エンソ&ムドリクの五輪行きなし…チェルシーがブロック

2024.06.06 16:00 Thu
チェルシーの中心選手、エンソ・フェルナンデス
Getty Images
チェルシーの中心選手、エンソ・フェルナンデス
チェルシーがアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスとウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのオリンピック出場をブロックしたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

来季からエンツォ・マレスカ監督のもと、再スタートのチェルシー。5年契約で誕生したマレスカ政権は夏のプレシーズンから本格始動となるが、この夏はコパ・アメリカ2024にユーロ2024、そしてフランス・オリンピックと重なる。

チェルシーではコパ・アメリカ参戦のエンソ・フェルナンデスとユーロ出場のムドリクにそれぞれオリンピックにも出る可能性があったが、チームとしてケガ続出に苦しんだ今季の二の舞も避けたく、正式に阻止したという。
マレスカ監督も万全の状態で来季に挑みたいとの思いもあり、上記2選手のオリンピック行きを拒否したチェルシーだが、母国フランスでの自国開催となるブノワ・バディアシルマロ・グストも参加を認めない模様だ。

ちなみに、アレハンドロ・ガルナチョを擁するマンチェスター・ユナイテッドらの他クラブにもチェルシーと同じ動きが見込まれるとも。エンソ・フェルナンデスは2つの大会に出る意思があったが、クラブの決定に理解を示すようだ。
国際サッカー連盟(FIFA)の管轄でもないため、他の国際大会と違って、クラブに派遣義務なしのオリンピックは7月24日の開幕で、決勝は8月9日。プレミアリーグの開幕は8月17日が予定される。

エンソ・フェルナンデスの関連記事

チェルシーは13日、プレミアリーグ第32節でイプスウィッチと対戦し2-2の引き分けに終わった。 前節のブレントフォード戦をゴールレスドローで終えた6位チェルシー(勝ち点53)は、ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝1stレグのレギア・ワルシャワ戦の先発からパーマーとアダラビオ 2025.04.14 00:15 Mon
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、敵地でのダービー敗戦を振り返った。 スパーズは3日、敵地スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節でチェルシーと対戦し、0-1で敗戦した。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節 2025.04.04 10:30 Fri
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、結果・内容伴ったダービーマッチでの勝利を誇った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 チェルシーは3日、スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節でトッテナム・ホットスパーと対戦し、1-0で勝利した。 インターナショナルマッチウィ 2025.04.04 09:30 Fri
プレミアリーグ第30節、チェルシーvsトッテナム・ホットスパーが3日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが1-0で勝利した。 現在、4位のチェルシーはインターナショナルマッチウィーク前に行われた前節、アーセナルとのダービーで0-1の敗戦。公式戦連勝が「4」でストップした。ライバルクラブの取りこぼ 2025.04.04 06:12 Fri
プレミアリーグ第30節、チェルシーvsトッテナムが、日本時間3日28:00にスタンフォード・ブリッジでキックオフされる。ミッドウィーク開催となる今季2度目のロンドン・ダービーだ。 現在、4位のチェルシー(勝ち点49)はインターナショナルマッチウィーク前に行われた前節、アーセナルとのダービーで0-1の敗戦。公式戦連 2025.04.03 21:20 Thu

チェルシーの関連記事

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、カンファレンスリーグ(ECL)の本選初黒星の末のベスト4進出を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 チェルシーは17日、スタンフォード・ブリッジで行われたECL準々決勝2ndレグでDF森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワと対戦。1-2の敗戦を喫したが、1stレグでの3- 2025.04.18 13:00 Fri
17日、カンファレンスリーグ(ECL)の準々決勝2ndレグの4試合が行われた。 今大会の優勝候補筆頭のチェルシーとDF森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワは、アウェイのレギアが1-2で勝利した。この結果、2戦合計4-2としたチェルシーの準決勝進出が決まった。なお、森下はフル出場している。 レギアホームの1s 2025.04.18 06:53 Fri
チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシ 2025.04.17 23:05 Thu
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)のレギア・ワルシャワ戦へ意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。 17日、ECL準々決勝2ndレグでチェルシーはレギア・ワルシャワと対戦。1stレグで0-3と圧勝している中で、ホームでの2ndrレグを迎える。 ECLの優勝候補筆 2025.04.17 18:25 Thu
チェルシーは15日、U-21チームに所属するU-19イングランド代表DFイシュー・サミュエルズ=スミス(18)との契約延長を発表した。新契約は2031年夏までとなる。 2023年夏にエバートンからチェルシーのアカデミーに加入したサミュエルズ=スミスは、その才能をすぐに発揮。リーダーシップと能力を発揮し、チームの軸 2025.04.15 23:40 Tue

