「失点してはいけないところで失点した」不運もありながら同じ形で2失点…GK鈴木彩艶はそれでも前を向く「冷静にやるところはできた」
2024.01.20 09:05 Sat
2試合連続2失点となった鈴木彩艶
日本代表のGK鈴木彩艶(シント=トロイデン)が、敗戦に終わったイラク代表戦を振り返った。
2点をリードされた日本。攻め込むもフィニッシュワークが精度を欠くと、後半アディショナルタイムに遠藤航(リバプール)のゴールで1点を返すも、2-1で日本敗れ痛恨の黒星となった。
2試合続けてゴールを守った鈴木。試合後のメディア取材に応じ、試合については「結果を見ても敗戦ですし、内容どうこうよりも結果がついてこなかったことが非常に残念です」とコメントした。
分かっていながらもアイメンにやられてしまった日本。「フィジカルがあって、ロングボールにも強みがある選手なので、そこに対しての強さ、カバーのところは声を掛けながらやっていました」と語るが、「結果としてやられてしまったので、自分としては実力不足なのかなと思います」と、対応はしていたがうまくできなかったと振り返った。
1失点目の前にはアリ・ジャシム・エライビにパンチのあるミドルシュートを放たれていたが、鈴木はパンチングで対応。「ちょっと距離のあるボールでしたし、自分としてはブレるボールだったので、2、3人詰めてこようとしていましたし、確実に弾こうと思って弾きました」とプレーの選択を説明。ただ、そのスローインからの流れでの失点となった。
1失点目については「自分としてはファーサイドに飛び出さないよりは、飛び出して、ボールに体が反応したという感じでした」とコメント。「あそこに弾く、相手のいるところに弾いてしまったのは、意図的にどこかに弾こうという時間がなくて、反応するのが精一杯でした」と、最初の対応が限界だったと説明。「自分としては何かしらできたこともあると思ったので、しっかり反省しないといけないです」と、改めて映像を見て反省するとした。
2失点目は右サイドの菅原由勢(AZ)が相手に突破されると、そのまま持ち込まれて失点。アイメンには伊藤洋輝(シュツットガルト)がついていたがヘディングでやられた。
「右サイド崩された時に中のマークを見て、1枚入ってきている事は確認できていました。あそこまでボールを入れられるとみんながボールウォッチャーになって、僕もボールを見ないといけないので、マークのところは難しいです。チームとしては修正しなければいけない失点だったと思います」と鈴木は振り返った。
完全アウェイ、イラクの大観衆の中での試合については「こういう雰囲気の中で、相手も勢いを持ってやってくる事は共有できていました」と警戒はしていたが、「失点してはいけない時間帯に失点してしまいました」と、結果的に一番悪い形で失点することに繋がったという。
ただ、鈴木自身は冷静さを保てていたと振り返る。
「自分としては最後までやり続けるということは共有していましたし、1点入って望みを繋げられたので、次のゲームが大事になると思います」
「前回も失点シーンは悔しいものになりましたが、その上で失点した後のプレーは落ち着いてできていました。今日のゲームも失点は悔しいですが、冷静にやるところはできましたし、失点を減らさないといけないと思います」と自身としてはやれる部分はあったとコメント。不運さもありながら2試合連続2失点という中で、3戦目は何を見せてくれるだろうか。
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19日、アジアカップ2023グループD第2節のイラクvs日本がエデュケーション・シティ・スタジアムで行われ、2-1でイラクが勝利。イラクがグループステージ突破を決めた。初戦のベトナム代表戦で勝利した日本と、インドネシア代表戦で勝利したイラクの一戦。共に勝利すればグループステージ突破が決定する大事な一戦となった中、イラクが立ち上がりから押し込むことに。5分には左サイドを突破したクロスからアイメン・フセインがヘッドで合わせてイラクが先制する。前半アディショナルタイムには再び左サイドをイラクが仕掛けて、アイメンが2点目もヘッドで決める。2試合続けてゴールを守った鈴木。試合後のメディア取材に応じ、試合については「結果を見ても敗戦ですし、内容どうこうよりも結果がついてこなかったことが非常に残念です」とコメントした。
同じような形から2失点。日本の右サイドを崩されての失点となった中、「相手の18番(アイメン)のところを警戒しようと話はしていましたが、そこでやられてしまいましたし、前半の最初の時間帯と、最後の時間帯という相手が勢いをかけてきたところで、失点してはいけないところで失点していまいました」とコメント。取られ方も時間帯も良くなかったとした。
分かっていながらもアイメンにやられてしまった日本。「フィジカルがあって、ロングボールにも強みがある選手なので、そこに対しての強さ、カバーのところは声を掛けながらやっていました」と語るが、「結果としてやられてしまったので、自分としては実力不足なのかなと思います」と、対応はしていたがうまくできなかったと振り返った。
1失点目の前にはアリ・ジャシム・エライビにパンチのあるミドルシュートを放たれていたが、鈴木はパンチングで対応。「ちょっと距離のあるボールでしたし、自分としてはブレるボールだったので、2、3人詰めてこようとしていましたし、確実に弾こうと思って弾きました」とプレーの選択を説明。ただ、そのスローインからの流れでの失点となった。
1失点目については「自分としてはファーサイドに飛び出さないよりは、飛び出して、ボールに体が反応したという感じでした」とコメント。「あそこに弾く、相手のいるところに弾いてしまったのは、意図的にどこかに弾こうという時間がなくて、反応するのが精一杯でした」と、最初の対応が限界だったと説明。「自分としては何かしらできたこともあると思ったので、しっかり反省しないといけないです」と、改めて映像を見て反省するとした。
2失点目は右サイドの菅原由勢(AZ)が相手に突破されると、そのまま持ち込まれて失点。アイメンには伊藤洋輝(シュツットガルト)がついていたがヘディングでやられた。
「右サイド崩された時に中のマークを見て、1枚入ってきている事は確認できていました。あそこまでボールを入れられるとみんながボールウォッチャーになって、僕もボールを見ないといけないので、マークのところは難しいです。チームとしては修正しなければいけない失点だったと思います」と鈴木は振り返った。
完全アウェイ、イラクの大観衆の中での試合については「こういう雰囲気の中で、相手も勢いを持ってやってくる事は共有できていました」と警戒はしていたが、「失点してはいけない時間帯に失点してしまいました」と、結果的に一番悪い形で失点することに繋がったという。
ただ、鈴木自身は冷静さを保てていたと振り返る。
「自分としては最後までやり続けるということは共有していましたし、1点入って望みを繋げられたので、次のゲームが大事になると思います」
「前回も失点シーンは悔しいものになりましたが、その上で失点した後のプレーは落ち着いてできていました。今日のゲームも失点は悔しいですが、冷静にやるところはできましたし、失点を減らさないといけないと思います」と自身としてはやれる部分はあったとコメント。不運さもありながら2試合連続2失点という中で、3戦目は何を見せてくれるだろうか。
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日本サッカー協会(JFA)は20日、U-18日本代表のメンバー変更を発表した。 U-18日本代表からは、ケガのためFC東京 U-18のMF永野修都が離脱。ジェフユナイテッド千葉 U-18のDF谷田壮志朗が追加招集された。 U-18日本代表は21日から24日まで開催される「IBARAKI Next Generation Cup 2023」に出場。U-20関東大学選抜、U-22 ALL IBARAKI、U-18ウズベキスタン代表と対戦する。 2023.12.20 10:40 Wed4
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu5