W杯アジア最終予選で日本と対戦…シン・テヨン監督率いるインドネシア代表にヨム・ギフン氏が入閣へ
2024.08.07 15:00 Wed
元韓国代表MFのヨム・ギフン氏(41)
シン・テヨン監督率いるインドネシア代表に、元韓国代表MFのヨム・ギフン氏(41)が入閣するようだ。韓国『スポーツ朝鮮』が報じる。
2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選で日本代表と同じグループCのインドネシア代表。東南アジアのサッカー大国は、2019年のシン・テヨン監督就任から急速に力をつけ、とうとう最終予選まで駒を進めた格好だ。
1938年大会以来、88年ぶりのW杯出場(※)を目指すなか、指揮官と同胞のヨム・ギフン氏が副官として入閣へ。
(※)当時はオランダ領東インドとして出場
日本でもその名が通るヨム・ギフン氏は、現役時代に韓国代表通算57キャップ。2010年の南アフリカW杯に出場し、クラブキャリアは全北現代モータースや水原三星ブルーウィングスなど、韓国国内のトップクラブで活躍した。
昨年(2023シーズン)は水原三星で選手兼コーチを担い、終盤戦から選手兼監督に。しかし、低迷していた名門チームのKリーグ2降格を阻止できず、今季からは現役引退そして監督専念。だが、成績不振で5月に辞任していた。
ここ最近は、ソ・ジョンウォン監督率いる中国スーパーリーグの成都蓉城へ向かうと報じられていたが、結局実現せず。インドネシアのシン・テヨン監督から届いたラブコールを即決し、今月中旬に現地へ渡るとみられている。
◆日本とインドネシアの対戦日程
▽2024年11月14日(木)
W杯アジア最終予選第4節
(H)インドネシア vs 日本(A)
▽2025年6月10日
W杯アジア最終予選第10節
(H)日本 vs インドネシア(A)
2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選で日本代表と同じグループCのインドネシア代表。東南アジアのサッカー大国は、2019年のシン・テヨン監督就任から急速に力をつけ、とうとう最終予選まで駒を進めた格好だ。
1938年大会以来、88年ぶりのW杯出場(※)を目指すなか、指揮官と同胞のヨム・ギフン氏が副官として入閣へ。
日本でもその名が通るヨム・ギフン氏は、現役時代に韓国代表通算57キャップ。2010年の南アフリカW杯に出場し、クラブキャリアは全北現代モータースや水原三星ブルーウィングスなど、韓国国内のトップクラブで活躍した。
サイドを本職に、その特徴は高い技術や豊富な運動量、賢いフリーラン。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では通算55試合出場、そして全北現代での2006年大会優勝。日本勢も幾度となく苦しめられた名アタッカーだった。
昨年(2023シーズン)は水原三星で選手兼コーチを担い、終盤戦から選手兼監督に。しかし、低迷していた名門チームのKリーグ2降格を阻止できず、今季からは現役引退そして監督専念。だが、成績不振で5月に辞任していた。
ここ最近は、ソ・ジョンウォン監督率いる中国スーパーリーグの成都蓉城へ向かうと報じられていたが、結局実現せず。インドネシアのシン・テヨン監督から届いたラブコールを即決し、今月中旬に現地へ渡るとみられている。
◆日本とインドネシアの対戦日程
▽2024年11月14日(木)
W杯アジア最終予選第4節
(H)インドネシア vs 日本(A)
▽2025年6月10日
W杯アジア最終予選第10節
(H)日本 vs インドネシア(A)
ヨム・ギフンの関連記事
インドネシア代表の関連記事
W杯予選の関連記事
記事をさがす
|
インドネシア代表の人気記事ランキング
1
インドネシア代表2025年最初の帰化補強はFWオレ・ロメニーで確定へ 元U-20蘭代表、トヒル会長出資の英2部クラブに所属