プレミアリーグの関連記事

チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシ 2025.04.17 23:05 Thu
2025-26シーズンからエバートンの新スタジアムとなる新スタジアムのテストイベントで食い逃げ事件が発生していたようだ。 プレマイリーグを戦うエバートン。グディソン・パークを本拠地としていた中、リバプールの北西部にあるブラムリー・ムーア・ドックに新たにエバートン・スタジアムが完成した。 5万2888人を収容 2025.04.17 22:20 Thu
リバプールは17日、キャプテンを務めるオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(33)との契約延長を発表した。新たに2年契約し、2027年夏までの契約となる。 ファン・ダイクは、フローニンヘン、セルティック、サウサンプトンでプレーし、2018年1月にリバプールに加入。ディフェンスリーダーとしてチームを牽引し、現 2025.04.17 19:23 Thu
マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(33)には、アメリカの複数クラブが関心を強めているという。『The Athletic』が伝えた。 今シーズン限りで10シーズンを過ごしたシティからの退団を発表したデ・ブライネ。発表後の12日に行われたプレミアリーグ第32節のクリスタル・パレス戦では、直 2025.04.17 15:05 Thu
プレミアリーグ第29節延期分、ニューカッスルvsクリスタル・パレスが16日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが5-0で圧勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は57分から途中出場した。 前節、マンチェスター・ユナイテッドに4-1で圧勝し、公式戦5連勝で4位に浮上したニューカッスル。悲願の初優 2025.04.17 05:32 Thu

記事をさがす

エンソ・フェルナンデスの人気記事ランキング

1

チェルシーが2点ビハインドを追いつくも下位相手に痛恨ドロー…【プレミアリーグ】

チェルシーは13日、プレミアリーグ第32節でイプスウィッチと対戦し2-2の引き分けに終わった。 前節のブレントフォード戦をゴールレスドローで終えた6位チェルシー(勝ち点53)は、ミッドウィークに行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)準々決勝1stレグのレギア・ワルシャワ戦の先発からパーマーとアダラビオヨ以外の9人を変更。最前線にジャクソン、2列目にマドゥエケ、パーマー、ペドロ・ネトを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 18位に沈むイプスウィッチ(勝ち点20)に対し、チェルシーは8分にチャンス。マドゥエケのパスでボックス右に抜け出したエンソ・フェルナンデスの折り返しをジャクソンが右足で合わせたが、このシュートは右ポストを直撃した。 さらにチェルシーは18分、マドゥエケの右クロスからコルウィルがドンピシャのヘッドで合わせたが、シュートはGKアレックス・パーマーのセーブに防がれた。 するとチェルシーは直後の19分にイプスウィッチにワンチャンスをモノにされる。中盤でパスを受けたハーストがドリブルで中央を持ち上がりボックス右へ展開すると、走りこんだベン・ジョンソンの折り返しをエンシソがゴール左隅に流し込んだ。 先制を許したチェルシーは31分にもピンチ。ドリブルでボックス手前まで持ち上がったクラークのパスからボックス左に侵入したエンシソにクロスを許すと、これをファーサイドのベン・ジョンソンが右足ボレーで押し込まれた。 2点ビハインドで前半を終えたチェルシーは、ハーフタイム明けにアダラビオヨを下げてグストを投入すると、開始20秒で1点を返す。GKロベルト・サンチェスのロングフィードから敵陣でフィフティーのボールを収めたエンソ・フェルナンデスのパスを右サイドで受けたマドゥエケがボックス右深くから侵入し折り返しを供給。これがニアに走りこんだククレジャのマークについたDFトゥアンゼベのオウンゴールを誘った。 その後は一進一退の展開が続くなか、チェルシーは68分にマドゥエケを下げてサンチョを投入。すると79分、ショートコーナーの流れからパーマーのパスをボックス左で受けたサンチョがコントロールショットをゴール右に突き刺した。 試合を振り出しに戻したチェルシーは、85分にもボックス左横で獲得したFkからペドロ・ネトがクロスを供給すると、これをチャロバーが頭で合わせたが、シュートはGKアレックス・パーマーが左足でブロックした。 直後の87分にエンクンクを投入したチェルシーは、最終盤にかけて猛攻を仕掛けると95分に決定機。バイタルエリア手前左からカイセドがクロスを入れると、ボックス内でこれを収めたエンソ・フェルナンデスがシュートに持ち込んだが、これもGKアレックス・パーマーの好セーブに阻まれた。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。2点のビハインドを追いついたチェルシーだが、逆転弾は生まれずリーグ戦2試合連続ドローとなった。 チェルシー 2-2 イプスウィッチ 【チェルシー】 OG(後1) ジェイドン・サンチョ(後34) 【イプスウィッチ】 フリオ・エンシソ(前19) ベン・ジョンソン(前31) 2025.04.14 00:15 Mon
2

