長崎が生え抜きMF五月田星矢の復帰を発表、今季途中からJFLの滋賀で修行 「チームの中心的選手になれるように積極的にトライしていきます!」

2023.12.26 16:27 Tue
長崎に復帰する五月田星矢
©︎J.LEAGUE
長崎に復帰する五月田星矢
V・ファーレン長崎は26日、日本フットボールリーグ(JFL)のレイラック滋賀FCへ期限付き移籍していたMF五月田星矢(21)の復帰を発表した。
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長崎県出身の五月田は長崎の下部組織から2021年にトップチームへ昇格。3年目の今シーズンは8月までに明治安田生命J2リーグで9試合に出場したが、その後は滋賀へ期限付き移籍となりJFLで3試合プレーした。五月田は両クラブを通じてコメントしている。
◆レイラック滋賀
「来シーズンは長崎でプレーすることになりました。遅くなりましたが、まずは短い間でしたがありがとうございました。初めての移籍ということもあって不安なことだらけでしたが、クラブ、選手、サポーター、皆さんに快く迎え入れて貰えて感謝しています」

「滋賀にJクラブを作りたい。その一心でプレーしましたが、その目標を達成することはできませんでした。個人的にも思い描いていた結果とはならず、本当に不甲斐なく思っています。ですが、新しい環境に身を置くことで、今までになかったサッカー観や、生活観を身につけること、滋賀に来たからこそ出逢えた人達から多くの刺激を受け成長することができました。長崎に戻ってもここで感じた思いや経験を活かして活躍できるように精進して行きます!」
「滋賀にはまだJクラブがなく、クラブ、選手、サポーターの方、スポンサー、県民の皆さんが心から滋賀にJクラブを作りたいと望んでいると思いますし、このクラブにはその可能性を強く秘めていると思うので、これからも陰ながら応援させてもらいます! 本当にありがとうございました!」

◆V・ファーレン長崎
「来シーズンは長崎でプレーさせてもらうことになりました。僕自身初めての移籍という経験をして、思い通りにいく結果とはなりませんでしたが、新しい環境、新しい人達との出会いによって沢山の刺激を受け、成長できた部分は多くありました」

「長崎がJ1昇格する為にはクラブ組織としてもっと強くなる必要があると感じています。その為には、アカデミー出身者である自分がチームを引っ張る気持ちと昇格させるという強い覚悟と責任を持って、闘う必要があると思います」

「個人としては、攻守に渡って献身的にプレーし、チームの中心的選手になれるように積極的にトライしていきます! そして、クラブ関係者、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様とチームを支えてくれている全ての方々と来シーズンこそは必ずJ1昇格という目標を達成し、恩返しをしたいと思います! 来シーズンも熱い応援をよろしくお願いします!」

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首位・町田、3位・清水は揃ってゴールレスドロー…PO圏の“九州ダービー”も2-2の痛み分け 【明治安田J2第33節】

