途中出場モドリッチがスーペルゴラッソ! マドリーがS・ラモス帰還のベルナベウでセビージャにウノセロ勝利【ラ・リーガ】

2024.02.26 07:03 Mon
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ラ・リーガ第26節、レアル・マドリーvsセビージャが25日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが1-0で勝利した。

首位のマドリーは前節、ラージョとのマドリード自治州ダービーに臨み1-1のドローに終わった。勤続疲労によって攻撃のギアが上がらず、試合終了間際にはカルバハルが退場となるアクシデントにも見舞われ、ラージョと前回対戦に続くドロー決着となった。中6日と十分な休養期間を経て臨んだ15位のセビージャとのホームゲームでは前節から先発4人を変更。サスペンションのカマヴィンガと負傷のホセルに加え、モドリッチとフラン・ガルシアに代わってクロース、ロドリゴ、メンディ、負傷明けのリュディガーが起用された。

セルヒオ・ラモスのベルナベウ帰還に注目集まった名門対決。[3-5-2]の布陣で臨んだセビージャに対して、マドリーはブラヒム・ディアス、ロドリゴ、ヴィニシウスを3トップに配した[4-3-3]でスタートする。
後ろ重心の相手に対してボールの主導権を握って攻め手を窺うホームチーム。開始10分にはショートカウンターからヴィニシウスの絶妙な折り返しに反応したルーカス・バスケスがボックス内に抜け出し、GKに寄せられる寸前でボレーシュートを流し込む。だが、立ち上がりの先制点かに思われたこの場面はオンフィールド・レビューの末にカウンターの起点となったナチョの潰しの局面でのファウルを取られて取り消しに。

自陣に引きこもるセビージャの守備に対して、以降は外回りの攻撃を強いられるマドリー。ヴィニシウスとブラヒム・ディアスの両ウイングによる仕掛けやコンビネーションプレーでチャンスを窺うが、やや相手寄りの微妙な判定もあってリズムを掴めない。
スタンドのマドリディスタを含めてフラストレーションが募る状況が続くなか、39分にはチュアメニのボックス内での反転シュート、前半アディショナルタイムにはバルベルデの強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、GKニーランの好守に阻まれて前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。

迎えた後半、早い時間帯のゴールを目指すマドリーはいきなりの決定機。49分、右サイド深くに侵攻したブラヒム・ディアスが正確な右足のグラウンダークロスを供給。これをゴール前のバルベルデがワンタッチで合わせるが、これは惜しくも右ポストを叩いた。

一方、前半同様に手数をかけないカウンターでワンチャンスを狙うセビージャは52分にビッグチャンス。左サイド深くに抜け出したオリベル・トーレスのグラウンダーの折り返しを、ゴール前に走り込んだイザーク・ロメロがワンタッチで合わすが、これはGKルニンの見事な反応に阻まれる。

ここから試合がオープンになり始めると、マドリーは一気に攻勢を強める。54分には左からカットインしたロドリゴがDFセルヒオ・ラモスのスリップを利用してペナルティアーク付近に持ち込んで右足を振るが、これは枠の右。55分にはボックス右でボールを受けたヴィニシウスが左足のコントロールシュートをファーポストに蹴り込むが、これはGKニーランの見事な反応にはじき出される。

その後、試合は主審のふくらはぎ負傷というアクシデントによって第4審判が急遽代役を担うことに。数分間の中断を経て再開されると、再び膠着状態に陥る。

何とかゴールをこじ開けたいアンチェロッティ監督はナチョを下げてモドリッチを投入し、チュアメニをセンターバックに下げる。すると、百戦錬磨のマエストロがスーペルゴラッソで期待に応える。

81分、相手陣内中央右でバルベルデが浮き球のクロスを供給。ペナルティアーク付近でDFに撥ね返されたこぼれに反応したモドリッチは絶妙なファーストタッチで右へ持ち出してシュートコースを作って素早いヒザ下の振り抜きから右ポストの内側を掠める完璧なミドルシュートを突き刺した。

モドリッチの圧巻の一撃でようやくアウェイチームの堅守をこじ開けたマドリーは、ここからセバージョス、アルバロ・ロドリゲスの投入で試合を締めに入る。

そして、続けて攻撃的な選手を投入した相手のパワープレー気味の攻撃をリュディガーを中心にしっかりと撥ね返してウノセロ勝利。リーグ2戦ぶりの白星を収めた。

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ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、古巣の新指揮官候補と目されるレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督を推している。 今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官をすでに解任するなど厳しいシーズンとなったローマ。それでも、現在はクラウディオ・ラニエリ監督の下ではチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位と4ポイント差の7位まで盛り返している。 ただ、ラニエリ監督は来シーズンの続投を否定しており、クラブアドバイザーとして新指揮官の選考にも深く関与している。 理想的な候補として当初から報じられているのは、現役時代にジャッロロッシでカピターノを務め、スクデット獲得に貢献した現マドリー指揮官。 マドリーとの現行契約は2026年までとなっており、招へいは現実的ではないとの見方が強いが、ここにきてラ・リーガ、CLでの苦戦によって今季限りでの解任の可能性も取り沙汰されており、わずかながらチャンスも出てきた状況だ。 そんななか、クラブレジェンドのトッティ氏はイタリア『La Repubblica』でラニエリ監督の後任人事について意見を述べ、アンチェロッティ監督を歓迎している。 「アンチェロッティとモウリーニョは世界最高の指揮官だ。どちらが好みか? モウリーニョはすでに試した。もしアンチェロッティが検討しているなら、歓迎するだろうね」 なお、アンチェロッティ監督以外ではアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督などイタリア人指揮官を中心の複数の候補の名前が挙がるなか、渦中のラニエリ監督はイタリア『Il Messaggero』で「新監督の決定は間近だ」と具体的な名前は挙げていないものの、交渉が進んでいることを明かしている。 2025.04.10 07:30 Thu

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