「選手は責任の一端を負わなければならない」、本領発揮至らずもフォーデンは厳しい批判に晒される指揮官を擁護

2024.07.04 22:32 Thu
指揮官を擁護するフォーデン
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指揮官を擁護するフォーデン
低調なチーム同様に本領発揮に至らないイングランド代表MFフィル・フォーデンが、厳しい批判に晒される指揮官を擁護した。『ESPN』が伝えている。

開幕前には有力な優勝候補に挙げられていたイングランド。ここまではグループステージ首位通過に、ラウンド16でスロバキア代表を破ってベスト8進出と結果を見れば、順当にトーナメントを勝ち進んでいるが、肝心のパフォーマンスは低調の一言だ。
前述のスロバキア戦では前半半ばに先制を許すと、後半アディショナルタイムまで0-1のビハインドを背負う絶体絶命の展開に。その窮地でMFジュード・ベリンガムが決めた圧巻のバイシクルシュートで同点に追いつき、延長戦開始直後にFWハリー・ケインが決めた勝ち越しゴールで突破を決めたが、多くのイングランド国民は劇的勝利に歓喜するよりも、薄氷の突破に落胆する声が多く挙がっていた。

とりわけ、大会前のメンバー選考の段階から懐疑的な見方をされ、ここまでの4試合を通じても適材適所での起用、チームの最大値を引き出せないガレス・サウスゲイト監督の戦術、用兵に対する批判は非常に大きい。

そういったなか、スリーライオンズは6日に行われる準々決勝でスイス代表と対戦。その対戦相手は前ラウンドで前回王者イタリア代表を相手に2-0の完勝を収めており、現状のイングランドのパフォーマンスを鑑みれば、敗退に追い込まれてもおかしくない難しい対戦相手だ。
ここまでの全試合左ウイングでスタメン出場を続けながらも、マンチェスター・シティで見せていたパフォーマンスを見せることができず。消化不良の戦いが続くフォーデンは、この重要な一戦を前に自身を含め低調なパフォーマンスの責任は選手も負うべきだと持論を展開した。

「プレーヤーは責任の一端を負わなければならない」

「リーダーが集まって、なぜうまくいかないのか、解決策を見つけなければならない」

「実際、監督にできることは限られている。監督はチームをシステムの中に組み入れ、どのようにプレスするかを指示する。それがうまくいかない場合は、自分で解決しなければならない」

また、フォーデンはイングランドのプレースタイルがトレーニングの指示と一致していないと語り、サウスゲイト監督はピッチの高い位置でプレスをかけるよう指示していると付け加えている。

「ガレスには同情する」

「トレーニングで、彼は僕らに発破をかけ、よりピッチの高い位置でプレーするように指示している。個人的にも僕らはより主体的にプレッシャーをかけていく必要があると感じているよ」

「僕らは各自がリーダーにならなければならない。試合ではもう少し団結して解決策を考え出すこともできたはずだ」

「だから、確かに僕らは以前よりも話し合ってきた。試合でまた同じことが起きれば、僕らは団結して解決策を見つけ、どこが間違っているのかを見極め、自分たちのプレッシャーを調整することができるはずだ」

厳しい批判に晒されるサウスゲイト監督に寄り添う姿勢を示したレフティーだが、スイス戦では5戦目にしての本領発揮でチームをベスト4に導くと共に、指揮官を救うことはできるか。

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スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でスロバキアはイングランドと対戦した。 優勝候補相手の大一番。それでもスロバキアは、25分にロングボールをつなぐと、イバン・シュランツが大会3ゴール目で先制に成功する。 ハードでタイトなプレスでイングランドを封じていくスロバキア。50分にフィル・フォーデンにネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われることに。それでも後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムに決められまさかの土壇場で追いつかれることに。そして迎えた延長戦ではハリー・ケインにゴールを許し、2-1で敗戦。ラウンド16で敗退となった。 優勝候補をギリギリまで追い詰めながらも敗れたスロバキア。カルツォーナ監督は、敗退を悔しがりながらもチームのパフォーマンスを称えた。 「誇りに思っている。ワールドクラスのチーム、優勝候補の1つ相手に素晴らしい試合ができた。イングランドに対してほとんどの時間失点をせず、あと少しで勝ち進めるところだった」 「残念ながら勝ち進むことはできなかった。延長戦では、半分の時間を敵陣で過ごせた。チームをとても誇りに思う」 「こうした選手たちとトレーニングするというのは誇りでもある。彼らはフィールドで違いを生み出し、彼らがいることにとても感謝している」 また、試合終了間際の同点ゴールを許したシーンについても言及。わずかな差だったとコメントした。 「残りわずか数秒のところで、レアル・マドリーでプレーする選手のせいで失点をした。数センチの差で罰せられてしまう」 「もっと上手く守れたかもしれないが、そういったことも起こるものだ」 これで2016年大会に続いてのベスト16での敗退。それでも、カルツォーナ監督は高いパフォーマンスを見せていた選手たちを称えた。 「私は改めて、このチームを誇りに思っていると言いたい。選手たちには素晴らしい仕事をした、素晴らしい選手たちだと言った」 「我々は他のどの相手とも互角であり、攻撃的なサッカーをして得点のチャンスもあった。選手たちを誇りに思っている」 「我々が勝利に非常に近づいていたため、選手たちは明らかにガッカリしている。ただ、これがサッカーだ」 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補を追い込みながらもスロバキアは最後に力尽きる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dawfWEA1m5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 12:33 Mon
マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンがイングランド代表に合流したようだ。イギリス『BBC』が報じている。 フォーデンは第三子の出産に立ち会うため26日にイングランド代表を離脱。27日にはドイツに戻っており、28日のトレーニングに参加するとのことだ。 現在行われているユーロ2024でデンマーク代表やスロベニア代表、セルビア代表と同居するグループCに入ったイングランドは、1勝2分けの首位でグループステージを突破。 30日に決勝トーナメント1回戦のスロバキア代表戦を控えるが、グループステージ全試合に先発出場していたフォーデンはベスト8入りを懸けた一戦に出場できる見込みだ。 2024.06.28 06:00 Fri
マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンが、母国に一時帰国したようだ。 現在行われているユーロ2024でデンマーク代表やスロベニア代表、セルビア代表と同居するグループCに入ったイングランドは、1勝2分けながら首位でグループステージを突破した。 グループステージ全試合に先発出場するなど主力として活躍したフォーデンだが、イングランドサッカー協会(FA)によれば、間もなくに控える第三子の出産に立ち会うために一時的にチームを離れたとのことだ。 なお、イングランドの決勝トーナメント1回戦は30日に行われる予定だが、それまでにフォーデンが代表チームに戻ってくるかどうかは未定とのことだ。 2024.06.27 06:30 Thu
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2021) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー) 2003年6月29日(20歳) 弱冠20歳ながら既に風格を漂わせるスリーライオンズの傑物MF。加入1年目のレアル・マドリーで中軸として活躍し、チャンピオンズリーグとラ・リーガを制覇した希代のMFであるベリンガムは、フィル・フォーデン、ブカヨ・サカ、コール・パーマーら、それぞれのメガクラブで主軸として活躍する新進気鋭の面々と共に黄金の2列目を形成する。 守備面で不安のある今大会のイングランドだけに攻撃面で相手を上回っていきたい中、レアル・マドリーで得点力を大幅に開花させたベリンガムの存在は頼もしい限り。絶対的ストライカーのハリー・ケインと共に攻撃面でイングランドを牽引し、前回大会は惜しくも準優勝に終わったサッカーの母国イングランドに、欧州初制覇の偉業を届けられるかに注目だ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月20日(木) 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ジョーダン・ピックフォード(エバートン) 13.アーロン・ラムズデール(アーセナル) 23.ディーン・ヘンダーソン(クリスタル・パレス) DF 2.カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) 3.ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド) 5.ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ) 6.マーク・グエイ(クリスタル・パレス) 12.キーラン・トリッピアー(ニューカッスル) 14.エズリ・コンサ(アストン・ビラ) 15.ルイス・ダンク(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 22.ジョー・ゴメス(リバプール) MF 4.デクラン・ライス(アーセナル) 8.トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) 10.ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/スペイン) 16.コナー・ギャラガー(チェルシー) 25.アダム・ウォートン(クリスタル・パレス) 26.コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド) FW 7.ブカヨ・サカ(アーセナル) 9.ハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ) 11.フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 17.イヴァン・トニー(ブレントフォード) 18.アンソニー・ゴードン(ニューカッスル) 19.オリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 20.ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム) 21.エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス) 24.コール・パーマー(チェルシー) 2024.06.16 21:30 Sun
マンチェスター・シティはイングランド代表MFフィル・フォーデン(24)の大幅な昇給を考えているようだ。イギリス『サン』が報じた。 シティ・アカデミーの最高傑作としてファーストチームで輝きを放つフォーデン。チームとして前人未踏のプレミアリーグ4連覇を達成した今シーズンは、公式戦53試合で27ゴール12アシストという圧巻の成績を残し、プレミアリーグとフットボールライターズ協会(FWA)の年間最優秀選手にも選ばれた。 ユーロ2024での活躍も期待されるなか、シティは新シーズン開幕前に新たな契約を結ぶべく動き始めるとのこと。現行契約は2027年6月までと、まだ3年残っているが、フォーデンが30歳の誕生日を迎える2030年までの延長を望んでいるという。 現在はボーナス込みで週給約20万ポンド(約4000万円)を受け取っているフォーデンだが、ほぼ倍額の週給37万5000ポンド(約7500円)に増額される見込み。ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドやベルギー代表MFケビン・デ・ブライネと肩を並べ、チーム最高給となる。 また、実現すればイギリス史上最高額の給与をもらうサッカー選手になるとのこと。シティはそれだけ24歳のレフティを高く評価している。 2024.06.09 17:47 Sun