メッシだけじゃない、ディバラやガルナチョも招集外に…アルゼンチン代表メンバーが発表!【2026年W杯南米予選】

アルゼンチンサッカー協会(AFA)は17日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選に臨むアルゼンチン代表メンバー26名を発表した。 南米予選で首位に立つアルゼンチン。3月21日にアウェイでウルグアイ代表と、25日にホームでブラジル代表と対戦する。 2日に候補メンバー33名が発表されていた中、キャプテンのFWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)は左足内転筋に軽度の損傷が確認され辞退することとなった。 その他、MFジオバニ・ロ・チェルソ(レアル・ベティス)、FWクラウディオ・エチェベリ(マンチェスター・シティ)、FWパウロ・ディバラ(ローマ)、FWアレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・ユナイテッド)らも外れている。 また、負傷離脱し昨年12月8日を最後にピッチに立っていないDFクリスティアン・ロメロ(トッテナム・ホットスパー)も最終メンバー入りした。 今回のアルゼンチン代表メンバーは以下の通り。 <h3>アルゼンチン代表メンバー26名</h3> GK エミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/イングランド) ヘロニモ・ルジ(マルセイユ/フランス) ワルテル・ベニテス(PSV/オランダ) DF ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリー/スペイン) フアン・フォイス(ビジャレアル/スペイン) クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド) ヘルマン・ペッセージャ(リーベル・プレート) レオナルド・バレルディ(マルセイユ/フランス) ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル) ファンクド・メディーナ(RCランス/フランス) ニコラス・タグリアフィコ(リヨン/フランス) MF レアンドロ・パレデス(ローマ/イタリア) エンソ・フェルナンデス(チェルシー/イングランド) ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリー/スペイン) エセキエル・パラシオス(レバークーゼン/ドイツ) アレクシス・マク・アリスター(リバプール/イングランド) マキシモ・ペローネ(コモ/イタリア) ジュリアーノ・シメオネ(アトレティコ・マドリー/スペイン) ベンハミン・ドミンゲス(ボローニャ/イタリア) ティアゴ・アルマダ(リヨン/フランス) FW ニコラス・ゴンサレス(ユベントス/イタリア) アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリー/スペイン) ニコラス・パス(コモ/イタリア) フリアン・アルバレス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア) サンティアゴ・カストロ(ボローニャ/イタリア) 2025.03.18 11:25 Tue
3

