EL決勝に注目しているのはベンフィカとローマ!? 決勝の結果で来季の命運が分かれることに…

2024.05.22 23:45 Wed
ELの王者には来季のCL出場権が与えられる
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ELの王者には来季のCL出場権が与えられる
22日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝。今シーズン無敗を継続し3冠を目指すレバークーゼンと、初のヨーロッパタイトルを目指すアタランタの一戦となる。

シャビ・アロンソ監督率いるレバークーゼンは今季のブンデスリーガを無敗で優勝。DFBポカールも決勝まで進んでおり、シーズン無敗での3冠達成という偉業を成し遂げる可能性がある。

一方で、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いるアタランタもクラブ創設以来、獲得したメジャータイトルは1962-63シーズンのコッパ・イタリアのみ。セリエBでは5度の優勝を誇るが、セリエAの優勝ない。近年はチャンピオンズリーグ(CL)やELの常連チームとなっているが、決勝に駒を進めたことも欧州の大会では初の出来事だ。
そんな両クラブがトロフィーを争っている中、この2チーム以外にも決勝の行方に大きな運命がかかっている2つのクラブがある。それがベンフィカローマだ。

ポルトガルの名門クラブであるベンフィカは、今シーズンのプリメイラ・リーガでスポルティングCPに続いて2位。予選3回戦から来シーズンのCLに参加することが決まっている。
一方のローマは、今シーズンのセリエAで現在6位。残り1節がある中で、ほぼ6位が確定。ELに出場することは確定している。

ただ、今回のEL決勝の結果で、両チームの運命は大きく変わることとなる。

レバークーゼンが見事に優勝を決めた場合、レバークーゼンはブンデスリーガを優勝してCL出場権をすでに獲得している。EL王者にも来季のCL出場権が与えられるが、レバークーゼンはすでに確保しているため、UEFA係数により、CL出場権を持っていない中の最上位クラブに与えられることに。それがベンフィカとなる。

一方で、アタランタがELで優勝した場合、来シーズンのCL出場権がアタランタに与えられることとなる。しかし、アタランタはセリエAで5位。すでにCL出場権を確保している状況であり、その場合は6位チームが繰り上げで出場することとなり、ローマが恩恵を受けるということになる。

ただし、アタランタが5位でシーズンを終えることが条件に。アタランタは試合消化が少なく、残り2試合で4位のユベントスとの勝ち点差が「2」。アタランタが残り2試合で連勝すれば4位以上になるため、ローマに渡るはずの出場権はなくなる。なお、その場合はベンフィカがCLにストレートインになる予定。つまり、ベンフィカはどちらが優勝してもチャンスがあるという状況だ。

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欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…やはり際立つポルトガル勢

欧州5大リーグ以外で最も市場価値が高い選手は…。 15日、スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)サッカー観測所が、欧州5大リーグ以外でプレーする選手の中から、市場価値が最も高い10選手を発表した。 10人中6人を占めたのがプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)勢。またトップ3はいずれもポルトガル代表選手。若手の登竜門として名高いベンフィカ、スポルティングCP、ポルトは、市場価値が高い選手を生み出し続けているようだ。 一方で、欧州外から唯一ランクインしたのは、今夏のレアル・マドリー移籍が決定しているパウメイラスのブラジル代表FWエンドリッキ(17)。ポスト・ネイマールは4位に食い込んでいる。 1位 DFアントニオ・シウバ(20) 所属:ベンフィカ 市場価値:1億1400万ユーロ(約187億円) 代表チーム:ポルトガル代表 2位 MFジョアン・ネヴェス(19) 所属:ベンフィカ 市場価値:9500万ユーロ(約156億円) 代表チーム:ポルトガル代表 3位 DFゴンサロ・イナシオ(22) 所属:スポルティングCP 市場価値:8700万ユーロ(約143億円) 代表チーム:ポルトガル代表 4位 FWエンドリッキ(17) 所属:パウメイラス 市場価値:8000万ユーロ(約131億円) 代表チーム:ブラジル代表 5位 DFウスマーヌ・ディオマンデ(20) 所属:スポルティングCP 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:コートジボワール代表 6位 ヨレル・ハト(18) 所属:アヤックス 市場価値:7800万ユーロ(約128億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 7位 アナトリー・トルビン 所属:ベンフィカ 市場価値:7200万ユーロ(約118億円) 代表チーム:ウクライナ代表 8位 GKジオゴ・コスタ(24) 所属:ポルト 市場価値:7100万ユーロ(約116億円) 代表チーム:ポルトガル代表 9位 FWブライアン・ブロビー(22) 所属:アヤックス 市場価値:6900万ユーロ(約113億円) 代表チーム:オランダ代表 10位 MFケネス・テイラー(21) 所属:アヤックス 市場価値:6600万ユーロ(約108億円) 代表チーム:U-21オランダ代表 2024.03.22 14:35 Fri
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レバークーゼン、今季限りでベンフィカ退団のグリマルドを獲得!ビッグクラブとの争奪戦を制す