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ユーロ2024も準々決勝の4試合が終了。大会はベスト4の4カ国が残った。 勝ち上がったのはスペイン代表、フランス代表、イングランド代表、オランダ代表の4カ国。イングランド以外の3カ国はユーロの優勝経験があり、イングランドは前回大会のファイナリストだ。 優勝候補が勝ち残った今大会。改めて4カ国の今大会を振り返る。 <span class="paragraph-subtitle">◆悲願の初優勝へ〜イングランド〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_england_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 2021年に行われた前回大会は決勝まで勝ち進んだものの、イタリア代表との決勝で敗れて優勝を逃すことに。今大会も優勝国保の一角だった。 しかし、グループCを戦った今大会は、初戦のセルビア代表戦こそ勝利したものの、デンマーク代表(1-1)、スロベニア代表(0-0)と低調なパフォーマンスに終わり、ガレス・サウスゲイト監督への批判が高まることとなった。 ラウンド16では、スロバキア代表との戦いで敗戦に終わると誰もが思った中、最終盤にジュード・ベリンガムが衝撃のバイシクルシュートを決めて追いつくと、延長戦ではハリー・ケインがゴールを奪い、2-1で勝利。準々決勝のスイス代表戦は先制を許すもブカヨ・サカのゴールで追いつくと、PK戦で勝利を収めた。 快勝はまだない今大会だが、しぶとく勝ち上がってきたとも言えるだけに、2大会連続の決勝進出が期待されている。 ◆最多得点:ジュード・ベリンガム、ハリー・ケイン/2点 ◆グループC 1-0 vs セルビア代表 1-1 vs デンマーク代表 0-0 vs スロベニア代表 ◆ラウンド16 2-1(延長) vs スロバキア代表 ◆準々決勝 1-1 (PK:5-3) vs スイス代表 ◆準決勝 vs オランダ代表 <span class="paragraph-subtitle">◆本領発揮はいつ?たった1ゴールでベスト4〜フランス〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_france_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 優勝候補の一角であるフランス代表。2000年以来の優勝を目指して戦う大会となった。 厳しいグループに入ったフランスだが、初戦のオーストリア代表戦で1-0と勝利すると、続くオランダ代表(0-0)、ポーランド代表(1-1)と連続ドロー。エースのFWキリアン・ムバッペが初戦で鼻骨を骨折した影響もあり、ここまで大人しい状況だ。 ラウンド16では、同じ優勝候補のベルギー代表相手に1-0で勝利。準々決勝では、こちらも優勝候補のポルトガル代表と激闘を繰り広げてPK戦の末に勝利を収めている。 期待されるムバッペはここまでまだ1ゴール。それでいて、チームが上げたゴールもたったの「1」。ワールドカップに続いてのタイトル獲得に力を温存しているのだろうか? ◆最多得点:キリアン・ムバッペ/1点 ◆グループD 1-0 vs オーストリア代表 0-0 vs オランダ代表 1-1 vs ポーランド代表 ◆ラウンド16 1-0 vs ベルギー代表 ◆準々決勝 0-0 (PK:3-5) vs ポルトガル代表 ◆準決勝 vs スペイン代表 <span class="paragraph-subtitle">◆オランイェの復活なるか〜オランダ〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_netherlands_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 最後に優勝したのは1988年と36年前。近年は国際舞台でもなかなかその名を轟かせることができていなかった。 レジェンドであるロナルド・クーマン監督が率いるチームは、グループステージの初戦でポーランド代表に勝利を収めると、フランス代表とは引き分け。最終節はオーストリア代表に敗れるという波乱があり、3位でのグループステージ突破となった。 3位チームとして唯一ベスト4まで勝ち上がったオランダ。ルーマニア代表に3-0と快勝すると、準々決勝ではトルコ代表に逆転勝利。得点ランキングトップタイに立つコーディ・ガクポは3ゴールを記録しており、2ゴールのドニエル・マレンとの強力コンビは注目だ。 ◆最多得点:コーディ・ガクポ/3点 ◆グループD 2-1 vs ポーランド代表 0-0 vs フランス代表 2-3 vs オーストリア代表 ◆ラウンド16 3-0 vs ルーマニア代表 ◆準々決勝 2-1 vsトルコ代表 ◆準決勝 vs イングランド代表 <span class="paragraph-subtitle">◆今大会唯一の全勝〜スペイン〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_spain_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 過去3度ユーロで優勝を果たしているスペイン。今大会は死のグループとも言われたグループBに入り、王者イタリア代表、W杯3位のクロアチア代表、伏兵アルバニア代表と同居した。 それでも初戦でクロアチアに3-0と快勝スタートすると、イタリア代表に1-0、アルバニア代表に1-0と今大会唯一のグループステージ3連勝。ラウンド16ではジョージア代表に勝利すると、準々決勝はドイツ代表に延長戦の末に勝利した。 懸念点は準々決勝で負傷したMFペドリが復帰絶望になったこと。多くの選手がゴールを奪っていることがプラスに働くかどうかがポイントになる。 ◆最多得点:ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ/2点 ◆グループB 3-0 vs クロアチア代表 1-0 vs イタリア代表 1-0 vs アルバニア代表 ◆ラウンド16 4-1 vs ジョージア代表 ◆準々決勝 2-1(延長) vs ドイツ代表 ◆準決勝 vs フランス代表 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補の一角、スペイン代表の戦いを振り返る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="AIr9NxdbGxY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 12:55 Sun
