低迷続くG大阪が改革!「フットボール本部」を新設し、本部長には2022シーズンに指揮した松田浩氏が就任

2023.12.20 09:30 Wed
©︎J.LEAGUE
ガンバ大阪は20日、「フットボール本部」の新たな設置を発表。スタッフの入れ替えも併せて発表した。

2005年に初のJ1優勝を果たすと、その後は、リーグかっぷや天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)を制するなど、国内の強豪クラブに成長。2014年には長谷川健太監督(現:名古屋グランパス監督)の下、3冠も達成していた。

しかし、2016年以降はタイトルとは無縁。加えて、残留争いに巻き込まれるシーズンが続くなど、苦しい時期が続いていた。
そんな中「ガンバ大阪のサッカースタイルを構築し、強く、魅力あるチーム作りを目指すため」に「フットボール本部」の設置を発表。声明を発表するとともに、本部長にはかつて監督も務めた松田浩氏を招へいすることも発表した。

「このたび、ガンバ大阪のサッカースタイルを構築し、強く、魅力あるチーム作りを目指すため、新たに「フットボール本部」を設置することを、お知らせいたします」
「ガンバ大阪として2016年以降はタイトルの獲得に至らず、特にこの数年の厳しいチーム戦績について、ご心配をお掛けしておりますことを、大変に心苦しく、悔しく思っております」

「フットボールの進化は早く、グローバル競争が激化する中で、戦術のアップデートサイクルの短期化、若手選手の早期の海外移籍等の移籍、育成スキームの変化、海外戦略の重要度の高まりなど、フットボールにおけるマネジメントの強化が必要になっています」

「クラブのフットボールマネジメントの抜本的改革に向けて、これまで、強化(トップチーム)、アカデミー(ユース、ジュニアユース)、普及(スクール)、がそれぞれの部門として活動をして参りましたが、これを束ね、トップから一貫したガンバ大阪のサッカースタイルを構築し、戦略的にフットボールをつくりあげていくことを目的として、フットボール本部を設置することと致しました」

「新設するフットボール本部の本部長には、Jリーグ監督やJFAインストラクター等の経験が豊富な松田浩氏を招聘し、来季に向け、継続してガンバ大阪としてのフットボールの構築に取り組みます」

「詳細につきましては、1月の新体制発表会において説明を予定しております。必ずや来シーズンは皆さんと喜び合えるよう、取り組んで参ります。引き続きの、ご支援・ご声援を賜りたく、お願い申し上げます」

これまで強化・アカデミー担当 取締役を務めていた和田昌裕氏が退任しツエーゲン金沢のゼネラルマネージャーに就任。アカデミーダイレクターの松波正信氏は退任した。

また、強化部長や広報部長を務めた梶居勝志氏が強化部長に、JFAで長らく育成年代に携わった星原隆昭氏がアカデミーダイレクターに就任した。

フットボール本部長に就任した松田氏のコメントは以下の通り。

「この度、ガンバ大阪 フットボール本部 本部長に就任させていただきました松田です。このような形でまたこのクラブにご縁をいただき、責任の重さを感じるとともに、たいへん身の引き締まる思いでおります」

「ガンバ大阪というクラブの重み、またこのクラブの歴史やスタイルを念頭に、クラブのフィロソフィーやこれからのビジョンを明確にし、より強くたくましいクラブにしていきたいと思っております」

「ガンバ大阪を支えてくださる皆様に喜んでいただけるよう、より多くの勝利を届けることで皆様とたくさんの喜びを分かち合えるよう頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします」

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中島翔哉に続いてG大阪注目株も! 川崎修平、ポルティモネンセ完全移籍が決定

ガンバ大阪は26日、FW川崎修平(20)がポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍で加わると発表した。 G大阪ユース出身の川崎は重心の低いドリブルからのシュートが武器のアタッカーで、2種登録選手として2019年6月にU-23チームでプロデビュー。昨季に正式昇格を果たすと、ルーキーイヤーから明治安田生命J1リーグ15試合に出場した。 今季はJ1リーグ3試合の出場で無得点だが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループステージ第5節のタンピネス戦でハットトリックを成し遂げるなどの活躍。G大阪でこれからが期待される逸材だったが、欧州での勝負を決断した。 現地メディアでも事前にポルティモネンセ移籍が取り沙汰され、2026年6月末までの5年契約での加入とみられる川崎。今週末の現地入りも噂されるパリ・オリンピック世代のアタッカーはクラブを通じて、感謝の言葉とともに活躍を誓った。 「この度、ポルトガルのポルティモネンセSCに移籍することになりました。ガンバ大阪では約7年半お世話になり、ジュニアユース、ユースの6年間はたくさん悔しい思いをしてきましたが、たくさん色んな人に助けてもらい成長できました」 「そしてユースの最後の年に森下監督と出会い、腐りかけていた自分を大きく変えてもらい、プロになる事ができました。U-23の森下監督とトップチームの宮本監督、松波監督には、プロでの厳しさ、辛さ、楽しさを教えていただき感謝の気持ちでいっぱいです」 「ポルトガルに行ってもその初心を忘れずに覚悟を持って頑張りたいと思います。ガンバ大阪での7年半、お世話になったコーチ陣の方々、スタッフの方々、チームメイトの方々、そしてサポーターの皆様、本当にありがとうございました」 なお、これまでも多くの日本人プレーヤーが所属したことでも知られるポルティモネンセには現在、日本代表GK中村航輔が在籍。先日には元日本代表FW中島翔哉の復帰も決定している。 2021.08.26 17:30 Thu
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G大阪育成出身FW川崎修平、ポルティモネンセ移籍か…パリ五輪世代のアタッカー

ガンバ大阪の注目株がブレイクを待たずしてポルトガルに戦いの場を移すようだ。 その選手とはプロ2年目のFW川崎修平(20)だ。G大阪ユース出身で、重心の低いドリブルからのシュートが武器のアタッカーは2種登録選手として2019年6月にU-23チームでプロデビューを果たすと、昨季に正式昇格。ルーキーイヤーから明治安田生命J1リーグ15試合に出場した。 今季もAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2021グループステージ第5節のタンピネス戦でハットトリックを成し遂げ、才能を片鱗を見せたが、ここまでJ1リーグ3試合の出場にとどまり、無得点。G大阪でのこれからが期待される注目株だったが、今夏にも欧州挑戦を果たす模様だ。 そう報じたのはポルトガル『SIC Noticias』。UAEの強豪アル・アインやウクライナの名門シャフタール・ドネツク、そして昨季のラ・リーガ王者アトレティコ・マドリーからの関心もあるとされる川崎だが、ポルトガル1部のポルティモネンセが争奪戦を制したという。 パリ・オリンピック世代でもある川崎は今週末にも現地入りして、ポルティモネンセと2026年6月末までの5年契約を結ぶ見込み。4000万ユーロ(約51億5000万円)の契約解除条項も設定されての移籍になるようだ。 2021.08.25 14:50 Wed

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