ドルト退団マテウ・モレイが故郷の古巣マジョルカに加入…

2024.07.06 14:05 Sat
故郷で再起図るモレイ
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故郷で再起図るモレイ
マジョルカは5日、ドルトムントを退団したスペイン人DFマテウ・モレイ(24)の加入を発表した。契約期間は2024-25シーズンの1年間となるが、2年の延長オプションが付帯している。

マジョルカ出身のマテウ・モレイは2015年にバルセロナの下部組織であるラ・マシアに加入。優れたアジリティ、ドリブルテクニック、正確な右足のキックと三拍子揃った攻撃的な右サイドバックは、“マテ”の愛称と共に熱心なバルセロニスタの間で将来を嘱望されていた。

しかし、在籍期間中に負った左ヒザの重傷の影響もあってバルセロナB(現バルサ・アトレティック)、ファーストチームでプレー機会を得られず。2019年夏にフリートランスファーの形でドイツに渡っていた。
ドルトムントでは2020-21シーズンに公式戦20試合に出場したが、ここでも度重なる負傷やポジション争いで苦戦を強いられ、在籍5年間で公式戦32試合の出場にとどまっていた。

元々のポテンシャルは非常に高いだけに、生まれ故郷の古巣クラブでの再起に期待したいところだ。

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