レバークーゼンは15日、 ベンフィカのスペイン人DFアレハンドロ・グリマルド(27)をフリートランスファーで移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年7月1日~2027年6月30日までとなる。 来季からブンデスリーガに初挑戦するグリマルドは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ブンデスリーガという舞台で、自分の力を発揮できるチャンスを得たことに興奮を覚えているよ。ブンデスリーガは、ヨーロッパで最も優れたリーグのひとつであり、スタジアムの設備や雰囲気も素晴らしい。レバークーゼンのようなブンデスの名門クラブから声がかかったことをとても誇りに思ってるよ」 バルセロナのカンテラ育ちのグリマルドだが、トップチームに昇格することなく、バルセロナB(現バルセロナ・アトレティック)から2016年1月にベンフィカへ完全移籍。 171cmの左利きDFは左のサイドバックやウイングバックを主戦場に、ここまで公式戦301試合に出場し、26ゴール65アシストを記録。今シーズンはプリメイラ・リーガで首位を走り、チャンピオンズリーグでもベスト8のロジャー・シュミット率いるチームで52試合7ゴール15アシストの数字を残している。 高精度の左足のキックと攻撃センスに優れるプリメイラ・リーガ屈指の攻撃的サイドバックに関しては、今夏フリーで獲得できることもあり、インテルやユベントス、アトレティコ・マドリー、レアル・ソシエダといったクラブからの関心も伝えられていた。 2023.05.16 00:10 Tue
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「大好きなのはクボ」ヌーノ・ゴメス氏が久保建英にラブコール、CLで対戦するソシエダをベタ褒め「毎試合素晴らしい」

元ポルトガル代表FWヌーノ・ゴメス氏がレアル・ソシエダについて語った。 現役時代にベンフィカやフィオレンティーナなどでプレーし、キャプテンも担ったポルトガル代表では通算29ゴールを挙げたヌーノ・ゴメス氏。世界中に女性ファンを持つ心優しきイケメン選手として知られ、クリスティアーノ・ロナウド時代前のポルトガルをけん引したストライカーだった。 そんなヌーノ・ゴメス氏も47歳。現役引退から約10年が経過し、現在は選手キャリアの大半を過ごした古巣ベンフィカでアカデミー・ディレクターを務めている。 ベンフィカが24日にチャンピオンズリーグ(CL)グループD第3節でソシエダとのホームゲームを戦うなか、スペイン『Relevo』のインタビューに応じたヌーノ・ゴメス氏は「ソシエダと戦うのは簡単ではない」と語っている。 「私が思うにベンフィカとソシエダは非常に似たクラブ。どちらも下部組織とファーストチームがうまく連携を図れており、アイデンティティが根付いているよ。ファンは自分たちのクラブで成長した選手を見るのが好きだろう?」 「ソシエダの情報? ラ・リーガを見る限り、彼らは毎試合素晴らしい戦いを披露している。常に優れた選手がいるしね。それは選手の伸ばし方やファーストチームに引き上げる術に長けた育成クラブとして認められてきたからだ」 アカデミー・ディレクターという立場ならではの視点でソシエダを称えた甘いマスクのレジェンド。また、「ベンフィカに契約してもらいたい選手は?」と問われると、真っ先に日本代表MF久保建英を挙げた。 「私が大好きなのはクボだ。MFブライス・メンデスも好調そうだね。それにFWミケル・オヤルサバル…あともう1人好きな選手がいるんだが、すまない、名前の読み方がわからない(笑)」 FWのアンデル・バレネチェアでしょうか? 「そうだ。彼で間違いない。先ほど挙げた選手たちと同じく、非常に高いレベルの選手だ。ソシエダはいつも良いプレーをする。やはり前線の選手、よくゴールを決める選手はいつだって印象深いものだね」 対戦相手のレジェンドからお墨付きをもらった格好のソシエダ攻撃陣。久保は21日のマジョルカ戦で先発を外れて途中出場と、ベンフィカ戦に向けて代表ウィークの疲れを軽減。ヌーノ・ゴメス氏の前で燦然たる輝きを放ってほしい。 <span class="paragraph-title">【動画】ヌーノ・ゴメスも惚れ惚れ?! 出場たった4分で久保建英が完璧クロスから決勝ゴールアシスト!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="R0QjDWtBU6w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.24 15:34 Tue
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ベンフィカが3選手を補強! ローマのスウェーデン代表DFダール&コモの元イタリア代表FWベロッティをレンタル、ブラガのポルトガル代表FWブルマを完全移籍で獲得

