セリエA帰還の可能性もあるジョルジーニョ、代理人は「ラツィオやユベントスが彼に合うと思うが…」
2024.02.29 12:40 Thu
MFジョルジーニョは今夏にセリエA帰還へ?
アーセナルのイタリア代表MFジョルジーニョ(32)の代理人であるジョアン・サントス氏は、選手がセリエA復帰に向かっていることを示唆した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ナポリやチェルシーで活躍してきたジョルジーニョは、2023年1月にアーセナルへ完全移籍で加入。チームの絶対的な主軸とまではならずとも、要所要所で存在感を示しており、今シーズンも公式戦25試合に出場している。
一方で、アーセナルとの契約は2024年6月で満了となり、クラブは延長オプションを保有するも行使するかは不透明に。こうした事情もあり、セリエA復帰の可能性もあるとこれまで複数メディアで報じられてきた。
そんな中で、『TvPlay』のインタビューに応じたジョアン・サントス氏は、セリエAのローマを除くビッグクラブに移籍する可能性はあると明言しており、今後そのいずれかと交渉を進めることを示唆している。
「彼の特徴を熟知しているサッリ監督の存在を考えると、ラツィオはより合うクラブになるだろう。だが、ナポリで何年も一緒に過ごしたクリスティアーノ・ジュントーリのような偉大なディレクターがいるユベントスも合うと思う」
ナポリやチェルシーで活躍してきたジョルジーニョは、2023年1月にアーセナルへ完全移籍で加入。チームの絶対的な主軸とまではならずとも、要所要所で存在感を示しており、今シーズンも公式戦25試合に出場している。
一方で、アーセナルとの契約は2024年6月で満了となり、クラブは延長オプションを保有するも行使するかは不透明に。こうした事情もあり、セリエA復帰の可能性もあるとこれまで複数メディアで報じられてきた。
「彼の特徴を熟知しているサッリ監督の存在を考えると、ラツィオはより合うクラブになるだろう。だが、ナポリで何年も一緒に過ごしたクリスティアーノ・ジュントーリのような偉大なディレクターがいるユベントスも合うと思う」
「私としては、以前サッリ監督の下で働いていたカルツォーナ新監督のいるナポリに戻る選択肢も排除したくない。一方で、ローマはないと思う。彼らとこれまで接触したことはないからね。そして彼らの強さや伝統を考えれば、ミランやインテルでプレーしたくない人はいないだろう」
ジョルジーニョの関連記事
アーセナルの関連記事
セリエAの関連記事
|
ジョルジーニョの人気記事ランキング
1
過去にはメッシやイニエスタが輝いた“世界最優秀プレーメイカー”の最終候補に久保建英がノミネート
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英が、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)の選ぶ 2021年度の最優秀プレーメイカー候補にノミネートされた。7日にIFFHSの公式サイトが発表している。 世界のリーグランキングやクラブランキングなどサッカーに関する様々な歴史や記録などを扱っている組織であるIFFHSは、最優秀監督や最優秀ゴールスコアラーといった個人のランキングも発表しており、プレーメイカーについても毎年選出している。 2006年にジネディーヌ・ジダン氏(フランス/レアル・マドリー)が初めて選ばれると、2007年はカカ氏(ブラジル/ミラン)が選出。2008年からはチャビ・エルナンデス氏(スペイン/バルセロナ)が4年連続で選ばれていた。 それ以降は、アンドレス・イニエスタ(スペイン/バルセロナ)が2年連続で受賞した後、2014年はトニ・クロース(ドイツ/バイエルン、レアル・マドリー)が受賞。2015年から2019年は、2018年のルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリー)を除いて、リオネル・メッシ(アルゼンチン/バルセロナ)が4度受賞している。 2020年にはケビン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)が選出されたこの賞に、モドリッチ、デ・ブライネ、ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド)らと並んで久保がノミネートされている。 2021年度の最優秀プレーメイカーは11月末に発表される。 ◆IFFHS最優秀プレーメイカー候補者一覧 ペドリ(スペイン/バルセロナ) ケビン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ) ピエール=エミール・ホイビュルク(デンマーク/トッテナム) ルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリー) メイソン・マウント(イングランド/チェルシー) セルジオ・オリベイラ(ポルトガル/ポルト) リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン) ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル/マンチェスター・ユナイテッド) ニコロ・バレッラ(イタリア/インテル) 久保建英(日本/マジョルカ) トーマス・ミュラー(ドイツ/バイエルン) リヤド・マフレズ(アルジェリア/マンチェスター・シティ) ジョバンニ・レイナ(アメリカ/ドルトムント) フィル・フォーデン(イングランド/マンチェスター・シティ) ジョルジーニョ(イタリア/チェルシー) <span class="paragraph-title">【動画】いかつ目な韓国人ファンの男性と久保建英の微笑ましいやり取り</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pBtEEHb2sTo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.11.10 21:05 Wed2
ロシアW杯でもインテル&バイエルンのジンクス継続! 1982年以降すべてのW杯決勝に選手を送り込む
ロシアW杯でもインテル&バイエルンのジンクス継続! 1982年以降W杯決勝に選手を送り込む ▽ロシア・ワールドカップ(W杯)の準決勝が終了し、フランス代表とクロアチア代表の決勝進出が決定した。これにより、1982年大会から続いていたインテル&バイエルンのジンクス継続されることになった。フランス『Le Parisien』が伝えている。 ▽1982年のスペイン大会以降、インテルとバイエルンの2チームはW杯決勝に所属選手を送り続けている。そして、ロシアW杯ではバイエルンのMFコランタン・トリッソがフランス代表として、インテルのMFマルセロ・ブロゾビッチ、FWイバン・ペリシッチがクロアチア代表として決勝の舞台に駒を進めることになった。 ▽また、バイエルンはドイツ代表の強さを背景に1982年以降のW杯決勝に所属選手27人を送り出しており、これは最多の記録だ。一方、インテルは16人と効率性の良さが際立つ数字となっている。 ▽なお、最終的に決勝を制してチャンピオンになった選手の数ではバイエルンが12人、インテルが9人とバイエルンがやや優勢だ。 ◆1982年以降のW杯決勝のバイエルンvsインテル一覧 ◆1982年決勝 イタリア 3-1 西ドイツ ▽バイエルン ヴォルフガング・ドレムラー(西ドイツ) パウル・ブライトナー(西ドイツ) カール=ハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ) ▽インテル ジュゼッペ・ベルゴミ(イタリア) ガブリオレ・オリアリ(イタリア) アレッサンドロ・アルトベッリ(イタリア) ◆1986年決勝 アルゼンチン 3-1 西ドイツ ▽バイエルン アンドレアス・ブレーメ(西ドイツ) ノルベルト・エデル(西ドイツ) ローター・マテウス(西ドイツ) ディーター・ヘーネス(西ドイツ) ▽インテル カール=ハインツ・ルンメニゲ(西ドイツ) ◆1990年決勝 西ドイツ 1-0 アルゼンチン ▽バイエルン クラウス・アウゲンターラー(西ドイツ) ユルゲン・コーラー(西ドイツ) シュテファン・ロイター(西ドイツ) ▽インテル アンドレアス・ブレーメ(西ドイツ) ユルゲン・クリンスマン(西ドイツ) ローター・マテウス(西ドイツ) ◆1994年決勝 ブラジル 0-0(PK3-2) イタリア ▽バイエルン ジョルジーニョ(ブラジル) ▽インテル ニコラ・ベルティ(イタリア) ◆1998年決勝 ブラジル 0-3 フランス ▽バイエルン ビセンテ・リザラズ(フランス) ▽インテル ロナウド(ブラジル) ユーリ・ジョルカエフ(フランス) ◆2002年決勝 ドイツ 0-2 ブラジル ▽バイエルン オリバー・カーン(ドイツ) イェンス・イェレミース(ドイツ) トーマス・リンケ(ドイツ) ▽インテル ロナウド(ブラジル) ◆2006年決勝 イタリア 1-1(PK5-3) フランス ▽バイエルン ウィリー・サニョル(フランス) ▽インテル マルコ・マテラッツィ(イタリア) ◆2010年決勝 オランダ 0-1 スペイン ▽バイエルン マルク・ファン・ボメル(オランダ) アリエン・ロッベン(オランダ) エドソン・ブラーフハイト(オランダ) ▽インテル ヴェスレイ・スナイデル(オランダ) ◆2014年決勝 ドイツ 1-0 アルゼンチン ▽バイエルン マヌエル・ノイアー(ドイツ) バスティアン・シュバインシュタイガー(ドイツ) トーマス・ミュラー(ドイツ) フィリップ・ラーム(ドイツ) トニ・クロース(ドイツ) ジェローム・ボアテング(ドイツ) マリオ・ゲッツェ(ドイツ) ▽インテル ロドリゴ・パラシオ(アルゼンチン) ◆2018年決勝 フランス vs クロアチア ▽バイエルン コランタン・トリッソ(フランス) ▽インテル マルセロ・ブロゾビッチ(クロアチア) イバン・ペリシッチ(クロアチア) 2018.07.13 00:00 Fri3