「1分間の黙祷を!」宿敵に完勝のアルゼンチン、試合後にはファンと共に大合唱「死んだブラジルのために」

大勝を収めたアルゼンチン代表は、宿敵に対して容赦ない振る舞いを見せたようだ。『TYCスポーツ』が伝えている。 アルゼンチンは現地時間25日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選第14節で、ブラジル代表と対戦。すでにW杯出場を決めている状況での一戦だったが、立ち上がりからフリアン・アルバレス、エンソ・フェルナンデスにゴールが生まれて優位に立つと、1点を返されながらアレクシス・マク・アリスターのゴールで再度突き放しハーフタイムへ。後半もジュリアーノ・シメオネの得点でリードを広げる盤石さを見せつけ、4-1の勝利を収めた。 試合終了直前には、ボールを受けたエミリアーノ・マルティネスがリフティングを開始するなど終始余裕を見せつけたアルゼンチン。成す術もなく敗れたブラジルにとっては、屈辱的な試合となった。 しかし、アルゼンチン側の煽りはこれに留まらず。試合後、選手たちはホームに集ったファンと「死んだブラジルのため…1分間の黙祷を!」と歌い、実際に沈黙を促す場面もあった。 こうした煽りの理由には試合前、ブラジル代表FWハフィーニャによる「僕たちはアルゼンチンに勝つつもりだ。彼らを打ちのめそう。ピッチ内だけでなく、必要ならピッチ外でも」といった発言も影響した模様。煽り煽られが当たり前な、南米サッカーらしい一幕となった。 <span class="paragraph-title">【動画】強さ見せつけたアルゼンチンは煽りも全力?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">UN MINUTO DE SILENCIO... <a href="https://t.co/3ahePnrx6V">pic.twitter.com/3ahePnrx6V</a></p>&mdash; TyC Sports (@TyCSports) <a href="https://twitter.com/TyCSports/status/1904727148859949423?ref_src=twsrc%5Etfw">March 26, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.03.26 14:10 Wed
4

