昨季は31試合プレーも今季は余剰人員に…チェルシーのセルビア代表GKペトロビッチがストラスブールへレンタル移籍

2024.08.30 23:48 Fri
昨季は公式戦31試合でプレーした
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昨季は公式戦31試合でプレーした
ストラスブールは30日、チェルシーのセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチ(24)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、買い取りオプションはない。

ペトロビッチは、母国のチュカリチュキの下部組織育ち。2022年4月にニューイングランド・レボリューションに完全移籍すると、2023年8月にチェルシーへ完全移籍で加入した。

2030年夏までの長期契約を結んだペトロビッチは、控えの立ち位置だったが、正守護神のGKロベルト・サンチェスがヒザを負傷し長期離脱。その後は正守護神に君臨し、2023-24シーズンのプレミアリーグで23試合に出場。FAカップで4試合、EFLカップで4試合と、公式戦31試合に出場していた。
しかし、今シーズンはロベルト・サンチェスが復帰し、再び控えに。チェルシーのGKは最大7名いて飽和状態となっていたが、また1人にチームを離れることとなった。

なお、セルビア代表としても3試合に出場しているペトロビッチ。ユーロ2024もメンバーに選ばれていたが出番はなし。新天地での活躍が期待される。

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今夏チェルシー正式加入の逸材パエスは系列ストラスブール行きか…レンタルに向けた障害は両クラブの今季成績?

チェルシーの次代を担う逸材として注目されるエクアドル代表MFケンドリー・パエス(17)だが、ヨーロッパでのキャリアをストラスブールでスタートすることになるようだ。フランス『レキップ』が報じている。 10代前半から神童と評された177cmのクリエイティブな左利きのMFは、2023年2月に行われた国内リーグのムシュク・ルナ戦でファーストチームデビュー。同試合では15歳297日でのプリメーラ・カテゴリア・セリエA最年少デビュー記録に最年少ゴール記録を樹立。 2023年6月にはインデペンディエンテ・デル・バジェからチェルシーへの完全移籍が発表された。その後、同年10月に行われた北中米ワールドカップ(W杯)南米予選のボリビア代表戦ではA代表2キャップ目にしてゴールを記録し、W杯予選でゴールを決めた南米人史上最年少記録(16歳161日)も樹立した。 2007年5月4日生まれのパエスは、18歳の誕生日後に国際移籍が可能となり、2025-26シーズンのチェルシー入りが既定路線と見られていた。 エクアドル代表ですでに17キャップを誇り、イギリスの労働許可証取得は可能とみられるが、よりトップレベルでの経験を積ませたいクラブは『BlueCo』がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのストラスブールへ武者修行に出すことを検討。 すでにヨーロッパ入りしている17歳は8日からストラスブールのトレーニングに参加。リアム・ローゼナイアー監督からの評価も高いようだ。 ただ、レンタル移籍に向けた障害はストラスブールの予想外の躍進。今シーズンここまではリーグ・アン4位と上位に躍進しており、チャンピオンズリーグ(CL)かヨーロッパリーグ(EL)の出場権を獲得する可能性が高い。 これに対して、チェルシーもプレミアリーグでCL出場圏内の4位に位置しており、同様にCLかEL出場権獲得の可能性は高い。 仮に、両クラブが同じUEFAコンペティションに出場する場合、同じオーナーを持つクラブの同時参加の問題はルールが緩和されているものの、当該クラブ間でのレンタル移籍が認められない可能性は高い。その場合、パエスは別のレンタル先を選択することになる。 2025.04.09 19:20 Wed
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PSGがアカデミーあがりのSBダグバと2025年まで契約延長 ストラスブールに1年レンタルも決定

パリ・サンジェルマン(PSG)は6日、フランス人DFコラン・ダグバ(23)との契約延長および、ストラスブールへのローン移籍を発表した。新たな契約は2025年6月30日までとなる。 元U-21フランス代表のダグバはPSGのアカデミー出身者で、2017年7月にプロ契約。右サイドバックが本職で、2018-19シーズンからトップチームに帯同するようになり、2020-21シーズンにキャリアハイの公式戦33試合に出場した。 ただ、昨季は大きく出番を減らして、公式戦6試合のプレーのみに。そうしたなか、PSGとの契約を更新して、ストラスブールに2022-2023シーズンの1年レンタルで加わることが決まった。なお、新天地では背番号「2」を着用する。 2022.07.07 08:45 Thu

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