マレーシアサッカー界を襲う衝撃の事件が続いている。マレーシア『Astroawani』が伝えた。
事件が起こったのは5日。セランゴールに所属するマレーシア代表FWファイサル・ハリムが、ショッピングモールをプライベートで訪れていた中、不審者2人に襲撃された。
犯人はファイサル・ハリムに対し、酸と思われるものを浴びせかけ、腕や身体を負傷。病院に緊急搬送され、そのまま手術を受けたという。
医師によれば、火傷は重度2ではなく4だったとのこと。顔にもかかっており、頬や鼻、口にも少し影響が出ており、動きや言葉にも既に影響が出ているとのこと。さらに、多く浴びてしまった左手の状態はかなり酷いとのことで、少なくともあと2回は手術を受けることとなったという。
少なくとも10日間は入院し、厳重な観察下で様子を見られるとのこと。また、回復次第だが、少なく見積もっても5〜6カ月はプレーできないとマレーシアサッカー協会(FAM)は見解を示しているという。
また、3日にはトレンガヌFCに所属するマレーシア代表FWアヒヤール・ラシドが自宅のマンションで襲われたとのこと。車から降りた直後、正体不明の人物に襲撃され、頭と身体を凶器で殴られたとのことだ。
代表選手が続けて襲撃されるという異常事態だが、警察は両方の事件の関係性を否定。また、「ブックメーカー」が関連して襲われたという噂に関しても否定しており、なぜ代表選手が襲撃されているのかは捜査中だという。
ファイサル・ハリムはマレーシアでは英雄的な扱いを受けており、マレーシア代表として29試合で14ゴールを記録しているウインガーだ。アヒヤール・ラシドもマレーシア代表として45試合で10ゴール。国を代表する両ウインガーを襲った事件の早期解決とともに、さらなる被害者が出ないことを願うばかりだ。
<span class="paragraph-title">【写真】酸をかけられた後、ベンチに腰掛けるファイサル・ハリム</span>
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<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="in" dir="ltr">Turut berduka cita untuk pemain sayap timnas Malaysia, Faisal Halim, yang baru saja disiram air keras oleh 2 orang tak dikenal yang mengendarai sepeda motor.<br><br>Faisal mengalami kejadian naas tersebut saat ia sedang mengajak keluarganya ke pusat perbelanjaan Damansara, Malaysia.… <a href="https://t.co/j8VH3B7IHf">pic.twitter.com/j8VH3B7IHf</a></p>— Extra Time Indonesia (@idextratime) <a href="https://twitter.com/idextratime/status/1787081151410209227?ref_src=twsrc%5Etfw">May 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>2024.05.08 11:32 Wed