「そういった解釈の仕方は信じられない」ダービー敗戦のポステコグルー監督、サール幻ゴール後のスパーズサポーターに対する揶揄を否定もVARへの不満募らす

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、敵地でのダービー敗戦を振り返った。 スパーズは3日、敵地スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第30節でチェルシーと対戦し、0-1で敗戦した。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 インターナショナルマッチウィーク前に行われた前節のフルアム戦で0-2の敗戦を喫し、3戦未勝利で14位に低迷するポステコグルーのチーム。今回の一戦ではプレミアリーグで32戦わずかに1勝という鬼門に乗り込み、浮上のきっかけを掴む4戦ぶりの勝利を狙った。 開始直後のFWニコラス・ジャクソンの決定機はGKグリエルモ・ヴィカーリオの好守とポストに救われて事なきを得たが、相手に主導権を握られる展開に。それでも、前半終盤のFWジェイドン・サンチョの決定機は再びヴィカーリオのビッグセーブで凌いだ。 しかし、後半立ち上がりにはゴール前でフリーにしたMFエンソ・フェルナンデスにヘディングシュートを叩き込まれて先制を許す。その後、MFモイセス・カイセドのゴールは際どいオフサイド判定に救われたが、後半半ばに途中出場のMFパプ・マタル・サールがミドルシュートでゴールネットを揺らしたシーンは、ボール奪取時のファウルを取られて取り消しに。 後半終盤は後ろ重心の相手に押し込む展開に持ち込んだものの、FWソン・フンミンの決定機を相手守護神にビッグセーブで阻まれるなど、最後までゴールが遠かった。これで対チェルシー4連敗且つリーグ30戦目での16敗目を喫することになった。 同試合後、ポステコグルー監督は「試合には参加していた」と内容自体は拮抗していたと主張しながらも、敵地で厳しい戦いを強いられたことを認めている。 「厳しい試合だった。もちろん、ここに来るといつもそうなる。接戦で、試合に残るために懸命に戦わなければならなかったが、かなりうまくやったと思う。もちろん、ヴィック(ヴィカーリオ)はビッグセーブを見せ、時にはかなり強く守らなければならなかった。常に脅威を与えていたが、おそらく前線でもう少し決定力を発揮すべきだった。それでも、試合には参加していたと思う」 「その後、本当にひどいゴールを許してしまった。我々は頻繁にそれをやっていて、それが我々の敗戦につながっていて本当に残念だ。だが、そこからの対応は本当に良く、前向きだったと思う。我々は同点に追いついたが、それは無効となり、その後、終盤にビッグチャンスがいくつかあった。だから、試合で何かを得られなかったのは本当に残念だ」 また、この試合で取り消されたサールのゴールシーンでは直前の交代策に関してスパーズファンからブーイングも飛んでいたなか、ポステコグルー監督がゴール直後に耳に手を当てるジェスチャーに注目が集まった。 一部では自身の交代策が機能したことをファンに向けて誇示する意味合いがあったのではないかとの見方もあったが、指揮官は自身の振る舞いを説明するとともにその見方を完全に否定した。 「まったく、そういった物事の解釈の仕方は信じられない。得点したばかりで、ただ彼らの歓声が聞きたかった。厳しい時期を過ごしていたから、素晴らしいゴールだと思った。彼らにすごく興奮してもらいたかった。あの時点で、試合に勝てる可能性があると感じたし、勢いが自分たちにあると感じた」 「(ブーイングは)気にしないよ。彼らが私の交代や決定にブーイングをしたのはこれが初めてではないし、それは構わない。彼らにはそうすることが許されている。だが、我々はゴールを決めたばかりで、同点ゴールを決めたばかりで、盛り上がることを願っていた。私が何かについて主張しようとしていると人々が解釈したければ、前に言ったように、私たちは厳しい時期を過ごしていたが、そこに少し勢いの変化があったと感じた。彼らが本当に選手たちの後ろにいたら、私たちは彼らより上で試合を終える勢いがあると思った」 さらに、オンフィールド・レビュー(OFR)の末にサールのボール奪取時のカイセドへのファウルを取られた場面に関しては、ファウルだったか否かについてよりもVARからの進言、主審のOFRの確認を含めて多くの時間を要した運用の部分への不満を強く示した。 「私がファウルだと思うかどうかはどうでもいい。重要なのは、VARが明白で明らかな間違いに対して呼び出されたということ。今夜はどれくらい時間がかかったか? 6分だ。“明白で明らかな間違い”に対してだ」 「審判がいる意味は何なのか? 明白で明らかなのは、画面に向かって6分間立ち続けるということだ。私はそれ(VAR)が好きではないし、好きだったことは一度もない。判定に関して良いことも悪いこともあって、それをやり遂げて93分か94分で試合が終了し、我々全員がじっと座って待つよりも試合が流れるからだ」 最後に、ファン・サポーターからの自身に対する厳しい反応について問われたオーストラリア人指揮官だが、「私が集中しているのは、自分がコントロールできるもの。私はファンをコントロールできないし、多くのことをコントロールできないが、我々のフットボール、プレーの仕方、振る舞い方をコントロールすることはできるし、それに集中している」と、あくまで自身の仕事に集中したいと雑音を遠ざけている。 2025.04.04 10:30 Fri
5