ベンフィカは3日、ローマのスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」をつける。 ダールはスウェーデンのユールゴーデンから2024年7月にローマに完全移籍。左サイドバックを務める中、セリエAで2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 スウェーデン代表デビューも果たしている中、成長のために出場機会を求めポルトガルの強豪に武者修行。ダールは「素晴らしい歴史とサッカーのレベルを誇るこのクラブに来られてとても幸せだ。ここにいられることは本当に素晴らしい」と今回の移籍にコメントしている。 また、コモからは元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(31)をレンタル移籍で獲得。背番号は「19」に決定した。 ベロッティはイタリア代表として44試合で12ゴールを記録。パレルモやトリノ、ローマ、フィオレンティーナでプレー。今シーズンからコモに完全移籍していた中、セリエAでは18試合で2ゴール、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 自身初の海外移籍となるベロッティ。「シーズンを最高の形で終えたい。試合はたくさんあるし、トロフィーを持ち帰らなければならない。最高の形で思い出に残るような素晴らしいシーズンにしたい」と意気込みを語った。 さらにブラガからはポルトガル代表FWブルマ(30)を完全移籍で獲得。契約期間は2028年夏までとなる。背番号は「27」に決まった。 ブルマはスポルティングCPのアカデミー育ち。ファーストチーム昇格後は、ガラタサライやレアル・ソシエダ、RBライプツィヒ、PSV、オリンピアコス、フェネルバフチェと渡り歩き、2023年1月にブラガにレンタル移籍で加入。同年7月に完全移籍で加入した。 今シーズンはプリメイラ・リーガで17試合7ゴール5アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で3ゴール1アシストを記録するなど主軸としてプレー。ブラガでは通算90試合27ゴール22アシストを記録していた。 左ウイングを主戦場としており、ベロッティとの関係性に期待したいところ。ブルマは「ここにきて、素晴らしいクラブを代表できることを嬉しく思う。ここに来るのは良い時期だと思う。これからも努力を続け、ファンにたくさんの喜びをもたらしていきたい」と意気込んだ。 2025.02.04 11:50 Tue
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ベンフィカGKスヴィラール、CL最年少出場記録更新もほろ苦デビュー

▽ベンフィカに所属するベルギー人GKミル・スヴィラール(18)が、チャンピオンズリーグ(CL)のGK最年少出場記録を更新した。 ▽スヴィラ―ルは19日、CLグループA第3節のマンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場。ポルト所属の元スペイン代表GKイケル・カシージャスが打ち立てた18歳118日から18歳52日に塗り替えた。 ▽CLデビューを飾った試合は64分、ユナイテッドに自陣中央左でFKを与えてしまい、FWマーカス・ラッシュフォードに直接ゴールを狙われる。これをバックステップを踏みながら頭上でキャッチすると、勢い余ってゴールラインを割ってしまった。痛恨の判断ミスから先制点を献上してしまい、ベンフィカは0-1で敗れたものの、その他の場面ではいくつか好守を見せるなど健闘した。 ▽アンデルレヒトの下部組織出身のスヴィラールは、8月にベンフィカに加入。今夏マンチェスター・シティへ移籍した昨シーズンの正GKであるブラジル代表GKエデルソンの背番号1を背負う期待の若手だ。今シーズン、14日に行われたタッサ・デ・ポルトガル3回戦のオリャネンセ戦でトップチームデビューを果たしていた。 2017.10.19 13:15 Thu

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