというのは、リーグ戦の連戦に向けても良かったと思っています」と徐々に状態が上がりつつある。 個人のパフォーマンスではチーム同様に攻撃面で伸びしろを感じさせる一方、守備では持ち味の出足鋭い潰しに加え、コーチングや戻りながらの数的不利あるいは同数での対応の部分で安定感を増している。 その点については指揮官も「彼の持ち味である守備と醸し出す雰囲気というのはすごく安定している。守備の人らしく常にチームの守備がどういう状況かというのを考えながらプレーし、チームに精神的な安定感というのをもたらしてくれている」と評価。 林自身も「背後の対応を含め、自分が最終ラインになることが多いので、そこの対応は意識しているのと、入れ替わったりしてしまうと失点に直結してしまうので、そこを遅らせたりしながら、チームが守備しやすい環境というのを整えるのが自分の役割。対人で負けないというのもそうですけど、遅らせるというのも自分の判断として持ちながらやっています」と、より意識を高めている部分だ。 昨季は1勝1分けの無敗だった柏との対戦のいずれにも先発出場した林。リカルド・ロドリゲス新監督の下、大きく変貌を遂げたなかで上々の滑り出しを見せている次節の対戦相手については「すごく多彩なチーム」と、より対応が難しい相手と見ている。 「いいサッカーをしているという評価を受けていると思いますし、流動的に動いていきながら攻撃してきますし、ポゼッションでもボールを握ってしっかりやってくるチーム。もちろん受け渡しであったり、落ちてくる選手も背後を狙ってくる選手もいるという中では、すごく多彩なチームだと思っています」 その対戦相手のスタイルを踏まえた上で臨む一戦では、攻撃面では引き続き背後と“へそ”を使い分けるバランス。守備面に関してはショートカウンターでの得点も念頭に置いたアグレッシブな守備は意識しながらも、状況に応じてセットした対応も重要になると考えている。 「もっと点を決めたいという思いはすごく強いですし、自分たち自身もへそを意識しながらプレーしていますけど、それに固執して前がなくなるとやっぱりダメなので、背後とそういったところのバランスというのは自分たちのカギになる」 「(守備では)自分たちで縦ズレ、横ズレしながら、前からやりたいというのはありますけど、1個待たないといけないときもある。中途半端というのが一番良くないと思っているので、しっかり行くときは行き切るし、行けないときは全員で待つというか、構えてから行くという、そういう姿勢が大事なのかなと」 「城福さんも言っていますけど、コーチングで守れるシーンはいっぱいあるというのはあって、自分たちもこういうスタイルで、こうやってやりたいというのはありますけど、緊急事態ではないですけど、そういうときには声を出して、1個待てるというのも自分たちの良さになっていけば、より強固なチームになれると思っています」 ここまで2勝1分け3敗の14位で臨むシーズン序盤の3連戦に向けては「この連戦を勝って次に行けるのか、負けてとなると、チームの流れというのも変わる。勝ち点的にも目に見える形で順位が変わってくると思うので、本当に大切な3連戦だと思います」と、気を引き締めた。 2025.03.28 18:30 Fri3
東京Vの熊取谷一星、現状打破へ「課題へ向き合うことが今は大事」…ホームタウン多摩市でのサイン会でプロとしての責任感も増す
東京ヴェルディのFW熊取谷一星が試行錯誤が続くプロ1年目序盤戦でブレイクへの契機を探っている。 浜松開誠館高校から明治大に進学し、昨年度の関東大学サッカーリーグ戦1部ではFW中村草太(サンフレッチェ広島)とともに強力な攻撃陣を牽引してきた熊取谷。当然のことながらプロ入りへ多くの選択肢があったなか、チームメイトのDF内田陽介とともに若手の躍進光る昨季のJ1リーグ6位チームへ加入した。 その新天地ではプレシーズンの段階で上々のアピールをみせ、清水エスパルスとの開幕戦でベンチ入り。第2節の鹿島アントラーズ戦では先発でJリーグデビューを飾り、第4節のガンバ大阪戦でも後半終盤に途中出場した。 ただ、その出場2試合でインパクトを残せず、直近のリーグ2試合ではベンチ外に。さらに、YBCルヴァンカップのAC長野パルセイロ戦もベンチ外とここに来てポジション争いの序列を下げている。 明治大学での実績や昨年のレアル・ソシエダとのフレンドリーマッチ、東京Vとの練習試合での鮮烈な活躍を見てきたファン・サポーター同様に、熊取谷自身も中村や同期入団のMF新井悠太といったライバルが定位置を確保している現状に焦りや苛立ちがあることは想像に難くないが、「課題が明確なので、そこに向き合ってやっていくということが、今は大事。練習で日々意識していかないといけないなと思っています」と自身の課題や現状に真摯に向き合っている。 城福浩監督は「戦いながら悔しい思いをしながら成長していくという意味で、彼もそのプロセスにある選手」とその熊取谷の現状について説明。 「攻守においていろんな面で向き合ってくれているがゆえに、自分の足りないところというのに今はすごく意識が行っている」と、真面目に課題に取り組む選手にありがちな“壁”にぶつかっている段階にあると語る。その上でコーチングスタッフとともにサポートしつつも、自らその“壁”を乗り越えることを期待している。 「これはよくありがちですけど、課題に向き合う意識が高いですけど、自分の長所が何なのかを見逃しがちになりますし、そこへのアグレッシブさがちょっと薄れているようなプレーも見受けられる」 「そこはコーチと話しながら、常に彼の良さというものを引き出してやりながらも、試合に絡んでいけるには何を埋めていかなければいけないか。そのアプローチのバランスを我々も考えたいと思うし、彼も必死でやってくれているので、チャンスがあればしっかりピッチで表現してもらいたいなと思います」 熊取谷自身も「守備のより細かな部分のところというのは言われていますし、あとは攻撃でもっと良さを出すというところ」という自身の課題にフォーカス。「楽しめていますし、自分的にはいい感触」と語る“エクストラ”のトレーニングを含め少しずつ改善の実感を得ているという。 守備面に関しては『球際・切り替え・運動量』の3原則をテーマに掲げる明治大学出身だけに、ポジショニングや周囲との連携など細かい部分の修正が進めば、アジャストにそう多くの時間は必要としないはずだ。 攻撃面に関しても指揮官が常々語る「なにゆえにプロになれたか」という自身の長所を出しつつ、「量が一番大事ですけど、量の次に質とタイミングにもっとこだわっていかないといけない」と熊取谷自身が伸びしろと語る部分を伸ばせれば、おのずとチャンスは確実に増えていくはずだ。 ここ最近はメンタル面で少し難しい日々を過ごしていたが、今週に行われたファン・サポーターとの触れあいでは、直接の応援の声掛けや自身に対する大きな期待を実感。より強い責任感とともに新たな力を得た。 東京Vは26日、ホームタウンである多摩市の支援によって練習場として使用する、多摩市立陸上競技場使用について日頃の支援と協力に感謝し、多摩市永山の商業施設グリナード永山にて、『東京ヴェルディ選手サイン会&リヴェルングッズ販売会』を実施。 そのサイン会にはJリーグ新人研修の一環で、熊取谷と内田、新井の大卒3選手が参加。約450人を集めた盛況のイベントで、背番号25はまだまだ慣れないサインに悪戦苦闘しながらも充実した時間を過ごしたという。 「自分が思っている以上に応援してくれているというか、注目度というのは高くてびっくりしました。よりその自覚が芽生えました」と語った熊取谷は、「いつチャンスが回ってくるかわからないですけど、日々やることは変わらないと思うので、そこにフォーカスしてやっていきたい」と、ここからの連戦に向けて新たな決意を示した。 2025.03.28 13:20 Fri4
東京VがポルティモネンセからFW川﨑修平を期限付きで獲得、2023年には神戸でプレー「勝利のために全力で戦います!」
東京ヴェルディは31日、ポルティモネンセからFW川﨑修平(23)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。移籍期間は2025年12月31日までとなる。 川﨑は大阪府出身で、ガンバ大阪の下部組織育ち。2020年にトップチームに昇格すると、J1で18試合に出場。2021年夏にポルティモネンセに完全移籍した。 ポルティモネンセではファーストチームでの出番はなく、2023年にヴィッセル神戸に期限付き移籍。J1で4試合に出場し1得点、YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で4試合2得点を記録していた。 2024年7月からはラトビアのヴァルミエラFCに期限付き移籍。公式戦13試合に出場し1アシストを記録していた。 東京Vには同じG大阪下部組織出身の動機であるMF食野壮磨やG大阪時代の先輩であるFW山見大登、MF福田湧矢らも所属している。Jリーグに戻ってくる川崎はクラブを通じてコメントしている。 「東京ヴェルディに関わる全ての皆様、はじめまして。このたびポルティモネンセSCから期限付き移籍で加入することになりました川﨑修平です。東京ヴェルディという歴史ある素晴らしいクラブでプレーできることに感謝しています」 「勝利のために全力で戦います!応援よろしくお願いします」 2025.03.31 18:17 Mon5