3日、明治安田生命J2リーグ第33節の9試合が全国各地で行われた。 首位のFC町田ゼルビア(勝ち点66)は、7位のザスパクサツ群馬(勝ち点47)と対戦。2位以下との勝ち点差を広げておきたいところだった。 町田はアウェイでの入りもよく、押し込んでいく中、群馬もしっかりと対応していく。 それでも最初のチャンスは町田。8分、群馬のクリアミスを奪うと、ボックス手前から平河悠が左足シュート。これをGKがセーブするも、藤尾翔太が詰めていくが、シュートはクロスバーに直撃してゴールとはならない。 中々攻め込めない群馬は41分にチャンス。左CKからショートコーナーとすると、天笠泰輝の左足クロスをフリーの城和隼颯がヘッド。しかし、これは枠を越えて行ってしまう。 ゴールが生まれないものの、熱い戦いが繰り広げられた試合だが、時間ばかりが経過。互いに交代選手も使って流れを掴みにいく。 終盤には勝ち点3を目指す両チームが激しく攻め合うことに。80分には右サイドを攻めた町田の鈴木準弥がクロス。これがゴールに向かっていくが、GK櫛引政敏がなんとかセーブする。さらに、この流れのCKからミッチェル・デュークがボックス内でボレーも、枠を越えていく。 終盤までスコアが動かない中、群馬はアディショナルタイムを含めて猛攻。89分には投入されたばかりのDF畑尾大翔が内田達也のロングスルーパスに抜け出してボックス内からシュートも、枠を大きく外れる。 終盤にかけて猛攻を仕掛けた群馬はラストプレーでビッグチャンス。左サイドからの白石のクロスを風間宏希が収めてボックスシュート。ブロックしたこぼれ球をボックス内で拾った畑尾がシュートフェイントで1人をかわし、シュートを放ったが、ゴール左に外れてしまいゴールならず。その直後にホイッスルがなり、0-0のゴールレスドローに終わった。 3位の清水エスパルス(勝ち点56)は、17位の徳島ヴォルティス(勝ち点36)と対戦。突然坊主姿になった秋葉忠宏監督の風貌も話題となった清水は、勝利して上位との差を詰めていきたいところだった。 開始5分、清水は大きな展開からカルリーニョス・ジュニオが見事なトラップから強烈シュート。しかし、これは枠を捉えられない。徳島は25分に左CKからのクリアボールをルイズミ・ケサダがダイレクトシュートも枠を外れていく。 ゴールが生まれない中で清水はCKからチャンス。50分、山原怜音のクロスをチアゴ・サンタナがフリック。ファーサイドで高橋祐治が詰めるが枠を越える。さらに58分には、左からの山原のクロスがクリアされるが、ボックス手前で待っていた白崎凌兵がダイレクトで落とし、最後は原輝綺が右足一閃。しかし、これはGKが正面でセーブする。 徳島は64分、右サイドをえぐると杉本太郎のクロスをボックス中央で待っていた森海渡が落ち着いてシュート。枠を捉えたが、これはGK権田修一が横っ飛びでセーブすると、徳島は78分にもビッグチャンス。棚橋尭士がボックスないから反転シュートも、左ポストを直撃してゴールにはならない。 結局そのまま試合は終了。両チーム共にゴールなく、0-0のゴールレスドローに終わった。 昇格プレーオフ圏内の5位のV・ファーレン長崎(勝ち点50)と6位の大分トリニータ(勝ち点49)の“九州ダービー”は2-2のドローに終わった。 21分、長崎はフアンマ・デルガドのゴールで先制。1-0で迎えた後半には、66分にマテウス・ジェズスのゴールで追加点を奪う。2点ビハインドとなった大分。勝てば順位が入れ替わるところだったが、70分に野村直輝、79分に長沢駿が連続ゴール。追いつくと、その後は互いに譲らずに2-2のドロー。熾烈な昇格争いはまだまだ続くことになった。 なお、下位では最下位の大宮アルディージャ(勝ち点26)が8位のモンテディオ山形(勝ち点47)と対戦。残留に向けて非常に厳しい状況となっている大宮だが、ゴールレスで迎えた後半に先制する。 53分、右サイドを崩すと、高柳郁弥のパスをニアゾーンで受けた小島幹敏が折り返すと、ボックス中央で待ち構えたシュヴィルツォクが落ち着いて流し込み先制する。 大きな勝ち点3を目指していたが、61分にはイサカ・ゼインがボックス内右からクロス。これをGK笠原昂史が触ると、こぼれ球を後藤優介が蹴り込み、山形が同点に。その後は両チームともゴールを決められず、1-1の引き分けに終わった。 ◆明治安田生命J2リーグ第33節 ▽9/3 V・ファーレン長崎 2-2 大分トリニータ いわきFC 1-2 ファジアーノ岡山 清水エスパルス 0-0 徳島ヴォルティス ベガルタ仙台 0-0 ヴァンフォーレ甲府 モンテディオ山形 1-1 大宮アルディージャ 栃木SC 2-0 藤枝MYFC ザスパクサツ群馬 0-0 FC町田ゼルビア ジェフユナイテッド千葉 1-0 ロアッソ熊本 レノファ山口FC 1-2 水戸ホーリーホック ▽9/2 ブラウブリッツ秋田 1-1 ジュビロ磐田 ツエーゲン金沢 0-3 東京ヴェルディ 2023.09.03 21:30 Sun

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