今夏もエバートンがイタリア代表FWニョント獲得目指す…リーズは約51億円以下での売却意思なし、ニューカッスルも注目

2024.07.16 14:05 Tue
再びエバートンが狙うニョント
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再びエバートンが狙うニョント
リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(20)にプレミアリーグの2クラブが目をつけているようだ。イギリス『TEAMtalk』が報じた。
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2023-24シーズンはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝でサウサンプトンに敗れ、1年での復帰にあと一歩及ばずのリーズ。アカデミー育ちの逸材でU-21イングランド代表のMFアーチー・グレイ(18)がトッテナムに移籍するなど、主力の大量流出がほぼ確実となっている。2022年夏に加わったニョントもその1人。イタリア期待の若手はリーズがチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格した2023年夏に移籍を希望し、エバートンなど複数クラブからオファーが届いた。
エバートンは今夏も獲得を望み、すでにリーズとの交渉を開始。パラグアイ代表FWミゲル・アルミロン(30)にサウジアラビア行きの可能性があるニューカッスルも獲得を検討しているようだ。

リーズは2500万ポンド(約51億4000万円)以下でニョントを売却することはない模様。それでも、エバートンはニョント陣営と良好な関係を築いていることもあり、契約に自信をうかがわせるという。
ニョント自身も今度こそのプレミアリーグ個人昇格を希望。しかし、1年前にリーズファンの反感を買った経緯も踏まえ、移籍を強行するつもりはないとみられる。

リーズ2年目の2023-24シーズンは前線の複数ポジションをこなしながらチャンピオンシップで36試合に出場。8ゴール2アシストを記録し、昇格プレーオフ進出に貢献していた。

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エバートン新監督にモイーズ氏の就任有力に! 2013年以来の帰還へ、立て直しなるか

エバートン新指揮官としてデイビッド・モイーズ氏(61)がカムバックを果たすようだ。 今季も躓き、プレミアリーグ16位と残留争いの渦中にいるエバートン。過去2シーズンのプレミアで残留に導いたショーン・ダイチ前監督が今季も指揮を執ったが、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・シティと善戦するなかで勝ち星を積み上げられず、9日に解任が決まった。 今回の解任劇はFAカップ3回戦の直前とあって、クラブOBでU-18チームを率いるレイトン・ベインズ氏の暫定体制で挑んだりとバタバタだったが、監督探しの動きも報じられ、そこで名が挙がるのがかつて11年間にわたって指揮したモイーズ氏だ。 『The Athletic』によると、交渉は進み、まもなく決着の見込み。モイーズ氏は2年半契約を結び、11日のトレーニングから職にあたるという。 かつてサー・アレックス・ファーガソン氏の後継者としてマンチェスター・ユナイテッドの監督にも挑戦したモイーズ氏は2002年3月から約11年間にわたってエバートンを指揮。エバートンでは実に公式戦518試合の指揮を数え、ユナイテッド行きを挟み、レアル・ソシエダも率いた。 その後、サンダーランドでプレミアに帰還し、2017年11月からウェストハムへ。その1年でウェストハムを離れるが、2019年12月から再び指揮を任されると、2022-23シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝に導き、昨季で退任した。 2025.01.11 11:45 Sat
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ダイチ監督解任から3時間後に指揮を執ったベインズ暫定監督「大変だった」

エバートンの暫定監督を務めるレイトン・ベインズ監督が9日に行われ、2-0で勝利したFAカップ3回戦ピーターバラ戦を振り返った。 この試合の3時間前にショーン・ダイチ監督を解任していたエバートン。U-18チームを指揮していたクラブのレジェンド、ベインズ氏を暫定監督に据えて戦った中、FWベトと後半追加タイムのFWイリマン・エンディアイエのPKで3部のピーターバラを退けた。 チームが緊急事態の中、初陣を勝利で終えたベインズ監督は以下のように述べた。 「大変だった。監督が解任されるのは良いことじゃない。大抵の場合、その後も困難が続く。だが、そんな中でも希望を持つこと、楽観することが必要だ。新しいオーナーの下、来季は新たなスタジアムで戦う。クラブの状況は変化している。監督は去らざるを得なかったが、それは誰も望んでいなかったことだ。新しい監督が来ることでチャンスが生まれるはずだ」 エバートンは15日、プレミアリーグ第21節でアストン・ビラと対戦。新指揮官候補にはかつてエバートンで指揮を執ったデイビッド・モイーズ氏の名前が挙がっている。 2025.01.10 12:00 Fri
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「私が適任だ」エバートン復帰となったモイーズ監督、低迷するチームの立て直しに意欲「このクラブには成功してほしい」

エバートンに復帰したデイビッド・モイーズ監督が、古巣での意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。 モイーズ監督はかつて2002年3月から約11年間にわたってエバートンを指揮。その後はサー・アレックス・ファーガソン氏の後継者としてマンチェスター・ユナイテッドの監督に挑戦するも早期解任となると、以降はレアル・ソシエダやサンダーランド、ウェストハムの指揮官を歴任。ウェストハムではクラブを史上初のヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝に導くなど、手腕を発揮した。 そのウェストハムは昨シーズンをもって退任。その後はフリーの状態となっていたが、フリードキン・グループへのクラブ売却が決定し、9日にショーン・ダイチ前監督の解任が発表されていたエバートンへの復帰が実現する形となった。 かつて自身が率いていた時はビッグ4に次ぐ位置を占めていたエバートンだが、現在は残留争いの常連となりつつある状況に。それでもモイーズ監督は、チームが厳しい位置にいることを認めつつ、再び軌道に乗せることをモチベーションとしている。 「ここに戻れて本当に嬉しい。もしかしたら、また戻ってくる機会に恵まれるかもしれないとはずっと思っていたんだ。以前に指揮を執った11年間は、信じられないような時間を過ごせた」 「おそらく、かつて去った時のエバートンとはまったく違うエバートンに戻ってきたのだろう。その時と同じコンディションに戻れたら最高だ。この場所で働く人たち、以前ここにいたことのある人たちは誰もが、当時の練習場が素晴らしい雰囲気に包まれ、素晴らしい一体感があったことを理解してくれている」 「それを取り戻せれば良いね。ただ一つわかっているのは、私が本当に好んでいて、成功を望むクラブに戻ってきたということだ。このクラブには成功してほしいんだ。選手たちやクラブのみんなに伝えられるような知識と経験を持って戻ってこられたと信じたい」 「派手な計画はいくらでも立てられるが、公平を期すために言うなら、我々はまだそれを実行できる状態にはない。だから、この先どうなっていくかを見ていかなければならない」 「青空が見えてくることを願う。みんなで一緒に乗り込み、そこへ向かっていかなければならないが、すべてが順調にいくとは言っていない。エバトニアンはこの2、3年で、それに慣れたはずだ」 「ファンが何を望んでいるかはわかっている。今シーズンを成功させなければならないが、再び挑戦し始める必要があるだろう。私は、かつて率いた際のここでの順位やチームに誇りを持っていた。あの頃は定期的にヨーロッパに挑戦していたと思う。でも、今はそんなことを言っている場合じゃないんだ」 「私はエバートンの専門家ではないが、何を求められているかは理解している。それを手に入れ、築き上げることができればと思う。エバートンを正しい軌道に戻し、正しい方向に向かわせるため、私が適任だ」 2025.01.14 16:20 Tue

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