「非常に苦しめられた」東京V相手に苦戦しながらも連勝でツアーを終えたブライトン、ヒュルツェラー監督がジャパンツアーを振り返る「非常にハッピー」「心から感謝」

2024.07.29 06:45 Mon
ブライトンを指揮するフュルツェラー監督
©超ワールドサッカー
ブライトンを指揮するフュルツェラー監督
ブライトン&ホーヴ・アルビオンファビアン・ヒュルツェラー監督が東京ヴェルディ戦を振り返った。

クラブとして初の来日となったブライトン。24日には鹿島アントラーズと国立競技場で対戦し、1-5で圧勝。2試合目となった東京V戦では、日本代表MF三笘薫も左ウイングで2試合連続先発出場。MFジェームズ・ミルナーやFWダニー・ウェルベックらも先発した。

この日も厳しい暑さがある中、試合は11分にCKの流れからヤン・ポール・ファン・ヘッケのゴールでブライトンが先制。しかし、東京Vは15分に木村勇大がネットを揺らして1-1となる。それでも44分にヤンクバ・ミンテが技アリのゴールを記録し勝ち越すと、後半も早々にシモン・アディングラがネットを揺らしてリードを広げる。
ただ、54分に林尚輝にゴールを許して1点差とされるが、77分にジェレミー・サルミエントがネットを揺らし、2-4で勝利を収め、ジャパンツアーを連勝で終えた。

日本での2試合を連勝で終えたヒュルツェラー監督は試合後の記者会見で厳しい試合になったと振り返った。
「正直に言って今日の試合は前回よりも苦戦した。パフォーマンスは前回の試合はフレッシュな形で入っていけたが、今回はそこまではできなかった。パフォーマンスは前回より良くはなかった」

「なんとかボールを保持し、試合を支配しようとしたが、なかなかそうはいかなかった。ヴェルディもコンパクトでトランジションが上手いチームであり、とても苦戦させられた」

「ヴェルディの試合を2試合観ていたが、ストラクチャーも強く、規律のある試合運びで、非常に苦しめられたというのが正直な感想だ。ただ、4ゴールを決められた。プレシーズンの今の時期にはなかなか完璧とはいかないので、ここから努力してシーズンに向けて調子を上げていきたい」

難しい戦いになったとはいえ、しっかりと連勝したブライトン。今回のジャパンツアーの収穫には、「Together」とキーワードに挙げていた言葉を手にできたという。

「『Together』という言葉。一緒に守り、一緒にやっていくということだ。そうすればボールを持つことができ、自ずと試合を転換していける。1人でやろうとしてはダメだ。1人での攻撃、1人での守備をしている限りは勝つことはできない」

「試合も一緒にやり、協力して連携を取ってやっていく。何か1人だけが特別なことをしようとしてはいけない。ピッチ上でそういうことをしていくことで状況を良い方向に変えていくことができると確信している」

「ピッチ外では、ジャパンツアーで一緒にいたことでお互いの関係が良くなり、スタッフ、コーチ、私と選手の関係も良くなっていった。非常にハッピーであり、温かく迎えてくれ、礼儀正しく、こちらの希望に対して叶えようとしてくれたことに心から感謝している」

日本でのおもてなしを含め、満足いくものとなった今回のツアー。その中で、改めて三笘の状態についても言及した。

「三笘は100%だと見ている。今日も良いプレーを見せ、2試合とも存在感を出してくれてと感じている。彼はさらにフィジカルを改善したいと思っていると思うが、今日もピッチ上でしっかりとスキルを見せてくれたと思う」

「まだ、シーズン開幕までは3週間あるので、誰にとっても100%と言えるところまで三笘は引き上げてくると思っている」

31歳の青年指揮官。酷暑という厳しい環境も味わった今回のジャパンツアーの成果が3週間後に開幕するプレミアリーグにどう影響するか注目だ。

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「即座にインパクトを与えた」45分間のプレーとなった三笘薫に高い評価、最終盤にはあわやの技ありボレーも「苦戦した」

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が高い評価を受けた。 9日、プレミアリーグ第16節でブライトンはホームにバーンリーを迎えた。 三笘はこの試合でベンチスタート。試合は45分にバーンリーが先制。三笘は後半頭から出場した。 77分にシモン・アディングラが同点ゴールを決めてブライトンが追いつくと、ここからより構成を強めることに。三笘も積極的に仕掛けるが、ブロックを敷くバーンリーを崩せない。 それでも、後半アディショナルタイム7分に三笘にビッグチャンス。ビリー・ギルモアが高速クロスを上げると、ファーサイドでフリーで待っていた三笘がボックス内左でショートバウンドのボールをダイレクトボレー。鮮やかなシュートがゴール右に決まったかに思われたが、バーンリーのGKジェームス・トラッフォードがスーパーセーブ。1-1のドローに終わった。 45分間のプレーでチームの攻撃化を活性化させた三笘。イギリス『Sussex Express』は7点(10点満点)の評価をつけた。 「左サイドで即座にインパクトを与えたが、バーンリーの低いブロックには苦戦した」 「バーをわずかに越えるシュートを放った。終盤の2つのシュートはセーブとブロックに遭った」 <span class="paragraph-title">【動画】後半ATに三笘薫が技アリのボレーもGKの超反応でゴールならず</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OiGsi6fxPEA";var video_start = 5;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.12.10 22:35 Sun

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