インドネシアが新たにオランダ人サッカー選手の国籍取得を承認する見通しに。インドネシア『Kompas.com』が伝える。 選手の半分がオランダ人となり、コーチ陣もオランダ人で占められたインドネシア代表。これでもし26年W杯に出場できなかったら国民の猛反発を喰らうこととなりそうだが、ともかくこの路線は拡大の一途を辿るばかりである。 現在進行形で旧宗主国からの帰化プロセスを進める選手を挙げればキリがないところだが、その1人である元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)は、おそらく3月の最終予選再開からチームに加わることとなるだろう。 ロメニーはNECナイメヘンでプロデビュー後、年明けにイングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドへ移籍。同クラブはインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーに名を連ねるクラブだ。 インドネシアのラルー・イルファニ下院議員は2日、『Kompas.com』に「ロメニーの帰化に関する評議会が3日午後に行われる。ロメニー自身がオンラインから出席し、スポーツ大臣とトヒル会長も同席する」とコメントした。 また、インドネシアの法務大臣は以前、ロメニーの帰化プロセスが順調だと仮定するなら、まだ10代のオランダ人2選手(※)とともに、2月8日にインドネシア国民としての宣誓式を実施するスケジュール感だと説明。そのため、ロメニーは3月の代表入りが濃厚とみてよさそうだ。 (※)世代別インドネシア代表の選手 イルファニ下院議員は今回、インドネシア系でオランダA代表歴もあるMFジャリオ・リーデヴァルド(28)についても言及。 「まだリーデヴァルドの国籍取得は見通せない」としつつ、ロメニーに関する評議会に併せ、スポーツ大臣が「何らかの最新情報」を公表すると説明。元クリスタル・パレスのリーデヴァルドも帰化プロセスが進む1人である。 2025.02.02 21:53 Sun2
インドネシア代表の29歳MFは今年1月にコモ移籍が叶わず…今季のセリエA昇格でショック倍増「ダメージを負った」
インドネシア代表MFトム・ハイェ(29)が、コモへ移籍するチャンスを失っていたと明かした。 トム・ハイェはオランダ出身で、AZ、ヴィレム、セリエB時代のレッチェなどに在籍したのち、昨季までの2年半はヘーレンフェーンでプレー。エールディビジ(オランダ1部)通算208試合出場を誇る187cmの守備的MFだ。 若手時代は世代別オランダ代表の常連も、インドネシアにルーツを持ち、今年3月にA代表デビュー。初キャップからW杯最終予選A組第2節のオーストラリア代表戦まで5試合連続で起用されるなど、中核的存在となった。 昨季限りでヘーレンフェーンを退団し、13日にアルメレ・シティ入りが発表されているが、今年1月、今季セリエAに昇格するコモ(当時セリエB)への移籍が近づき、そして破談していたのだという。『ESPN』に自ら語った。 「ヘーレンフェーンがコモへの移籍を許可してくれず、傷ついた。移籍金を巡って合意できなかったことが原因だそうだ。キャリアにダメージを負ったと正直に言わねばならない」 セスク・ファブレガス監督を旗手に、今夏はセリエA昇格を果たしただけでなく、ラファエル・ヴァランやホセ・マヌエル・レイナ、セルジ・ロベルトなど歴戦の名手を獲得したコモ。 インドネシア有数の実業家、ハルトノ兄弟がオーナーを務めるなか、セリエA昇格を果たしたことも、トム・ハイェとしては移籍が叶わなかったことのショックを倍増させたようだ。 2024.09.17 13:40 Tue3
いよいよベールを脱ぐクライファート・インドネシア…コーチ陣は全員オランダ人、3月招集が可能な新規帰化選手は6名か