ランパード監督、デビュー戦でPK奪取のヴェルナーを賞賛「本当に脅威になる」
チェルシーのフランク・ランパード監督が、公式戦デビューとなったドイツ代表FWティモ・ヴェルナーを評価した。クラブ公式サイトが伝えた。 チェルシーは14日にプレミアリーグ開幕戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦。23分にFWヴェルナーが獲得したPKをMFジョルジーニョが成功させて先制するも、54分にFWレアンドロ・トロサールに同点ゴールを許す。それでも、56分にDFリース・ジェームズ、66分にDFクル・ズマがゴールを決めて、 1-3で快勝を収めた。 <div id="cws_ad">◆ブライトンvsチェルシー ハイライト<br/><script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=1c3nwmdva87km1a2fo7twg77m5" async></script></div> 白星発進を飾ったランパード監督は、公式戦デビューを飾り、先制点につながるPKを獲得した新戦力のヴェルナーに言及。今後のさらなる活躍に期待を寄せた。 「私はティモに本当に満足している。この先、彼が与えてくれるクオリティはわかっていた。PKを獲得した際はスピードを見せてくれた。彼は本当に脅威になるだろう。非常に機動性のあるセンターフォワードであり、我々のためにいろいろなことができるだろう。何試合かプレーしていたから、少し調子を上げていて、それが確認できた」 「PKを獲得した時、彼は足を強く打った。痺れただけであることを願っている。(リバプール戦までに)彼が回復する時間があると願いたい」 また、第2節では昨季王者のリバプールと対戦する。ランパード監督はブライトン戦よりも良いパフォーマンスができると述べている。 「我々はより良くなるだろう。我々にとって開幕戦であり、グループで活動するのが4日間しかなかった。2選手がデビューし、たくさん良いプレーもあった」 「最終的に望んでいるレベルではなかったから、少し時間はかかるだろう。開幕戦でブライトンに勝利したことが大事だ。我々は勝つためにたくさん良いプレーをした」 2020.09.15 09:40 Tue4
非難を原動力に…UEFA最優秀のジョルジーニョ、批評家たちに皮肉を込めて「ありがとう」
チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョにとって、非難の声はサッカーへの原動力に過ぎないようだ。 そのキャリアにおいて特に大きな1年として記憶されるであろう2021年のジョルジーニョ。チェルシーではチャンピオンズリーグを制覇し、先のユーロ2020も主力としてイタリア代表の優勝に大きく貢献した。 それらの功績から、先日に2020-21シーズンのUEFA最優秀選手に選出され、名実ともに世界最高選手の仲間入りを果たした。 しかし、ここまで順風満帆なものではなかったようだ。とりわけ2018年に加入したチェルシーでは、当初は出場機会に反して成績が伴わなかったことから「サッリの息子」と揶揄されることが多かったという。 当時のチェルシー指揮官であるマウリツィオ・サッリは、ナポリ時代から厚い師弟関係にあり、ジョルジーニョがチェルシーに移籍したのも、恩師の存在があったから。しかし、その過度な寵愛を快く思わない者もいたようで、イタリア代表MFには心無い非難が少なくなったようだ。 だが、ジョルジーニョにとって自身に対するネガティブな意見は、プレーへの原動力となっていたようだ。『The Players'Tribune』のインタビューの中で、批評家たちに皮肉たっぷりと「ありがとう」とメッセージを送っている。 「彼らの発言は全て覚えているよ。僕はノロマで虚弱だって、サッリの息子だとも言われたんだ。とても腹が立ったよ」 「でも聞いてくれ。あいつらは僕を過小評価していたんだ。僕はどのクラブでも波乱万丈なスタートを切ってきた。どのクラブでもだ。