上海海港の中国代表エースが圧巻ハットも…割り切った国内ファン続出「ところで日本と真っ向勝負できるのか?」
2024.08.25 15:05 Sun
上海海港の中国代表FWウー・レイ
今季絶好調の中国代表エースがハットトリックを達成。ただ、中国のサッカーファンは「国内だから活躍できる」と割り切っている感も。
22日、中国FAカップ準々決勝の上海海港vs天津津門が行われ、2024シーズンの中国スーパーリーグ(1部)で首位に立つ“ハーパー”上海海港が3-0と勝利。順当に準決勝進出を決めた。
3得点は、いずれもFWウー・レイ(32)。9月5日のW杯アジア最終予選第1節、日本代表vs中国代表にもまず間違いなくスタメン出場するであろう、中国代表の主砲である。
表題の通り、今季のウー・レイは絶好調。
リーグ戦24試合で28得点12アシストを叩き出し、第17節からの直近8試合は「12得点7アシスト」。W杯最終予選スタートを控え、コンディションを上げてきたと見て間違いない。
しかし、中国『新浪』のコメント欄には、活躍に対する素直な称賛とともに、「最終予選で同じ活躍はできない」と不安視する声が少なくない。中には中国代表の強化策に言及する者も。
「外国との戦争(国際試合)でも、国内でと同じくらい勇敢に戦えるのか」「この男がいる中国代表は何故ゴールを決められないのか」「ところで日本と真っ向勝負できるのか」
「誰がウー・レイにチャンスを作ってやれるのだ…中国代表には上海海港の外国籍選手ほどハイレベルなチャンスメーカーがいない」
「もう帰化選手の採用やめてくれないかな。各クラブも若手の登用が鈍化している印象だ。現状ベトナムにも勝てないのに…」
アジアカップ2023では、3戦ノーゴールのグループステージ敗退に終わった中国代表。
チーム一行は23日から大連にて事前合宿中で、9月2日早朝に日本へ出発予定。同日夜から日本国内で練習を行い、5日の大一番・日本代表戦に備える流れと伝えられている。
22日、中国FAカップ準々決勝の上海海港vs天津津門が行われ、2024シーズンの中国スーパーリーグ(1部)で首位に立つ“ハーパー”上海海港が3-0と勝利。順当に準決勝進出を決めた。
3得点は、いずれもFWウー・レイ(32)。9月5日のW杯アジア最終予選第1節、日本代表vs中国代表にもまず間違いなくスタメン出場するであろう、中国代表の主砲である。
リーグ戦24試合で28得点12アシストを叩き出し、第17節からの直近8試合は「12得点7アシスト」。W杯最終予選スタートを控え、コンディションを上げてきたと見て間違いない。
そして、中国代表の事前合宿に合流する直前で、圧巻のハットトリック。
しかし、中国『新浪』のコメント欄には、活躍に対する素直な称賛とともに、「最終予選で同じ活躍はできない」と不安視する声が少なくない。中には中国代表の強化策に言及する者も。
「外国との戦争(国際試合)でも、国内でと同じくらい勇敢に戦えるのか」「この男がいる中国代表は何故ゴールを決められないのか」「ところで日本と真っ向勝負できるのか」
「誰がウー・レイにチャンスを作ってやれるのだ…中国代表には上海海港の外国籍選手ほどハイレベルなチャンスメーカーがいない」
「もう帰化選手の採用やめてくれないかな。各クラブも若手の登用が鈍化している印象だ。現状ベトナムにも勝てないのに…」
アジアカップ2023では、3戦ノーゴールのグループステージ敗退に終わった中国代表。
チーム一行は23日から大連にて事前合宿中で、9月2日早朝に日本へ出発予定。同日夜から日本国内で練習を行い、5日の大一番・日本代表戦に備える流れと伝えられている。
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ピッチ幅を狭める前代未聞の椿事/六川亨の日本サッカー見聞録
長らくサッカーの取材を続けてきたが、正規のピッチ幅を取れない試合会場こそあったものの、意図的にピッチ幅を狭めて試合を開催したのは中国戦が初めてだろう。11月19日にアモイで開催されたW杯アジア3次予選の中国戦である。 例えば98年フランスW杯アジア最終予選のアウェーUAE戦では、日本の練習グラウンドに古びた釘が転がっていたことがあった。ゴール枠が通常のサイズより小さいとの噂もあった。しかし試合は何事もなく無事に終わり、加茂ジャパンは0-0で引き分けた。 オシムジャパンで臨んだ2007アジアカップの予選で訪れたイエメンのサヌア・スタジアムは、メインスタンドから見て左サイドの右コーナーフラッグ付近はかなり狭く、少し傾いているようだった。ピッチコンディションも最悪で、デコボコのグラウンドにオシム監督は大熊コーチを通じて「ボールを持つな。蹴れ」と指示したものの、遠藤保仁や阿部勇樹らはいつものようにパスをつないで攻撃を組み立てようとして苦戦した。 公式記録の観衆は7000人だったが、イエメンにしたら他にスタジアムの選択肢はなかったのだろう。彼らを責めることはできない。 しかし中国である。ブランコ・イバンコビッチ監督の発案なのか、よく考えたものである。正規のタッチラインの線を消すことはできず、片側1.5メートルほど、両サイドを合わせると3メートルほど狭めた痕跡が残っていた。 それがどれほど試合結果に影響したのかわからないものの、久保建英は「とにかく狭かったです。テレビで見ているより相当狭く、相手もスライドを意識して、広いピッチでもスライドの力でここ何試合かはカウンターで点を取っている。狭くなると余計に、並大抵のヨーロッパでやっているチームよりも(寄せが)速いイメージもありましたし、ちょっとびっくりしました」とやりにくかったことを吐露している。 