「変なプレッシャーが…」札幌と対戦の横浜FM、苦しむチームに栗原勇蔵氏がルヴァンカップに期待「キッカケに軌道に乗れれば」

2024.07.02 19:25 Tue
ドロワーを務めた栗原勇蔵氏
©︎J.LEAGUE
ドロワーを務めた栗原勇蔵氏
2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。

今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。
例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。

横浜F・マリノスはクラブシップ・キャプテンを務める元日本代表DF栗原勇蔵氏が登場。北海道コンサドーレ札幌との対戦が決定した。

栗原氏は現役時代も抽選会の参加はなく、初の参加となった中、OBとしての心境を語った。
「現役時代も来たことはなかったんですが、OBで来ると違うプレッシャーを感じます」

「選手の時は手強い相手を引いても自分でやるだけでしたが、今は引くだけになっちゃうので、変なプレッシャーがありました」

プレッシャーを感じていたという栗原氏。札幌については「何度も対戦経験があるチームで、非常に強いと思います。簡単に倒せる相手ではないと思います」と印象をコメント。「マリノスもタイトルからかなり離れているので、その第一歩として札幌さんを倒させていただきたいと思います」と、2001年以来のリーグカップ制覇に期待を寄せた。

チームはハリー・キューウェル監督の下、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行による過密日程や、ケガ人の多さなどで低迷中。ルヴァンカップを良いキッカケになればと期待した。

「ACLがあったので、そこで悔しい思いをして、リーグも並行していたので、なかなかリズムに乗れなかったですが、ルヴァンはここが第一戦になるので、これをキッカケに軌道に乗れればと思います」

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14日、『DAZN』は『Jリーグジャッジリプレイ2023 #31』を配信。ゲストには横浜F・マリノスのOBで解説者の水沼貴史氏、そして横浜FMのクラブシップキャプテンである栗原勇蔵氏を迎えて行われた。 SNSで話題となったジャッジを深掘りする番組。今回ピックアップされたシーンの1つは、浦和レッズvsヴィッセル神戸の決勝点のシーンだ。 浦和は勝たなければ優勝が潰える中、後半アディショナルタイムに同点に追いつき迎えた96分のシーン。相手陳内でFKを獲得すると、GK西川周作もゴール前に上がり捨て身の攻撃。中島翔哉がゴール前にクロスを送るも、GK前川黛也がキャッチ。そのままパンとキックで蹴り出すと、これが大迫勇也に渡り、無人のゴールへロングシュート。これが決勝点となり、1-2で神戸が勝利。浦和の優勝の夢が潰えた。 しかし、このシーンではGK西川がいないためにオフサイドラインが変わっており、大迫がハーフウェイラインを越えていたことでオフサイドだとSNS上などで指摘。誤審だと話題になっていた。 『Jリーグジャッジリプレイ』では、『DAZN』の放送やVARチェックに使用できないスカウティング映像を紹介。前川が蹴り出した瞬間に大迫は完全にハーフウェイラインを越えており、競技規則に照らし合わせれば完全にオフサイドとなる。 元国際主審の家本政明氏は「映像を見る限りではそう言わざるを得ないです」とオフサイドだとした。「僕もここに来て初めてこの映像を見て、なるほどと。副審の方がどのポジションにいるのかなという時に、本来であれば西川選手が前に行っているので、この場合はセカンドディフェンダーが神戸サイドにいるのでハーフウェイラインが最終のオフサイドラインになります」と説明。「競技規則にあるのは、オフサイドポジションにいることは反則ではないが、競技者の頭、胴体、足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い位置にいる。GKを含む全ての競技者の手や腕は含まれない。オフサイドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までとすると、ハンドの解釈と一緒です」とした。 実際にこのシーンでは完全に体がオフサイドラインとなるハーフウェイラインを越えている。家本氏は「腕が頭よりも十分に出ている。次に副審のポジションはハーフウェイラインの上にステイしなければいけないんですが、どういうわけか動いちゃている」と指摘。「この試合は観ていて凄くエキサイティングで面白い反面、難しい試合だった。西川選手が前に行っている事を、ふと忘れてしまった。ちょっと考えられない動きをしたために適切な競技規則が判断できなかったのかなと思います」と解説した。 また、現地で解説していた水沼氏は「オフサイドはゴールが決まってから考えて、レフェリーも止まったのでVARに確認をしているんだと思った。でも結構早くチェックオーバーが終わった。なんでこんな早く終わったんだろうと」と当時を回想。「パッと頭に思い浮かんだのは、映像が撮れていない、見れていない。副審の方は同一視野で入らない。キックと大迫選手の出るタイミングと。近くであれば音とか。そういう事を考えながら観ていましたけど、これはオフサイドじゃないかなというのが頭にありました。でもチェックオーバーが早かったので、映像がなかったのかなと思いました」と語った。 「優勝を考えると大きく影響が出てくる可能性はありますが、画的な証拠がないというのが一番なのかな」とVARがオフサイドと判定できなかった可能性を指摘した。 栗原氏は「この映像を見れば議論することもなくオフサイドなんだろうな」とコメント。「現場で副審が遠くを見ながらなので難しいかなと。オフサイド云々の前に、これを見ていると、前川選手はファインプレーだったなと。そっちの方の印象が大きいです」と語った。 水沼氏は副審の動きにも言及。「キャッチした瞬間は見ていて、習性だと思います。最終ラインはハーフウェイラインなんだけど、最後のディフェンダーのところに行ってしまう習性かな」と、GKがいる前提で普段動いているものが出たのではないかと推測した。 またSNS上で議論になったハーフウェイラインの考え方については家本氏が解説。「レッズ側のハーフウェイラインの延長線上より体の一部が出ているかどうか。境界線は全体というよりは、ラインと芝生のところ」と語り、肩より体側が少しでも出た時点でオフサイドになるとした。 水沼氏は「こういう時のためにVARの中にスカウティングも入れておいても良い。こういう事象の時に使えるようにしておいたらいいのでは」と、VARチェックに使用するカメラについて提案。海外では導入されていることもあり、Jリーグでも導入しても良いことだが、現時点では別物として扱われており、家本氏は「日本サッカー協会、審判員会とJリーグサイドの話」とし、「海外では保険として導入しているのは聞いたことがある。現在のVARの全部のカメラでもチェックしても明白な証拠がなかったのでコンプリートせざるを得なかった」としながらも、「クラブや選手、ファン・サポーターはこの1試合で決まるものも多い。Jリーグと委員会がどうすればこの問題を今後解決できるのかを議論して、そうして(導入して)いただきたい」と語り、VARの運用を検討する必要性はあるだろう見解を述べた。 一方で、現場でのジャッジについて家本氏は「めちゃくちゃ難しいです」とコメント。「線があるので明白なので出ているかどうかは明白。ただ、ボールをいつ蹴ったの?という問いは残る。同一視野内に入ればいいですが、どうしても(視線を)振らなければいけないので、蹴った瞬間を見なければいけないので、人間には正しく判断できない」と語り、「だからこそテクノロジーでカバー、サポートできればと思う」と、現場でのジャッジには限界があるシーンだとも語った。 <span class="paragraph-title">【動画】実際はオフサイド…物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PghXpuAUP9s";var video_start = 500;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.14 12:15 Tue
J1優勝シャーレとプレミアリーグ優勝トロフィーが並んだ豪華な一枚が公開された。 横浜F・マリノスは今季の明治安田生命J1リーグを20勝8分け6敗、リーグ最多の70得点、最少タイの35失点という成績で制した。 3年ぶり5度目の栄冠を手にしたJ1王者には、 プレミアリーグの王者であるマンチェスター・シティからも祝辞が届いていた。2014年7月にシティ・フットボール・グループ(CFG)が日産自動車とパートナーシップを結び、横浜FMの少数株主となった繋がりがあるためだ。 その関係性が貴重な一枚を生んだ。横浜FMやシティの日本語版ツイッターは9日、横浜FMの本拠地、日産スタジアムの前にJ1優勝シャーレとプレミアリーグ優勝トロフィーが並ぶ写真を公開した。 シティは2021-22シーズンの優勝を祝し、トロフィーツアーを実施中。フランスに始まり、計10カ国をめぐる旅は、現在最終目的地である日本まで進んでおり、この度CFGの横浜FM訪問となった。 トロフィーツアーにはシティのOBである元イングランド代表FWショーン・ライト=フィリップス氏も帯同。横浜FMからはOBの栗原勇蔵が登場している。 シャーレとトロフィーが並んだ非常に貴重な一枚には「最高すぎないか」、「これ凄いね!」、「ダブル王者やんか」、「豪華!」など、感嘆の声が。また、「めっちゃなついじゃん!!」、「懐かしいな!来日してるのか!!」、「エウベルとスピード勝負してほしいな」といった往年のスピードスターを懐かしむ声も聴かれた。 12日には東京で第16節ブレントフォード戦のパブリックビューイングが予定されており、こちらにはプレミアリーグトロフィーとともにライト=フィリップス氏が登場する予定だ。 <span class="paragraph-title">【写真】CFGだから実現!J1優勝シャーレとプレミア優勝トロフィーが日産スタジアムに並ぶ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#トロフィーツアー</a> で来日しているマンチェスター・シティOBのショーン・ライト=フィリップス氏が、プレミアリーグトロフィーと共に、クラブを訪問<br><br>J1リーグ優勝を祝福してくれました<a href="https://twitter.com/hashtag/fmarinos?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#fmarinos</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/ManCity?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ManCity</a> <a href="https://t.co/eAlGjhTFnf">pic.twitter.com/eAlGjhTFnf</a></p>&mdash; 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) <a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1590233520802500614?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.09 19:50 Wed
横浜F・マリノスは、クラブ創設30周年を迎える今シーズン、ベイスターズの球団名を冠して30周年を迎える横浜DeNAベイスターズとのコラボイベント「I☆YOKOHAMA SERIES」の開催を発表した。 このイベントに際し、選手たちが着用する「ベイスターズ×F・マリノス スペシャルユニフォーム」を同じコンセプトのもとに制作。28日に共同発表会が開催された。 発表会には、横浜FMの栗原勇蔵氏、横浜DeNAの荒波翔氏とチームOBが登場。さらに現役選手として、横浜FMはFW仲川輝人、横浜DeNAは山﨑康晃投手が登場した。 発表会では、それぞれのチームやスポーツに対する思いを語る中で、仲川と山﨑はスペシャルユニフォームに袖を通して登場した。 ユニフォームは同じコンセプトで作られ、ユニフォームカラーは、横浜を象徴するレンガ調の街並みにも馴染みやすい「ネイビー」を基調としながら、アクセントとして横浜市花であるバラを表現した「ピンク」を採用している。 また、「常に街のみなさまの側にある存在でいたい」という思いのコンセプトの下、「普段使いのファッションとして日常生活に取り入れやすいスタイリッシュ」なものに仕上がっている。 横浜FMは「エンブレム、星、メモリアルナンバリング(1992-2022)をホワイトで統一することで、洗練された印象」を醸し出すほか「前面の裾部のトリパラロゴに加えて、30周年記念ロゴをあしらうことで、特別である」事を象徴するデザインに仕上げている。 なお、横浜DeNAは「「YOKOHAMA」の文字と共に街への想いを胸に刻み、洗練された街・横浜を体現したデザイン」となっている。 このデザインに仲川は「これ良いじゃん」と感想を発表し、「たまにスペシャルユニフォームはマリノスでやっていますが、バラのピンクのアクセントも可愛く、オシャレでスタイリッシュで良いなと思います」とユニフォームの感想を述べていた。 また、山﨑も「COOL!!」と表現。「カッコイイなと思いました。横浜の象徴のバラのラインが入って良いなと」とアクセントのピンクも良いと語った。 イベント後の取材では今回の両チームのコラボイベント「I☆YOKOHAMA SERIES」について仲川は「こうやってコラボすることが毎年続いていって、横浜を少しでもスポーツで盛り上げていきたいと思っているので、続けていけるように自分たちも頑張っていければと思います」とコメント。山﨑は「なかなかこれまではなかったコラボなので、非常にワクワクしていますし、開催される試合も勝っていけるように、横浜の街を盛り上げていきたいなと思います」と語った。 仲川はスペシャルユニフォームでのプレーに「マリノスはアタッキングフットボールを目指しているので、見ている人が楽しむ試合だったり、楽しむプレーを自分自身がやるべきだと思っています。点をとって勝つという試合をより多く表現していきたいと思います」とコメント。山﨑は「見ている方に勇気やパワーを与えられるプレー、ハッスルなプレーを見せたいと思います」とコメントした。 最後には互いへエールを送ることに。山﨑は仲川に対し「以前からテレビで注目していてマリノスを象徴する選手でお会いできて非常にうれしいです。これからも横浜を引っ張ってもらいたいなという思いで、これからも応援し続けたいなと思っています」とエール。仲川は「ベイスターズを代表する選手だと思いますし、日本代表でも活躍もされていたので、自分も日本代表に関われるように頑張っていきたいと思いますし、山﨑選手も代表に絡むように頑張っていただきたいと思います」と山﨑にエールを送った。 横浜FMは「I☆YOKOHAMA SERIES」として、スペシャルユニフォームを着用。6月25日に行われる明治安田晴明J1リーグ第18節の柏レイソル戦の1試合のみで着用する。なお、4月2日のFC東京戦は、30周年記念試合として開催するものの、スペシャルユニフォームは着用しない。 また、横浜DeNAは6月28日〜30日の阪神タイガースとの3連戦でスペシャルユニフォームを着用する。 <span class="paragraph-title">【写真】横浜DeNAベイスターズとコラボしたスペシャルユニフォームはこれだ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fym20220328_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:©Y.F.M. 2022.03.28 20:10 Mon
