アーセナル行き近づくカラフィオーリ、イタリア代表OBは逸材の国外流出嘆く「ユベントスでの姿が見たかった」
2024.07.24 15:50 Wed
アーセナルへの移籍が近づくイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ
アーセナルへの移籍が近づくイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)だが、イタリア代表OBはその決断を嘆いているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。
カラフィオーリは、2023年夏にバーゼルからボローニャへ加入。公式戦33試合2ゴール5アシストの成績を残し、センターバックだけでなく左サイドバックでもプレーするなど多岐にわたる活躍でチームの躍進に大きく貢献した。
イタリア代表でも存在感を示しており、将来的には守備を支える存在になると期待されているカラフィオーリ。ユベントスやレアル・マドリー、チェルシーなどが獲得に関心を寄せたが、現在はアーセナルへの移籍が間近に迫っている。
この移籍について、イタリア『スカイ・スポーツ』で嘆きのコメントを残したのがユベントスやイタリア代表で活躍してきたレオナルド・ボヌッチ氏だ。今後イタリアを支える存在となりそうなカラフィオーリが、国外リーグへ流出してしまうことに落胆を示している。
「カラフィオーリの移籍について? 彼のアーセナル移籍は残念だよ。ユベントスでプレーする姿が見たかった」
カラフィオーリは、2023年夏にバーゼルからボローニャへ加入。公式戦33試合2ゴール5アシストの成績を残し、センターバックだけでなく左サイドバックでもプレーするなど多岐にわたる活躍でチームの躍進に大きく貢献した。
イタリア代表でも存在感を示しており、将来的には守備を支える存在になると期待されているカラフィオーリ。ユベントスやレアル・マドリー、チェルシーなどが獲得に関心を寄せたが、現在はアーセナルへの移籍が間近に迫っている。
「カラフィオーリの移籍について? 彼のアーセナル移籍は残念だよ。ユベントスでプレーする姿が見たかった」
「彼は我々が見慣れているディフェンダーとは少し違う選手だ。プレーは個性的であり、チームにも溶け込める。我々は今後15年間、代表チームの基準となるであろう偉大な選手を国外へ出してしまった」
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アーセナルは9日、コートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(28)の退団を発表した。 アーセナルは、トラブゾンスポルが7日に加入を事実上発表していたペペに関して即時の契約解除合意を発表。これにより、トルコのクラブへフリートランスファーでの加入が可能となった。 ぺぺはアンジェでプロキャリアをスタート。2017年7月に加入したリールで飛躍し、2018-19シーズンにはリーグ・アンで38試合に出場し22ゴール11アシストを記録した。 その活躍もあり、2019年8月にアーセナルへと完全移籍。移籍金7200万ポンド(約133億円)は、今夏ウェストハムから獲得したイングランド代表MFデクラン・ライスに抜かれるまで、クラブレコードとなっていた。 アーセナルでは公式戦111試合に出場し27ゴール21アシストを記録。プレミアリーグの戦いに馴染めず、期待された結果が出なかったことに加え、同じポジションにはアカデミー出身のイングランド代表FWブカヨ・サカが台頭。ミケル・アルテタ監督はサカを信頼し続けたこともあり、2022年夏にはニースへレンタル移籍。リーグ・アンで19試合6ゴールを記録するなどしたが、アーセナルでは売却対象となっていた。 なお、トラブゾンスポルは7日、ぺぺがクラブに向かう様子を投稿し、獲得が決まったことを発表。 ぺぺは飛行機の中で「僕はチャンピオンになり、成功を収めるためにここに来た」と、新天地での意気込みを語っていた。 2023.09.10 06:30 Sun5