スイス代表はユーロ2024のベスト4にあと一歩及ばなかった。 6日の準々決勝でイングランド代表と対戦のスイス。70分にブリール・エンボロのゴールで均衡を破ったが、5分後に追いつかれ、延長戦にもつれると、PK戦の末に散った。 UEFA公式サイトによると、ムラト・ヤキン監督は「つらいね。我々は非常に頑張ったし、たくさんのチャンスを作った。選手たちや国のことを思うと悲しいよ」と話した。 一方で、「イングランドはあまりチャンスがなく、我々の方が多く作った。我々は帰国に値しないが、本当に誇らしく思う」と胸を張った。 「我々はもう隠れる必要などない。今日は十分じゃなかったから敗退したが、PK戦は運の問題。我々にそれがなかった。それでも、大きなチームに多くの問題を起こしてきたし、胸を張って去る」 また、キャプテンのグラニト・ジャカについてもケガを抱えてのプレーだったと明かすと、労いの言葉を送っている。 「彼はケガを抱えながらのプレーだった。イタリア戦の序盤にケガをして、今週はほとんどトレーニングをやれなかったんだ。彼がプレーできたのは奇跡だ。彼の性格や意思を物語る。ロングパスを出せないシーンもあったが、大いに称賛に値する」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】イングランドvsスイス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3ym9XQSX3X0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 09:30 Sun
イングランド代表が苦しみながらもユーロ2024のベスト4に駒を進めた。 イングランドは6日の準々決勝でスイス代表と対戦。0-1の80分にブカヨ・サカのゴールで追いつくと、延長戦を経てのPK戦を制して、2大会連続の準決勝進出を果たした。 薄氷を踏む勝利だが、UEFA公式サイトによると、ガレス・サウスゲイト監督は「選手たちは素晴らしかった。ここまでで最高の試合だ」と振り返っている。 「ボールを持って相手に多くの問題を起こした。相手は本当に良いチームで、プレッシャーをかけるのも、守るのも難しく、動きも良い。それでも、我々が気概と粘り強さを発揮した。こういうトーナメントで勝っていくには良いプレーをするだけでなく、ほかのあらゆる資質も示していかないといけない」 勝負を分けたPK戦にも「我々は良いプロセスを築いていて、これまで3回勝っている。(前回決勝で)負けた1回は痛手だった。チームには普段からPKを蹴る選手が多く、こういうPK戦の経験がある選手も増えているんだ」と話した。 いまだにすっきりしない試合が続くなかで、勝ち進むイングランドは準決勝でオランダ代表と激突する。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】イングランドvsスイス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3ym9XQSX3X0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 08:50 Sun
ユーロ2024準々決勝のイングランド代表vsスイス代表が6日に行われ、1-1のスコアで120分の戦いが終了。その後のPK戦を5-3で制したイングランドが準決勝進出を決めた。 ラウンド16でスロバキア代表に劇的逆転勝利を飾ったイングランドは、その試合のスタメンから出場停止のグエイをコンサに変更した以外は同じメンバーを採用。これまでの[4-2-3-1]の布陣から、最前線にケイン、2シャドーにベリンガムとフォーデンを据えた[3-4-2-1]に変更して試合に臨んだ。 一方、ラウンド16で前回王者のイタリア代表に完勝したスイスは、その試合と同じスタメンを採用。最前線にエンボロ、2シャドーにバルガスとリーダーを配置した[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから一進一退の展開が続く試合は、両チーム共にアタッキングサードまでボールを運ぶが、前半半ばを過ぎても決定機はおろか枠内シュート1本とフィニッシュの形が作れないまま時間が経過。 ハーフタイムにかけても拮抗した攻防が続いた中、イングランドは45分にボックス右深くから中に切り込んだサカの折り返しをメイヌーがダイレクトシュートで合わせたが、これはジャカのスライディングブロックに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、先にチャンスを作ったのはスイス、フロイラーのスルーパスでボックス左に侵入したエンボロが反転から右足を振り抜いたが、これはGKピックフォードが難なくキャッチした。 後半は良い入りを見せたスイスが徐々に攻勢を強める。すると70分、シェアの縦パスに反応したエンドイエがボックス右からクロスを供給すると、DFストーンズにディフレクトしてコースの変わったボールを、最後はゴール前に走り込んだエンボロが右足で押し込んだ。 失点を許したイングランドは、78分にメイヌー、トリッピアー、コンサを下げてエゼ、ショー、パーマーを投入する3枚替えを敢行。すると80分、右サイドでボールを受けたサカがボックス右手前まで切り込み左足を振り抜くと、このシュートが左ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。 結局、試合は1-1のまま90分が終了。迎えた延長戦はイングランドが主導権を握ると95分、左クロスのクリアボールをバイタルエリア中央左で拾ったライスがロングシュートでゴールに迫ったが、これはGKゾマーが好セーブ。 対するスイスは117分、右CKからジャカが直接ゴールを狙うと、これがクロスバーを直撃。さらに119分には、ボックス左手前でボールを受けたアムドゥニのミドルシュートが枠をとらえたが、これはGKピックフォードの好セーブに阻まれ、準決勝進出の行方はPK戦に委ねられた。 運命のPK戦では先攻のイングランドが5人全員成功したのに対して、後攻のスイスは1人目のアカンジがGKピックフォードに止められ失敗。この結果、5-3でPK戦を制したイングランドがベスト4進出を決めた。 イングランド 1-1(PK:5-3) スイス 【イングランド】 ブカヨ・サカ(後35) 【スイス】 ブリール・エンボロ(後30) 2024.07.07 03:50 Sun
スイス代表のムラト・ヤキン監督が準決勝進出を見据えている。『UEFA.com』が伝えた。 ユーロ2024に参戦中のスイス。ドイツ代表、スコットランド代表、ハンガリー代表が同居したグループAを1勝2分けで勝ち抜け、ラウンド16では前回優勝国のイタリア代表を撃破した。 快進撃を見せるスイスが次に迎えるのは、6日に行われる準々決勝のイングランド代表戦。再び強豪と相まみえるヤキン監督は、イングランドを警戒しながらも、自らのチームを誇った。 「イングランドがどんなプランを持っているかはわからない。彼らには質の高い選手が揃っている。我々は良い状態にあるし、自信もある。すでにディフェンディングチャンピオン(イタリア)や開催国(ドイツ)といった強豪相手に戦えることを証明している。我々はイングランドに問題を引き起こすだろう」 「私は良いポジションにいる。全員が共通の目標に向かって努力している。我々はここにいられて幸せだ。今を生きている。良いプレーをして、強敵に問題を引き起こした。キャンプの雰囲気は非常に良い。我々は共に成長している」 また、自身の監督キャリアにおける最大の試合かという質問にも回答。イングランド戦を制し、準決勝前、さらには決勝前にも同じことを聞かれたいと考えている。 「この質問は3試合続けて受けている。願わくば、ドイツを離れる前にあと2回この質問を受けたい。もちろんこれは特別な試合だが、来週また聞いてもらえると嬉しい」 2024.07.06 16:41 Sat