日本代表の7大会連続ワールドカップ(W杯)出場が決まるか否かの最終予選大一番・オーストラリア(豪州)戦がいよいよ明日24日に迫ってきた。 決戦前日朝のシドニーは曇り空。気温23度というまずまず快適な気象条件だ。が、ここから下り坂で試合当日は雨模様。時折、強く降る可能性もあるようで、場合によっては日本が苦杯を喫した昨年9月の最終予選・オマーン戦(吹田)のような豪雨に見舞われるかもしれない。 「芝の長さとも関連しますし、ピッチの圧迫感も変わってきますけど、少しボールが延びることが多くて、失うリスクも高くなる。スピードを上げすぎるとリスクが増える印象がありますし、エリアでのプレーを考えないと危ないと思っています」と左サイドの切り札として期待される三笘薫(サン=ジロワーズ)も警戒していたが、最悪引き分け以上でOKの日本は普段以上に慎重な試合運びをする必要がありそうだ。 会場のスタジアム・オーストラリアは2015年1月のアジアカップ準々決勝・UAE戦でPK負けした因縁の地。当時はハビエル・アギーレ監督率いる新体制で、日本代表が2014年ブラジルW杯惨敗から再起しようとしていた時だった。 当初は皆川佑介(仙台)や坂井達弥(ネイビーFC/タイ2部)らをサプライズ選出するなどチャレンジングな抜擢を見せていたが、タイトルが求められた同大会では、遠藤保仁(磐田)、本田圭佑、岡崎慎司(カルタヘナ)、香川真司(シント=トロイデン)ら主力を固定。その弊害がUAEとの大一番に出てしまった。 日本はチーム全体の集中力と運動量がダウン。開始早々にアリ・マブフートに先制され、後半に柴崎岳(レガネス)の起死回生の同点弾で追いついたが、延長戦でも決着がつかず、PK戦で本田と香川が揃って失敗。8強敗退という予期せぬシナリオが現実になった。直後に八百長疑惑の渦中にいたアギーレが解任されるというショッキングな結末になり、日本サッカー界全体が揺れ動いた。 生き証人である長友佑都(FC東京)はこの悔しさを忘れたことはないという。 「鮮明に覚えていますよね。試合もそうだし、スタジアムの雰囲気も含め、悔しい思いが沸々と湧き上がるというか。忘れかけていた部分もあったけど、改めてこの場所に来ると、伝わってくるんですよね、この土地から。そういったものを感じているので、あの時の悔しさを晴らすのはこの場所でしかないと僕自身は思っているので、晴らしたいですね」 シドニー入りした20日、彼はしみじみとこう語った。長友にとってこの敗戦が苦い記憶になっているのにはわけがある。当時の彼はブラジルW杯惨敗のショックを断ち切れず、自分自身がどういう方向に進むべきか混乱していたからだ。 それを象徴したのが、UAE戦の前日会見。筆者が「ブラジルで敗れていろんなことを考えたと思うが、何が足りないと感じたか、それを踏まえてこの大会から何をトライして行くか」と質問したところ、長友は30秒以上沈黙し、考え込んでしまった。隣にいたアギーレ監督が見かねて「私が答えましょう」と助け舟を出したが、「言葉を発するためのエネルギーがかなり必要なんで…」と後から長友は偽らざる胸の内を吐露した。 当時の揺れ動く胸中というのは、川島永嗣(ストラスブール)や吉田麻也(サンプドリア)も共有していたはず。しかもシドニーの地で敗れたのだから、7年前の悪夢を払拭し、力強くカタールの大舞台にリスタートしたいという気持ちは強いはず。そのためにも今回の豪州戦はスッキリと勝ち切る必要がある。 加えて言うと、豪州のアウェー戦で日本は勝利したことがない。2009年6月の2010年南アフリカW杯アジア最終予選ラストマッチ(メルボルン)は田中マルクス闘莉王の先制弾で幸先のいい出足を見せながら、後半に日本キラー・ケイヒルの2発で逆転負け。2012年6月のブラジルW杯最終予選は栗原勇蔵(横浜FMクラブシップ・キャプテン)が先制しながら、ウィルクシャーの同点PKを浴び、1-1のドローとなった。 さらに、2016年10月の2018年ロシアW杯最終予選も原口元気(ウニオン・ベルリン)の一撃でリードしたが、ジェディナクにゴールを決められ、またも1-1のドロー。どうも日本は南半球の大国でのゲームを苦手としている様子だ。 このジンクスも払拭できれば、明るい未来が開けてくる可能性も少なくない。今回の日本は大迫勇也(神戸)や酒井宏樹(浦和)が不在な分、自ずから20代の若いメンバーで戦わざるを得ない。上田綺世(鹿島)や三笘、田中碧(デュッセルドルフ)といった東京五輪世代は豪州にそこまで苦手意識を持っていないだろう。 強気の姿勢で持てる力の全てを発揮できれば、日本の方が総合力は上。それは間違いないのだから、自信を持って堂々と試合を運び、けが人続出の豪州を倒してほしい。新たな歴史を作ると同時に、カタールW杯切符をしっかりとつかみ取ることが重要だ。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。</div> 2022.03.23 17:30 Wed
元日本代表DF松田直樹氏が2011年8月4日に急逝されてから、明日で10年が経過する。 1995年に前橋育英高校から横浜マリノスへと入団した松田氏は、16シーズンにわたってプレー。横浜F・マリノスから松本山雅FCへと活躍の場を移したが、志半ばで他界した。 横浜FMは、逝去から10年が経過することを受け、様々な取り組みを行うことを発表した。 8月4日には、オンライン記帳を実施。00:00~23:59の期間、ハッシュタグ「#FOREVER3」をつけて、ツイッターで松田直樹氏への想いをツイートすることで記帳となる。クラブは全てに目を通し、ご遺族へとお渡しするとのことだ。 また、1stユニフォーム、プレーヤーズTシャツの販売を決定。ご家族同意の下で、逝去後初の試みとなり、売り上げの利益全額はクラブが実施する「#命つなぐアクション」(ホームタウンにおけるCPR(心肺蘇生法)・AEDの普及啓発事業)および、ホームタウンの子どもたちへのサッカー普及活動などの活動費用に充てられるとのことだ。 Tシャツの受注期間は8月4日(水)18時〜8月31日(火)23時までとなる。価格は1stユニフォームが1万9360円(税込)、プレーヤーズTシャツが3960円(税込)となる。サイズはユニフォームがSから4XOまで、TシャツがS、M、Lとなる。 今回の取り組みに関して、黒澤良二代表取締役社長やクラブのアンバサダーである波戸康広氏、クラブシップ・キャプテンの栗原勇蔵氏、そして実姉の松田真紀さんがコメントしている。 ◆横浜マリノス株式会社 黒澤良二 代表取締役社長 「私がマリノスの社長に就任したのは2018年であり、松田直樹さんとの直接の接点はありません。しかし、もちろん松田直樹さんがマリノス在籍中からそのご活躍は存じ上げておりましたし、とても熱い気持ちを持ったサッカー選手だと思っていました。そしてマリノスの社長に就任してからの3年、松田直樹さんがクラブにとって、そしてファン・サポーターの皆様にとっていかに大きな存在であるかを改めて肌で感じてまいりました」 「そして、その魂はクラブが継承すべきスピリットだと思っています。「松田直樹という偉大なサッカー選手がいたことを、クラブが続く限り伝え続ける」というクラブの使命にマリノスファミリー全員で向き合い、しっかりと取り組んでいきたいと思います」 ◆波戸康広 横浜F・マリノス アンバサダー 「初めて会ったのは高校時代の選抜合宿で、それからは同じチームはもちろん、代表でも一緒にプレーしたのでたくさんの思い出があります。F・マリノスに復帰してからの宮崎キャンプでは同学年ということで同じ部屋になり、明け方になるまで語り合ったことは良い思い出です」 「この時期になるといつも思うのは、歳を重ねマツは何を喋っているかなということ!やっぱり、サッカーについて話しているだろう。マツが大好きだったサッカーの楽しさを伝えていくこと、それと共に、万が一の事態に備え命を守るための普及・啓発活動をしていきたいと思います」 ◆栗原勇蔵 横浜F・マリノス クラブシップ・キャプテン 「ジュニアユースの頃から、トップチームにいたマツさんは常に憧れの存在でした。2002年にトップチームに昇格して、同じピッチで練習をした時はレベルの差に衝撃を受けました。選手として、記録にも記憶にも残る選手で、F・マリノスの中で存在感が抜きんでている人です」 「加入当初は相手にしてもらえなかったですが、選手として認めてもらい始めると、話しかけてくれたり、色々なところに連れていってくれるようになりました。プライベートの時間でもサッカーのことばかり話していて、心からサッカーが大好きな人なんだなと思っていました」 「あのような形で亡くなってしまいましたが、そのことによって明らかにAEDは普及しましたし、亡くなっても尚、世に影響を与えるすごい存在だと思います」 「リアルタイムで見ていた方は松田直樹を忘れないと思いますが、特別な存在だったマツさんをたくさんの方に知ってもらいたいと思うので、今後も思い出せる活動をやっていきたいと思います」 ◆松田真紀さん/一般社団法人 松田直樹メモリアルNextGeneration 理事 「16年間という長きに渡り、松田直樹を愛して頂きましてありがとうございます。そしてあれから10年たちました今も変わらぬ思いに感謝しかございません。ありがとうございます」 「スポンサーの皆様、関係者の皆様、仲間の方々、ファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。どんな時も直樹を後押しして下さりありがとうございます。それぞれのシーズンを16年間共に過ごさせて頂きました」 「サッカーしかなかった直樹の16年間のサッカー人生は短いかもしれません。その中で、皆様に出会えました事、幸せなサッカー人生だったと思います」 「そしてあれから10年間の今、直樹を直接知らない方々もたくさんいらっしゃると思います。その中で、その時々にいらっしゃる関係者の方々、選手の方々、ファン・サポーターの皆様が思いを繋いで下さいます事、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます」 「ファン・サポーターの皆様、この10年間、いつもどんな時もかかさずに試合の際に、ゴール裏の直樹のフラッグをありがとうございます。あのフラッグは直樹そのものの様な感じがし、いつも直樹が共に試合に参加している様な感じがしております」 「これからもサッカーをこよなく愛したサッカー小僧がおりました事、心の片隅でも思って頂けましたら嬉しく思います」 「皆様がサッカーを楽しんでいらっしゃる事が、松田直樹の願いだと思います。そしてそのためには欠かせない安全な環境をと願います。そして今年はまた、皆様でシャーレを掲げたいです。暑さが続いております。感染が拡大しております。どうか充分お体ご自愛下さいませ」 <span class="paragraph-title">【写真】背番号3の横浜F・マリノス ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">松田直樹さん ご逝去10年を迎えるにあたって<a href="https://t.co/GYpK9d3C9S">https://t.co/GYpK9d3C9S</a><a href="https://twitter.com/hashtag/FOREVER3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FOREVER3</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%BE%E7%94%B0%E7%9B%B4%E6%A8%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#松田直樹</a> <a href="https://t.co/BIGebw5i1L">pic.twitter.com/BIGebw5i1L</a></p>&mdash; 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) <a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1422437889271427075?ref_src=twsrc%5Etfw">August 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.08.03 15:50 Tue

横浜F・マリノスの関連記事

SC相模原は4日、横浜FM・マリノスのMF植田啓太(21)が育成型期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月31日までとなり、横浜FMとの公式戦には出場できない。 植田は神奈川県出身で、横浜FMの下部組織で育った。プライマリーから在籍し、2021年にトップチームに昇格。2021年4月からおよそ3年間は栃木SCでプレーした。 栃木ではJ2通算44試合3得点、天皇杯で7試合に出場。今シーズンは横浜FMで天皇杯の1試合に出場していた。 植田は両クラブを通じてコメントしている。 ◆SC相模原 「この度、横浜F・マリノスから育成型期限付き移籍で加入することになりました植田啓太です。SC相模原の最大の目標であるJ2昇格に向け、チームの力となれるように日々全力で頑張ります。よろしくお願いします」 ◆横浜F・マリノス 「SC相模原に育成型期限付き移籍することとなりました。ファン・サポーターの皆さんの期待に応えられず、悔しい気持ちです。SC相模原に行くからには、しっかりとピッチ上でJ2昇格に貢献したいと思います。半年間ありがとうございました」 2024.07.04 10:50 Thu
3日、明治安田J1リーグ第16節延期分の横浜F・マリノスvsサガン鳥栖がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの鳥栖が0-1で勝利した。 横浜FMのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出に伴い延期されていた一戦。12位のホームチームは直近の東京ヴェルディ戦を1-2で落とし連敗中。中3日の今節はスタメンを2人変更し、エウベルと加藤聖が起用された。 対する18位の鳥栖は、柏レイソル相手の1-4の大敗でこちらも2連敗。中2日のアウェイチームは7名と大幅にメンバーを入れ替え、今シーズン初スタメンの日野翔太や特別指定の順天堂大学DF井上太聖らが先発した。 立ち上がりから攻め立てたのは横浜FM。左サイドを抜け出したエウベルがクロスを上げると、折り返しのボールを天野純が反転ボレー。GK朴一圭が落ち着いてセーブした。 その後もホームチームが主導権を握り、天野の直接FKやヤン・マテウスの突破からゴールに接近。鳥栖はなかなか前に出ていけなかったが、22分のCKの流れから河原創がクロスを上げ、富樫敬真のヘディングシュートに繋げた。 しかし、鳥栖にアクシデント。ピッチに座り込んでしまった井上が負傷交代となり、長沼洋一が25分に緊急出場。それでも、富樫のシュート、長沼の登場で盛り返し始めると、30分には波状攻撃から横山歩夢がカットインシュートを狙っていく。 一方の横浜FMも攻撃の姿勢を崩さず、32分に加藤聖に決定機。左ポケットからシュートも、GK朴が弾いたボールはゴールライン手前でDFがクリアした。 ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続き、44分には横山からのマイナスのパスを受けた日野が枠内にシュート。これはGKポープ・ウィリアムが弾き出した。 両チーム共にゴールまであと一歩に迫りながら、0-0で迎えた後半。鳥栖は早速左サイドから崩し、マルセロ・ヒアンが左ポスト直撃のシュートを放つ。 横浜FMも負けじと攻めるなか、54分には鳥栖が速攻からついに先制。マルセロ・ヒアンが右サイド高い位置でボールをキープすると、中央に走り込んだ横山を見てグラウンダーのクロス。右足ダイレクトで合わせたボールがゴール右隅に吸い込まれた。 リードを許した横浜FMは55分、左からヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスと繋いで、エウベルが落としに反応。シュートは右ポストに直撃し、同点弾とはならない。 ハリー・キューウェル監督は66分までに4枚カードを切り、植中朝日や宮市亮など攻撃的な選手も投入。エウベルと植中の2トップの形に変える。 川井健太監督も75分に交代枠を使い果たし、5バックで逃げ切り体勢へ。押し込まれながらも集中した守備を見せ、アディショナルタイムも含めた20分を凌ぎきり、連敗を「2」で止める3試合ぶりの白星。17位に浮上し、降格圏を脱した。一方の横浜FMは、リーグ戦で4年ぶりとなる苦しい3連敗となった。 横浜F・マリノス 0-1 サガン鳥栖 【鳥栖】 横山歩夢(後9) <span class="paragraph-title">【動画】マルセロ・ヒアンの絶妙なラストパスから横山歩夢が先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>最終ラインから鋭く速攻で仕留めた!<br>\<br><br>マルセロ・ヒアンの絶妙なラストパス<br>仕上げたのは逆サイドを上がった横山歩夢<br><br>明治安田J1リーグ第16節<br>横浜FM×鳥栖<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM鳥栖</a> <a href="https://t.co/nWIwKRtc8g">pic.twitter.com/nWIwKRtc8g</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1808461778608632191?ref_src=twsrc%5Etfw">July 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.03 21:09 Wed
2日、2024JリーグYBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンからJ1、J2、J3の全60クラブが参加する方式となったルヴァンカップ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメントに勝ち上がっていた、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府に加え、ここまで勝ち上がってきた北海道コンサドーレ札幌、FC町田ゼルビア、アルビレックス新潟、名古屋グランパス、サンフレッチェ広島が勝ち残っている。 前回ファイナリストが不在のプライムラウンド。抽選会には各クラブのOB選手が参加し、それぞれがドローを行った。 J1で首位に立つ町田は新潟と対戦が決定。J1で最下位の札幌は横浜FMと対戦が決定した。また、J2勢で唯一勝ち上がっている甲府は川崎Fと対戦。残りの1つのカードは2022年王者の広島と名古屋のカードとなった。 準々決勝は9月4日、8日に開催。準決勝は10月9日、13日に行われ、決勝は11月2日に国立競技場で行われる。 ◆準々決勝 サンフレッチェ広島 vs 名古屋グランパス 北海道コンサドーレ札幌 vs 横浜F・マリノス ヴァンフォーレ甲府 vs 川崎フロンターレ FC町田ゼルビア vs アルビレックス新潟 2024.07.02 12:21 Tue
ベガルタ仙台は1日、横浜F・マリノスのDF實藤友紀(35)の期限付き移籍加入を発表した。 移籍期間は2025年1月31日まで。背番号は「13」となり、横浜FMとの公式戦には出場できない。 實藤は川崎フロンターレやアビスパ福岡でプレーした後、2020年に横浜FMに加入。控えのCBとしてプレーしてきた。 横浜FMではJ1通算24試合3得点、リーグカップで9試合、天皇杯で3試合に出場。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では6試合で2得点を記録していた。 今シーズンはJ1の1試合の出場に終わっていた、 實藤は両クラブを通じてコメントしている。 ◆ベガルタ仙台 「横浜F・マリノスから期限付き移籍した實藤友紀です。ベガルタ仙台のJ1昇格のために覚悟をもって全力で戦います。よろしくお願いします」 ◆横浜F・マリノス 「ベガルタ仙台に期限付き移籍することとなりました。最高の仲間たちと過ごしたこの4年半は、自分にとってすごく大きな財産になりました」 「このクラブを離れるのがこれだけ寂しいと感じるのは、横浜F・マリノスを心から好きになったからだと思います。 どんな時も自分の背中を押してくれたマリノスファミリーの皆さん、本当にありがとうございました!!」 2024.07.01 11:08 Mon
東京ヴェルディが、開幕戦で敗れた横浜F・マリノス相手にリベンジを果たした。 前節、ジュビロ磐田に0-3の完敗を喫して後半戦を黒星でスタートした東京Vは29日、日産スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第21節で横浜FMと対戦した。 今シーズンの開幕戦で1-2の逆転負けを喫したライバル相手にバウンスバックを狙った中2日の一戦では、前節から先発5人を変更。その中で城福浩監督は、保有元との対戦で起用できなかった試合を除き、リーグ全試合で先発起用してきたFW木村勇大、FW染野唯月の両エースに加え、背番号10のMF見木友哉をベンチスタートとし、MF山田楓喜、FW山田剛綺、FW山見大登を前線で起用する大きな賭けに出た。 その前線のテコ入れに加え、中2日での3連戦ラストマッチ、高湿度のタフなアウェイゲームにおいてハイインテンシティのスタイルに原点回帰すると、前半はその狙いが完璧に機能。 最前線に入った山田剛がアンカーのMF喜田拓也を抑えながら、2シャドーがセンターバックを掴みに行き、そこにウイングバックの縦ズレ、3バックの両脇の横ズレで連動しながらトリコロールが得意とするボールの循環を遮断。12分に右CKの二次攻撃から山見の圧巻のミドルシュートで先制点を奪うと、22分にはDF林尚輝の見事なダイレクトスルーパスで右サイドの背後を取った山田剛のグラウンダークロスがDF上島拓巳のオウンゴールを誘発し、瞬く間にリードを広げた。 その後、前半途中に喜田の1アンカーからMF渡辺皓太を1列落としたダブルボランチの形で修正を施したホームチームの反撃を受け、徐々にポケットを取られると、前半終了間際にその後手を踏んだ形からFW宮市亮に1点を返されたが、上々の形で前半を終えた。 後半は序盤のピンチを撥ね返したタイミングで、満を持して木村、染野、見木の主力3人を同時投入。この交代によって前線でボールを収めつつ、前がかりな相手を引っくり返してカウンターで3点目を奪うプランは嵌らなかったが、守護神マテウスの2度のビッグセーブを含め守備陣の身体を張った再三の好守によって前半のリードを守り抜き、敵地で2-1の勝利を収めた。 試合後の会見では防戦一方の後半のパフォーマンス、クローズの局面での攻撃のやり方を含め課題にも言及した城福監督だったが、ハーフタイム直前の失点を除き攻守に圧倒した前半について「守備も前にアグレッシブに行き、ラインも高く保ち、奪った後も前にボールを運ぶという意味で、我々が本来、今年の開幕から目指したものを、前半しっかり出してくれた。3点目が取れるチャンスもあったし、あれぐらい畳みかけるような状況で、3点目を取るか、あるいは前半を2-0のまま終わらすことができれば、最高の前半だったかなと思います」と手応えを口に。 さらに、「持たれるのはしんどかったと思いますけど、選手はやらせてはいけないところを、みんなで共有しながら最後のところは身体を張ってくれた。普段先発で行って、後からクローザーとして出てくる選手たちが、今回は逆になりましたが、各々が期するものがあって、各々の役割を全うしてくれたことで、このアウェイで勝ち点3を取れたと思いますし、全員で勝ち取った勝利なので、非常に価値がありますし、これをしっかり次につなげたい」と、総力戦でつかみ取った勝ち点3により大きな価値を見いだした。 常々、フラットなチーム内競争を促しながらも、攻撃面で明確なストロングポイントになっている木村、染野の両エースを同時にスタメンから外すという大きな決断に関しては、「今年で最低の試合」と強い憤りを示した磐田戦の敗戦を受け、「我々が目指しているサッカーに今進んでいるのか」と自問自答の末に下した決断だった。 「これまでずっとレギュラーで出てきた選手というのは、そういう成果を出してきて、そういう努力をしてきた選手たちですけど、いつしか免除するものがあったわけではないですけれども、彼らのよさが出ているのであれば、目をつぶっていたりした自分がいた。前節の負けというのは私のせいかなと思っていました」 その上で「ここで、やはりこのチームが目指したいものが何なのかということを考えたときに、前線の3人のハードワークというのは欠かせないものなので、賭けではありましたけど、彼らの思いに託しましたし、おそらくベンチで見ていた選手も相当刺激になったと思います」と、連敗かバウンスバックの勝利かで、今後のチームの行方を左右する中での賭けに勝利した勝負師は安堵と共に晴れやかな表情で期待に応えた選手たちの仕事を称えた。 「各々が期するものがあった」と指揮官が言及していた部分では、ここ数試合で消化不良のプレーが続いた山田剛、MF稲見哲行の2選手がこの試合で見せたパフォーマンスは非常に印象的なものだった。 強度の高い守備に2点目をお膳立てした背番号27に関して指揮官は、以前からその高いポテンシャルを引き出し切れていないとの反省を口にしていたが、この一戦を通じてそのヒントを得たようだ。 「中2日ではありましたけど、我々らしく我々が目指すものを出し切って、90分戦うというところで、彼の役割というものを明確にしました。彼が先頭を切ってスイッチを入れてくれるので、あとの選手が追随してボールを追いかけるのか、しっかり締めるのか、ラインを上げるのか、下げるのかというのは非常に明確だった。いろんな状況のなかで判断させるよりも、彼は先頭を切ってプレーさせる方が攻守において、彼の良さが活きると考えていました」 一方、右ウイングバックでプレーした稲見は何度か入れ替わられる場面や繋ぎの部分での判断ミスは見受けられたものの、チーム最多の走行距離、スプリントを記録し、宮市、FWエウベルとリーグ屈指のウイングプレーヤー相手に見事な奮闘を見せた。 城福監督は「フィジカル、運動量を含めて彼のストロングというのを前面に押し出してほしいと思っていましたし、特に今日の相手は日本の中で屈指のウイングが先発でも後から出てくる選手もいるので、彼のフィジカル的なものというのを押し出してくれれば、そうやられることはないだろうと思っていましたし、彼もそこに特化して集中してやってくれた」と、その起用の意図とともに与えられた役目を完遂したダイナモの奮闘を労った。 1失点は喫したものの、磐田戦の大量失点から中2日の一戦で、守備面の修正や指揮官が求める靴一足分の寄せといった意識の改善を示した中、DF千田海人は「チームで城福さんが伝えたいことをしっかり代わって出た選手含めて全員で、前半から体現できた試合」、「磐田戦じゃ基本的なところでの走るやプレッシングするとか、そういう相手に圧力を与えるところがやっぱり少なかった。今日はしっかりそこのところで相手にプレッシング、裏に抜けて走ること、スプリントすること、プレスバック、セカンドボールの予測。そこにどれだけ出力を出せるかというところを、今日はみんなできていたと思う」と、指揮官の明確な指示の下、短期間での立て直しに満足感を示した。 ゲームキャプテンとしてチームを締めたDF谷口栄斗も「アウェイですし、開幕戦はああいう負け方をしていた相手だったので、今回勝てたことはすごく大きいですし、チームとしてまた自信になる勝利」と難敵相手のこの勝利がチームの自信に繋がると感じている。 また、木村と染野のレギュラーストライカーコンビに良い形で刺激を与えた山田剛は「チーム内で競争していけるチームがやっぱり強いチームだと思うので、一喜一憂せずにここから後半戦も始まっていくので、もっとチームの力になり、他のチームにも脅威を与えられるような選手になりたい」と、後半戦でのさらなる活躍を誓った。 クラシコでの勝利で暫定ながら9位に浮上した昇格組は、同じく開幕3戦目で敗れたセレッソ大阪をホームに迎える次節で、再びのリベンジと共に後半戦初の連勝を狙う。 2024.06.30 07:30 Sun

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2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 名古屋グランパスからはOBの田中隼磨氏がドロワーとして参加。サンフレッチェ広島との対戦が決定した。 OBとしてドロワーを務めた心境については「現役の時に、当時はナビスコカップでしたが、抽選会に参加しました。その時とはまた違った緊張感とプレッシャーがあって、その時は現役だったので自分がなんとかすればというのがありましたが、今はピッチに立つ事ができないので、複雑というか、今日は現役の時を思い出しましたが、責任はより重大になります」とコメント。プレーできないことで、プレッシャーを感じたとした。 選手たちの反応については「選手たちに色々と言われそうです」とコメント。「スタッフの楢崎(正剛)さんには色々言われそうですね(笑)」と、かつてチームメイトであった楢崎正剛氏からも突っ込まれそうだと予想した。 ただ、「どんと構えておいてください。どんな相手でも、どんな日程でもやるのがグランパスだと伝えたいです」と、自信を持って戦って欲しいとした。 広島とは3大会連続での対戦に。2023シーズンはグループステージで対戦して名古屋はベスト4まで勝ち上がっていた。 広島については「3年連続戦うということもあり、選手は広島から名古屋への移籍はありますが、名古屋から広島はあまり無いです。お互いの感情は、ファン・サポーター、選手も違うんですが、熱い戦いになると思います」とコメント。「ピッチの上ではお互いにタフでクリーンなチームなので、戦術的にも、ピッチの上でもクリーンで激しい試合が2試合見られるのは楽しみです」と、激戦になることを楽しみにしているとした。 その中で、相手のキープレーヤーについては「広島は守備が安定しているということで、キャプテンの佐々木(翔)選手。彼の安定感、リーダーシップというのが脅威になります」と、キャプテンでディフェンスの要であるDF佐々木翔をピックアップ。「トーナメントではセットプレーがカギになるので、彼の攻撃と守備での高さも武器になっていると思います」と、攻守での高さを警戒した。 2024.07.02 23:20 Tue
2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 アルビレックス新潟からは、現役時代は守護神としてプレーし、現在は営業本部長を務めている野澤洋輔氏が登場した。 OBとしてのドロワーを務めた心境については「こうやってOBがクラブに関わって、各クラブとして盛り上げられることは嬉しく思いますし、今日もこのメンバーならではというか、OBならではの楽しい抽選会になったと思います。この抽選が話題になって、スタジアムにたくさん人が集まって、ルヴァンカップが盛り上がったら嬉しいです」とコメント。盛り上がりに期待を寄せている。 引退後はフロントスタッフとなった野澤氏。「普通にドがつくほどのサラリーマンをやっています。普段は営業部に所属していて、パートナーの新規営業や、ついてくださっているパートナーさんの対応を中心に業務をしています」と営業活動をしているという。 今回のメンバーはアンバサダーなどの役割を担っている選手が多い中、クラブの社員である野澤氏の登場は異例とも言えるが「他のメンバーを見て、1人だけ社員で良いのかなと思いましたけど、Xとかの反応を見て、サポーターが盛り上げてくれていました。「うちだけ社員だ」、「営業部長が行きます」と盛り上げてくれました」とファン・サポーターの後押しも受けたという。 また「僕もアルビで育って、こうやって関われることを非常に嬉しく思うので、色々な形でアルビレックスを注目してもらえたらと思います」と、営業部長としてだけでなく、アルビレックスの良さを伝えるために携わりたいとした。 新潟はここまでタイトルを獲得したことがないクラブの1つ。FC町田ゼルビアが相手に決まったが、タイトルを目指したいとした。 「アルビもここ数年一貫したサッカーをやってきて、自分たちが思うほど結果はついてきていないですが、J1というところで自分たちのサッカーができている部分ではかなり手応えを感じて試合をこなしています」 「チームが強くなるというか、結果が出ているというのは、サッカーだけでなく、監督のマネジメント、クラブ全体の一体感というのが非常に大事だと思います」 「町田さんは守備も堅くて、良いGKもいて、オリンピック世代も良い選手がいますが、ここまで結果が出ているのはそれだけじゃないんだなと思いました」 「アルビレックス新潟も、町田さんに負けないぐらい、選手たちが目の前の試合に向かっているので、僕を含めたフロントスタッフがバックアップして、サポーターと一緒に巻き込んで、是非タイトルを獲りたいなと。獲れる要素は揃っていると思います」 2024.07.02 23:07 Tue
2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 サンフレッチェ広島からはクラブ・リレーションズ・マネージャー(C.R.M. )の森崎浩司氏が登場。名古屋グランパスとの対戦が決定した。 OBとしてドロワーを務めた心境については「抽選会に参加するにあたって責任重大だなという気持ちは凄くあったんですが、順番が8番目で最後に引くしかなかったので、プレッシャーがなく楽しめました」とコメント。余り物を引くだけとなったことで、緊張はなかったという。 名古屋との対戦については「自分自身は今でもサンフレッチェ広島の人間で、選手に何を言われるか楽しみです」と語り、「広島という土地柄で、移動というのは1つポイントになる部分ではあると思います。どことやっても難しい相手が残っていることは間違い無いですが、グランパスには今シーズンホームで敗れているので、リベンジでは無いですが、しっかり勝利を掴み取ってもらいたいです」と、一番近い距離の相手との対戦となったことはプラスだとした。 ルヴァンカップでは3シーズン連続の顔合わせとなる広島。王者として臨んだ昨シーズンは、グループステージで対戦し、敗退に終わった。 「広島に縁のある選手もグランパスにいますし、選手同士だけではなく、ファン・サポーターにとっても白熱した戦いに間違いなくなると思います」 「どちらが有利、不利というのも無いですし、やりにくいとかも無いですが、最後はどちらが勝ちたいかという気持ちの戦いになるのかなと思います。どちらも戦い方、スタイルが違うと思いますが、目の離せない戦いだと思います」 広島からは森崎司、稲垣祥、野上結貴と3選手が名古屋に在籍している。キーマンについては「相手にして嫌だなと思うのは、やっぱり森島選手です。グランパスの中心だと思いますし、彼が攻撃をしっかり操ると思いますので、森島、稲垣(祥)の2人は注意したいです」と、中盤を支える2人を警戒した。 今シーズンはエディオンピースウイング広島が開業。街中のスタジアムということもあり、大きな注目を浴びている。 立地がかなり改善されたことで、観客動員にも影響がある中、やはり新スタジアム元年でタイトルが欲しいところだ。 「より選手たちもそうですし、クラブも新スタジアム元年ということで、何かしらタイトルを獲りたいというのは感じます」 「サンフレッチェ広島ファミリーの皆さんのタイトルへの期待というのは凄くこの1年は強いと思うので、2年前にカップ戦でタイトルを獲れたという経験だったり自信を胸に、昨年の敗退の雪辱を晴らしてもらいたいです」 「よりタイトルを獲ることで、広島にサッカー文化がより根付くと思うので、そのチャンスがある1年だと思っています。タイトルへの想いは今まで以上に強いと思います」 2024.07.02 22:35 Tue
2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 FC町田ゼルビアのアンバサダーを務める元日本代表DF太田宏介氏は、アルビレックス新潟との対戦が決定した。 町田で生まれ、町田で引退した太田。OBとしての抽選は「僕自身は町田で育って、キャリアの最後も町田で終えて、引退した後もクラブに関われることをすごく嬉しいですし、ルヴァンカップの抽選会ということで、大役を務めさせていただいたことは非常に嬉しかったです」とコメント。「これまでの試合もそうですが、この先の新潟さんとの試合は抽選をした立場として、さらに気合いが入りますし、楽しみです」と、自らの責任を持って試合を見届けるとした。 J1初挑戦ながら首位に立つ町田。ただ、新潟との試合は今シーズンで一番の完敗だった。 その相手との再戦に「僕としては嬉しかったです」と語る太田。「あの試合もスタジアムで見ていて、非常に悔しかったですし、何より現場で戦っている選手やスタッフはより強い思いがあると思います」と語り、「この試合でリベンジしたいというところと、リーグとカップ戦は違いますが、町田にとってはどの試合もどの大会も常にチャレンジャー精神で臨んでいます。リーグ戦では良い位置にいますが、黒田さんをはじめ、一喜一憂していないというか、先のことよりも目の前の1試合を戦っていて、リーグ戦とルヴァンカップで新潟さんにリベンジできるチャンスを自らの手で作れたので、嬉しく思います」と、しっかりとリーグ戦のリベンジを果たしたいとした。 黒田剛監督が就任し、1年目でJ2優勝。2年目の今季は初のJ1で首位と快進撃は続いている。チームの強さについて、OBでもある太田氏はこう語る。 「黒田さんが作り上げてきたチームマネジメントが凄く上手くいっているということ。選手数は他のクラブよりも断然多い中で、試合に出られない選手、メンバーに入れない選手が凄く多いです」 「去年1年間やって、前半戦なんかはほとんどゲームに絡めませんでした。その中でも、不思議と出ていない選手が、チームのために毎日練習して、出られていない悔しさがありながらもチームを応援して、勝った時に喜び合える。本当に良い集団でした」 「これだけ現場が1つになっている、会社を含めて1つになって戦えているというのは、そりゃ結果が出るよなという事が継続されています」 「選手も大きく入れ替わりましたけど、去年も今年も、あれだけメンバーが入れ替わっても、これだけ結果を出すということはプロの世界では並大抵では無いです」 「黒田さんが注目されていますが、黒田さんをチョイスした会社、藤田社長を含めて、グループとして1つになっているということ、オーナーの熱量が現場にかなり刺激されていて、偶然では無いなと思います」 「あとは選手たちが本当に頑張っています。誰もエゴを出さず、謙虚で、向上心があって。そういうところだと思います」 チームが1つになり、同じ方向を向いていること、そしてそれを作り上げている黒田監督のマネジメント力を理由に挙げた太田氏。タイトルへの想いも語った。 「もちろん、黒田さんはあれだけずっと勝ってきた人で、高校年代とはいえ常に優勝を目指してやってきた人なので、リーグ戦、ルヴァンカップにかける思いも強いです」 「ただ、まだそこは見ていなくて、結果は後でついてくれば良いという感じ。目の前の試合に100%を注いで、その先に優勝があればと思っていると思います」 「今シーズン始まる前、黒田さんは5位以内に目標を置いていて、珍しいなと思いましたが、今は結果がついてきている中で、必ずそこ(タイトル)に目標はあると思います。是非、2つ獲ってほしいです」 初参戦のJ1とリーグカップの2冠を達成となれば、大偉業となる町田。躍進をこのまま見せられるか注目だ。 2024.07.02 22:05 Tue
2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 ヴァンフォーレ甲府のクラブアンバサダーを務める元日本代表FWハーフナー・マイク氏がドロワーとして登場。川崎フロンターレとの対戦が決定した。 今年からクラブアンバサダーに就任したマイク氏は「今年からアンバサダーを務めていますが、チームが盛り上がるためにこういう場に自分が呼ばれて光栄だと思います」とOBとしてドロワーに携わったことについて言及。「チームの結果と共に、自分もどんどん外に出ていければと思います」と、クラブをアピールしていきたいとした。 2年前にはJ2所属ながら天皇杯で優勝した甲府。クラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)も経験し、今度はルヴァンカップのタイトルを目指す。 「対戦する相手は皆さん強いので、2年前の(天皇杯の)再現じゃないですけど、ミラクル甲府の第2章。ちょうど監督も代わったので期待したいです」とコメント。甲府は、ドローの前に篠田善之監督との契約解除を発表し、コーチの大塚真司氏が監督に就任することを発表していた。 監督交代については「篠田さんももちろん良かったんですが、結果がついてこなかったというのはあります。新しい風が入るということで、結果も残してもらえればと思います」と、新たな体制での今後の戦いに期待を寄せた。 現役時代はストライカーとして活躍したマイク氏。カップ戦ではストライカーの活躍1つでタイトルまで辿り着けることは多い。 カップ戦の位置付けについては「出ていない時はチャンスだと思っていました」とコメント。「選手として、男として、絶対に1位を目指すことが当たり前なので、カップ戦だろうがリーグ戦だろうがやっていました」と、常にタイトルを目指していたと語った。 また「FWとして結果を残すことで自分の評価が高められるので、一発勝負の中で勝負強さを見せられる場なので、そこは見せたかったです」と、ゴールを決め、チームを勝たせるという分かりやすい役割は見せたいと現役時代に思っていたことを語った。 2024.07.02 21:10 Tue