ピッチ幅が狭ければ、両サイドをワイドに使い、ウイングバックの攻撃参加から攻めることを得意とする日本にとって不利だったことは想像に難くない。中国サイドにしてみれば、4BKのまま連動してスライドすることで日本の攻撃に対処できる利点がある。 とはいえ日本もCKから2ゴールを奪ったように、ピッチ幅が狭いことが苦戦の一因になったかもしれないが、狭くなったことによるアドバンテージもあったかもしれない。 気をつけなければいけないのは、今回の中国を参考に他チームもホームゲームでは同じような戦法をとってくるかもしれないということだ。幸いにも日本はアウェーでの試合はオーストラリアとの1試合を残すのみで、その前のホームでのバーレーン戦かサウジアラビア戦に勝利すればW杯出場が決まる。そして中国戦も3-1で勝ったことで、ピッチ幅を狭めたから勝てるというわけではないことを証明した。 ただ、今回中国が仕掛けてきた姑息な手段はルールの範囲内だけに、今後のアジアにおける各年代の試合で他の国々も参考にしないとも限らない。スカウティングの重要性は今後ますます高まるだろうが、何を仕掛けてこられても動じない強さを身につけることが勝利への一番の近道であることに変わりはない。 果たして中国は今後のホームゲームで同じことを仕掛けて来るのか。それに対してアウェーでの対戦を残しているオーストラリアとバーレーンはどのように対応するのか、こちらも見物である。 文・六川亨 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表、対策練ってきた中国代表相手にも3発勝利!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="MiKt5pphYqw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.21 18:00 Thu4
中国代表いきなりの惨敗…70歳指揮官は日本戦後に次戦のサウジを徹夜でチェック、2連敗回避で競争力を示せるか
中国代表がいきなりの惨敗。ほぼ何もできなかったアウェイ日本を経て、サウジアラビア代表とのホームゲームへ向かう。 5日、日本代表は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節で中国代表を7-0と粉砕。開始12分のセットプレーで均衡を破り、その後も自陣で低く構える中国をほとんど苦にせず、あらゆる形で崩し続けた。 中国代表としては、問答無用の惨敗。 中国の微博ユーザー間で、近年の代表チーム停滞から「驚きもない」との声が少なくない一方、この試合を国営放送CCTVが中継しなかったことについて「正しい選択だった」とも。 一方、政治と関係がないサッカー中国代表惨敗のトピックスは、香港の一部メディア関係者にとって格好の憂さ晴らしか。 とある香港メディアは、本土の微博ユーザーが発した「中国5000年で最大の屈辱」をタイトルとし、「0-3なら満足できるが0-7」などと、嬉々としてレポートしている感が否めず。多数の閲覧者が記事に付けた泣き笑いスタンプも、何かを物語っている印象だ。 日本戦の中国代表は修正力が皆無に等しく、シュート1本枠内ゼロ。そんななか、10日に今予選のホーム初戦として対戦するのは、有力な突破候補のサウジアラビアだ。 日本遠征帯同の中国『北京青年報』によると、御年70歳のブランコ・イバンコビッチ監督は日本戦後、日本時間6日3:00キックオフのサウジアラビアvsインドネシアを徹夜でチェック。 チーム関係者は「日本に負けて無力感、全員の機嫌が悪い」と語りつつ、「まだ始まったばかりでチャンスはある」と前を向いたそうだが、もしサウジに敗れて2連敗なら、2002年以来となるW杯出場に早くも黄信号か。 中国『新浪』は以下のように論評。 「(C組)上位2チーム入りは非現実的。中国が日本から1点を奪うのは非現実的。もう、さっさとこの敗戦を忘れるべき。疲労を取り除き、少しでも良い状態でサウジ戦へ」 バーレーンがオーストラリア相手に、インドネシアがサウジアラビア相手に示したような競争力が、中国にもあるか否か。中国は早くも岐路に立たされた印象が拭えない。 <span class="paragraph-title">【写真】ラツィオ女子に中国人選手が加入</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr"> Lina Yang è una nuova calciatrice della Lazio Women!<br><br> <a href="https://t.co/9wBj7hHqN6">https://t.co/9wBj7hHqN6</a><a href="https://twitter.com/hashtag/AvantiLazio?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AvantiLazio</a> <a href="https://t.co/yqmvvSr2F5">pic.twitter.com/yqmvvSr2F5</a></p>— S.S.Lazio (@OfficialSSLazio) <a href="https://twitter.com/OfficialSSLazio/status/1831607454171295996?ref_src=twsrc%5Etfw">September 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.06 14:10 Fri5