アルゼンチンがW杯出場に華を添えるブラジルとの南米クラシコ快勝【2026年W杯南米予選】

2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選第14節、アルゼンチン代表vsブラジル代表が現地時間25日に行われ、アルゼンチンが4-1で快勝した。 4日前のウルグアイ代表戦を1-0で競り勝った首位アルゼンチン(勝ち点28)は、この試合前に行われたボリビア代表vsウルグアイ代表がゴールレスドローに終わったことで6位以上が確定。南米一番乗りでW杯出場を決めた。そのアルゼンチンはウルグアイ戦のスタメンからG・シメオネに代えてデ・パウルのみを変更した。 一方、前節コロンビア代表に2-1で競り勝った3位ブラジル(勝ち点21)は、コロンビア戦から6選手を変更。負傷して離脱したGKアリソンの他、ジョアン・ペドロに代わって最前線はクーニャが務めた。 立ち上がりからボールを握ったアルゼンチンが開始4分に先制する。アルマダのパスを受けたアルバレスがボックス中央でDF2枚に対応されがらもボールを持ち出してシュートを決めきった。 失点後、前がかるブラジルを尻目にアルゼンチンは13分に追加点。右サイドからのモリーナのクロスをファーサイドのエンソ・フェルナンデスが合わせた。 序盤にあっさり2ゴールを挙げたアルゼンチンがボールを支配する中、26分にブラジルが1点差とする。ロメロからボールを奪ったクーニャがそのままミドルシュートを蹴り込んだ。 軽率なミスで失点したアルゼンチンだったが、その後も押し込むと37分に3点目。右サイドからのエンソのアーリークロスを飛び出したGKベントの鼻先でマク・アリスターがボレーで合わせた。 迎えた後半、エンドリッキら3枚替えを行ったブラジルに対し、開始4分にアルバレスがループシュートで牽制したアルゼンチンが引き続き主導権を握る。 そして72分、FKの流れから途中出場のG・シメオネがトドメの4点目を決めてアルゼンチンが快勝。W杯出場に華を添える南米クラシコ快勝とした。 アルゼンチン 4-1 ブラジル 【アルゼンチン】 フリアン・アルバレス(前4) エンソ・フェルナンデス(前13) アレクシス・マク・アリスター(前37) ジュリアーノ・シメオネ(後27) 【ブラジル】 マテウス・クーニャ(前26) ◆第14節結果 ▽3/25(火) ボリビア 0-0 ウルグアイ アルゼンチン 4-1 ブラジル チリ 0-0 エクアドル コロンビア 2-2 パラグアイ ベネズエラ 1-0 ペルー ◆順位表 1.アルゼンチン代表(31/+18) 2.エクアドル代表(23/+8) 3.ウルグアイ代表(21/+7) 4.ブラジル代表(21/+4) 5.パラグアイ代表(21/+2) 6.コロンビア代表(20/+4) ーーーW杯出場ーーー 7.ベネズエラ代表(15/-4) ーーー大陸間POーーー 8.ボリビア代表(14/-16) 9.ペルー代表(10/-10) 10.チリ代表(10/-12) ※()内は勝ち点/得失 ※エクアドルは選手の国籍詐称で-3ptからスタート <span class="paragraph-title">【動画】南米の強豪対決は世界王者・アルゼンチンがブラジルに圧勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="s0ab0CdGWMo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.26 10:59 Wed

チェルシーの人気記事ランキング

1

「勝つことは当たり前」ECLの優勝候補筆頭のチェルシー、レギア・ワルシャワ戦を前にマレスカ監督「シーズンを良い形で終えなければ」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、レギア・ワルシャワ戦へ意気込んだ。『UEFA.com』が伝えた。 10日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)の準々決勝1stレグでチェルシーはアウェイでレギア・ワルシャワと対戦する。 日本人DF森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワ。優勝候補筆頭に挙げられているチェルシーは、難しいアウェイゲームから始まる中、マレスカ監督は雰囲気に呑まれないことが大事だとした。 「選手たちにはこのスタジアムの環境をある程度見せ、適応できるようにした。選手たちはこのような試合を経験できたことを幸運に思うべきだ。外部要因にプレースタイルを変更させられてはいけない」 ポーランドには熱狂的なサポーターがおり、レギア・ワルシャワにとっては大きな後押しにもなる中、今シーズンここまで良い戦いをしてきたチームとして、良い形でシーズンを終えたいとマレスカ監督は語った。 「チェルシーにとって、勝つことは当たり前のことであり、最近はいくつかの苦戦を経験している。しかし、全体的には今シーズンはかなり良い出来であり、良い形で終えなければならない」 2025.04.10 20:15 Thu
2

プレミアからの強い関心受けるフランクフルトFW、クラブは移籍金162億円を要求か?

今夏の移籍市場で注目を集めることが予想されるフランクフルトのフランス人FWウーゴ・エキティケ(22)だが、フランクフルトは移籍金を設定したようだ。ドイツ『ビルト』が伝えた。 190cmの長身ストライカーで、スタッド・ランスやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレー。2024年2月にフランクフルトへレンタル移籍し、2024年7月に完全移籍となったエキティケは、今シーズンのブンデスリーガで28試合に出場し14ゴール5アシストを記録している。 ブンデスリーガで成長著しいエキティケには、アーセナルやチェルシー、トッテナムなど複数のクラブが関心を寄せており、今夏のストライカーの争奪戦の1人と見られている。 フランクフルトとエキティケの契約は2029年夏まで。そんな中、フランクフルトの要求額が判明した。 『ビルト』によれば、約1億ユーロ(約162億1500万円)を求めるとのこと。手放したくないという意志の表れである一方で、それだけエキティケを評価しているということでもある。 アーセナル、チェルシー、トッテナムは夏のストライカー補強を考えており、それぞれ他にも候補がいる状況。互いに牽制することも考えられる中で、どこかのクラブが獲得するだろうか。 2025.04.15 20:20 Tue
3

「カウンターを台無しに」チェルシー相手にフル出場の森下龍矢は不発でチーム最低評価…3トップの中央で起用も「何も成果がなかった」

レギア・ワルシャワのDF森下龍矢が、チーム最低の評価を受けることとなった。 10日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)準々決勝1stレグでレギア・ワルシャワはホームにチェルシーを迎えた。 優勝候補筆頭のチェルシーをホームに迎えたレギア・ワルシャワ。森下は3トップの中央で先発フル出場を果たした。 試合は前半こそレギア・ワルシャワが健闘してゴールレスで終えるものの、後半にチェルシーが実力を発揮。49分にティリク・ジョージのゴールで先制すると、57分、74分とノニ・マドゥエケが2ゴールを奪い、0-3でチェルシーが勝利していた。 ホームで厳しい敗戦を喫したレギア・ワルシャワ。ポーランド『Weszlo』は、選手の採点を実施した中、森下はチーム最低の2点(10点満点)をつけられることとなった。 「彼はストライカーではない。それは明らかだ」 「彼は(マキシ・)オイェデレからのパスを受け、カウンターを絶望的に終わらせてしまった。後半スタート時に、2回続けて非常に良かった動きを台無しにした」 「48分には、オイェデレの高い位置でのインターセプトの後のカウンターを失敗し、その1分後には、優位に攻撃に出るチャンスがあったにも関わらず、戦うことなく倒れた」 「彼はたくさん走ったが、何も成果がなかった。やる気がありすぎたように見えた」 今季は公式戦43試合で12ゴール11アシストを記録している森下だったが、チェルシーの前では歯が立たず。3点ビハインドで来週はアウェイゲームに臨むレギア・ワルシャワは、一矢報いることができるだろうか。 2025.04.11 16:30 Fri
4

チェルシーのカイセドが無免許運転の疑いで検挙…

チェルシーのエクアドル代表MFモイセス・カイセドが、無免許運転の疑いで愛車の『アウディ RS Q8』を押収されたようだ。イギリス『BBC』が報じている。 事件は今月4日にコブハムにあるチェルシーの練習場付近で発生。 サリー警察の広報担当者は、「4月4日金曜日、コブハムのフェアマイル・レーンで、コブハム在住の20代の男性が警察官に止められ、無免許運転をしているところを発見されました。車両は押収され、現在捜査中です」と、カイセドと思われる男性が無免許運転の疑いで事情聴取を受けたことを明かした。 カイセドが違反行為を犯したと警察が認定した場合、罰金または刑事訴追を受ける可能性があるという。 なお、チェルシーはこの件についてコメントしていない。 2025.04.11 07:05 Fri
5