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「変なプレッシャーが…」札幌と対戦の横浜FM、苦しむチームに栗原勇蔵氏がルヴァンカップに期待「キッカケに軌道に乗れれば」

2日、YBCルヴァンカップのプライムラウンド組み合わせ抽選会が行われた。 今シーズンはJ1、J2、J3の全60クラブが大会に参加。勝ち抜いた8クラブがプライムラウンドを戦い、トロフィーを目指すこととなる。 例年は選手が抽選会に参加した中、今シーズンはクラブOBがドロワーを務めることに。各クラブでかつて活躍し、現在はアンバサダーなどを務める選手が参加した。 横浜F・マリノスはクラブシップ・キャプテンを務める元日本代表DF栗原勇蔵氏が登場。北海道コンサドーレ札幌との対戦が決定した。 栗原氏は現役時代も抽選会の参加はなく、初の参加となった中、OBとしての心境を語った。 「現役時代も来たことはなかったんですが、OBで来ると違うプレッシャーを感じます」 「選手の時は手強い相手を引いても自分でやるだけでしたが、今は引くだけになっちゃうので、変なプレッシャーがありました」 プレッシャーを感じていたという栗原氏。札幌については「何度も対戦経験があるチームで、非常に強いと思います。簡単に倒せる相手ではないと思います」と印象をコメント。「マリノスもタイトルからかなり離れているので、その第一歩として札幌さんを倒させていただきたいと思います」と、2001年以来のリーグカップ制覇に期待を寄せた。 チームはハリー・キューウェル監督の下、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行による過密日程や、ケガ人の多さなどで低迷中。ルヴァンカップを良いキッカケになればと期待した。 「ACLがあったので、そこで悔しい思いをして、リーグも並行していたので、なかなかリズムに乗れなかったですが、ルヴァンはここが第一戦になるので、これをキッカケに軌道に乗れればと思います」 2024.07.02 19:25 Tue
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「人間には正しく判断できない」物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール、VARで使用できないスカウティング映像では「オフサイド」