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ユーロ2024でベスト8敗退となったスイス代表DFマヌエル・アカンジが、イングランド代表戦敗戦の責任を負った。フランス『レキップ』が伝えている。 前大会王者イタリア代表を撃破するなど、今大会のダークホースとして快進撃を見せてきたスイス。 6日に行われた準々決勝でも本領発揮に至らないイングランド相手に120分を通じて互角の戦いをみせたが、0-0で迎えたPK戦を3-5で落として無念の敗退となった。 同試合後、このPK戦の1番手で唯一の失敗となったアカンジは、「とても残念だ。チームを失望させたような気がするし、国全体を失望させたような気がしている。僕はその責任を取ろうと考えている。決められる予感はあったけど、確かに間違った方向にシュートしてしまい、正確さが足りなかった」と、敗退の責任について言及した。 右を狙ったシュートをGKジョーダン・ピックフォードに完璧に読み切られる形となったPKの場面では、イングランドの守護神が細かい駆け引きを行っていたが、その影響はなかったとしている。 「僕は彼が何をしているかを見なかった。だから、彼が何をしたのかはわからない。僕がペナルティスポットに歩み寄ってボールを置いたとき、彼はゴール前にいなかったけど、僕は彼の行動をとにかく見ていなかった」 クラブチームではイングランドのマンチェスター・シティでプレーするスイス代表は、対戦相手の幸運を祈った。 「PK戦後に、一緒にプレーしていなかった(イングランドの)プレーヤーも自分のところに来てくれた。彼らに返事をしようとしたけど、そういう気分にはなれなかった。だけど、もちろん彼らの今大会での幸運を祈っている。何よりも、彼らがケガをしないことを願っている。それが最も重要だからね。彼らがどこまでやれるか見てみよう」 2024.07.07 14:20 Sun
ユーロ2024も準々決勝の4試合が終了。大会はベスト4の4カ国が残った。 勝ち上がったのはスペイン代表、フランス代表、イングランド代表、オランダ代表の4カ国。イングランド以外の3カ国はユーロの優勝経験があり、イングランドは前回大会のファイナリストだ。 優勝候補が勝ち残った今大会。改めて4カ国の今大会を振り返る。 <span class="paragraph-subtitle">◆悲願の初優勝へ〜イングランド〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_england_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 2021年に行われた前回大会は決勝まで勝ち進んだものの、イタリア代表との決勝で敗れて優勝を逃すことに。今大会も優勝国保の一角だった。 しかし、グループCを戦った今大会は、初戦のセルビア代表戦こそ勝利したものの、デンマーク代表(1-1)、スロベニア代表(0-0)と低調なパフォーマンスに終わり、ガレス・サウスゲイト監督への批判が高まることとなった。 ラウンド16では、スロバキア代表との戦いで敗戦に終わると誰もが思った中、最終盤にジュード・ベリンガムが衝撃のバイシクルシュートを決めて追いつくと、延長戦ではハリー・ケインがゴールを奪い、2-1で勝利。準々決勝のスイス代表戦は先制を許すもブカヨ・サカのゴールで追いつくと、PK戦で勝利を収めた。 快勝はまだない今大会だが、しぶとく勝ち上がってきたとも言えるだけに、2大会連続の決勝進出が期待されている。 ◆最多得点:ジュード・ベリンガム、ハリー・ケイン/2点 ◆グループC 1-0 vs セルビア代表 1-1 vs デンマーク代表 0-0 vs スロベニア代表 ◆ラウンド16 2-1(延長) vs スロバキア代表 ◆準々決勝 1-1 (PK:5-3) vs スイス代表 ◆準決勝 vs オランダ代表 <span class="paragraph-subtitle">◆本領発揮はいつ?たった1ゴールでベスト4〜フランス〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_france_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 優勝候補の一角であるフランス代表。2000年以来の優勝を目指して戦う大会となった。 厳しいグループに入ったフランスだが、初戦のオーストリア代表戦で1-0と勝利すると、続くオランダ代表(0-0)、ポーランド代表(1-1)と連続ドロー。エースのFWキリアン・ムバッペが初戦で鼻骨を骨折した影響もあり、ここまで大人しい状況だ。 ラウンド16では、同じ優勝候補のベルギー代表相手に1-0で勝利。準々決勝では、こちらも優勝候補のポルトガル代表と激闘を繰り広げてPK戦の末に勝利を収めている。 期待されるムバッペはここまでまだ1ゴール。それでいて、チームが上げたゴールもたったの「1」。ワールドカップに続いてのタイトル獲得に力を温存しているのだろうか? ◆最多得点:キリアン・ムバッペ/1点 ◆グループD 1-0 vs オーストリア代表 0-0 vs オランダ代表 1-1 vs ポーランド代表 ◆ラウンド16 1-0 vs ベルギー代表 ◆準々決勝 0-0 (PK:3-5) vs ポルトガル代表 ◆準決勝 vs スペイン代表 <span class="paragraph-subtitle">◆オランイェの復活なるか〜オランダ〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_netherlands_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 最後に優勝したのは1988年と36年前。近年は国際舞台でもなかなかその名を轟かせることができていなかった。 レジェンドであるロナルド・クーマン監督が率いるチームは、グループステージの初戦でポーランド代表に勝利を収めると、フランス代表とは引き分け。最終節はオーストリア代表に敗れるという波乱があり、3位でのグループステージ突破となった。 3位チームとして唯一ベスト4まで勝ち上がったオランダ。ルーマニア代表に3-0と快勝すると、準々決勝ではトルコ代表に逆転勝利。得点ランキングトップタイに立つコーディ・ガクポは3ゴールを記録しており、2ゴールのドニエル・マレンとの強力コンビは注目だ。 ◆最多得点:コーディ・ガクポ/3点 ◆グループD 2-1 vs ポーランド代表 0-0 vs フランス代表 2-3 vs オーストリア代表 ◆ラウンド16 3-0 vs ルーマニア代表 ◆準々決勝 2-1 vsトルコ代表 ◆準決勝 vs イングランド代表 <span class="paragraph-subtitle">◆今大会唯一の全勝〜スペイン〜</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/euro20240707_spain_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">Getty Images<hr></div> 過去3度ユーロで優勝を果たしているスペイン。今大会は死のグループとも言われたグループBに入り、王者イタリア代表、W杯3位のクロアチア代表、伏兵アルバニア代表と同居した。 それでも初戦でクロアチアに3-0と快勝スタートすると、イタリア代表に1-0、アルバニア代表に1-0と今大会唯一のグループステージ3連勝。ラウンド16ではジョージア代表に勝利すると、準々決勝はドイツ代表に延長戦の末に勝利した。 懸念点は準々決勝で負傷したMFペドリが復帰絶望になったこと。多くの選手がゴールを奪っていることがプラスに働くかどうかがポイントになる。 ◆最多得点:ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ/2点 ◆グループB 3-0 vs クロアチア代表 1-0 vs イタリア代表 1-0 vs アルバニア代表 ◆ラウンド16 4-1 vs ジョージア代表 ◆準々決勝 2-1(延長) vs ドイツ代表 ◆準決勝 vs フランス代表 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補の一角、スペイン代表の戦いを振り返る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="AIr9NxdbGxY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 12:55 Sun
トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がオランダ代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6日、ユーロ2024準々決勝でトルコはオランダと対戦した。 試合は35分、CKの流れからクリアボールを拾ったアルダ・ギュレルがボックス右からクロス。これをファーサイドでサメト・アカイドゥンがヘディングで叩き込み、トルコが先制する。 トルコが優勢に試合を進める中、オランダは苦しい戦いに。しかし、GKバルト・フェルブルッヘンの好セーブを前に追加点が奪えない。 すると70分にショートコーナーから追いつかれると、76分には華麗な崩しからオウンゴールで失点。最後までゴールに迫るが、最後までGKフェルブルッヘンの好守の前に苦しみ、2-1で敗れた。 若い選手が多い中で、ベスト8まで勝ち上がってきたトルコ。モンテッラ監督は、敗戦を悔やみながらも、選手たちがしっかりとパフォーマンスを出したと称えた。 「我々は持てる全てを出し切った。とても良い大会だった。90分間で言えば、オランダと同数の試合では勝利した。同僚や他のサッカー選手たちも我々を祝福してくれた」 「我々には若い選手がたくさんいる。彼らは素晴らしいスピリットを持って試合に出た。選手たちを誇りに思っている」 「彼らは受けている愛に値する。この大会の後、トルコはよりリスペクトされるだろう」 これでユーロは終了。ただ、この先も戦いは続く。モンテッラ監督は、チームが目指すものについて語り、ユーロを自信にして戦っていきたいとした。 「我々の現在の目標は、9月に始まるUEFAネーションズリーグだ。その後、2026年のワールドカップの予選がある」 「おそらく今すべきことは、うまくいったことについて考えることだ。もちろん、我々はこの試合に失望している。もっと良い結果を得るに値した」 「しかし、我々はこの大会で3試合に勝利し、ユーロでの記録に並びんだ。90分以内に全て勝利していた」 一方で、選手たちの経験不足についても指摘。こうしたビッグマッチの経験を積んでいくことが今は大事だとした。 「経験不足が試合の終盤に影響した。最後の瞬間、我々はもっと上手くパスできたはずだ。後半により良いプレーができれば、完璧な試合だったかもしれない」 「選手たちはシーズン中、所属クラブでコンスタントにプレーしていたわけではない」 「このレベルでプレーした経験はあまりなかった。彼らは経験を積んでいる状況だ。このチームは高く評価されている。私はそれを誇りに思う。未来は我々の味方だ」 <span class="paragraph-title">【動画】トルコがオランダ押し込むも、逆転負け…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="H2T6kw5JNH8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 11:05 Sun
オランダ代表がユーロ2024のベスト4入りだ。 オランダは6日の準々決勝でトルコ代表と対戦。前半に先制を許したが、後半にステファン・デ・フライとオウンゴールの2得点でひっくり返し、5大会ぶりの4強入りを決めた。 UEFA公式サイトによると、ロナルド・クーマン監督は「国民全員にとって特別なこと」と歓喜した。 「我々は小国だが、イングランド、フランス、スペインと共に準決勝に勝ち進んだ。本当に誇らしく思う。今夜は苦しい試合だったが、簡単な試合などない」 「彼らはすべてを注ぎ込んだ。感情的な試合だったが、我々に大きなハートがあった。ほかの国と比べて、それが欠けると批判されることもあったがね」 「後半は良かったよ。苦しい試合だったが、準決勝でプレーするチャンスを掴めたのは大きな成功だ」 イングランド代表との準決勝にも「水曜日は2つの大国による歴史的な素晴らしい夜になるだろう」とし、「決勝に進むなら、グループでフランスと一緒だったら、スペインが良いと思うが、まずは準決勝で良いプレーができるよう最善の準備をしないとね」と話した。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】オランダvsトルコ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="BJ-em1Becps";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 10:10 Sun
スイス代表はユーロ2024のベスト4にあと一歩及ばなかった。 6日の準々決勝でイングランド代表と対戦のスイス。70分にブリール・エンボロのゴールで均衡を破ったが、5分後に追いつかれ、延長戦にもつれると、PK戦の末に散った。 UEFA公式サイトによると、ムラト・ヤキン監督は「つらいね。我々は非常に頑張ったし、たくさんのチャンスを作った。選手たちや国のことを思うと悲しいよ」と話した。 一方で、「イングランドはあまりチャンスがなく、我々の方が多く作った。我々は帰国に値しないが、本当に誇らしく思う」と胸を張った。 「我々はもう隠れる必要などない。今日は十分じゃなかったから敗退したが、PK戦は運の問題。我々にそれがなかった。それでも、大きなチームに多くの問題を起こしてきたし、胸を張って去る」 また、キャプテンのグラニト・ジャカについてもケガを抱えてのプレーだったと明かすと、労いの言葉を送っている。 「彼はケガを抱えながらのプレーだった。イタリア戦の序盤にケガをして、今週はほとんどトレーニングをやれなかったんだ。彼がプレーできたのは奇跡だ。彼の性格や意思を物語る。ロングパスを出せないシーンもあったが、大いに称賛に値する」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】イングランドvsスイス</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="3ym9XQSX3X0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.07 09:30 Sun