新生インドネシア代表がベールを脱ぐ。 年始から途切れることなく人事トピックを振りまくインドネシア代表。 まずシン・テヨン監督の電撃解任に始まり、元オランダ代表FWの世界的名手として知られるパトリック・クライファート氏が後任に。 これに伴い、主要なコーチ陣全てがオランダ人で固められ、とうとうジョルディ・クライフ氏までもがテクニカルアドバイザーに就任した。 また、インドネシアにルーツを持つ「帰化選手」もプラス6名。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、すでにU-20インドネシア代表としてプレーするオランダ出身DFティム・ゲイペンス(19)&DFディオン・マークス(19)。まず、この3名は帰化が完全承認されている。 さらに、セリエA通算176試合出場でインテルやユベントスにも所属した元U-21イタリア代表GKエミール・アウデーロ(28/パレルモ)、元U-20オランダ代表MFジョーイ・ペルペッシ(31/ロンメル)、オランダ人DFディーン・ジェームス(24/ゴーアヘッド・イーグルス)。3名も13日までにインドネシア代表選手としてFIFAへ登録されることが濃厚と伝えられている。 本件について、インドネシア『VOI』によると、6日に法務大臣が談話を発表。 アウデーロ、ペルペッシ、ジェームスの3名は10日、イタリア・ローマで揃って市民宣誓式を実施予定とのことで、法務省の事務方トップらがすでに現地入り。クライファート監督しだいで3月に初招集することが可能なのは、もはや間違いないといったところか。 一方で、インドネシア代表にはケガ人も。 11月の日本代表戦でデビューを飾ったDFケビン・ダイクス(コペンハーゲン)が、6日のECLチェルシー戦で負傷交代。足首を痛めてしばらく立ち上がれず精密検査行きとなり、3月の招集が怪しくなっているとのことだ。 インドネシア代表はW杯アジア最終予選C組で本大会出場ライン2位と勝ち点「1」差の3位。3月はまず敵地でオーストラリア代表と対戦し、次にホームでバーレーン代表と対戦する。 2025.03.08 21:22 Sat4
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ…元オランダA代表選手&今季CL出場のリール所属24歳も候補に残る
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ。連盟のエリック・トヒル会長も言及した。 インドネシア代表は6日、突如としてシン・テヨン監督を解任。チームの“オランダ化”を急進させるなか、次期指揮官にはオランダ代表の一時代を彩ったレジェンドが就任へと伝えられる。 インドネシア『BOLA』によると、同チームは「近いうちに新たな選手を迎える」といい、それはやはりインドネシア系オランダ人。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、ベルギー1部・アントワープに所属する元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(28)が新たな帰化選手の候補だという。 ロメニーはオランダ・ナイメヘンの出身で、NECでプロデビュー後、ユトレヒト等を経て、5日にオックスフォード・Uへ移籍。新天地はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーを務めるクラブである。 リーデヴァルドはアヤックス育ちのインドネシア系で、2017〜24年にクリスタル・パレスでプレー。プレミアリーグ通算80試合に出場した。なお、こちらは2015年にオランダ代表(A代表)で3試合プレーした経験を持つ。 連盟のトヒル会長はシン・テヨン監督解任に伴う取材対応で、この2選手にも言及。 ロメニーの帰化プロセスが順調に進んでいると明言した一方、リーデヴァルドはオランダ代表歴3試合が全て「公式戦」だったとあってか、少なくとも3月の初招集は難しいとの旨をコメント。「様子を見るべき」と語るにとどめた。 その一方、フランス1部・リールに所属する元U-21オランダ代表DFミッチェル・バッカー(24)を引き入れる案も披露。 バッカーはパリ・サンジェルマン(PSG)、レバークーゼンに所属歴があり、現在アタランタからのレンタル移籍でリールへ。昨季アタランタでEL優勝メンバーとなり、今季はリールでCLに参戦…CL通算20試合に出場した経験を持つ。 カタールW杯でオランダ代表の予備登録メンバーに入ったバッカーは、祖父がインドネシア人。トヒル会長は「精査した結果、招集は難しいが、糸口を見つけたい」とコメントしている。 今のところ、インドネシア代表入りが濃厚なのはオレ・ロメニーのようだ。 2025.01.08 13:00 Wed5