14日、『DAZN』は『Jリーグジャッジリプレイ2023 #31』を配信。ゲストには横浜F・マリノスのOBで解説者の水沼貴史氏、そして横浜FMのクラブシップキャプテンである栗原勇蔵氏を迎えて行われた。 SNSで話題となったジャッジを深掘りする番組。今回ピックアップされたシーンの1つは、浦和レッズvsヴィッセル神戸の決勝点のシーンだ。 浦和は勝たなければ優勝が潰える中、後半アディショナルタイムに同点に追いつき迎えた96分のシーン。相手陳内でFKを獲得すると、GK西川周作もゴール前に上がり捨て身の攻撃。中島翔哉がゴール前にクロスを送るも、GK前川黛也がキャッチ。そのままパンとキックで蹴り出すと、これが大迫勇也に渡り、無人のゴールへロングシュート。これが決勝点となり、1-2で神戸が勝利。浦和の優勝の夢が潰えた。 しかし、このシーンではGK西川がいないためにオフサイドラインが変わっており、大迫がハーフウェイラインを越えていたことでオフサイドだとSNS上などで指摘。誤審だと話題になっていた。 『Jリーグジャッジリプレイ』では、『DAZN』の放送やVARチェックに使用できないスカウティング映像を紹介。前川が蹴り出した瞬間に大迫は完全にハーフウェイラインを越えており、競技規則に照らし合わせれば完全にオフサイドとなる。 元国際主審の家本政明氏は「映像を見る限りではそう言わざるを得ないです」とオフサイドだとした。「僕もここに来て初めてこの映像を見て、なるほどと。副審の方がどのポジションにいるのかなという時に、本来であれば西川選手が前に行っているので、この場合はセカンドディフェンダーが神戸サイドにいるのでハーフウェイラインが最終のオフサイドラインになります」と説明。「競技規則にあるのは、オフサイドポジションにいることは反則ではないが、競技者の頭、胴体、足の一部でも、ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い位置にいる。GKを含む全ての競技者の手や腕は含まれない。オフサイドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までとすると、ハンドの解釈と一緒です」とした。 実際にこのシーンでは完全に体がオフサイドラインとなるハーフウェイラインを越えている。家本氏は「腕が頭よりも十分に出ている。次に副審のポジションはハーフウェイラインの上にステイしなければいけないんですが、どういうわけか動いちゃている」と指摘。「この試合は観ていて凄くエキサイティングで面白い反面、難しい試合だった。西川選手が前に行っている事を、ふと忘れてしまった。ちょっと考えられない動きをしたために適切な競技規則が判断できなかったのかなと思います」と解説した。 また、現地で解説していた水沼氏は「オフサイドはゴールが決まってから考えて、レフェリーも止まったのでVARに確認をしているんだと思った。でも結構早くチェックオーバーが終わった。なんでこんな早く終わったんだろうと」と当時を回想。「パッと頭に思い浮かんだのは、映像が撮れていない、見れていない。副審の方は同一視野で入らない。キックと大迫選手の出るタイミングと。近くであれば音とか。そういう事を考えながら観ていましたけど、これはオフサイドじゃないかなというのが頭にありました。でもチェックオーバーが早かったので、映像がなかったのかなと思いました」と語った。 「優勝を考えると大きく影響が出てくる可能性はありますが、画的な証拠がないというのが一番なのかな」とVARがオフサイドと判定できなかった可能性を指摘した。 栗原氏は「この映像を見れば議論することもなくオフサイドなんだろうな」とコメント。「現場で副審が遠くを見ながらなので難しいかなと。オフサイド云々の前に、これを見ていると、前川選手はファインプレーだったなと。そっちの方の印象が大きいです」と語った。 水沼氏は副審の動きにも言及。「キャッチした瞬間は見ていて、習性だと思います。最終ラインはハーフウェイラインなんだけど、最後のディフェンダーのところに行ってしまう習性かな」と、GKがいる前提で普段動いているものが出たのではないかと推測した。 またSNS上で議論になったハーフウェイラインの考え方については家本氏が解説。「レッズ側のハーフウェイラインの延長線上より体の一部が出ているかどうか。境界線は全体というよりは、ラインと芝生のところ」と語り、肩より体側が少しでも出た時点でオフサイドになるとした。 水沼氏は「こういう時のためにVARの中にスカウティングも入れておいても良い。こういう事象の時に使えるようにしておいたらいいのでは」と、VARチェックに使用するカメラについて提案。海外では導入されていることもあり、Jリーグでも導入しても良いことだが、現時点では別物として扱われており、家本氏は「日本サッカー協会、審判員会とJリーグサイドの話」とし、「海外では保険として導入しているのは聞いたことがある。現在のVARの全部のカメラでもチェックしても明白な証拠がなかったのでコンプリートせざるを得なかった」としながらも、「クラブや選手、ファン・サポーターはこの1試合で決まるものも多い。Jリーグと委員会がどうすればこの問題を今後解決できるのかを議論して、そうして(導入して)いただきたい」と語り、VARの運用を検討する必要性はあるだろう見解を述べた。 一方で、現場でのジャッジについて家本氏は「めちゃくちゃ難しいです」とコメント。「線があるので明白なので出ているかどうかは明白。ただ、ボールをいつ蹴ったの?という問いは残る。同一視野内に入ればいいですが、どうしても(視線を)振らなければいけないので、蹴った瞬間を見なければいけないので、人間には正しく判断できない」と語り、「だからこそテクノロジーでカバー、サポートできればと思う」と、現場でのジャッジには限界があるシーンだとも語った。 <span class="paragraph-title">【動画】実際はオフサイド…物議を醸した大迫勇也の決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="PghXpuAUP9s";var video_start = 500;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.14 12:15 Tue
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横浜FM、正GK飯倉大樹、元日本代表DF栗原勇蔵の契約更新を発表!

横浜F・マリノスは8日、GK飯倉大樹(32)、元日本代表DF栗原勇蔵(35)が2019年度の契約を更新したことを発表した。 横浜FM下部組織出身の飯倉は、2009年から守護神の座を奪取。昨シーズンにはアンジェ・ポステコグルー監督の組織するハイライン戦術の中で重要な役割を果たし、明治安田生命J1リーグ34試合、ルヴァンカップ10試合、天皇杯3試合に出場した。 同じく横浜FMの下部組織で育った栗原は、2002年にトップチーム昇格を果たし、新シーズンで18年目となる。昨シーズンはJ1リーグ3試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯1試合に出場した。また、日本代表としても20試合3ゴールを記録している。 2019.01.08 13:30 Tue

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横浜FM撃破で後半戦初白星の東京V…前線総入れ替えの賭けに勝った勝負師は「全員で勝ち取った勝利」とより大きな価値見いだす

東京ヴェルディが、開幕戦で敗れた横浜F・マリノス相手にリベンジを果たした。 前節、ジュビロ磐田に0-3の完敗を喫して後半戦を黒星でスタートした東京Vは29日、日産スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第21節で横浜FMと対戦した。 今シーズンの開幕戦で1-2の逆転負けを喫したライバル相手にバウンスバックを狙った中2日の一戦では、前節から先発5人を変更。その中で城福浩監督は、保有元との対戦で起用できなかった試合を除き、リーグ全試合で先発起用してきたFW木村勇大、FW染野唯月の両エースに加え、背番号10のMF見木友哉をベンチスタートとし、MF山田楓喜、FW山田剛綺、FW山見大登を前線で起用する大きな賭けに出た。 その前線のテコ入れに加え、中2日での3連戦ラストマッチ、高湿度のタフなアウェイゲームにおいてハイインテンシティのスタイルに原点回帰すると、前半はその狙いが完璧に機能。 最前線に入った山田剛がアンカーのMF喜田拓也を抑えながら、2シャドーがセンターバックを掴みに行き、そこにウイングバックの縦ズレ、3バックの両脇の横ズレで連動しながらトリコロールが得意とするボールの循環を遮断。12分に右CKの二次攻撃から山見の圧巻のミドルシュートで先制点を奪うと、22分にはDF林尚輝の見事なダイレクトスルーパスで右サイドの背後を取った山田剛のグラウンダークロスがDF上島拓巳のオウンゴールを誘発し、瞬く間にリードを広げた。 その後、前半途中に喜田の1アンカーからMF渡辺皓太を1列落としたダブルボランチの形で修正を施したホームチームの反撃を受け、徐々にポケットを取られると、前半終了間際にその後手を踏んだ形からFW宮市亮に1点を返されたが、上々の形で前半を終えた。 後半は序盤のピンチを撥ね返したタイミングで、満を持して木村、染野、見木の主力3人を同時投入。この交代によって前線でボールを収めつつ、前がかりな相手を引っくり返してカウンターで3点目を奪うプランは嵌らなかったが、守護神マテウスの2度のビッグセーブを含め守備陣の身体を張った再三の好守によって前半のリードを守り抜き、敵地で2-1の勝利を収めた。 試合後の会見では防戦一方の後半のパフォーマンス、クローズの局面での攻撃のやり方を含め課題にも言及した城福監督だったが、ハーフタイム直前の失点を除き攻守に圧倒した前半について「守備も前にアグレッシブに行き、ラインも高く保ち、奪った後も前にボールを運ぶという意味で、我々が本来、今年の開幕から目指したものを、前半しっかり出してくれた。3点目が取れるチャンスもあったし、あれぐらい畳みかけるような状況で、3点目を取るか、あるいは前半を2-0のまま終わらすことができれば、最高の前半だったかなと思います」と手応えを口に。 さらに、「持たれるのはしんどかったと思いますけど、選手はやらせてはいけないところを、みんなで共有しながら最後のところは身体を張ってくれた。普段先発で行って、後からクローザーとして出てくる選手たちが、今回は逆になりましたが、各々が期するものがあって、各々の役割を全うしてくれたことで、このアウェイで勝ち点3を取れたと思いますし、全員で勝ち取った勝利なので、非常に価値がありますし、これをしっかり次につなげたい」と、総力戦でつかみ取った勝ち点3により大きな価値を見いだした。 常々、フラットなチーム内競争を促しながらも、攻撃面で明確なストロングポイントになっている木村、染野の両エースを同時にスタメンから外すという大きな決断に関しては、「今年で最低の試合」と強い憤りを示した磐田戦の敗戦を受け、「我々が目指しているサッカーに今進んでいるのか」と自問自答の末に下した決断だった。 「これまでずっとレギュラーで出てきた選手というのは、そういう成果を出してきて、そういう努力をしてきた選手たちですけど、いつしか免除するものがあったわけではないですけれども、彼らのよさが出ているのであれば、目をつぶっていたりした自分がいた。前節の負けというのは私のせいかなと思っていました」 その上で「ここで、やはりこのチームが目指したいものが何なのかということを考えたときに、前線の3人のハードワークというのは欠かせないものなので、賭けではありましたけど、彼らの思いに託しましたし、おそらくベンチで見ていた選手も相当刺激になったと思います」と、連敗かバウンスバックの勝利かで、今後のチームの行方を左右する中での賭けに勝利した勝負師は安堵と共に晴れやかな表情で期待に応えた選手たちの仕事を称えた。 「各々が期するものがあった」と指揮官が言及していた部分では、ここ数試合で消化不良のプレーが続いた山田剛、MF稲見哲行の2選手がこの試合で見せたパフォーマンスは非常に印象的なものだった。 強度の高い守備に2点目をお膳立てした背番号27に関して指揮官は、以前からその高いポテンシャルを引き出し切れていないとの反省を口にしていたが、この一戦を通じてそのヒントを得たようだ。 「中2日ではありましたけど、我々らしく我々が目指すものを出し切って、90分戦うというところで、彼の役割というものを明確にしました。彼が先頭を切ってスイッチを入れてくれるので、あとの選手が追随してボールを追いかけるのか、しっかり締めるのか、ラインを上げるのか、下げるのかというのは非常に明確だった。いろんな状況のなかで判断させるよりも、彼は先頭を切ってプレーさせる方が攻守において、彼の良さが活きると考えていました」 一方、右ウイングバックでプレーした稲見は何度か入れ替わられる場面や繋ぎの部分での判断ミスは見受けられたものの、チーム最多の走行距離、スプリントを記録し、宮市、FWエウベルとリーグ屈指のウイングプレーヤー相手に見事な奮闘を見せた。 城福監督は「フィジカル、運動量を含めて彼のストロングというのを前面に押し出してほしいと思っていましたし、特に今日の相手は日本の中で屈指のウイングが先発でも後から出てくる選手もいるので、彼のフィジカル的なものというのを押し出してくれれば、そうやられることはないだろうと思っていましたし、彼もそこに特化して集中してやってくれた」と、その起用の意図とともに与えられた役目を完遂したダイナモの奮闘を労った。 1失点は喫したものの、磐田戦の大量失点から中2日の一戦で、守備面の修正や指揮官が求める靴一足分の寄せといった意識の改善を示した中、DF千田海人は「チームで城福さんが伝えたいことをしっかり代わって出た選手含めて全員で、前半から体現できた試合」、「磐田戦じゃ基本的なところでの走るやプレッシングするとか、そういう相手に圧力を与えるところがやっぱり少なかった。今日はしっかりそこのところで相手にプレッシング、裏に抜けて走ること、スプリントすること、プレスバック、セカンドボールの予測。そこにどれだけ出力を出せるかというところを、今日はみんなできていたと思う」と、指揮官の明確な指示の下、短期間での立て直しに満足感を示した。 ゲームキャプテンとしてチームを締めたDF谷口栄斗も「アウェイですし、開幕戦はああいう負け方をしていた相手だったので、今回勝てたことはすごく大きいですし、チームとしてまた自信になる勝利」と難敵相手のこの勝利がチームの自信に繋がると感じている。 また、木村と染野のレギュラーストライカーコンビに良い形で刺激を与えた山田剛は「チーム内で競争していけるチームがやっぱり強いチームだと思うので、一喜一憂せずにここから後半戦も始まっていくので、もっとチームの力になり、他のチームにも脅威を与えられるような選手になりたい」と、後半戦でのさらなる活躍を誓った。 クラシコでの勝利で暫定ながら9位に浮上した昇格組は、同じく開幕3戦目で敗れたセレッソ大阪をホームに迎える次節で、再びのリベンジと共に後半戦初の連勝を狙う。 2024.06.30 07:30 Sun
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「ここ数年で1番」「今年のユニはヤバい」王座奪還目指す横浜FMの新ユニフォームは好評!2ndの配色も大人気「これは当たり」

横浜F・マリノスは13日、2024シーズンの新ユニフォームを発表した。 2023シーズンはケヴィン・マスカット監督が率いてリーグ連覇を目指した中、夏場以降は負傷者が続出。チームも徐々に調子を落としてしまい、2位フィニッシュに終わっていた。 そのマスカット監督は退任し、新たに元オーストラリア代表FWでセルティックでコーチを務めていたハリー・キューウェル監督が就任。新たな挑戦がスタートする。 新体制発表会見では、ユニフォームが初お披露目。1stは永戸勝也、2ndは山根陸、GKは飯倉大樹がモデル等とめた。 2024シーズンは王座奪還を目指すシーズンとなる中、1stユニフォームのコンセプトは、「ALWAYS TRICOLORE」。クラブの伝統、アイデンティティー、そしてシンボルでもある誇り高きトリコロールを身にまとって戦う選手たち。袖と首元には、その選手たちを支えるファン・サポーターの溢れんばかりの思いが沁み込んだ三つ編み状のトリコロールのミサンガを表現した。 シンプルでクリーンなロイヤルブルーのユニフォームに、F・マリノスの強さと美しさを表現した象徴的なディテールを施すことによって、ファン・サポーターの熱い思いを表現し、ピッチで躍動する選手たちと融合させる。 2ndユニフォームのテーマは「The Marinos」。“マリノス(MARINOS)とは、スペイン語で「船乗り」のこと。”かつての船乗りたちのスタイルをインスピレーションに、ユニフォームにはシンプルなバーティカルストライプスを採用。マリンファッションスタイルの定番であるホリゾンタルストライプスの代わりに、あえてバーティカルストライプスを採用することで、爽やかさや上品で洗練されたイメージを、ホームタウンに吹く海風や、港町の醸し出す上品な印象と重ね合わせている。 なお、GKはデザインこそ2023シーズンと同じだが、1stがイエローに変更。ブラック、レッドと用意されている。 ファンは「かっこいいわ」、「これは当たりだ」、「カッコ良い」、「今年も素敵だ」、「今年のユニはヤバい」、「ここ数年で1番だな」、「結構好きだ」、「かっちょ良すぎ」とコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】横浜FMの新ユニフォームが大好評!シンプルさの中に確かなこだわりが話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="g_rt261z2vo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/marinos20240113_tw1.jpg" alt="横浜F・マリノスの2024シーズンユニフォーム" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/marinos20240113_tw2.jpg" alt="横浜F・マリノスの2024シーズンユニフォーム" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/marinos20240113_tw3.jpg" alt="横浜F・マリノスの2024シーズンユニフォーム" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/marinos20240113_tw4.jpg" alt="横浜F・マリノスの2024シーズンユニフォーム" style="max-width: 100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/marinos20240113_tw5.jpg" alt="横浜F・マリノスの2024シーズンユニフォーム" style="max-width: 100%;"></div> 2024.01.13 20:35 Sat
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鳥栖が横山歩夢の先制弾で3戦ぶり白星&連敗ストップ! 決め手欠いた横浜FMは厳しい4年ぶりの3連敗…【明治安田J1第16節延期分】

3日、明治安田J1リーグ第16節延期分の横浜F・マリノスvsサガン鳥栖がニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの鳥栖が0-1で勝利した。 横浜FMのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝進出に伴い延期されていた一戦。12位のホームチームは直近の東京ヴェルディ戦を1-2で落とし連敗中。中3日の今節はスタメンを2人変更し、エウベルと加藤聖が起用された。 対する18位の鳥栖は、柏レイソル相手の1-4の大敗でこちらも2連敗。中2日のアウェイチームは7名と大幅にメンバーを入れ替え、今シーズン初スタメンの日野翔太や特別指定の順天堂大学DF井上太聖らが先発した。 立ち上がりから攻め立てたのは横浜FM。左サイドを抜け出したエウベルがクロスを上げると、折り返しのボールを天野純が反転ボレー。GK朴一圭が落ち着いてセーブした。 その後もホームチームが主導権を握り、天野の直接FKやヤン・マテウスの突破からゴールに接近。鳥栖はなかなか前に出ていけなかったが、22分のCKの流れから河原創がクロスを上げ、富樫敬真のヘディングシュートに繋げた。 しかし、鳥栖にアクシデント。ピッチに座り込んでしまった井上が負傷交代となり、長沼洋一が25分に緊急出場。それでも、富樫のシュート、長沼の登場で盛り返し始めると、30分には波状攻撃から横山歩夢がカットインシュートを狙っていく。 一方の横浜FMも攻撃の姿勢を崩さず、32分に加藤聖に決定機。左ポケットからシュートも、GK朴が弾いたボールはゴールライン手前でDFがクリアした。 ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続き、44分には横山からのマイナスのパスを受けた日野が枠内にシュート。これはGKポープ・ウィリアムが弾き出した。 両チーム共にゴールまであと一歩に迫りながら、0-0で迎えた後半。鳥栖は早速左サイドから崩し、マルセロ・ヒアンが左ポスト直撃のシュートを放つ。 横浜FMも負けじと攻めるなか、54分には鳥栖が速攻からついに先制。マルセロ・ヒアンが右サイド高い位置でボールをキープすると、中央に走り込んだ横山を見てグラウンダーのクロス。右足ダイレクトで合わせたボールがゴール右隅に吸い込まれた。 リードを許した横浜FMは55分、左からヤン・マテウス、アンデルソン・ロペスと繋いで、エウベルが落としに反応。シュートは右ポストに直撃し、同点弾とはならない。 ハリー・キューウェル監督は66分までに4枚カードを切り、植中朝日や宮市亮など攻撃的な選手も投入。エウベルと植中の2トップの形に変える。 川井健太監督も75分に交代枠を使い果たし、5バックで逃げ切り体勢へ。押し込まれながらも集中した守備を見せ、アディショナルタイムも含めた20分を凌ぎきり、連敗を「2」で止める3試合ぶりの白星。17位に浮上し、降格圏を脱した。一方の横浜FMは、リーグ戦で4年ぶりとなる苦しい3連敗となった。 横浜F・マリノス 0-1 サガン鳥栖 【鳥栖】 横山歩夢(後9) <span class="paragraph-title">【動画】マルセロ・ヒアンの絶妙なラストパスから横山歩夢が先制点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>最終ラインから鋭く速攻で仕留めた!<br>\<br><br>マルセロ・ヒアンの絶妙なラストパス<br>仕上げたのは逆サイドを上がった横山歩夢<br><br>明治安田J1リーグ第16節<br>横浜FM×鳥栖<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%A8%AA%E6%B5%9CFM%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#横浜FM鳥栖</a> <a href="https://t.co/nWIwKRtc8g">pic.twitter.com/nWIwKRtc8g</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1808461778608632191?ref_src=twsrc%5Etfw">July 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.03 21:09 Wed

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