イタリア産CBボンジョルノに欧州各国からも熱い眼差し…アトレティコも真剣に吟味中

2024.04.09 14:40 Tue
ボンジョルノがイタリアを飛び出す?
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ボンジョルノがイタリアを飛び出す?
トリノのイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(24)に欧州各国から熱い眼差しが向けられる。スペイン『Fichajes』が伝えている。

その名前を一度聞いたら、忘れることは決してないであろう男、ボンジョルノ。名前のインパクトはさておき、今季カルチョの中堅トリノでジワジワ評価を高めてきたセンターバックだ。

まだ通算3キャップのイタリア代表でも序列が高まっており、今夏のユーロ2024行きは確実か。その一方、クラブレベルでも今夏ステップアップの可能性が指摘される。
関心を寄せるはインテルミランに始まり、イングランドからはチェルシー、スペインからはアトレティコ・マドリー。ジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、現状最も熱心なのはインテルだという。

トリノの評価額は、その市場価値と同じ3000万ユーロ(約49億4000万円)。インテルが獲得に本腰を入れる一方、アトレティコもケガがちなウルグアイ代表DFホセ・マリア・ヒメネスに代わる新たな最終ラインの“核”として吟味中とのことだ。

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【セリエA・シーズンプレビュー】本命は連覇を狙うインテル、対抗にコンテ就任ナポリ

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ジェノア、イアゴ・ファルケが5年ぶりの帰還! 背番号10を着用

ジェノアは31日、トリノからスペイン人FWイアゴ・ファルケ(30)を買い取り義務付きの今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「10」に決定した。 ファルケはバルセロナのカンテラ出身で、ユベントスやトッテナム、ローマなどビッグクラブでの在籍経験を持つレフティーのアタッカー。2016年に買い取りオプション付きのレンタルで加入したトリノでは加入後2シーズン連続でセリエA二桁ゴールを記録するなど主力として活躍した。 しかし、昨シーズンに入って出場機会が少なくなると、今季ここまではセリエA4試合の出場にとどまっていた。そして、出場機会を求める2015年以来、5年ぶりの古巣復帰を選択した。 2020.01.31 20:00 Fri
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セルビア代表GKがユーロ2024参戦中にバーで同胞ファンと殴り合い寸前…ストイコビッチ監督が帰国会見で示唆し発覚

セルビア代表GKヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチが、ユーロ2024の最中にバーでひと騒動起こしていたという。 ユーロ2024でグループステージ敗退のセルビア代表において、控えGKながらも兄セルゲイとともに大会メンバーだったセリエA・トリノ所属のミリンコビッチ=サビッチ。 セルビア『テレグラフ』によると、グループC最終節・デンマーク代表戦の数日前、ドイツ・ミュンヘンのセルビア系移民、セルビア人観光客に人気だというバーへ出かけた際、同胞に気づかれて「大会期間中にこんなところで何をしているんだ?」と詰め寄られたという。 すでに“呑んでいた”とされるミリンコビッチ=サビッチは、これに対して悪態をつき、殴りかかるような素振りもあったことから、相手もヒートアップ。殴り合いになる寸前で、バーの警備員とオーナーが気づいて制止…両者とも収まったそうだ。 オーナーは『テレグラフ』の取材に対し、「ミリンコビッチ=サビッチは代表チームのショーツを履いていたが、来店時に警備員が認識しなかったため、この時点で怒っていた。あらゆることが店内で起きたが、とにかく事態が収まってよかった」とコメントした。 今回、ミリンコビッチ=サビッチは外出の許可こそ得ていたようだが、飲酒にはドラガン・ストイコビッチ監督も激怒か。指揮官が敗退後の帰国会見で選手名を伏せつつ、本件を示唆した事で、『テレグラフ』が調査した格好だ。 2024.06.28 18:54 Fri
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マンチェスター・シティがイタリア代表の23歳リッチに関心? 重傷ロドリの代役候補か

マンチェスター・シティがトリノのイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)に関心か。 リッチは育成の名門エンポリが輩出したセントラルハーフで、現在はトリノの中枢。早くからビッグクラブ行きが噂されていた23歳は、イタリア代表の9月2試合にいずれも先発出場した。 イギリス『ガーディアン』いわく、MFロドリの重傷に伴い、代役を探すシティが、リッチを候補の1人に。今夏ミランとナポリがリッチに照準を合わせていたなか、考えられる移籍金は3500万ユーロ(約55.5億円)だという。 リッチとトリノの契約は2026年6月まで。同クラブはリッチをエンポリから獲得する際、将来のリセール時に売却益10%をエンポリへ譲る契約を結んでいるとのことだ。 2024.09.29 14:40 Sun

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