チェルシーが森下龍矢フル出場のレギア・ワルシャワに3発完勝!フィオレンティーナやベティスも順当に勝利【ECL】

10日、2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の準々決勝1stレグの4試合が欧州各地で行われた。 ラウンド16でコペンハーゲンを下した優勝候補筆頭のチェルシーは、森下龍矢が所属するレギア・ワルシャワとアウェイで対戦し3-0で勝利した。森下はフル出場している。 ゴールレスドローに終わった直近のブレントフォード戦からスタメンを5人変更したチェルシーは、森下を[5-4-1]のワントップに据えたレギア・ワルシャワに対し、立ち上がりからボールを支配しゲームをコントロール。 劣勢の展開が続くレギア・ワルシャワだが、26分にロングカウンターからゴールに迫る。自陣でのパスカットからこぼれ球をオイェデレ、エリティム、ルキーニャスとワンタッチで繋ぐと、再びボールを受けたオイェデレのロングスルーパスでDFの裏に抜け出した森下がボックス左からコントロールショットを放ったが、このシュートはゴール右に大きく外れた。 それでもチェルシーは、34分に最初の決定機を創出する。相手ボックス前で右クロスのこぼれ球を拾ったアチャンポンがボックス右から侵入し折り返すと、これを受けたパーマーが左足でシュート。これは相手DFのブロックに阻まれると、こぼれ球に反応したデューズバリー=ホールがボックス手前からダイレクトシュートでゴールに迫ったが、これは相手GKの好セーブに防がれた。 ハーフタイムにかけても攻勢を続けたチェルシーだったが、ゴールネットを揺らすことはできず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、チェルシーはパーマーとアダラビオヨを下げてマドゥエケとコルウィルを投入する2枚替えを敢行。すると49分、右クロスをファーサイドのサンチョが頭で折り返すと、グストの繋いだボ-ルは相手DFにクリアされたが、こぼれ球をボックス外で拾ったリース・ジェームズがミドルシュート。これはGKトビアシュに弾かれたが、最後はゴール前のジョージがボールを押し込んだ。 先制したチェルシーは57分にも、相手GKの中途半端なクリアを敵陣でR・ジェームズがカットすると、このパスを受けたサンチョがボックス手前まで切り込みラストパス。これを受けたマドゥエケがワンタッチシュートを流し込んだ。 攻撃の手を緩めないチェルシーは70分、中央突破を狙ったエンクンクのロストボールをボックス内で拾ったデューズバリー=ホールがシュートの際に左足をパトリク・クーンにスパイクされると、VARの末にチェルシーにPKが与えられた。しかし、エンクンクのPKはGKトビアシュに完璧にセーブされた。 追加点のチャンスを逃したチェルシーだったが、直後の74分にドリブルでボックス左深くまで切り込んだサンチョの折り返しをゴール前に走り込んだマドゥエケが流し込み、試合を決定づける3点目を奪った。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かす。敵地で3-0の快勝を収めたチェルシーがベスト4進出へ大きなアドバンテージを得た。 また、昨季準優勝のフィオレンティーナは、アウェイでNKツェリェと対戦し2-1で勝利した。立ち上がりから一進一退の展開が続くなか、フィオレンティーナは27分に先制する。フォロルンショとのパス交換で左サイドを駆け上がったラニエリが切り返しでDFをかわしボックス左から侵入。一度は相手DFのブロックでボールをこぼしたが、こぼれ球に素早く反応しゴールエリア左横からGKの股下を抜くシュートを流し込んだ。 1点リードで前半を終えたフィオレンティーナは、58分にフォロルンショのロブパスでボックス右に侵入したマンドラゴラがプレスをかけたカルニチニクに足を踏まれると、主審は一度プレーを流したが、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。これをマンドラゴラがゴール左に突き刺した。 その後、68分にデローリエ=ショーベのPKで1点を返されたフィオレンティーナだが、そのまま2-1で逃げ切り敵地で先勝している。 その他、日本人DF小杉啓太が所属するユールゴーデンは、ホームでラピド・ウィーンと対戦。小杉がベンチ外となった試合はゴールレスで迎えた62分にフィンデールのオウンゴールでラピド・ウィーンに先制を許すと、そのまま0-1で敗戦。また、レアル・ベティスはホームでヤギエロニアと対戦しバカンブとヘスス・ロドリゲスの2ゴールで先勝している。 ◆ECL準々決勝1stレグ 結果 ▽4/10(木) レギア・ワルシャワ 0-3 チェルシー 【チェルシー】 ティリク・ジョージ(後4) ノニ・マドゥエケ(後12) ノニ・マドゥエケ(後29) NKツェリェ 1-2 フィオレンティーナ 【ツェリェ】 ローガン・デローリエ=ショーベ(後23[PK]) 【フィオレンティーナ】 ルカ・ラニエリ(前27) ロランド・マンドラゴラ(後17[PK]) ユールゴーデン 0-1 ラピド・ウィーン 【ラピド・ウィーン】 OG(後17) レアル・ベティス 2-0 ヤギエロニア 【ベティス】 セドリック・バカンブ(前24) ヘスス・ロドリゲス(前47) 2025.04.11 06:10 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly