人種差別的発言疑惑のアチェルビ、証拠不十分で無罪に…
2024.03.27 00:29 Wed
アチェルビの無罪が確定
ナポリ戦での元ブラジル代表DFファン・ジェズスに対する人種差別的発言疑惑がかけられたインテルのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビだが、最終的に無罪の判決が下された。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアが伝えている。
アチェルビは、17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でジェズスと小競り合いになっていた。その際、ジェズスは人種差別的発言を受けたとして主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。
同試合後、アチェルビはジェズスに謝罪を行っていたものの、人種差別的発言疑惑がかけられた後は一転してその発言を否定。この翻意に対して、激高したジェズスが発言内容を明かすと共に憤りを示していた。
両者の主張が真っ向から食い違う中、イタリアサッカー連盟(FIGC)のスポーツ判事は、両者への聞き取り調査に加え、関連映像や他のインタビューを含む他の証拠も検討。慎重に調査を進めてきた。
そして、ヘラルド・マストランドレア氏は、今回の一件に関してアチェルビがジェズスを人種的に虐待したことを証明する十分な証拠はなかったとして、無罪の判決を下した。
なお、今回の判決に至った経緯を説明する報告書では証拠不十分と判断した理由について以下のように説明されている。
「ピッチ上での一連の出来事はマッチオフィシャルの協力を得て公式文書に基づいて再構成され、いずれの場合もビデオで見ることができ、必然的に試合の衝突とアチェルビによるいくつかの言葉の発声行為から始まることが注目された」
「フェン・ジェズスに対するこの発言は、あからさまではないものの、侮辱の表現と確かに一致する。これはインテルプレーヤーによるものであり、攻撃的かつ脅迫的な態度で無視されなかったが、その差別的な内容はサッカー協会のプレーヤーの誠意を疑うものではなかった。ナポリは、『気分を害した』フットボーラー(ファン・ジェズス)によってのみ、発言が認識されているようであり、音声、ビデオ、さらには証言など、外部の証拠の裏付けがない」
アチェルビは、17日に行われたセリエA第29節のナポリ戦でジェズスと小競り合いになっていた。その際、ジェズスは人種差別的発言を受けたとして主審のフェデリコ・ラ・ペンナに報告していた。
同試合後、アチェルビはジェズスに謝罪を行っていたものの、人種差別的発言疑惑がかけられた後は一転してその発言を否定。この翻意に対して、激高したジェズスが発言内容を明かすと共に憤りを示していた。
そして、ヘラルド・マストランドレア氏は、今回の一件に関してアチェルビがジェズスを人種的に虐待したことを証明する十分な証拠はなかったとして、無罪の判決を下した。
これにより、アチェルビは次節に行われるエンポリ戦での出場が可能となった。
なお、今回の判決に至った経緯を説明する報告書では証拠不十分と判断した理由について以下のように説明されている。
「ピッチ上での一連の出来事はマッチオフィシャルの協力を得て公式文書に基づいて再構成され、いずれの場合もビデオで見ることができ、必然的に試合の衝突とアチェルビによるいくつかの言葉の発声行為から始まることが注目された」
「フェン・ジェズスに対するこの発言は、あからさまではないものの、侮辱の表現と確かに一致する。これはインテルプレーヤーによるものであり、攻撃的かつ脅迫的な態度で無視されなかったが、その差別的な内容はサッカー協会のプレーヤーの誠意を疑うものではなかった。ナポリは、『気分を害した』フットボーラー(ファン・ジェズス)によってのみ、発言が認識されているようであり、音声、ビデオ、さらには証言など、外部の証拠の裏付けがない」
フランチェスコ・アチェルビの関連記事
インテルの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
フランチェスコ・アチェルビの人気記事ランキング
1
インテル、35歳のCBアチェルビが完全移籍移行! ラツィオからローン加入で49試合出場
インテルは7日、イタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(35)の完全移籍移行を発表した。 かつてミランなどでもプレーしたアチェルビ。昨夏にラツィオから買い取りオプション付きのローンで加わると、当初のバックアップ的な立ち位置から一転して、最終ラインの軸としてフル稼働するシーズンとなり、公式戦49試合でプレーした。 コッパ・イタリア連覇やチャンピオンズリーグ(CL)準優勝の原動力となり、インテルの買取話が取り沙汰されるなか、それが実現した格好に。イタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、行使額は400万ユーロ(約6億2000万円)だという。 インテルではミラン・シュクリニアルに続いて、アンドレ・オナナも移籍が噂される一方で、アレッサンドロ・バストーニやハカン・チャルハノールと契約延長。アチェルビもその流れに乗じて、来季もインテルでプレーする運びとなった。 2023.07.08 09:50 Sat2
インテルがケガがちなアチェルビの後釜にアタランタDFを来夏狙う?
インテルがアタランタのスウェーデン代表DFイサク・ヒエン(25)を来夏狙うようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 インテルではDFフランチェスコ・アチェルビ(36)が慢性的な筋肉のケガにより今季ここまで公式戦11試合の出場に留まっている。ケガがちであること、高年齢であることを考慮し、アタランタの守備の要となっているヒエンをターゲットにしているようだ。 ヒエンは昨年1月、ヴェローナからアタランタに加入。3バックの中央で絶大な存在感を示し、昨季はヨーロッパリーグ優勝に貢献。そして今季ここまで公式戦22試合に出場し、セリエAとチャンピオンズリーグで好結果を出しているチームの守備を支えている。 なお、ヴェローナからアタランタに加入した際の移籍金は900万ユーロだったが、現在は3000万ユーロ(約49億円)に上昇。インテルとしては若手をトレード要員として移籍金の値下げを図る方針のようだ。 2025.01.01 09:45 Wed3
ユーロに続いて優勝目指すイタリア代表、ユーロ優勝メンバーから22名を招集《UEFAネーションズリーグ》
イタリアサッカー連盟(FIGC)は9月30日、UEFAネーションズリーグ・ファイナルに臨むイタリア代表メンバー23名を発表した。 今夏開催のユーロ2020では53年ぶりに優勝を果たしたイタリア代表。ユーロに続き、ネーションズリーグ制覇を目指して戦う。 ロベルト・マンチーニ監督は、今回のメンバーにDFジョルジョ・キエッリーニやDFレオナルド・ボヌッチ(ともにユベントス)、チェルシーでのチャンピオンズリーグ(CL)とユーロの2冠を達成し欧州サッカー連盟(UEFA)の最優秀選手賞も受賞したMFジョルジーニョ(チェルシー)、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)などを招集した。 ユーロ優勝メンバー26名のうち、22名を招集した。そこにMFロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)を加えた23名となる。 今回のファイナルはトリノ、ミラノとイタリアで開催。ホームで戦えるイタリア代表は、6日にスペイン代表と準決勝を、10日にベルギー代表orフランス代表と決勝か3位決定戦で戦う。 今回発表されたイタリア代表メンバー23名は以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー23名 GK サルバトーレ・シリグ(ジェノア) ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) DF ラファエウ・トロイ(アタランタ) フランチェスコ・アチェルビ(ラツィオ) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョルジョ・キエッリーニ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) エメルソン・パルミエリ(リヨン/フランス) MF マッテオ・ペッシーナ(アタランタ) マヌエル・ロカテッリ(ユベントス) ニコロ・バレッラ(インテル) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(チェルシー/イングランド) FW フェデリコ・ベルナルデスキ(ユベントス) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) チーロ・インモービレ(ラツィオ) ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) ジャコモ・ラスパドーリ(サッスオーロ) 2021.10.01 09:55 Fri4
渦中の36歳アチェルビ、インテルは騒動直前に契約延長オプションを行使か
インテルとイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(36)が契約延長オプション行使で合意・署名したという。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ここ数日、対戦相手への人種差別発言があったかなかったかで、カルチョの渦中のヒトとなっているアチェルビ。この影響で最新のイタリア代表メンバーから除外されることとなった。 本人は「人種差別発言はしていないが、『お前の股間を蹴ってやる』と言った」と暴言を認めているそうだが、それはさておき、選手としての特徴はいかにもカルチョらしいもの。30代半ばに差し掛かってプレーレベルを上げた“おじさんDF”だ。 ラツィオから1年ローンでインテル加入の昨季を終えると、今季から完全移籍に移行し、2025年6月までの2年契約を締結。35歳で2年契約というのもクラブからの信頼を感じるが、どうやら先日、延長オプション2年の行使で完全合意。2026-27シーズンまで在籍することになる形だ。 渦中のヒトとなってしまったことで、契約解除も噂に上がるが、被害を訴えたナポリDFファン・ジェズスの正当性が認められない限り、それはなし。アチェルビとインテルの延長オプション行使は、今回の騒動直前に完結していたとのことだ。 2024.03.23 17:10 Sat5
「クレイジーな試合だった」劇的同点ゴールを生み出したダンフリース、2戦で13ゴール生まれた準決勝の激闘を終え「このトロフィーを勝ち取りたい」
インテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースがバルセロナ戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 6日、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグが行われ、インテルはホームにバルセロナを迎えた。 1stレグは撃ち合いの末に3-3のドローとなったなか、2ndレグも壮絶な展開に。インテルが前半に2点を先行するも、後半にバルセロナが逆転。そのままバルセロナが突破かと思われたが、ダンフリースが後半アディショナルタイムに粘りを見せると、最後はフランチェスコ・アチェルビがゴールを決めて延長戦にもつれこむ展開となる。 延長戦ではダビデ・フラッテージがネットを揺らし、インテルが勝ち越し。そのまま逃げ切り、4-3で勝利。2戦合計7-6という衝撃のスコアで決着がついた。 劇的な同点ゴールを生み出したダンフリースは試合後にコメント。「またクレイジーな試合だった!今日は7ゴールだ。信じられないくらい素晴らしかった。最後まで戦い抜いた。今日の戦いぶりをとても誇りに思う。全体的に見て、決勝に進出できたことは本当に嬉しい」と、勝利を喜んだ。 また、チームは2022-23シーズン以来の決勝に。当時はマンチェスター・シティに決勝で敗れて優勝を逃したが、「2年前の決勝では負けてしまったけれど、何が起きてもおかしくはない。今年は目標を持って戦い抜くだけだ。明日まで、対戦相手がどこになるかは分からない。今夜は楽しむつもりだけど、次の試合に集中しなければならない」と、パリ・サンジェルマンvsアーセナルの勝者との決勝を楽しみにしているとした。 ただ、ダンフリースにとっては喜びもひとしお。興奮もある中で、優勝への意気込みを語った。 「信じられない試合だった。2試合で13ゴール。チームをとても誇りに思う。決勝に進出できるんだ!僕にとっても良い2試合だった。チームのために全力を尽くした。本当に嬉しい」 「対戦相手は、とても強い2チームのうちの1チームになる。準備は万端だ。このトロフィーを勝ち取りたい」 <span class="paragraph-title">【動画】死闘、激闘のインテルvsバルセロナCL準決勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="SUJ6nMUn7bA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.07 13:55 Wedインテルの人気記事ランキング
1
CLのGS組み合わせ決定! バイエルン、バルサ、インテル同居の死の組! 長谷部&鎌田vs守田の日本人対決実現へ
25日、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ抽選会がトルコのイスタンブールで行われた。 昨シーズンはリバプールを決勝で破ったレアル・マドリーの最多14度目の優勝で幕を閉じたCL。今夏の各クラブの積極補強もあり、例年以上の混戦が見込まれる。 その覇権争いの行方を左右するグループステージの抽選会がファイナルの開催地イスタンブールで行われた。 今グループステージ最激戦区となったのは、ブンデスリーガ王者のバイエルンと今夏積極補強を敢行したバルセロナ、昨季セリエA2位のインテル、チェコ王者のビクトリア・プルゼニが同居するグループCに。FWロベルト・レヴァンドフスキにとってはいきなりの古巣対戦に。 また、グループAはCL準優勝のリバプール、EL準優勝のレンジャーズのイギリス勢に、アヤックスとナポリが同居する激戦区に。 大会連覇を目指すレアル・マドリーは、昨季も同居したシャフタール・ドネツクに加え、RBライプツィヒ、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介の日本人選手4選手を擁するセルティックと同じグループFに入った。 その他の日本人選手ではEL王者フランクフルトのMF鎌田大地とMF長谷場誠、スポルティングCPのMF守田英正がトッテナム、マルセイユと同じグループDに入り、グループステージでの日本人対決が実現することに。 なお、今年11月のカタール・ワールドカップ開催に伴い、今季のグループステージは過密スケジュールとなり、第1節が9月6.7日に行われ、最終節が11月1.2日に終了する予定だ。今回決定したグループステージ抽選結果は以下の通り。 ◆グループA アヤックス(オランダ) リバプール(イングランド) ナポリ(イタリア) レンジャーズ(スコットランド) ◆グループB ポルト(ポルトガル) アトレティコ・マドリー(スペイン) レバークーゼン(ドイツ) クラブ・ブルージュ(ベルギー) ◆グループC バイエルン(ドイツ) バルセロナ(スペイン) インテル(イタリア) ビクトリア・プルゼニ(チェコ) ◆グループD フランクフルト(ドイツ) トッテナム(イングランド) スポルティングCP(ポルトガル) マルセイユ(フランス) ◆グループE ミラン(イタリア) チェルシー(イングランド) レッドブル・ザルツブルク(オーストリア) ディナモ・ザグレブ(クロアチア) ◆グループF レアル・マドリー(スペイン) RBライプツィヒ(ドイツ) シャフタール・ドネツク(ウクライナ) セルティック(スコットランド) ◆グループG マンチェスター・シティ(イングランド) セビージャ(スペイン) ドルトムント(ドイツ) コペンハーゲン(デンマーク) ◆グループH パリ・サンジェルマン(フランス) ユベントス(イタリア) ベンフィカ(ポルトガル) マッカビ・ハイファ(イスラエル) 2022.08.26 02:20 Fri2
今季インテル加入の21歳DFパラシオス、最下位モンツァへレンタル移籍
モンツァは29日、インテルからアルゼンチン人DFトマス・パラシオス(21)のレンタル移籍加入を発表した。移籍期間は2024-25シーズン終了までとなる。 パラシオスはU-20アルゼンチン代表歴も持つ左利きの196cmセンターバック。母国アルゼンチンのタジェレスでキャリアをスタートし、インデペンディエンテ・リバダビアへの半年間のレンタル移籍も経験した。 2024年8月に移籍金700万ユーロ(約11億3000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億8000万円)でタジェレスからインテルへ移籍。最終ラインが高齢化の傾向にあるなかでの先行投資となった。 加入後は継続的にベンチ入りし、2024年10月末に行われたセリエA第10節のエンポリ戦で途中出場からインテルデビュー。リーグ戦で2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場にとどまっていたなか、セリエA最下位のモンツァで経験を積むことが決まった。 2025.01.29 23:15 Wed3
UEFAが2026-27シーズンのCL決勝開催地の再入札を発表!サンシーロでの開催は認められず
欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2026-27シーズンのUEFA主催大会の決勝開催地の再入札を実施することを発表した。 今年5月の発表では、2026-27シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝の舞台はイタリアのサン・シーロと発表されていたが、イタリアサッカー連盟(FIGC)による同スタジアムの改修計画に関する情報の提出が条件となっており、現在まで保留となっていた。 そんな中、UEFA執行委員会は24日にサン・シーロでの開催を白紙に戻す声明を発表した。 「ミラノの地元当局は、サン・シーロのスタジアムとその周辺の改修工事による影響を受けないことの保証できないとの結論に至った。そのため、本日から2026-27シーズンのCL決勝開催地の入札手続きを再開することを決定した。新たな開催地については、2025年5月~6月にかけて決定する予定だ」 イタリアでは2032年にユーロが開催されるが、その前にサン・シーロの改修工事が行われる可能性があり、その影響で使用できなくなる可能性があるとのこと。 また、2026年にはミラノ共催での冬季オリンピックも決まっており、大会後にも再開発工事が行われる可能性が高く、ミラノの地元当局は3年後にスタジアムが完全な状態で使用することを保証できないとの結論に至ったようだ。 2024.09.25 07:00 Wed4
長友の元同僚グアリン、自殺未遂と現在の生活を明かす「飛び降りれば解放される」
かつてインテルなどで活躍した元コロンビア代表MFフレディ・グアリン氏(38)は現在、リハビリ施設で生活しているのだという。 かつてポルトやインテル、またボカ・ジュニアーズや上海申花などに在籍したグアリン氏。インテル時代は同い年の日本代表DF長友佑都と共にプレーし、コロンビア代表としては、2014年W杯の日本戦にフル出場した経験を持つ。 氏は母国クラブに在籍していた2021年4月、泥酔状態で家族に暴行を加えたとして逮捕。7月にクラブを退団して以降は引退状態となり、翌年にはアルコール依存症を公表した。 ブラジル時代の2020年初頭に待ち受けていた妻との別居により、人生の歯車が狂ってしまった…と打ち明けているなか、このたびコロンビア『Radio Caracol』では、同時期に自殺を図ったことも明らかにしている。 「ファヴェーラ(スラム街)へ行き、避妊具なしにあらゆる女性と関係を持った。丸10日間、酒に酔っている状態だったと言える。リスクを自ら探し、アドレナリン、武器を見つけようと本気だったんだ。自分自身を図るものさしは持ち合わせていなかった」 そんななか、世界はコロナパンデミックへ。 「そして、リオデジャネイロで住んでいたアパートの17階だけが居場所となり、そこ以外の全てから切り離された人生になってしまった。飛び降りれば解放される…とね」 「けっきょく、飛び降りた。幸い、バルコニーには透明な転落防止スクリーンが付いていたことを、その時初めて知ったんだ」 2024年現在、グアリンはコロンビアのリハビリテーションクリニックで生活中。アルコール依存症治療の一環として、馬の世話などをしているという。また、アスリート向けのメンタルヘルスキャンペーンの米国大使に就任することも決定しているそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】懐かしきグアリン砲</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr">Fredy Guarín! <br><br> <a href="https://twitter.com/hashtag/OTD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OTD</a> in 2012, Guarín joined <a href="https://twitter.com/Inter?ref_src=twsrc%5Etfw">@Inter</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/UEL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UEL</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/FlashbackFriday?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FlashbackFriday</a> <a href="https://t.co/O2tgVla9yq">pic.twitter.com/O2tgVla9yq</a></p>— UEFA Europa League (@EuropaLeague) <a href="https://twitter.com/EuropaLeague/status/1223211112038129667?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 13:35 Tue5