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「数センチの差で罰せられる」土壇場で追いつかれ、延長で敗退…イングランドを追い込んだスロバキア指揮官「このチームを誇りに思う」

スロバキア代表のフランチェスコ・カルツォーナ監督が、ユーロ2024からの敗退を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でスロバキアはイングランドと対戦した。 優勝候補相手の大一番。それでもスロバキアは、25分にロングボールをつなぐと、イバン・シュランツが大会3ゴール目で先制に成功する。 ハードでタイトなプレスでイングランドを封じていくスロバキア。50分にフィル・フォーデンにネットを揺らされるが、これはオフサイドに救われることに。それでも後半アディショナルタイムにジュード・ベリンガムに決められまさかの土壇場で追いつかれることに。そして迎えた延長戦ではハリー・ケインにゴールを許し、2-1で敗戦。ラウンド16で敗退となった。 優勝候補をギリギリまで追い詰めながらも敗れたスロバキア。カルツォーナ監督は、敗退を悔しがりながらもチームのパフォーマンスを称えた。 「誇りに思っている。ワールドクラスのチーム、優勝候補の1つ相手に素晴らしい試合ができた。イングランドに対してほとんどの時間失点をせず、あと少しで勝ち進めるところだった」 「残念ながら勝ち進むことはできなかった。延長戦では、半分の時間を敵陣で過ごせた。チームをとても誇りに思う」 「こうした選手たちとトレーニングするというのは誇りでもある。彼らはフィールドで違いを生み出し、彼らがいることにとても感謝している」 また、試合終了間際の同点ゴールを許したシーンについても言及。わずかな差だったとコメントした。 「残りわずか数秒のところで、レアル・マドリーでプレーする選手のせいで失点をした。数センチの差で罰せられてしまう」 「もっと上手く守れたかもしれないが、そういったことも起こるものだ」 これで2016年大会に続いてのベスト16での敗退。それでも、カルツォーナ監督は高いパフォーマンスを見せていた選手たちを称えた。 「私は改めて、このチームを誇りに思っていると言いたい。選手たちには素晴らしい仕事をした、素晴らしい選手たちだと言った」 「我々は他のどの相手とも互角であり、攻撃的なサッカーをして得点のチャンスもあった。選手たちを誇りに思っている」 「我々が勝利に非常に近づいていたため、選手たちは明らかにガッカリしている。ただ、これがサッカーだ」 <span class="paragraph-title">【動画】優勝候補を追い込みながらもスロバキアは最後に力尽きる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dawfWEA1m5Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 12:33 Mon
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「選手は責任の一端を負わなければならない」、本領発揮至らずもフォーデンは厳しい批判に晒される指揮官を擁護

低調なチーム同様に本領発揮に至らないイングランド代表MFフィル・フォーデンが、厳しい批判に晒される指揮官を擁護した。『ESPN』が伝えている。 開幕前には有力な優勝候補に挙げられていたイングランド。ここまではグループステージ首位通過に、ラウンド16でスロバキア代表を破ってベスト8進出と結果を見れば、順当にトーナメントを勝ち進んでいるが、肝心のパフォーマンスは低調の一言だ。 前述のスロバキア戦では前半半ばに先制を許すと、後半アディショナルタイムまで0-1のビハインドを背負う絶体絶命の展開に。その窮地でMFジュード・ベリンガムが決めた圧巻のバイシクルシュートで同点に追いつき、延長戦開始直後にFWハリー・ケインが決めた勝ち越しゴールで突破を決めたが、多くのイングランド国民は劇的勝利に歓喜するよりも、薄氷の突破に落胆する声が多く挙がっていた。 とりわけ、大会前のメンバー選考の段階から懐疑的な見方をされ、ここまでの4試合を通じても適材適所での起用、チームの最大値を引き出せないガレス・サウスゲイト監督の戦術、用兵に対する批判は非常に大きい。 そういったなか、スリーライオンズは6日に行われる準々決勝でスイス代表と対戦。その対戦相手は前ラウンドで前回王者イタリア代表を相手に2-0の完勝を収めており、現状のイングランドのパフォーマンスを鑑みれば、敗退に追い込まれてもおかしくない難しい対戦相手だ。 ここまでの全試合左ウイングでスタメン出場を続けながらも、マンチェスター・シティで見せていたパフォーマンスを見せることができず。消化不良の戦いが続くフォーデンは、この重要な一戦を前に自身を含め低調なパフォーマンスの責任は選手も負うべきだと持論を展開した。 「プレーヤーは責任の一端を負わなければならない」 「リーダーが集まって、なぜうまくいかないのか、解決策を見つけなければならない」 「実際、監督にできることは限られている。監督はチームをシステムの中に組み入れ、どのようにプレスするかを指示する。それがうまくいかない場合は、自分で解決しなければならない」 また、フォーデンはイングランドのプレースタイルがトレーニングの指示と一致していないと語り、サウスゲイト監督はピッチの高い位置でプレスをかけるよう指示していると付け加えている。 「ガレスには同情する」 「トレーニングで、彼は僕らに発破をかけ、よりピッチの高い位置でプレーするように指示している。個人的にも僕らはより主体的にプレッシャーをかけていく必要があると感じているよ」 「僕らは各自がリーダーにならなければならない。試合ではもう少し団結して解決策を考え出すこともできたはずだ」 「だから、確かに僕らは以前よりも話し合ってきた。試合でまた同じことが起きれば、僕らは団結して解決策を見つけ、どこが間違っているのかを見極め、自分たちのプレッシャーを調整することができるはずだ」 厳しい批判に晒されるサウスゲイト監督に寄り添う姿勢を示したレフティーだが、スイス戦では5戦目にしての本領発揮でチームをベスト4に導くと共に、指揮官を救うことはできるか。 2024.07.04 22:32 Thu
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ハットトリックの大活躍、フォーデンがゴール量産に言及「素晴らしい選手たちとプレーしているから」

マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンが、ハットトリックを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 5日、プレミアリーグ第23節でシティはブレントフォードとアウェイで対戦した。 首位争いが激化する中、消化が2試合少ないシティ。連勝すれば首位に立てる状況の中での一戦だったが、21分に失点してリードを許す展開となる。 それでも前半アディショナルタイムにフォーデンが同点ゴールを決めて試合を折り返すと、後半にフォーデンが躍動。2ゴールを奪い、1-3でシティが逆転勝利を収めた。 前半のうちに追いつく貴重なゴールを決め、後半に繋げたフォーデンは、今シーズンの公式戦で14ゴール9アシストを記録。数字という点でも結果を残している中、その理由を語った。 「おそらく素晴らしい選手たちとプレーしているからなんだと思う。そして、ゴールを決めたいし、ボックス内に入っていきたいという気持ちがあるからだ」 「その両方の組み合わせが、僕がゴールできた理由だろう。ハーフタイムの直前にゴールを奪えて嬉しいよ」 「それが後半に向けて少し勢いを与えてくれたと思う。あのゴールには満足している」 <span class="paragraph-title">【動画】抜け目ないフォーデンがATに同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ilf43no2P8Q";var video_start = 266;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】見事な連携で抜け出したフォーデンがハットトリック達成!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="ilf43no2P8Q";var video_start = 462;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.06 09:10 Tue
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弱冠20歳の傑物MFが母国を欧州初制覇に導く/ジュード・ベリンガム(イングランド代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■イングランド代表</span> 出場回数:4大会連続11回目 最高成績:準優勝(2021) ユーロ2020結果:準優勝 予選結果:グループC・1位 監督:ガレス・サウスゲイト <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー) 2003年6月29日(20歳) 弱冠20歳ながら既に風格を漂わせるスリーライオンズの傑物MF。加入1年目のレアル・マドリーで中軸として活躍し、チャンピオンズリーグとラ・リーガを制覇した希代のMFであるベリンガムは、フィル・フォーデン、ブカヨ・サカ、コール・パーマーら、それぞれのメガクラブで主軸として活躍する新進気鋭の面々と共に黄金の2列目を形成する。 守備面で不安のある今大会のイングランドだけに攻撃面で相手を上回っていきたい中、レアル・マドリーで得点力を大幅に開花させたベリンガムの存在は頼もしい限り。絶対的ストライカーのハリー・ケインと共に攻撃面でイングランドを牽引し、前回大会は惜しくも準優勝に終わったサッカーの母国イングランドに、欧州初制覇の偉業を届けられるかに注目だ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月20日(木) 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】イングランド代表 vs スロベニア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.ジョーダン・ピックフォード(エバートン) 13.アーロン・ラムズデール(アーセナル) 23.ディーン・ヘンダーソン(クリスタル・パレス) DF 2.カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) 3.ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド) 5.ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ) 6.マーク・グエイ(クリスタル・パレス) 12.キーラン・トリッピアー(ニューカッスル) 14.エズリ・コンサ(アストン・ビラ) 15.ルイス・ダンク(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 22.ジョー・ゴメス(リバプール) MF 4.デクラン・ライス(アーセナル) 8.トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) 10.ジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/スペイン) 16.コナー・ギャラガー(チェルシー) 25.アダム・ウォートン(クリスタル・パレス) 26.コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド) FW 7.ブカヨ・サカ(アーセナル) 9.ハリー・ケイン(バイエルン/ドイツ) 11.フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 17.イヴァン・トニー(ブレントフォード) 18.アンソニー・ゴードン(ニューカッスル) 19.オリー・ワトキンス(アストン・ビラ) 20.ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム) 21.エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス) 24.コール・パーマー(チェルシー) 2024.06.16 21:30 Sun
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フォーデン&グリーンウッドが愚行…アイスランド戦の宿泊先に女性を連れ込み懲戒処分へ

イングランド代表デビューを飾ったばかりのマンチェスター・シティMFフィル・フォーデンと、マンチェスター・ユナイテッドFWメイソン・グリーンウッドが愚行を犯した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 イングランド代表期待の若手であるフォーデンとグリーンウッドは、5日に行われたUEFAネーションズリーグのアイスランドとのアウェイゲームでA代表デビューを飾り、1-0の勝利に貢献した。 しかし、待望のスリーライオンズデビューの裏で許しがたい愚行を犯していたことが判明した。 アイスランド『DV』が伝えるところによれば、フォーデンとグリーンウッドの2選手は、代表チームが滞在していたアイスランドの宿泊先に2人の女性を招き入れていた疑いがあるという。 その女性のうちの1人がホテルの一室で撮影されたと思われる『Snapchat』のビデオでは、両選手の姿がハッキリと映されており、動画に加工などの形跡もなく本物と見て間違いないと見られている。 さらに、女性は『DV』の取材に対して、数日前に両選手の片方と知り合い、宿泊先に招き入れられたこと、新型コロナウイルス(COVID-19)に関するプロトコルを知らなかったことや、写真や動画の撮影を許可されていたなど、細かなやり取りを語っていた。 ほぼ確実に“クロ”だと思われる両選手は、イングランドサッカー協会(FA)が定める代表活動中の行動規則、新型コロナウイルスのプロトコルのいずれも違反しており、今後懲戒処分が科される可能性が極めて高いと思われる。 なお、代表チームはすでに両選手の違反行為を確認しているようで、トレーニング参加を禁じられているようだ。 また、ガレス・サウスゲイト監督は現地時間の7日午後に公式会見に出席する予定となっており、その場で両者に関する何らかの説明がある模様だ。 ちなみにフォーデンには長年交際しているパートナーとの間に2歳の息子がいる。一方、グリーンウッドは今年5月にモデルの女性と破局したばかりだった。 2020.09.07 21:03 Mon

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ベスト8が決定! 開催国ドイツはスペインと、優勝候補ポルトガルとフランスが激突【ユーロ2024】

ユーロ2024ラウンド16の全8試合が2日に終了し、ベスト8が出揃った。 ベスト8に勝ち上がったのは開催国ドイツの他、優勝経験のあるスペイン、ポルトガル、フランス、オランダ、初優勝を目指すイングランド、スイス、トルコとなった。 準々決勝では1996年大会以来の優勝を狙う開催国ドイツが、3大会ぶりの優勝を狙うスペインと対戦。2大会ぶりの優勝を狙うポルトガルは、6大会ぶりの優勝を狙うフランスと対戦する。 そしてスロベニアとのラウンド16を延長戦の末に勝ち上がったイングランドは、前回王者イタリア撃破の“ダークホース”スイスと対戦。1988年大会以来の優勝を狙うオランダは、4大会ぶりベスト8進出のトルコと対戦することになった。 ◆準々決勝 ▽7/5(金) 《25:00》 スペイン代表 vs ドイツ代表 《28:00》 ポルトガル代表 vs フランス代表 ▽7/6(土) 《25:00》 イングランド代表 vs スイス代表 《28:00》 オランダ代表 vs トルコ代表 <span class="paragraph-title">【画像】ユーロ2024決勝トーナメント表</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/EURO2024KockoutStageTournament_20240703_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2024.07.03 06:30 Wed
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奇跡の同点バイシクル→股間を掴むパフォーマンスのベリンガムは執行猶予付きの1試合出場停止処分、スイス戦は出場可能に

欧州サッカー連盟(UEFA)は5日、イングランド代表MFジュード・ベリンガムに対して1試合の出場停止処分を下した。なお、1年間の執行猶予付きとなるため、ユーロ2024で適用されることはない。 2023-24シーズンはレアル・マドリーへと移籍し飛躍したベリンガムは、イングランド代表としてユーロ2024に出場している。 背番号10を背負っているベリンガムは、グループステージの3試合に出場し1ゴールを記録。ラウンド16ではスロバキア代表と対戦すると、敗戦目前の後半アディショナルタイム5分にバイシクルシュートを叩き込み、奇跡の同点ゴール。その後延長戦でチームは勝ち越し、ベスト8に駒を進めていた。 しかし、ベリンガムはスロバキア戦のゴール後に、相手のベンチに向かって股間を触るジェスチャーをし、侮辱行為にあたるとして調査の対象となっていた。 最悪の場合出場停止処分が下される中、1試合の出場停止処分が決定。ただし、1年間の執行猶予期間が設けられるため、準々決勝のスイス代表戦は出場が可能となる。 なお、罰金処分に関しては3万ユーロ(約522万円)となった。 <span class="paragraph-title">【写真】UEFAに処分を受けたベリンガムのポーズ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><br>El máximo ente europeo comunicó que el crack de 21 años podría recibir una sanción por su gesto de llevarse las manos a los genitales tras el gol del empate contra Eslovaquia. El comunicado dicta que: &quot;Un inspector de ética y disciplina… <a href="https://t.co/hTDKX0abTN">pic.twitter.com/hTDKX0abTN</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1807903796468895820?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】これぞ主役! ベリンガムが敗退目前から起死回生のバイシクル!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="crrMLIrlcfY";var video_start = 235;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.05 20:32 Fri
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ベリンガムのジェスチャーがUEFAの調査対象に…本人は「友人同士のジョーク」と釈明も

欧州サッカー連盟(UEFA)がイングランド代表MFジュード・ベリンガムのジェスチャーを巡って調査に乗り出しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 先のユーロ2024ラウンド16・スロバキア代表戦では0-1の後半アディショナルタイムに起死回生のオーバーヘッド弾のベリンガム。その後のイングランドは延長前半にハリー・ケインの逆転弾で逆転し、8強入りした。 ベリンガムはこの奇跡的な勝ち上がりのまさに立役者だが、ゴールを決めると、スロバキアのベンチに向かって股間を掴むようなジェスチャー。それが品行方正の基本ルールに反しうるとし、UEFAが動いたという。 ベリンガムは自身のSNSで親しい友人に向けた内輪のジョークと釈明し、スロバキアを煽ったわけではないと主張しているが、UEFAがルール違反とみなせば、出場停止か、罰金、あるいはその両方が科される恐れがある模様だ。 ちなみに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントス時代のクリスティアーノ・ロナウドや、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が同じように品位を欠く行為で咎められたが、いずれも罰金処分で済んでいる。 <span class="paragraph-title">【写真】UEFAに処分を受ける可能性のあるベリンがむのポーズ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"><br>El máximo ente europeo comunicó que el crack de 21 años podría recibir una sanción por su gesto de llevarse las manos a los genitales tras el gol del empate contra Eslovaquia. El comunicado dicta que: &quot;Un inspector de ética y disciplina… <a href="https://t.co/hTDKX0abTN">pic.twitter.com/hTDKX0abTN</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1807903796468895820?ref_src=twsrc%5Etfw">July 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.02 17:45 Tue
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「国を失望させてしまったような気分だった」起死回生の同点弾、救世主・ベリンガムはギリギリの戦いもプラスにとらえる「今の雰囲気は大きな違いを生む」

イングランド代表を救ったMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が、スロバキア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6月30日、ユーロ2024ラウンド16でイングランドはスロバキアと対戦した。 優勝候補の一角に上げられながらもグループステージは低調なパフォーマンスに終わったイングランド。批判的な声も高まっており、厳しい状況に立たされていた。 そんな中、ラウンド16でも苦戦することに。スロバキアのハイプレスに対して良い形で攻撃ができず、25分に失点。その後も苦しみ続けることとなった。 後半に入り、徐々に盛り返していくも、ボールを保持こそするが、決定的なシーンを作れず、GKマルティン・ドゥブラフカの好セーブにも遭ってゴールが奪えない。 このまま敗退だと思われなか、後半アディショナルタイム5分にベリンガムがバイシクルシュートを決めて起死回生の同点に。延長戦に入ると、早々にハリー・ケインがヘディングでネットを揺らして逆転。2-1でなんとか勝利し、ベスト8に駒を進めた。 ベリンガムはプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。残り1分程度のところでの劇的な同点ゴールを振り返った。 「帰国まであと30秒というところで、国を失望させてしまったような気分だったが、ボールを1回蹴ったら全てが上手くいった。そんな気分はいやだけど、そうなれば最高の気分だ」 「イングランド代表としてプレーすることは素晴らしいことだが、プレッシャーも大きい。ピッチに立って、ゴールを決めることは僕にとって解放感があり、とても幸せな瞬間だ」 「これは間違いなく僕にとって最高の瞬間だよ。個人的には大きな意味を持つ素晴らしいゴールがいくつかあるけど、今日の試合においても、それがなければ気分が変わるという意味でも、このゴールは重要だった。最高の瞬間だ」 2023-24シーズンはレアル・マドリーで躍動したベリンガム。これでイングランド代表としても結果を残した。 ベリンガムはチームとしてのパフォーマンスは悪くなかったとコメント。ギリギリの状況は望ましくないものの、こうしたことが起こることで、チームも勢いづけると語った。 「相手のゴール以外は僕たちはかなり良かったと思う。良いところまで行っていた。もっと決定力を出せたかもしれないけど、僕たちが示した主なことは、たくさんの個性だ」 「ノックアウトのフットボールでは、そのような瞬間を作り出すと、人々は周りを見回して『そうだ、これが僕たちのチームスピリットだ』と思うだろう。逆境がなければ、こういった瞬間は訪れない」 「ユーロから敗退するまであと20秒か30秒だった。今の雰囲気は大きな違いを生み、それがチームの今後にどのような影響を与えるかを示している」 「大きな瞬間ではあるけど、長い大会だし、カップを勝ち取った場合にのみ、それが分かる。今後の2週間で、それがどれだけ重要かわかるだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】これぞ主役! ベリンガムが敗退目前から起死回生のバイシクル!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="crrMLIrlcfY";var video_start = 235;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.01 22:45 Mon
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イングランドが敗退寸前から逆転勝利!スロバキアとの120分激闘を制し8強入りを決める【ユーロ2024】

ユーロ2024・ラウンド16のイングランド代表vsスロバキア代表が6月30日に行われ、2-1でイングランドが勝利した。 デンマーク代表、スロベニア代表、セルビア代表が同居したグループCを首位で通過したイングランドは、ゴールレスドローで終えた最終節のスロベニア戦のスタメンからギャラガーをメイヌーに変更した以外は同じスタメンを起用。最前線にケイン、2列目にサカ、ベリンガム、フォーデンを並べた[4-2-3-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、ルーマニア代表、ベルギー代表、ウクライナ代表が同居したグループEを3位で通過したスロバキアは、1-1の引き分けに終わったルーマニア戦と同じスタメンを採用。3トップにシュランツ、ストレレツ、ハラスリンを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 立ち上がりから積極的な姿勢でゴールを目指すスロバキアは12分、ハンツコのスルーパスで左サイドを抜け出したハラスリンがドリブルでボックス内まで切り込みシュート。相手DFのブロックでコースが変わったボールはゴールカバーに戻ったDFトリッピアーにクリアされた。 その後は一進一退の展開が続いたが、25分にスロバキアが先制する。ヴァヴロのロングパスを敵陣中盤でクツカが競り合うと、このボールをボックス手前で収めたストレレツのスルーパスからゴール前に侵入したシュランツがダイレクトシュートをゴール左隅に流し込んだ。 前半半ば以降は、1点を追うイングランドが徐々にボールを保持する時間を増やしていく。しかし、自陣で守備ブロックを固めるスロバキアも集中を切らさず、前半は0-1で終了した。 1点ビハンドで後半を迎えたイングランドは、開始早々にネットを揺らす。ボックス中央手前でボールを受けたケインが左サイドへ展開すると、ボックス左でパスを受けたトリッピアーの折り返しをフォーデンがゴールに流し込んだが、VARの末にフォーデンのオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 ピンチを凌いだスロバキアは、55分に相手のミスからチャンスを迎える。中盤で獲得したFKを素早くリスタートしたベリンガムの横パスがズレると、これをカットしたストレレツがセンターサークル左から超ロングシュート。しかし、これはゴール右に外れた。 後半の主導権を握るもゴールが遠いイングランドは、66分にトリッピアーを下げてパーマーを投入。すると78分、フォーデンの左FKからケインがヘディングシュートでゴールに迫ったが、これはわずかにゴール左に外れた。 さらにイングランドは、81分にもバイタルエリア中央に切り込んだライスがミドルシュートでゴールを狙うと、左ポストに弾かれた跳ね返りをケインがジャンピングボレーで合わせたが、このシュートは枠に上に外れた。 0-1のまま終盤に差し掛かり、このまま終了かと思われたが、後半終了間際にドラマが生まれる。95分、右サイドからのロングスローをニアでグエイがフリックすると、この浮き球をベリンガムが見事なオーバーヘッドシュートでゴールに叩き込んだ。そして、試合はそのまま90分が終了し、延長戦にもつれ込む。 迎えた延長戦は開始早々にスコアが動く。イングランドは91分、右サイド深くで獲得したFKのこぼれ球をボックス手前のエゼが右足ボレーで合わせると、この浮き球をボックス中央左のトニーが頭で折り返し、最後はゴール前のケインがヘディングシュートでネットを揺らした。 逆転を許したスロバキアは105分、ススロフのスルーパスでボックス左深くまで駆け上がったボジェニクの落としをトゥプタがダイレクトクロス。これをゴール前に走り込んだペカリークが右ヒザ付近で合わせたが、ボールは枠の上に外れた。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。スロバキアに大苦戦のイングランドが敗退寸前からの逆転勝利で2大会連続のベスト8進出を決めた。 イングランド 2-1 スロバキア 【イングランド】 ジュード・ベリンガム(後50) ハリー・ケイン延前1) 【スロバキア】 イバン・シュランツ(前25) 2024.07.01 03:40 Mon

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