「気にかけてくれているのが嬉しい」トルシエ監督が日本代表カメラに見せた姿にファンも感動「なんか泣けちゃう」「ありがとう」

2024.01.17 12:00 Wed
ベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督
©超ワールドサッカー
ベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督
ベトナム代表のフィリップ・トルシエ監督が、去り際にお茶目な姿を見せた。14日にアジアカップ2023グループD第1節で日本代表と対戦したベトナム。トルシエ監督にとって、かつて自身が指揮したこともある日本との対戦。圧倒的に日本が有利と見られた中で、一時は逆転に成功するなど善戦。その後は日本に勝ち越しを許したものの2-4という結果で終わった。

試合後には日本の森保一監督の肩を抱き寄せ、何かを語る場面もあったトルシエ監督だが、最後まで日本のことを気にかけていたようだ。
日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで、日本代表の裏側を伝える「Team Cam」が更新され、ベトナム戦の裏側が明かされた。

会見も終え帰路に就こうとしたトルシエ監督。乗り込むのは当然ベトナムのチームバスのはずだったが、日本のチームバスの方へ歩み寄って「こっち?」と質問。日本側のバスだと聞かされると、それは知らなかったととぼけたようなリアクションを見せ、ベトナムのチームバスの方へと去っていった。
かつて日本を指揮したトルシエ監督のお茶目な姿にはファンも注目。「後のトルシエの優しい笑顔が観れて最高でした。日本代表を気にかけてくれているところが嬉しいですね」、「バスに乗る前にトルシエが笑顔で見送ってるとこは胸熱で涙出た」、「ありがとうトルシエ」、「最後トルシエが来てくれて、日本の事を気にしてくれててなんか泣けちゃうね」、「ちょっと丸くなった?」など様々な反響が寄せられている。


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「これが見たかった」「色んな意味で熱い」かつては確執も…日本代表で共に戦ったトルシエ監督と現日本代表コーチの2ショット実現にファンも驚き「まじで感慨深い」

アジアカップの舞台で実現した2ショットが話題を呼んでいる。 12日に開幕を迎えたアジアカップ2023。3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表は、14日にグループD第1節でベトナム代表と対戦。かつて日本を指揮したフィリップ・トルシエ監督が率いる相手に一時は逆転を許す展開となったが、4-2で初陣を勝利で飾っていた。 試合直後には、トルシエ監督から日本の森保一監督に歩み寄り、ジェスチャーを交えて互いの健闘をたたえていた2人だったが、森保監督以外との2ショットも実現していた。 それは、日本代表の名波浩コーチとトルシエ監督の2ショットだ。アジアカップの公式X(旧ツイッター)が、トルシエ監督が笑顔で名波コーチの肩を抱き寄せる2ショットを披露している。 トルシエ監督が日本代表指揮官に就任した1998年頃に、代表の中心選手として活躍していた名波氏。1999年のコパ・アメリカでは試合後にトルシエ監督が名波氏を酷評し、その後名波氏が代表を辞退するということもあったが、2000年のアジアカップでは共闘を果たした。 すると、名波氏は大会最優秀選手に選ばれる大活躍で日本を優勝に導く。準々決勝のイラク代表戦で、中村俊輔氏のFKをダイレクトボレーで合わせたゴールは今でも語り草だ。 そんな2人の2ショットには、「犬猿の仲だったよね…」、「これが見たかった」、「これは胸熱」、「これは色んな意味で熱いな」、「2000年アジアカップ優勝時の監督と大会MVP」、「まじで感慨深い」とファンから多くの反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【写真】トルシエ監督と名波コーチの2ショットが実現!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="qme" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#フィリップ・トルシエ</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%90%8D%E6%B3%A2%E6%B5%A9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#名波浩</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%972023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アジアカップ2023</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/AsianCup2023?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#AsianCup2023</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/SAMURAIBLUE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#SAMURAIBLUE</a> <a href="https://t.co/70RseI1oaN">https://t.co/70RseI1oaN</a> <a href="https://t.co/EQHfrIplGC">pic.twitter.com/EQHfrIplGC</a></p>&mdash; #アジアカップ2023 公式 (@afcasiancup_jp) <a href="https://twitter.com/afcasiancup_jp/status/1747099476244795547?ref_src=twsrc%5Etfw">January 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.16 17:30 Tue
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初出場ポルトガル、ベトナムを2発撃破で歴史的W杯初勝利! GS突破懸けて運命のアメリカ戦へ【2023女子W杯】

27日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)グループE第2節のポルトガル女子代表vsベトナム女子代表がワイカト・スタジアム(ハミルトン)で行われ、ポルトガルが2-0で勝利を収めた。 ともにW杯初出場の両チームは、ポルトガルが第1節でオランダ女子代表に0-1と敗れ、ベトナムも優勝候補筆頭のアメリカ女子代表に0-3と完敗。第2節は他会場のアメリカvsオランダが1-1に終わり、この試合で敗れた方はグループステージ敗退が決まるという状況だ。 互いにW杯初得点・初勝利を目指すなか、立ち上がりは初戦でシュート「0」に終わったベトナムが前線から積極果敢なプレスをかけていく。すると2分、MFグエン・ティ・ビック・トゥイがボックス左角からのFKを直接狙い、W杯初シュートを記録した。 ポルトガルもすぐに反撃。4分、スルーパスに抜け出したFWジェシカ・シウバがベトナムGKチャン・ティ・キム・タンとの一対一から右足を振るも枠外に。5分にはMFキカ・ナザレスがゴール正面からのシュートをクロスバーの上へ外す。 それでも、ポルトガルは7分に先制。最終ラインの背後へ飛び出したDFルシア・アウベスのグラウンダークロスに右足ダイレクトで合わせたのはFWテルマ・エンカルナソン。記念すべきW杯初得点は21歳のストライカーによってもたらされた。 さらに21分には追加点。ボックス手前でエンカルナソンのスルーパスを受けたナザレスがワントラップから右足シュートをゴール左隅へと流し込んだ。 一方のベトナムは試合開始直後こそゴールを予感させたが、最初のシュートを浴びて以降は劣勢に。フィジカル・スピードで圧倒され続け、自陣の至る所で何度もドリブル突破を許すなど、なかなか反撃の糸口を見出せない。 それでも、ようやく42分にセットプレーの二次攻撃から、直後にはロングカウンターからフィニッシュまで持ち込む。45分にも連続攻撃からセカンドボールを拾い続けてセットプレーを獲得し、ゴールには繋がらずも、光明を見出して前半を終えた。 ところが、後半は2点リードで余裕を持ったポルトガルが落ち着いたゲーム運びを見せ、ベトナムに付け入る隙を与えない。ポルトガルはW杯初出場とはいえ、FIFAランキングは今大会初出場チームの中で最も高い21位。欧州予選で培った逞しさが光る。 ポルトガルは前半にも増して決定機を作るが、勝利を決定的とする3点目はなかなか奪えず。それでもフランシスコ・ネト監督はスコアラーのエンカルナソンとナザレスを下げるなど、グループ最終節のアメリカ戦を見据えた采配をとる。 結局、2-0でゲームを締めくくったポルトガルがベトナムを撃破し、記念すべきW杯初勝利を手中に。グループステージ突破に望みを繋ぎ、最終節のアメリカ戦へと向かう。 一方で、2連敗のベトナムはグループステージ敗退が決定。最終節では初勝利や初得点を懸け、オランダと対戦する。 グループEは第2節を終え、首位に勝ち点「4」のアメリカ、2位に同勝ち点でオランダ、3位に「3」のポルトガル、4位に「0」のベトナムとなっている。 ポルトガル女子代表 2-0 ベトナム女子代表 【ポルトガル】 テルマ・エンカルナソン(前7) キカ・ナザレス(前21) 2023.07.27 18:54 Thu
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なでしこが無失点3連勝!シュート打たせず、清水梨紗&守屋都弥のSB2人のゴールで最終予選行きが決定【パリ五輪アジア2次予選】

1日、パリ・オリンピックのアジア2次予選の第3戦が行われた。なでしこジャパンはベトナム女子代表と対戦し、2-0で勝利。3連勝で最終予選への切符を手にした。 ウズベキスタンで集中開催されている中、初戦でインド代表に7ゴールを奪って大勝。第2戦ではウズベキスタン女子代表との試合となり、2-0で勝利したが、お互いの思惑が合致したこともあり、最終予選を考慮してほとんどゴールを狙いに行かない戦いに終始していた。 それでも2連勝の日本は、首位で通過し、2024年2月に行われる最終予選で「2枠」を争う戦いに臨んでいきたい。 日本は[4-3-3]のシステムで臨み、GKには田中桃子を起用し、3試合で3人を起用することに。、最終ラインは右からDF清水梨紗、DF高橋はな、DF南萌華、DF遠藤純と並び、アンカーにMF熊谷紗希、インサイドにMF長野風花、MF長谷川唯が入り、右にFW千葉玲海菜、左にMF宮澤ひなたを配置。トップにFW田中美南を起用した。 ベトナムは2位に入って最終予選に進むためには勝利が必要な試合。しっかりと日本対策をおこなってきたのか、マン・ツー・マンディフェンスと寄せの早さを見せて、日本のずらしていくポジショニングに惑わされずにプレーしていく。 ベトナムに決定機こそ作らせない日本だったが、効果的な攻撃の形があまり作れない。それでも17分、左から長野がクロスを上げると千葉がボックス内でヘッド。シュートは枠を捉えるがGKがパンチングで防いでゴールを許さない。 それでも25分にはボックス手前で熊谷からのパスを受けた田中美がターンして左足を振るが、これは威力がなくGKがセーブする。 日本はパスこそ繋げるものの、ベトナムの早い寄せの前に良い形でボールを繋げず。また、ピッチの問題でボールが転がらないこともあり、距離が遠いためになかなか決定機を作るに至らない。 35分には左サイドの遠藤へ展開。ダイレクトでスペースにパスを出すと、走り込んだ宮澤がダイレクトでラインギリギリで折り返すが、これはGKにキャッチされる。 攻めあぐねていた中、日本は40分についにスコアを動かすことに。高い位置で宮澤がプレスをかけると、熊谷と長谷川で挟んでボール奪うと、ボックス手前に走り込んだ千葉に長谷川がパス。千葉が左でフリーの宮澤に展開。ボックス内でGKと一対一になると、最後はグラウンダーのパスを清水が走り込んで押し込み、日本がなんとか先制する。 苦しみながらも先制した中、45分にはあわやというシーン。右CKからのクロスがゴールに向かうと、GK田中桃も届かないコースに飛ぶが、わずかに枠を外れていく。 前半はなんとか1点リードで終えた日本。ハーフタイムに高橋と千葉を下げて、守屋都弥、三宅史織を投入。守屋が右サイドバック、三宅が左サイドバックに入り、清水がセンターバック、遠藤が右ウイングに入ることとなった。 すると53分に日本が追加点。CKから少しずらして長谷川が右サイドからクロス。GKが足でクリアするも、ボックス内での浮き球を三宅が競り合い、こぼれ球を熊谷が粘って、最後は守屋が押し込み追加点を奪う。 59分にはスペースを上がった守屋がパスをリターン。遠藤がボックス内からシュートも、相手DFに当たりゴールとはならない。61分にもクリアボールを繋ぐと、長谷川が持ち込んでシュートも、GKがセーブする。 日本は67分に熊谷を下げてドリブルが特長の中嶋淑乃を起用。アンカーに長野が下がり、宮澤がインサイドハーフへ。中嶋が左ウイングに入った。なお、キャプテンマークは清水に渡った。 さらに79分には遠藤、宮澤を下げて杉田妃和、林穂之香を投入。終盤にかけても選手を入れ替えてゴールに迫っていく。すると84分にはボックス手前で直接FKを獲得。これを長谷川が狙っていくが、シュートは枠を越えていった。 89分には、先ほどからやや内側でFKを獲得。この度は林が直接狙うも壁に直撃。そこからプレスをかけて攻めていき、最後は左サイドの中嶋がカットインからシュートもGKがセーブする。 結局3点目は奪えなかったものの、日本はベトナムにシュートを打たせずに勝利。3連勝で最終予選へ駒を進めた。 なでしこジャパン 2-0 ベトナム女子代表 1-0:40分 清水梨紗(日本) 2-0:53分 守屋都弥(日本) ◆なでしこジャパンメンバー GK:田中桃子(東京NB) DF:清水梨紗(ウェストハム)、高橋はな(浦和L)[→HT 守屋都弥(I神戸)]、南萌華(ローマ)、遠藤純(エンジェル・シティ)[→79分 杉田妃和(ポートランド・ソーンズ)] MF:長野風花(リバプール)、熊谷紗希(ローマ)[→67分 中嶋淑乃(S広島R)]、長谷川唯(マンチェスター・シティ) FW:千葉玲海菜(千葉L)[→HT 三宅史織(I神戸)]、田中美南(I神戸)、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド)[→79分 林穂之香(ウェストハム)] 2023.11.01 20:50 Wed

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