チェルシー優勢も鎌田先発パレスが追いつきドロー【プレミアリーグ】
2024.09.01 23:33 Sun
プレミアリーグ第3節、チェルシーvsクリスタル・パレスが1日に行われ、1-1で引き分けた。パレスのMF鎌田大地は88分までプレーしている。
前節ウォルバーハンプトン戦をマドゥエケのハットで6発圧勝としたチェルシーは1勝1敗スタートとしたなか、ウルブス戦のスタメンからムドリクに代えて新戦力のペドロ・ネトのみを変更した。
一方、前節ブレントフォード戦を0-2で落とし連敗スタートとなったパレスは、EFLカップで1ゴール1アシストの活躍を見せた鎌田が[3-4-2-1]の2シャドー右で先発となった。
チェルシーがボールを持つ入りとなったなか、12分にパーマーがコントロールシュートで牽制すると、22分に決定機。ロングフィードが流れたところ、ボックス右に侵入したマドゥエケが受けてシュートに持ち込んだが、枠を捉えきれなかった。
さらに1分後、エンソ・フェルナンデスの浮き球パスからマドゥエケがボレーで合わせたが、ゴール至近距離からのシュートをGKヘンダーソンにファインセーブで止められた。
先制後も主導権を渡さなかったチェルシーが1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、開始3分にパーマーの直接FKでGKヘンダーソンを強襲したチェルシーだったが、パレスが54分に追いつく。FKの流れから分厚い攻めを見せると、エゼがボックス手前から見事なコントロールシュートを蹴り込んだ。
追いつかれたチェルシーはフェリックスを投入し敵陣でのプレーを続けるも、パレスは77分に鎌田がGK強襲のシュートで牽制。
終盤にかけてもチェルシーが押し込んだなか、追加タイムにはジャクソンが際どいミドルを放ったが、1-1のままタイムアップ。ロンドン・ダービーは譲らず勝ち点1を分け合っている。
チェルシー 1-1 クリスタル・パレス
【チェルシー】
ニコラス・ジャクソン(前25)
【クリスタル・パレス】
エベレチ・エゼ(後8)
前節ウォルバーハンプトン戦をマドゥエケのハットで6発圧勝としたチェルシーは1勝1敗スタートとしたなか、ウルブス戦のスタメンからムドリクに代えて新戦力のペドロ・ネトのみを変更した。
一方、前節ブレントフォード戦を0-2で落とし連敗スタートとなったパレスは、EFLカップで1ゴール1アシストの活躍を見せた鎌田が[3-4-2-1]の2シャドー右で先発となった。
さらに1分後、エンソ・フェルナンデスの浮き球パスからマドゥエケがボレーで合わせたが、ゴール至近距離からのシュートをGKヘンダーソンにファインセーブで止められた。
それでも25分、チェルシーが押し切る。ロングカウンターの流れからマドゥエケがうまくボールを運んでスルーパス。ボックス右に侵入したパーマーの折り返しをジャクソンが難なく押し込んだ。
先制後も主導権を渡さなかったチェルシーが1点のリードで前半を終えた。
迎えた後半、開始3分にパーマーの直接FKでGKヘンダーソンを強襲したチェルシーだったが、パレスが54分に追いつく。FKの流れから分厚い攻めを見せると、エゼがボックス手前から見事なコントロールシュートを蹴り込んだ。
追いつかれたチェルシーはフェリックスを投入し敵陣でのプレーを続けるも、パレスは77分に鎌田がGK強襲のシュートで牽制。
終盤にかけてもチェルシーが押し込んだなか、追加タイムにはジャクソンが際どいミドルを放ったが、1-1のままタイムアップ。ロンドン・ダービーは譲らず勝ち点1を分け合っている。
チェルシー 1-1 クリスタル・パレス
【チェルシー】
ニコラス・ジャクソン(前25)
【クリスタル・パレス】
エベレチ・エゼ(後8)
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リバプールのアルネ・スロット監督が勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第7節でクリスタル・パレスとのアウェイゲームに臨んだリバプール。日本代表MF遠藤航と日本代表MF鎌田大地はそれぞれ終盤からの出場となったなか、ポルトガル代表FWジオゴ・ジョタの序盤のゴールを守りきったリバプールが勝利した。 『Opta』によると、リバプール指揮官就任後、最初の公式戦10試合で9勝はスロット監督が初。試合後にはこの快挙にスロット監督自ら触れた。 「(とても満足しているのは)間違いない。そして、リバプールにどれほど多くの素晴らしい監督がいたかを知っていれば、これがいかに特別なことかもわかる」 「だが、先週も言ったことだが、1年後や2年後、3年後、4年後、5年後、私について彼らがこのことだけしか覚えていないことは望んでいない。我々はもっと特別なことをしたいと思っている」 「そして、ユルゲン(・クロップ)がここで残した結果を継続するために、非常に優れたスカッドや非常に優れたスタッフを引き継げたという私の幸運も物語っている」 また、89分に試合を締める役割を託した遠藤についてもコメント。アイルランド代表GKクィービーン・ケレハーが体調不良によりメンバー外のなか、試合終盤に守護神のブラジル代表GKアリソン・ベッカーが負傷交代し、23歳のチェコ代表GKヴィテツラフ・ヤロシュをファーストチームデビューさせるという難しい状況にあったが、日本代表キャプテンの仕事ぶりに満足感を示した。 「これ(遠藤がベンチにいること)はこのチームで見られる最もポジティブなことの1つだと思う。たとえ5分から7分の出場だとしても、代表チームでキャプテンを務めるビッグプレーヤーが試合終了5分前からの出場だとしても、あるクラブや他のチームでは、『俺を5分か7分しか使わないのか?』といった感じで選手が出場するのを時々目にする」 「しかし、ワタがピッチに入った際の様子に加え、オン・ザ・ボールの上手さやセカンドボールの争いを制していたことなどを見れば、彼がたった7分間で非常に良いインパクトを残したのがわかる」 「これはチームの結束力について多くを物語っていると思うが、間違いなくこの状況におけるワタという人物についても物語っている。5分しかプレーしていないにもかかわらずあのようなパフォーマンスを見せたことは、彼の人柄や、チームの結束力について多くを物語っている」 <span class="paragraph-title">【動画】終盤には日本人対決実現! パレスvsリバプール ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PtDJQdnRnbE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.06 13:47 Sun5
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18歳の若さでこの世を去ったバラック氏の次男に、パートナーが哀悼のメッセージ
元ドイツ代表MFのミヒャエル・バラック氏(44)の次男に、父の長年のパートナーがメッセージを送った。 5日、かつてバイエルンやチェルシー、レバークーゼンで活躍したバラック氏の次男、エミリオ・バラック(18)が四輪バイクの事故で逝去したと伝えられた。 事故はバラック氏が数年前にリスボン南西のトロイアに購入した家の近くで発生。エミリオは事故当時にクアッドバイクの車両から消防士によって救出されたが、その後に死亡が確認されたとのことだ。 2002年に生まれたエミリオはバラック氏が前妻のシモーネ・ラム(45)との間に設けた3人の息子の内の一人で、兄弟には1歳違いの兄であるルイ、4歳下の弟であるジョルディがいた。 バラックの家族はまだエミリオの死について公に何かを伝えてはいない。ただ、長年交際を続けているナターシャ・タヌスさん(37)が自身のインスタグラムで哀悼の意を示している。 「私が最初にあなたに会ったとき、あなたは12歳でした。信じられない性格で、いつも人気がありました」 「とても魅力的で、かくれんぼを1日4回するように頼んだり、にらめっこをせがんだりしてきました」 「私はまだサマーキャンプの話を思い出して笑ってしまいます。あなたはただみんなを笑わせて、笑顔をもたらてくれました」 「私は人生で、決して争わず常に人々を助けようとするティーンエイジャーを見たことがありません。いつも真ん中に立って、パシフィケーターのように振る舞います。あなたは信じられないほどでした」 「私はあなたがどんな努力をしても成功するだろうと確信していました。あなたが持っているもの。あなたの人生全体。しかし、それは短すぎました。失われてしまいました」 「この悲劇を説明する言葉はありません。とても恐ろしい悪夢です」 「あなたは太陽の光でした。あなたはもういない、不公平ではないですか?」 「唯一の慰めは、あなたに会えたこと、とても恵まれていることです。そして幸運にも5年近く多くの時間を過ごしました」 「試験前にビデオゲームをプレイし続けることを許可したり、今思えば、もっとしてあげられることがあったのかも…」 「あなたは青春を天使のように生きてきました。そして、あなたは去りました。私はエミリオ、あなたのために祈ります」 「この非常に困難で悲惨な瞬間、私の考えはあなたの両親、ルイ&ジョルディ、オマ&オパ、家族とともにあります」 「どんな言葉も慰めにはなりません。エミリオ、あなたは私たち一人一人に永遠に触れています。あなたは今、誰の心にも癒せない傷跡を残しています。いつまでも」 <span class="paragraph-title">【写真】バラック氏の息子へ、パートナーからのメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CST33L6MLXq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CST33L6MLXq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;"> この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CST33L6MLXq/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Natacha Tannous(@natachatannous)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.08.09 20:30 Mon3
【プレミアリーグ第7節プレビュー】2つの日本人対決に、崖っぷちユナイテッドはアストン・ビラ戦
先週末に行われた第6節は首位マンチェスター・シティが引き分けに終わったことで、連勝のリバプールが首位に浮上。ここにきて上位争いは混戦模様の様相を示している。 インターナショナルマッチウィーク前の第7節はMF鎌田大地とMF遠藤航、DF冨安健洋とDF菅原由勢の直接対決に、MF三笘薫を擁するブライトンとトッテナムという日本人選手所属クラブの戦いに注目が集まる。 クリスタル・パレスは前節、エバートンとの未勝利対決に1-2の逆転負けを喫し、開幕6戦未勝利に。鎌田はセントラルMFでスタメン出場したが、球際での攻防の劣勢や全体的なプレー精度の問題によって持ち味を発揮し切れず。チーム同様にリーグ戦においては厳しい戦いが続く。今節は首位チーム相手のホームゲームで守備的な戦いが見込まれる中、ベンチスタートが濃厚か。起用の際には難敵相手に爪痕を残し、チームの初勝利に貢献したいところだ。 一方、リバプールは前節、ウォルバーハンプトン相手に思わぬ苦戦を強いられたが、DFコナテのプレミア初ゴールにFWサラーのPK弾によって2-1の勝利。2連勝で首位に浮上した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のボローニャ戦もサラーの1ゴール1アシストの活躍で2-0の快勝を収め、公式戦連勝を継続している。首位キープを狙うイーグルスとの一戦に向けて死角はないが、遠藤に関しては鎌田同様にベンチスタートが濃厚。過密日程の中でクローザー役として出番を得たいところだ。 王者シティと共に開幕から無敗を継続するアーセナルは前節、レスター・シティ相手に一時2点差を追いつかれるまずい試合運びとなったが、後半アディショナルタイムにオウンゴールとFWハヴァーツの連続ゴールによって4-2の劇的勝利。しぶとく勝ち切ってリーグタイトルレースのメインキャストを演じている。また、CLではパリ・サンジェルマン相手に完成度の差を見せつけて2-0の勝利、欧州の舞台でも今季初勝利を挙げて好調を維持する。降格圏に沈む昇格組をホームで迎え撃つ一戦に向けてはPSG戦で新天地デビューを飾ったMFメリーノに加え、DFティンバーやDFホワイトと共に全体練習に復帰した冨安らの活躍に期待したい。 前節はボーンマスに1-3と完敗し、開幕から1分け5敗の19位と1年ぶりのプレミアリーグで厳しい戦いが続くサウサンプトン。菅原は右のウイングバック、サイドバックで奮闘を見せているが、なかなかチームの結果に繋がらない。この成績不振によってラッセル・マーティン監督の解任が取り沙汰されており、今回の一戦では難敵相手のアウェイゲームとはいえども、何とか勝ち点を持ち帰りたい。 ブライトンは前節、チェルシー相手に新体制初黒星を喫した。元守護神ロベルト・サンチェスの2つのミスを突いて2ゴールは奪ったものの、再三のビルドアップのミスとハイラインの背後を突かれ続けて4失点。今季ワーストに近い内容で惨敗した。今回の対戦相手はチェルシー同様に前線に快足アタッカーを揃え、後方からの繋ぎも得意としている相手だけにヒュルツェラー監督の修正力が試される。また、チェルシー戦で不完全燃焼に終わった三笘にはDFペドロ・ポロやDFロメロというタフな相手とのマッチアップで違いを生む仕事を見せたい。 一方、トッテナムは前節マンチェスター・ユナイテッド相手にFWブレナン・ジョンソンとFWソランケのリーグ連発の活躍などで3-0の快勝。今季のリーグ戦初の連勝を飾った。さらに、10代4選手を抜擢したヨーロッパリーグ(EL)もフェレンツヴァーロシュとのアウェイゲームに2-1の勝利。公式戦5連勝を達成した。ターンオーバーを行ったものの、日程面ではディスアドバンテージを負うが、公式戦5試合連発と絶好調のジョンソンら好調の攻撃陣の力で相手のウィークを突いて勝ち切りたい。 今節の最注目カードはアストン・ビラvsマンチェスター・ユナイテッド。テン・ハグ監督の就任3年目で今夏は積極補強を敢行した中、開幕から低空飛行が続く赤い悪魔にとっては序盤の正念場だ。 ユナイテッドは前節、トッテナムに0-3の惨敗を喫すると、ELのポルト戦も3-3のドロー。MFブルーノ・フェルナンデスが公式戦2試合連続退場となる窮地に見舞われたが、後半最終盤にDFマグワイアがセットプレーで決めた劇的同点ゴールによって辛くも敗戦を回避した。ただ、試合全体を通しては2点リードを引っくり返される失態も演じており、弾みを付ける結果とはならなかった。ブルーノの3試合停止は取り消されたが、MFメイヌーやMFマウントらのコンディションの問題に加え、準備期間が1日少ない状況でのアウェイゲームで底力を示せるか。 アストン・ビラは前節、昇格組イプスウィッチ相手に2-2のドローという痛恨の取りこぼしとなった。ただ、CLでは格上バイエルンとのホームゲームをFWデュランの見事なロングシュートと守護神マルティネスの好守によって勝ち切ってバウンスバックを果たした。現状のフォームを鑑みれば、ユナイテッド相手に圧倒的優位と言えるが、対ユナイテッドは直近のリーグ戦3連敗中と分が悪い。油断することなく不調の相手を叩きのめしたい。 直近のリーグ戦2試合連続ドローとMFロドリの不在も感じる失速傾向にある王者シティ。今節は2連勝中の曲者フルアムとのホームゲームで3試合ぶりの白星を目指す。1-1のドローに終わったニューカッスル戦は決定力を含め微妙な内容に終わったが、4-0で圧勝したCLのスロバン・ブラチスラヴァ戦ではMFフォーデンがようやく本領発揮の構えを見せており、この試合では昨季MVPと好調のFWハーランドの2選手を軸に押し切りたい。 リーグ戦3連勝に加え、直近の公式戦4試合では全試合で3ゴール以上を挙げるなど攻撃が好調のチェルシーは、ノッティンガム・フォレストとホームで対戦。リバプールに今季初黒星を与えた侮れない相手に対しては、FWジャクソンとMFパーマーの好調コンビを軸にソリッドな相手の守備をこじ開けたい。 《プレミアリーグ第7節》 ▽10/5(土) 《20:30》 クリスタル・パレス vs リバプール 《23:00》 アーセナル vs サウサンプトン ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン レスター・シティ vs ボーンマス マンチェスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs イプスウィッチ 《25:30》 エバートン vs ニューカッスル ▽10/6(日) 《22:00》 アストン・ビラ vs マンチェスター・ユナイテッド チェルシー vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 ブライトン・ホーヴ・アルビオン vs トッテナム 2024.10.05 12:00 Sat4
ギリシャで現場復帰のマケレレ氏がわずか3試合で辞任を決断…選手起用をめぐり経営陣と衝突か
ギリシャのアステラス・トリポリスで現場復帰を果たしたクロード・マケレレ監督(51)が、わずか3試合で辞任を決断したようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 2023年9月にチェルシーのテクニカル・メンターを退任したマケレレ監督は、9月3日に解任されたミラン・ラスタバツ前監督の後任として、同14日にアステラス・トリポリスの指揮官に就任。 初陣から2戦連続ドローで迎えた6日のアテネ・カリテア戦(3-1で勝利)で就任後初勝利を飾ったマケレレ監督だが、この試合を機にチームを去ることを決めたという。 『フット・メルカート』によれば、マケレレ監督が辞任を決断した理由は、クラブの経営陣に課せられた方針、特にプレーシステムと選手起用に関するものだという。 すでにクラブを離れたと報じられているマケレレ監督は、イギリス『LondonWorld』のインタビューで以下のように辞任を決断した理由を語った。 「もし成績が良くないから私をクビにしたいのなら、それは構わない。それがサッカーだ。しかし、私は誰がプレーすべきか、すべきでないかを指示されたくはない」 「この前の試合では、彼らは重要な選手をベンチに置くよう要求した。この選手はアマチュア選手のため給料は少ないが、チームで最高の選手だ。私は彼を20分間だけ出場させましたが、彼は2アシストを決め、私たちは試合に勝つことができた。しかし、経営陣は彼にプレーしてほしくなかったようだ」 「なせなら、その選手はクラブと新たな契約を結んでいなかったからだ。だから、経営陣は彼がプレーするかしないかを自分たちでコントロールできると考えていたのだろう。しかし、私は彼のクオリティーを評価して起用すると決めたんだ」 チェルシーでビリー・ギルモアやコナー・ギャラガー、トレヴォ・チャロバーら有能な若手選手と触れ合ってきたマケレレ監督は、若い才能を積極的に取り入れることが現在のサッカーにおいて不可欠であると考えており、経営陣からの発言はとても受け入れがたいものであったようだ。 「私は若い選手が成長する姿を見守ってきた。いま、彼らがどうなっているか考えてみてほしい。彼らは時々、『コーチ、ありがとう』とメッセージを送ってくる。それはトロフィーを獲得することよりも重要なことなんだ」 2024.10.08 08:00 Tue5