信じられないよ」 「ヴェローナに来たとき、誰も僕を必要としなかった。4部リーグにレンタルされたときも必要とされなかったんだ」 「それでも努力を続けてリスペクトを勝ち取った。そしてヴェローナに戻ってセリエA昇格を果たしたんだ」 「ナポリでも苦しい1年を過ごしたけど、サッリが来てすべてが変わったよ」 「チェルシーではどうだったかって? ただ、批判を燃料として利用しただけさ。『こいつらはいずれ恥ずかしい思いをするだろう』と思っていたよ」 「今、僕はヨーロッパリーグとチャンピオンズリーグのタイトルを手にしてここに座っている。だから、批評家たちに一言だけ言いたい。ありがとう。本当にありがとう」 2021.09.02 17:39 Thu5
W杯PO敗退のイタリア…ジョルジーニョはグループ予選でのミスを後悔 「一生悩まされるだろう」
チェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョが失意を露わにした。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ジョルジーニョは24日に行われたカタールW杯欧州予選プレーオフ準決勝の北マケドニア代表に先発した。試合は守りを固める相手に対して数多くのチャンスを作りながら、得点が生まれない展開に。後半になってもゴールを奪うことはできず、延長戦突入かと思われた後半アディショナルタイム、一瞬の隙をつかれて北マケドニアに失点を許すと、そのまま0-1で敗れた。 早々にプレーオフから姿を消すことになり、2大会連続で本大会出場を逃したイタリア。試合後にイタリア『RAI Sport』からインタビューを受けたジョルジーニョは涙を流しながら複雑な心境を露わにしたが、立ち直ることが重要だとした。 「何が起こったか、説明するのは難しい。とても痛いよ。正直なところ、まだ信じられない。いつも試合を支配して、多くのチャンスを作り出していたのだから。しかし、残念ながらそのチャンスをものにすることができなかった」 「僕たちは昨夏のユーロで優勝して、良いサッカーをしていたのに…。でも、残念ながら最後の数試合には小さなミスがあり、そこから挽回することができなかった。その差が出たのだと思う」 また、ジョルジーニョはW杯欧州予選グループCで行われたスイス代表との2試合で、連続してPKを失敗してしまった件にも言及。自分の責任は重いと認め、一生後悔するだろうと語った。 「今でもそのことを思い出すと心が痛む。一生悩まされるだろうね。2度PKを蹴ったのに、チームや国の役に立てなかったことは、一生心に残ることであり重くのしかかる」 「皆は気持ちを切り替えて頑張ろうと言ってくれている。だけど、とても難しい」 2022.03.25 12:54 Friアーセナルの人気記事ランキング
1
アーセナルがフルミネンセのマルティネッリに関心か ジョルジーニョに似たゲームメイカー
アーセナルが、フルミネンセのブラジル人MFマテウス・マルティネッリ(19)に関心を持っているようだ。ブラジル『Globo Esporte』が報じている。 昨年末にフルミネンセの下部組織からトップチームデビューした2001年生まれのマルティネッリ。プレースタイルは、アーセナルがかつて獲得に動いたチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョに近く、フルミネンセのマルカン監督は「マルティネッリはゲームを読む力を持っており、30歳のような雰囲気だ」と高く評価している。 『Globo Esporte』によると、アーセナルは過去数カ月にわたってブラジルへスカウトを送っているようで、どのチームよりも先に動き出している模様。そのスカウトが目撃したかは定かではないが、今年2月に行われたブラジル・セリエAのゴイアス戦では2ゴールを挙げる活躍を披露しており、市場価値はすでに3500万ポンド(約52億4700万円)にまで上昇しているようだ。 あるブラジルメディアの取材において、マルティネッリは自身の去就について「ヨーロッパに行くことは全プレイヤーの夢。だけど今シーズンはまだやるべきことがある」とし、将来的な欧州進出の野望を明かしていた。 フルミネンセでは最近、U-17ブラジル代表FWカイキのマンチェスター・シティ移籍が迫っていることが報じられた。イギリス『ガーディアン』によると、1000万ユーロ(約12億7000万円)+インセンティブ(最大700万ユーロ)という条件で、来夏に5年契約を結ぶ見込みと伝えられている。 アーセナルが本格的に獲得に動くかどうかは、現在レアル・マドリーからレンタルしているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとスペイン代表MFダニ・セバージョスの去就次第だが、現在はマンチェスター・ユナイテッドも関心を示していると言われており、いずれにせよヨーロッパの舞台にやって来る日が遠くなさそうだ。 2021.04.15 21:15 Thu2
“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon3
中村俊輔に憧れたティアニー、古巣セルティックの日本人について冨安健洋から情報収集「トミと話をして、一緒に試合を観るけど…」
アーセナルのスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが、自身の古巣であるセルティックの日本人選手について言及した。スコットランド『サン』が伝えた。 スコットランド生まれのティアニーはセルティックのアカデミー出身。2016年1月に18歳でファーストチームに昇格すると、左サイドバックのレギュラーとしてプレー。公式戦170試合で8ゴール37アシストを記録した。 2019年8月にアーセナルに加入すると、ケガなどに悩まされながらも公式戦110試合で5ゴール13アシストを記録。今シーズンは途中出場なども多いが公式戦23試合で1ゴール1アシストを記録している。 ティアニーは今でもセルティックのファンとして知られるが、そのセルティックは昨シーズンから一気に日本人選手が増加。FW古橋亨梧をはじめ、FW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介、DF小林友希、DF岩田智輝と6名が所属。また、アンジェ・ポステコグルー監督もJリーグからやってきたこともあり、日本に縁が強くなっている一方で、チームもリーグ制覇を成し遂げるなど大きく結果を残している。 アーセナルでは日本代表DF冨安健洋とチームメイトであるティアニーは、古巣の日本人選手についてコメント。冨安にそれぞれの選手について教えてもらっていると明かした。 「トミとはよく話をする。僕は日本から来た選手のことはよく知らなかったし、先月サインした2人も同じだ。僕はJリーグを観ていないから、トミに情報と選手としての考えを聞いたんだ」 「前田大然はカタールで開催されたワールドカップの日本代表でトミと一緒にいたね。トミは契約した全ての選手についてポジティブなことを言っていたし、それを聞いてとても嬉しいよ」 また、冨安についてもコメント。両サイドバックでプレーする冨安はライバルにもなるが、良い関係を築いているようだ。 「彼も本当に素晴らしい選手だし、素晴らしいチームメイトだ。とても良い仲間だ」 「僕はいつもトミと話をして、トレーニング場ではセルティックの試合があれば一緒によく観ている。僕は、彼をセルティックのファンにしようとしているんだ(笑)」 ティアニーと言えば、幼少期に当時セルティックでスター選手だった元日本代表MF中村俊輔からスパイクをもらったエピソードが有名。同じ左利きのキックの名手に憧れていたことは有名だが、中村が多くの日本人の憧れでもあると語った。 「おかしな話だけど、僕がセルティックで子供の頃に中村俊輔からスパイクをもらった古い映像をトミが見たらしい。彼はずっと前から気がついていたんだ」 「中村は子供の頃のトミのヒーローの1人だったけど、それは世界中の多くの日本人選手と同じだと思うよ」 <span class="paragraph-title">【動画】中村俊輔からスパイクを手渡され驚いて固まる幼い頃のティアニー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A young Kieran Tierney beams after being handed boots by Celtic legend Shunsuke Nakamura <br><br>The look on his face ☺☺☺ <a href="https://t.co/HcB8hqFVE9">pic.twitter.com/HcB8hqFVE9</a></p>— Metro Sport (@Metro_Sport) <a href="https://twitter.com/Metro_Sport/status/1160512006736220160?ref_src=twsrc%5Etfw">August 11, 2019</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.26 19:35 Thu4
アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦
アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri5